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第三十三章 二年生
千二百八十三話 続いて荷物講習です
僕たちは後片付けをして、全員で訓練場に移動します。
すると、受付のお姉さんが申し訳無さそうに僕たちを待っていたのです。
何か問題でもあったのかな?
「実は、この後行われる薬草採取講習を担当する予定だったおじいさんが、急遽どうしても外せない用事が出来てしまったとのことです。そこで、薬草採取講習の講師をお願い……」
「ふふふ、薬草採取のことならリズにお任せだよ!」
薬草採取名人を目指しているリズが、受付のお姉さんが全部話す前に答えていました。
ミカエルたちもやる気満々だし、困っている人がいるのなら手助けしないと。
そのまま薬草採取講習の講師を受けることになり、エリちゃんたちも受講することになりました。
ついでに、いま初心者講習を受けている新人冒険者にもアナウンスしても良いそうです。
そうこうしている間に新人冒険者が集まってきたので、さっそく荷物講習の前にアナウンスをしましょう。
「この後……」
「新人冒険者向け講習の後に薬草採取講習があるけど、お兄ちゃんとリズが講師をすることになったんだよ! 講習参加の受付はまだやっているから、新人冒険者向け講習が終わったら受付に言ってね」
リズよ、僕が説明する前に全部喋っちゃ駄目でしょう。
苦笑いをしている僕を、サンディたちも苦笑していました。
とはいえ、僕とリズが講師をするという宣伝効果はとても大きく、殆どの新人冒険者が薬草採取講習を受けようとしていました。
でも、その前にきちんと新人冒険者向け講習を終了させないとね。
「では、これから荷物講習を始めます。冒険者は様々な依頼を受けますが、依頼内容によって持ち運ぶ荷物は変わります。また、街中なのか野外なのかでも持ち運ぶ荷物は変わります。事前に、この依頼はどんな荷物が必要なのかを確認することが大切です。受付のお姉さんも教えてくれるので、積極的に質問しましょう」
質問するのは悪いことではないし、情報料は受付のお姉さんに聞けばタダだもんね。
それに、野外で活動する時に荷物選択に失敗すると、命の危険性が高くなります。
「特に、野外で活動する時は水を確保することを忘れずに行いましょう。水魔法が使える人がいれば良いですが、そうでなければ水筒などに水を入れましょう。一日くらい何も食べなくても死ぬことはないですが、水分不足はとっても危険です」
水の重要性を説明すると、新人冒険者はかなり真剣な表情に変わりました。
命の危険性に繋がる話だし、まさか水がそこまで重要だと思っていなかったみたいです。
王都は比較的井戸なども豊富にあるから、水は身近にあるもんね。
「これも命の危険に繋がることですが、回復魔法が使えない場合はポーションや毒消しポーションを用意しましょう。思いがけないことで怪我や病気になりますので、事前に備えておくことが大切です。また、傷は清潔な水で洗い流して包帯などで止血しましょう。汚いままにしておくと、病気に繋がります」
僕とリズは「双翼の天使様」という二つ名を貰うほどの治癒師で、ミカエルやブリットなども治癒師として確かな腕を持っています。
だからこそ、何気ないことで怪我をしてそこから大きな病気に繋がった人を治療してきました。
ポーションや毒消しポーションでは完治できないかもしれないけど、症状の軽減には繋がります。
冒険者活動も命あってのものだから、怪我とかを甘くみないようにしましょうね。
「また、荷物講習の一環として説明しますが、服装もとても大切です。中には露出の多い服を着ている人もいますが、大抵は経験豊かな冒険者で自分のことを分かっています。冒険者ギルドの売店でも服を売っていますので、服装に困ったら相談してみるのも良いでしょう」
僕たちは、ティナおばあさまや大人が選んだ冒険者服や騎士服を着たりします。
エリちゃんも、今日は赤を基調とした子ども向けの騎士服を身に纏っています。
草や枝などで怪我をすることもあるし、服装もとっても大事ですよ。
すると、受付のお姉さんが申し訳無さそうに僕たちを待っていたのです。
何か問題でもあったのかな?
「実は、この後行われる薬草採取講習を担当する予定だったおじいさんが、急遽どうしても外せない用事が出来てしまったとのことです。そこで、薬草採取講習の講師をお願い……」
「ふふふ、薬草採取のことならリズにお任せだよ!」
薬草採取名人を目指しているリズが、受付のお姉さんが全部話す前に答えていました。
ミカエルたちもやる気満々だし、困っている人がいるのなら手助けしないと。
そのまま薬草採取講習の講師を受けることになり、エリちゃんたちも受講することになりました。
ついでに、いま初心者講習を受けている新人冒険者にもアナウンスしても良いそうです。
そうこうしている間に新人冒険者が集まってきたので、さっそく荷物講習の前にアナウンスをしましょう。
「この後……」
「新人冒険者向け講習の後に薬草採取講習があるけど、お兄ちゃんとリズが講師をすることになったんだよ! 講習参加の受付はまだやっているから、新人冒険者向け講習が終わったら受付に言ってね」
リズよ、僕が説明する前に全部喋っちゃ駄目でしょう。
苦笑いをしている僕を、サンディたちも苦笑していました。
とはいえ、僕とリズが講師をするという宣伝効果はとても大きく、殆どの新人冒険者が薬草採取講習を受けようとしていました。
でも、その前にきちんと新人冒険者向け講習を終了させないとね。
「では、これから荷物講習を始めます。冒険者は様々な依頼を受けますが、依頼内容によって持ち運ぶ荷物は変わります。また、街中なのか野外なのかでも持ち運ぶ荷物は変わります。事前に、この依頼はどんな荷物が必要なのかを確認することが大切です。受付のお姉さんも教えてくれるので、積極的に質問しましょう」
質問するのは悪いことではないし、情報料は受付のお姉さんに聞けばタダだもんね。
それに、野外で活動する時に荷物選択に失敗すると、命の危険性が高くなります。
「特に、野外で活動する時は水を確保することを忘れずに行いましょう。水魔法が使える人がいれば良いですが、そうでなければ水筒などに水を入れましょう。一日くらい何も食べなくても死ぬことはないですが、水分不足はとっても危険です」
水の重要性を説明すると、新人冒険者はかなり真剣な表情に変わりました。
命の危険性に繋がる話だし、まさか水がそこまで重要だと思っていなかったみたいです。
王都は比較的井戸なども豊富にあるから、水は身近にあるもんね。
「これも命の危険に繋がることですが、回復魔法が使えない場合はポーションや毒消しポーションを用意しましょう。思いがけないことで怪我や病気になりますので、事前に備えておくことが大切です。また、傷は清潔な水で洗い流して包帯などで止血しましょう。汚いままにしておくと、病気に繋がります」
僕とリズは「双翼の天使様」という二つ名を貰うほどの治癒師で、ミカエルやブリットなども治癒師として確かな腕を持っています。
だからこそ、何気ないことで怪我をしてそこから大きな病気に繋がった人を治療してきました。
ポーションや毒消しポーションでは完治できないかもしれないけど、症状の軽減には繋がります。
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「また、荷物講習の一環として説明しますが、服装もとても大切です。中には露出の多い服を着ている人もいますが、大抵は経験豊かな冒険者で自分のことを分かっています。冒険者ギルドの売店でも服を売っていますので、服装に困ったら相談してみるのも良いでしょう」
僕たちは、ティナおばあさまや大人が選んだ冒険者服や騎士服を着たりします。
エリちゃんも、今日は赤を基調とした子ども向けの騎士服を身に纏っています。
草や枝などで怪我をすることもあるし、服装もとっても大事ですよ。
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