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第三十三章 二年生
千三百十二話 良いことが続きます
そして、慶事が続くことになりました。
それは、学園の午前中の勉強を終えてみんなで昼食を食べようとした時でした。
僕の通信用魔導具に、宰相から通知が届いたのです。
直ぐに、アイテムボックスから通信用魔導具を取り出して通知内容を確認します。
「なんだろう、急ぎの内容かな? あっ、確かに急ぎの内容だ」
通信用魔導具に表示された内容を見て、僕は思わず声を上げちゃいました。
そんな僕の姿に、リズは不思議そうに聞いてきました。
「お兄ちゃん、何かトラブルでもあったの?」
「ローリーさんが、元気な男の子を出産したって」
「「「えっ!?」」」
ローリーさんは僕の秘書で、現在は産休中です。
旦那さんで宰相執務室の同僚でもあるナッシュさんも、きっと喜んでいるでしょうね。
リズたちは一瞬びっくりした声を上げたけど、直ぐに満面の笑みを浮かべました。
「今度、みんなで赤ちゃんを見に行こうよ!」
「出産直後だから、もう少ししてからね」
「どんな赤ちゃんなのか、とっても楽しみだな!」
リズは、既に赤ちゃんに会うことで頭がいっぱいです。
エレノアたちも、とても喜んでいました。
ローリーさんは上司による卑劣な事件に巻き込まれたけど、こうして幸せを手にする事ができて僕もとても嬉しいです。
因みに、既にみんなでローリーさんに出産祝いを渡しています。
流石に今日はナッシュさんも不在なので、明日ナッシュさんに赤ちゃんの様子を見に行く日を相談しましょう。
宰相にあれこれ返信し、僕は目の前にある焼肉定食を食べることにしました。
そして、ローリーさんの件は生徒会の作業中でも話題になりました。
「きっと、お兄ちゃんたちも出産を喜んでいるはずよ。しかし、ローリーさんもお母さんになったのね。月日が経つのは早いわ」
何故かルーシーお姉様は、ローリーさんよりも年下なのに近所のおばちゃんみたいにしみじみと語っていました。
特別調査チームがローリーさんの元上司の対応にあたったので、メアリとイヨも感慨深げにしていました。
そういえば特別調査チームにはジンさんたちもいたし、ローリーさんはエマさんとオリビアさんと同級生でもあるもんね。
念の為に通信用魔導具で教えると、後で僕たちと一緒に赤ちゃんを見に行きたいと言っていました。
「さてさて、生徒会のお仕事をしましょうね。といっても剣技大会は前倒しで終わっちゃったし、後は早めに入試と文化祭の準備を進めるだけね。来年の入学希望者に目立った子はいないし、そんなに構えなくても良いでしょう」
ルーシーお姉様曰く、今年の一年生まではエレノアが生まれた関係で様々な貴族の子どもが誕生したそうです。
でも、二年も経つと流石に貴族も子どもの出生を控えたそうです。
ある意味、現金的な対応ですね。
「それに、来年と再来年の生徒会長は弟くんで決まっているし、生徒会のメンバーも揃っているわ。何だか、決めないといけない事が少なくてとっても助かるわ」
ルーシーお姉様は、お菓子をもぐもぐと食べながら書類整理をしていました。
特に問題らしいことはないし、来年の副生徒会長も四年生になる先輩がしてくれることになっています。
「弟くんが四年生の時は、ワーナー君が副生徒会長ね。とはいえ、やることは殆どないだろうね」
「が、頑張ります……」
ほぼ未来の生徒会長が確定しているワーナー君は、緊張しながらルーシーお姉様に返事をしていました。
ワーナー君は成績も良いし、面倒見もいいもんね。
「ワーナーが生徒会長、不安しかない……」
「本当ですわ。でも、面倒くさいことはワーナーに投げておきますわね」
「おい、イヨ、カーラ、流石にそれは失礼だぞ!」
うん、いつもの三人でツッコみ合いをしているし、仲は良いんだよね。
それに、ミリアもよく全体を見ているし、良いメンバーだと思います。
さてさて、僕も作業を続けましょう。
因みに、宰相執務室の職員もとても喜んでいて、特にローリーさんのことを常に気にしていた宰相とシーラさんは泣いて喜んだそうです。
それは、学園の午前中の勉強を終えてみんなで昼食を食べようとした時でした。
僕の通信用魔導具に、宰相から通知が届いたのです。
直ぐに、アイテムボックスから通信用魔導具を取り出して通知内容を確認します。
「なんだろう、急ぎの内容かな? あっ、確かに急ぎの内容だ」
通信用魔導具に表示された内容を見て、僕は思わず声を上げちゃいました。
そんな僕の姿に、リズは不思議そうに聞いてきました。
「お兄ちゃん、何かトラブルでもあったの?」
「ローリーさんが、元気な男の子を出産したって」
「「「えっ!?」」」
ローリーさんは僕の秘書で、現在は産休中です。
旦那さんで宰相執務室の同僚でもあるナッシュさんも、きっと喜んでいるでしょうね。
リズたちは一瞬びっくりした声を上げたけど、直ぐに満面の笑みを浮かべました。
「今度、みんなで赤ちゃんを見に行こうよ!」
「出産直後だから、もう少ししてからね」
「どんな赤ちゃんなのか、とっても楽しみだな!」
リズは、既に赤ちゃんに会うことで頭がいっぱいです。
エレノアたちも、とても喜んでいました。
ローリーさんは上司による卑劣な事件に巻き込まれたけど、こうして幸せを手にする事ができて僕もとても嬉しいです。
因みに、既にみんなでローリーさんに出産祝いを渡しています。
流石に今日はナッシュさんも不在なので、明日ナッシュさんに赤ちゃんの様子を見に行く日を相談しましょう。
宰相にあれこれ返信し、僕は目の前にある焼肉定食を食べることにしました。
そして、ローリーさんの件は生徒会の作業中でも話題になりました。
「きっと、お兄ちゃんたちも出産を喜んでいるはずよ。しかし、ローリーさんもお母さんになったのね。月日が経つのは早いわ」
何故かルーシーお姉様は、ローリーさんよりも年下なのに近所のおばちゃんみたいにしみじみと語っていました。
特別調査チームがローリーさんの元上司の対応にあたったので、メアリとイヨも感慨深げにしていました。
そういえば特別調査チームにはジンさんたちもいたし、ローリーさんはエマさんとオリビアさんと同級生でもあるもんね。
念の為に通信用魔導具で教えると、後で僕たちと一緒に赤ちゃんを見に行きたいと言っていました。
「さてさて、生徒会のお仕事をしましょうね。といっても剣技大会は前倒しで終わっちゃったし、後は早めに入試と文化祭の準備を進めるだけね。来年の入学希望者に目立った子はいないし、そんなに構えなくても良いでしょう」
ルーシーお姉様曰く、今年の一年生まではエレノアが生まれた関係で様々な貴族の子どもが誕生したそうです。
でも、二年も経つと流石に貴族も子どもの出生を控えたそうです。
ある意味、現金的な対応ですね。
「それに、来年と再来年の生徒会長は弟くんで決まっているし、生徒会のメンバーも揃っているわ。何だか、決めないといけない事が少なくてとっても助かるわ」
ルーシーお姉様は、お菓子をもぐもぐと食べながら書類整理をしていました。
特に問題らしいことはないし、来年の副生徒会長も四年生になる先輩がしてくれることになっています。
「弟くんが四年生の時は、ワーナー君が副生徒会長ね。とはいえ、やることは殆どないだろうね」
「が、頑張ります……」
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「ワーナーが生徒会長、不安しかない……」
「本当ですわ。でも、面倒くさいことはワーナーに投げておきますわね」
「おい、イヨ、カーラ、流石にそれは失礼だぞ!」
うん、いつもの三人でツッコみ合いをしているし、仲は良いんだよね。
それに、ミリアもよく全体を見ているし、良いメンバーだと思います。
さてさて、僕も作業を続けましょう。
因みに、宰相執務室の職員もとても喜んでいて、特にローリーさんのことを常に気にしていた宰相とシーラさんは泣いて喜んだそうです。
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