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第三十三章 二年生
千二百九十五話 帝国と共和国の来賓を迎えに行きます
僕がゲートを繋いで向かったのは、王国と友好国の帝国です。
皇城のいつものところにゲートを繋ぐと、既に皇族の人たちが僕を待っていてくれました。
「アレクお兄さん、おはよう」
「「「おはよー!」」」
リルムを始めとした皇族の子どもたちが、元気よく僕に姿を現しました。
全員着替えを終えていて、準備万端って感じですね。
「皇帝陛下、本日は宜しくお願いします」
「こちらこそ、結婚式に招いてもらい光栄だ。宜しく頼むぞ」
皇帝陛下も、とても表情が明るいですね。
皇妃様とケイリさんも、いつもに増してニコニコしていました。
では、さっそく王城にゲートを繋いで案内しましょう。
「これは、皇帝陛下ではありませんか。わざわざ遠くからお出で頂き、本当にありがとうございます」
「こちらこそ、招待頂き感謝する。ティナ様もお元気で何よりだ」
「ふふ、孫と賑やかに暮らしておりますので」
王城に着くと、ティナおばあさまが僕たちを出迎えてくれました。
お互いに穏やかに話をしているけど、ティナおばあさまのいう賑やかな孫に僕が含まれないのを祈るばかりです。
「「「おはよー!」」」
「「「おはよー!」」」
いつの間にか、王家のちびっ子と皇族のちびっ子が仲良く挨拶をしていました。
暫くは勉強部屋に子どもたちを集めることになっているので、王家のちびっ子が皇族のちびっ子を連れていきました。
取り敢えず、これで帝国側は完了ですね。
今度は、共和国に行かないと。
「ティナおばあさま、共和国に行ってきます」
「アレク君、気をつけてね」
僕は、ティナおばあさまに手を振りながら共和国に繋いだゲートを潜りました。
共和国の議事堂に到着すると、直ぐに兵が応接室に案内してくれました。
どよーん……
なんと、応接室に行くと俯いて打ちのめされているクレイモアさんの姿があったのです。
何となく予想がついているけど、念の為にクレイモアさんの弟さんに聞いてみましょう。
「その、昨夜行われたお見合いに失敗してしまいまして。お酒を飲んで醜態を晒してしまったんです」
ジェットさんも、もう打つ手無しだそうです。
酒癖が悪いのがクレイモアの欠点で、今回も途中まで上手くいっていたのに調子に乗ってお酒を飲みすぎてしまったそうです。
うん、そりゃどよーんとした状態になるよね。
でも、移動しないといけないので、何とか動いてもらいました。
しかし、悲劇はまだ続いたのです。
それは、王城に着いた時のことでした。
ティナおばあさまと何とか復活したクレイモアさんが話していた内容を、ちびっ子たちが聞いてしまったのです。
「「「また、駄目だったの?」」」
「はう……」
ちびっ子たちに悪気はないのだけど、またとか言っちゃ駄目ですよ。
クレイモアさんは、再びどよーんとしてしまったのです。
「あのね、何回も失敗している人にまたとか言っちゃ駄目なんだよ」
「「「ごめんなさい……」」」
僕が苦笑しながらちびっ子たちに指摘すると、ちびっ子たちは直ぐにクレイモアさんに謝っていました。
しかし、何回目のお見合い失敗なのかと、僕は心の中で思ってしまいました。
クレイモアさんに春が訪れるのは、一体いつになるのだろうね。
皇城のいつものところにゲートを繋ぐと、既に皇族の人たちが僕を待っていてくれました。
「アレクお兄さん、おはよう」
「「「おはよー!」」」
リルムを始めとした皇族の子どもたちが、元気よく僕に姿を現しました。
全員着替えを終えていて、準備万端って感じですね。
「皇帝陛下、本日は宜しくお願いします」
「こちらこそ、結婚式に招いてもらい光栄だ。宜しく頼むぞ」
皇帝陛下も、とても表情が明るいですね。
皇妃様とケイリさんも、いつもに増してニコニコしていました。
では、さっそく王城にゲートを繋いで案内しましょう。
「これは、皇帝陛下ではありませんか。わざわざ遠くからお出で頂き、本当にありがとうございます」
「こちらこそ、招待頂き感謝する。ティナ様もお元気で何よりだ」
「ふふ、孫と賑やかに暮らしておりますので」
王城に着くと、ティナおばあさまが僕たちを出迎えてくれました。
お互いに穏やかに話をしているけど、ティナおばあさまのいう賑やかな孫に僕が含まれないのを祈るばかりです。
「「「おはよー!」」」
「「「おはよー!」」」
いつの間にか、王家のちびっ子と皇族のちびっ子が仲良く挨拶をしていました。
暫くは勉強部屋に子どもたちを集めることになっているので、王家のちびっ子が皇族のちびっ子を連れていきました。
取り敢えず、これで帝国側は完了ですね。
今度は、共和国に行かないと。
「ティナおばあさま、共和国に行ってきます」
「アレク君、気をつけてね」
僕は、ティナおばあさまに手を振りながら共和国に繋いだゲートを潜りました。
共和国の議事堂に到着すると、直ぐに兵が応接室に案内してくれました。
どよーん……
なんと、応接室に行くと俯いて打ちのめされているクレイモアさんの姿があったのです。
何となく予想がついているけど、念の為にクレイモアさんの弟さんに聞いてみましょう。
「その、昨夜行われたお見合いに失敗してしまいまして。お酒を飲んで醜態を晒してしまったんです」
ジェットさんも、もう打つ手無しだそうです。
酒癖が悪いのがクレイモアの欠点で、今回も途中まで上手くいっていたのに調子に乗ってお酒を飲みすぎてしまったそうです。
うん、そりゃどよーんとした状態になるよね。
でも、移動しないといけないので、何とか動いてもらいました。
しかし、悲劇はまだ続いたのです。
それは、王城に着いた時のことでした。
ティナおばあさまと何とか復活したクレイモアさんが話していた内容を、ちびっ子たちが聞いてしまったのです。
「「「また、駄目だったの?」」」
「はう……」
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「「「ごめんなさい……」」」
僕が苦笑しながらちびっ子たちに指摘すると、ちびっ子たちは直ぐにクレイモアさんに謝っていました。
しかし、何回目のお見合い失敗なのかと、僕は心の中で思ってしまいました。
クレイモアさんに春が訪れるのは、一体いつになるのだろうね。
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