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第三十三章 二年生
千三百三十八話 村長さんの家にいた女性
引き続き辺境伯軍と国軍が村を守ることになり、僕たちは村の中に戻りました。
村長さんの家に行くと、先程家の中にはいなかった女性が簡易ベッドに寝かされている村長さん一家を心配そうに見つめていました。
兵が家の中に入れるのを許可しているということは、間違いなく村長さん一家の関係者ですね。
すると、女性が僕たちに気がついたみたいです。
「ホーエンハイム辺境伯家嫡男のジェイド様にあらせられる」
「ち、嫡男様!?」
女性は、兵に紹介を受けたジェイド様を見てかなりビックリしてしまった。
うん、僕たちの紹介はまだしない方がいいかな……
「こちらにいる、【双翼の天使様】が率いる冒険者パーティが依頼を受注した。その際に依頼に不審点があり、この度大勢で活動することになった」
「そ、【双翼の天使様】!? あっ、そういえば先程助けてくれた女性もいます……」
あっ、ジェイド様があっさりと僕たちのことを説明しちゃった。
女性の驚愕の表情からも、衝撃の大きさを物語っていました。
でも、どうやらリズが女性を助けたみたいですね。
「あの、私は村長の娘になります。今は別の家に嫁いでいます。両親と兄を助けて頂き、本当にありがとうございます」
村長さんと関係が深そうだと思ったけど、まさかの娘さんだったとは。
それなら、寝かされている村長さんたちを見ればビックリするよね。
そして、娘さんが状況を少し教えてくれることになりました。
「軍の方が領都に戻ったのを確認したかのように、盗賊が村を襲いました。そして、冒険者を誘い出す為に虚偽の依頼を出しました。その後は、村人を人質に取りながら冒険者を待ち伏せしていました。私たちも皆殺しにするようなことを言っておりました」
村長さんの娘さんの発言は、盗賊団【ヘルハウンド】のことですね。
そうなると、村長さんの家を襲った盗賊団【強欲一家】は、また別行動をしていたんだ。
そして、嘘の害獣駆除の依頼だったのに本当に森の中はゴブリン騒ぎで大変なことになっていたと。
うーん、まさに村は不幸が重なったんだ。
「村長さんや村人からの聴取を進めないといけませんね」
「後は、盗賊団への尋問もだ。盗賊団のアジトが近くにあるかもしれない。村長の療養中の代官も派遣しないと。やらないといけないことはたくさんある」
僕は、ジェイド様と今後のことについて話を詰めます。
まだお昼前だし、やらないといけないことがあります。
「じゃあ、手分けして作業をしようか。再度、村の中を探索するよ。もしかしたら、外部協力者がいるかもしれない。後は、治療も行わないと。教会に集まってもらって、治療をしよう。村長さんたちは、一旦自分のベッドに寝てもらおう」
「「「「おー!」」」」
ここからは、みんなで役割を決めて動き出します。
僕はジェイド様と対応の続きを話すので、リズたちに動いてもらいます。
村長さんの家に行くと、先程家の中にはいなかった女性が簡易ベッドに寝かされている村長さん一家を心配そうに見つめていました。
兵が家の中に入れるのを許可しているということは、間違いなく村長さん一家の関係者ですね。
すると、女性が僕たちに気がついたみたいです。
「ホーエンハイム辺境伯家嫡男のジェイド様にあらせられる」
「ち、嫡男様!?」
女性は、兵に紹介を受けたジェイド様を見てかなりビックリしてしまった。
うん、僕たちの紹介はまだしない方がいいかな……
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「そ、【双翼の天使様】!? あっ、そういえば先程助けてくれた女性もいます……」
あっ、ジェイド様があっさりと僕たちのことを説明しちゃった。
女性の驚愕の表情からも、衝撃の大きさを物語っていました。
でも、どうやらリズが女性を助けたみたいですね。
「あの、私は村長の娘になります。今は別の家に嫁いでいます。両親と兄を助けて頂き、本当にありがとうございます」
村長さんと関係が深そうだと思ったけど、まさかの娘さんだったとは。
それなら、寝かされている村長さんたちを見ればビックリするよね。
そして、娘さんが状況を少し教えてくれることになりました。
「軍の方が領都に戻ったのを確認したかのように、盗賊が村を襲いました。そして、冒険者を誘い出す為に虚偽の依頼を出しました。その後は、村人を人質に取りながら冒険者を待ち伏せしていました。私たちも皆殺しにするようなことを言っておりました」
村長さんの娘さんの発言は、盗賊団【ヘルハウンド】のことですね。
そうなると、村長さんの家を襲った盗賊団【強欲一家】は、また別行動をしていたんだ。
そして、嘘の害獣駆除の依頼だったのに本当に森の中はゴブリン騒ぎで大変なことになっていたと。
うーん、まさに村は不幸が重なったんだ。
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「「「「おー!」」」」
ここからは、みんなで役割を決めて動き出します。
僕はジェイド様と対応の続きを話すので、リズたちに動いてもらいます。
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