文字の大きさ
大
中
小
1,158 / 1,396
第三十三章 二年生
千三百五十四話 鹿鍋と温泉を堪能します
そして、いよいよお待ちかねの昼食タイムです。
鹿鍋なので、もみじ鍋ですね。
みんなで、応接室から食堂に移動します。
「はい、とっても美味しいお鍋を用意してあるわよ」
「「「「「わーい」」」」」
セシルさんの説明に、ちびっ子たちは大喜びです。
次々と席について、今か今かと待っていますね。
僕たちも、ちびっ子の間に座って行きます。
そして、鹿鍋の入った器が並べられてきました。
おにぎりと山菜のお味噌汁もついています。
「「「「「おいしー!」」」」」
「ふふふ、良かったわ。たくさん食べてね」
「「「「「はーい」」」」」
一緒にいてくれるセシルさんも、一生懸命鹿鍋を食べるちびっ子たちに満面の笑みです。
やっぱり、美味しいって言って食べてくれるのはとっても嬉しいよね。
「わあ、とっても美味しいですわ。鹿肉だけでなく、お野菜もきのこも素晴らしいですわね」
「うん、うまい」
カーラさんとイヨもとても美味しそうに鹿鍋を食べていたが、何故かワーナー君だけは少し難しい表情をしていた。
「普段何気なく食べている肉も、あんなに大変な思いをして倒していたんだなって思ったんだよ」
「そうですわよ。だからこそ、ありがたく美味しく頂かないといけないのですわ」
「カーラは、そう意味では切り替えが凄いな」
貴族とかだと当たり前のように食事ができるが、中には当たり前に食事を食べられない人もいる。
そういう意味でも、ワーナー君の感性はとても素晴らしいと思います。
「みんなも、残さず一生懸命食べるんだよ。それが、とっても大切なんだよ」
「「「「「はーい」」」」」
ちびっ子たちも、僕の説明に元気よく手を上げていた。
こうして、とっても美味しい鹿鍋をみんなで完食したのだった。
「じゃあ、みんなでお礼を言いましょうね」
「「「「「おいしかったです!」」」」」
「全部食べてくれてありがとうね」
ちびっ子たちのお礼に、セシルさんもニンマリです。
マロード男爵家の屋敷を後にして、今度は温泉街に向かいます。
「じゃあ、いつもの温泉宿に行くよ。いい子にしようね」
「「「「「はーい!」」」」」
ということで、僕たちは木こりの宿に移動します。
僕たちが向かうということは、既に伝えてもらっています。
「「「「「こんにちは!」」」」」
「いらっしゃい。今日はたくさんいるんだね」
いつものおかみさんが、カウンターで僕たちを出迎えてくれました。
日帰り入浴のお金を払って、早速温泉に移動します。
「「「「「わーい!」」」」」
「駄目だよ。最初はキチンと体を洗ってからだよ」
「お姉ちゃんたちが、体を洗ってあげるの」
ちびっ子たちは、我先にと温泉に駆け出していったのです。
温泉の常連でもあるリズとエレノアが直ぐに止めたので、渋々って感じで戻ってきました。
全員体を洗って、それぞれのペースで温泉に入ります。
「はああ……温泉が染み渡る……」
「ジジくさい」
「そうですわ。一番年寄りっぽいですわよ」
「はああ……」
ワーナー君は、イヨとカーラさんに色々と言われても全然気にしなかった。
それだけ、今日は疲れたのですね。
因みに、水着と湯浴み着が選べるけど、殆どが水着を選んでいた。
「ネコちゃんも、体を洗ってあげるね!」
「「「洗うよ!」」」
「グルル……」
エリちゃんは、他の人と一緒に大きな体のネコちゃんをゴシゴシと洗ってあげています。
ネコちゃんも、とっても気持ちよさそうな声をあげていますね。
スラちゃんやマジカルラットたちは、桶に張ったお湯でのんびりとしています。
「取り敢えず、今日は終わったね」
「終わったね。これで、鹿の被害は少なくなったはずだよ!」
「この後は、間違いなくお昼寝タイムなの」
僕の両側にいるリズとエレノアも、まったりとしながら温泉を味わっています。
僕も、みんなを色々気にかけたりしてとても疲れたかも。
こうして、今日の日程は全て完了です。
お風呂から上がったらお土産を買って終了で、みんなをそれぞれのところに送りました。
そして、エレノアの言う通り殆どの人が直ぐにお昼寝をしたそうです。
鹿鍋なので、もみじ鍋ですね。
みんなで、応接室から食堂に移動します。
「はい、とっても美味しいお鍋を用意してあるわよ」
「「「「「わーい」」」」」
セシルさんの説明に、ちびっ子たちは大喜びです。
次々と席について、今か今かと待っていますね。
僕たちも、ちびっ子の間に座って行きます。
そして、鹿鍋の入った器が並べられてきました。
おにぎりと山菜のお味噌汁もついています。
「「「「「おいしー!」」」」」
「ふふふ、良かったわ。たくさん食べてね」
「「「「「はーい」」」」」
一緒にいてくれるセシルさんも、一生懸命鹿鍋を食べるちびっ子たちに満面の笑みです。
やっぱり、美味しいって言って食べてくれるのはとっても嬉しいよね。
「わあ、とっても美味しいですわ。鹿肉だけでなく、お野菜もきのこも素晴らしいですわね」
「うん、うまい」
カーラさんとイヨもとても美味しそうに鹿鍋を食べていたが、何故かワーナー君だけは少し難しい表情をしていた。
「普段何気なく食べている肉も、あんなに大変な思いをして倒していたんだなって思ったんだよ」
「そうですわよ。だからこそ、ありがたく美味しく頂かないといけないのですわ」
「カーラは、そう意味では切り替えが凄いな」
貴族とかだと当たり前のように食事ができるが、中には当たり前に食事を食べられない人もいる。
そういう意味でも、ワーナー君の感性はとても素晴らしいと思います。
「みんなも、残さず一生懸命食べるんだよ。それが、とっても大切なんだよ」
「「「「「はーい」」」」」
ちびっ子たちも、僕の説明に元気よく手を上げていた。
こうして、とっても美味しい鹿鍋をみんなで完食したのだった。
「じゃあ、みんなでお礼を言いましょうね」
「「「「「おいしかったです!」」」」」
「全部食べてくれてありがとうね」
ちびっ子たちのお礼に、セシルさんもニンマリです。
マロード男爵家の屋敷を後にして、今度は温泉街に向かいます。
「じゃあ、いつもの温泉宿に行くよ。いい子にしようね」
「「「「「はーい!」」」」」
ということで、僕たちは木こりの宿に移動します。
僕たちが向かうということは、既に伝えてもらっています。
「「「「「こんにちは!」」」」」
「いらっしゃい。今日はたくさんいるんだね」
いつものおかみさんが、カウンターで僕たちを出迎えてくれました。
日帰り入浴のお金を払って、早速温泉に移動します。
「「「「「わーい!」」」」」
「駄目だよ。最初はキチンと体を洗ってからだよ」
「お姉ちゃんたちが、体を洗ってあげるの」
ちびっ子たちは、我先にと温泉に駆け出していったのです。
温泉の常連でもあるリズとエレノアが直ぐに止めたので、渋々って感じで戻ってきました。
全員体を洗って、それぞれのペースで温泉に入ります。
「はああ……温泉が染み渡る……」
「ジジくさい」
「そうですわ。一番年寄りっぽいですわよ」
「はああ……」
ワーナー君は、イヨとカーラさんに色々と言われても全然気にしなかった。
それだけ、今日は疲れたのですね。
因みに、水着と湯浴み着が選べるけど、殆どが水着を選んでいた。
「ネコちゃんも、体を洗ってあげるね!」
「「「洗うよ!」」」
「グルル……」
エリちゃんは、他の人と一緒に大きな体のネコちゃんをゴシゴシと洗ってあげています。
ネコちゃんも、とっても気持ちよさそうな声をあげていますね。
スラちゃんやマジカルラットたちは、桶に張ったお湯でのんびりとしています。
「取り敢えず、今日は終わったね」
「終わったね。これで、鹿の被害は少なくなったはずだよ!」
「この後は、間違いなくお昼寝タイムなの」
僕の両側にいるリズとエレノアも、まったりとしながら温泉を味わっています。
僕も、みんなを色々気にかけたりしてとても疲れたかも。
こうして、今日の日程は全て完了です。
お風呂から上がったらお土産を買って終了で、みんなをそれぞれのところに送りました。
そして、エレノアの言う通り殆どの人が直ぐにお昼寝をしたそうです。
感想 306
あなたにおすすめの小説
【完結】20年後の真実
ゴールデンフィッシュメダル公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。
マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。
それから20年。
マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。
そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。
おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。
全4話書き上げ済み。
婚約者が心酔している盲目の聖女は私ですが
オトナシマソラ血を見ると倒れてしまうため、目隠しをして治療をしていたら「盲目の聖女」と呼ばれるようになってしまった聖女セレナ。
幼馴染の婚約者アレンは、セレナ=盲目の聖女だと気づかず、彼女を冷遇し婚約破棄を言い出す。
婚約を解消したセレナは、過保護な神官見習いのルカに溺愛され、新たな道を歩むことに。一方、夜会でついに真実を知った元婚約者はすべてを失い絶望するが、もう手遅れで……。血が苦手な訳あり聖女の逆転ラブストーリー
※本作品はになろうにも掲載しています小説家
捨てられた赤ちゃんを拾ったら、創世神様でした。世界を救うより、お父さんを幸せにしたいそうです
由香山で捨てられていた赤ちゃんを拾い、家族として育てることを決めた青年。
その日から、枯れた大地は実り、病は癒え、伝説のもふもふ神獣たちが次々と家へ集まってくる。
実はその赤ちゃんの正体は、この世界を創った創世神だった。
「いっぱい育ててくれてありがとう。今度は私がお父さんを幸せにする番だよ。」
これは、神様が初めて手に入れた”家族”との、優しくて温かな奇跡の物語。
私の息子を“愛人の子の下”にすると言った夫へ──その瞬間、正妻の役目は終わりました
放浪人政略結婚で伯爵家に嫁いだ侯爵令嬢リディアは、愛のない夫婦関係を「正妻の務め」と割り切り、赤字だらけの領地を立て直してきた。帳簿を整え、税の徴収を正し、交易路を広げ、収穫が不安定な年には備蓄を回す――伯爵家の体裁を保ってきたのは、いつも彼女の実務だった。
だがある日、夫オスヴァルドが屋敷に連れ帰ったのは“幼馴染”の女とその息子。
「彼女は可哀想なんだ」
「この子を跡取りにする」
そして人前で、平然と言い放つ。
――「君の息子は、愛人の子の“下”で学べばいい」
その瞬間、リディアの中で何かが静かに終わった。怒鳴らない。泣かない。微笑みすら崩さない。
「承知しました。では――正妻の役目は終わりましたね」
私を追い出した結果、飼っていた聖獣は誰にも懐かないようです
天宮有 子供の頃、男爵令嬢の私アミリア・ファグトは助けた小犬が聖獣と判明して、飼うことが決まる。
数年後――成長した聖獣は家を守ってくれて、私に一番懐いていた。
そんな私を妬んだ姉ラミダは「聖獣は私が拾って一番懐いている」と吹聴していたようで、姉は侯爵令息ケドスの婚約者になる。
どうやらラミダは聖獣が一番懐いていた私が邪魔なようで、追い出そうと目論んでいたようだ。
家族とゲドスはラミダの嘘を信じて、私を蔑み追い出そうとしていた。
水魔法しか使えない私と婚約破棄するのなら、貴方が隠すよう命じていた前世の知識をこれから使います
黒木 楓 伯爵令嬢のリリカは、婚約者である侯爵令息ラルフに「水魔法しか使えないお前との婚約を破棄する」と言われてしまう。
異世界に転生したリリカは前世の知識があり、それにより普通とは違う水魔法が使える。
そのことは婚約前に話していたけど、ラルフは隠すよう命令していた。
「立場が下のお前が、俺よりも優秀であるわけがない。普通の水魔法だけ使っていろ」
そう言われ続けてきたけど、これから命令を聞く必要もない。
「婚約破棄するのなら、貴方が隠すよう命じていた力をこれから使います」
飲んだ人を強くしたり回復する聖水を作ることができるけど、命令により家族以外は誰も知らない。
これは前世の知識がある私だけが出せる特殊な水で、婚約破棄された後は何も気にせず使えそうだ。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
【流血】とある冒険者ギルドの会議がカオスだった件【沙汰】
一樹とある冒険者ギルド。
その建物内にある一室、【会議室】にてとある話し合いが行われた。
それは、とある人物を役立たずだからと追放したい者達と、当該人物達との話し合いの場だった。