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第三十三章 二年生
千三百五十話 入園試験当日です
入園試験当日になり、僕たちはいつも通り朝から体育館前で準備を行っています。
今年は昨年よりも受験者数が少ないらしく、対応する僕たちもとっても気が楽です。
「じゃあ、ドラちゃん、リボンちゃん、これが受験者名簿だよ。バッチリ確認してね!」
「「グルル」」
いつも通り、リズがドラちゃんとリボンちゃんに受付名簿を渡していた。
実は、僕たちがいない時に行われた辺境伯領での奉仕活動の際に、ドラちゃんはハーデスちゃんとたっぷり遊んでしまったのだ。
もちろんリボンちゃんに見つかって、ドラちゃんはきついお仕置きを受けたという。
うん、ドラちゃんは学習しないですね。
生徒会役員もドラちゃんを気にしていないし、受験生も王都大教会での奉仕活動でドラちゃんを見ているので全然平気でした。
どちらかというと保護者の方がドラちゃんとリボンちゃんにドキリとしていたけど、ある意味馬鹿な保護者への牽制にもなる。
ということで、受付はみんなに任せて僕は体育館の中に入った。
「バーグさん、監視は順調ですか?」
「はい、順調です。他の人たちとの連携も取れています」
巡回監視のバーグさんたちも、問題なく動いています。
今年の剣術大会で一年生上位四人が既に生徒会に入っている四人なので、来年はもう少しスカウトしないと駄目ですね。
監視はスラちゃんとプリンちゃん、それにピーちゃんも行っているそうです。
たぶん、受付を終えた面々も監視に加わるはずです。
「ルーシーお姉様、ワーナー君、お待たせしました」
「弟くん、お疲れ様」
「お疲れ様です」
ステージで先生と打ち合わせをしている二人のところに合流し、僕も打ち合わせに参加します。
といっても最終確認くらいなので、大きな変更点はありません。
今回は、僕もとても楽かもしれませんね。
「えーっと、後は何もないですね。じゃあ、最初の挨拶はワーナー君にやってもらいましょう」
「えっ!」
「もう文章は作ってあるから大丈夫よ。何事も経験よ」
ルーシーお姉様、意外とスパルタですね。
何かあれば僕がサポートすればいいし、ワーナー君にとっては良い経験かもしれませんね。
「ワーナーが最初の挨拶、不安しかない……」
「そうですわね。失敗でもすると、生徒会の品も問われますわ」
「お前ら、せめて励ますくらいしろよ……」
ワーナー君は、たまたま近くにいて色々言っていたイヨとカーラさんに苦言を呈していた。
とはいえ、これで緊張も解けたかもしれないね。
「そういう二人は、何で受付から移動したんだよ」
そういえば、ちょうど受付から二人が移動してたんだ。
ワーナー君の言う通り、何かトラブルでもあったのかな。
「孤児院の子で、申し込みを忘れたのがいた」
「それで、どうしようかと相談に来たのですわ」
イヨとカーラさんは、ちょっと困った感じで僕に相談してきた。
とはいえ、このくらいは想定内だ。
「先生、すみませんがお願いします」
「ええ、任せてね。孤児院なら、付き添いの人もいるはずよ」
何らかの事情で受付できなかったケースもあるので、ここは先生が事情を聞いてくれることになった。
先生と共にイヨとカーラさんも移動したし、これで大丈夫ですね。
「トラブル対応表を更新しておきましょう」
「そうね、試験が終わったら直ぐにやりましょう」
そして、ワーナー君は直ぐに改善を決めた僕とルーシーお姉様を凄いという表情で見ていました。
そんなに難しくないことなんだけどね。
今年は昨年よりも受験者数が少ないらしく、対応する僕たちもとっても気が楽です。
「じゃあ、ドラちゃん、リボンちゃん、これが受験者名簿だよ。バッチリ確認してね!」
「「グルル」」
いつも通り、リズがドラちゃんとリボンちゃんに受付名簿を渡していた。
実は、僕たちがいない時に行われた辺境伯領での奉仕活動の際に、ドラちゃんはハーデスちゃんとたっぷり遊んでしまったのだ。
もちろんリボンちゃんに見つかって、ドラちゃんはきついお仕置きを受けたという。
うん、ドラちゃんは学習しないですね。
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どちらかというと保護者の方がドラちゃんとリボンちゃんにドキリとしていたけど、ある意味馬鹿な保護者への牽制にもなる。
ということで、受付はみんなに任せて僕は体育館の中に入った。
「バーグさん、監視は順調ですか?」
「はい、順調です。他の人たちとの連携も取れています」
巡回監視のバーグさんたちも、問題なく動いています。
今年の剣術大会で一年生上位四人が既に生徒会に入っている四人なので、来年はもう少しスカウトしないと駄目ですね。
監視はスラちゃんとプリンちゃん、それにピーちゃんも行っているそうです。
たぶん、受付を終えた面々も監視に加わるはずです。
「ルーシーお姉様、ワーナー君、お待たせしました」
「弟くん、お疲れ様」
「お疲れ様です」
ステージで先生と打ち合わせをしている二人のところに合流し、僕も打ち合わせに参加します。
といっても最終確認くらいなので、大きな変更点はありません。
今回は、僕もとても楽かもしれませんね。
「えーっと、後は何もないですね。じゃあ、最初の挨拶はワーナー君にやってもらいましょう」
「えっ!」
「もう文章は作ってあるから大丈夫よ。何事も経験よ」
ルーシーお姉様、意外とスパルタですね。
何かあれば僕がサポートすればいいし、ワーナー君にとっては良い経験かもしれませんね。
「ワーナーが最初の挨拶、不安しかない……」
「そうですわね。失敗でもすると、生徒会の品も問われますわ」
「お前ら、せめて励ますくらいしろよ……」
ワーナー君は、たまたま近くにいて色々言っていたイヨとカーラさんに苦言を呈していた。
とはいえ、これで緊張も解けたかもしれないね。
「そういう二人は、何で受付から移動したんだよ」
そういえば、ちょうど受付から二人が移動してたんだ。
ワーナー君の言う通り、何かトラブルでもあったのかな。
「孤児院の子で、申し込みを忘れたのがいた」
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「トラブル対応表を更新しておきましょう」
「そうね、試験が終わったら直ぐにやりましょう」
そして、ワーナー君は直ぐに改善を決めた僕とルーシーお姉様を凄いという表情で見ていました。
そんなに難しくないことなんだけどね。
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