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第三十四章 三年生
千四百四十六話 不正な書類?
夏休みもあと一日になり、僕たちは久々に学園に向かった。
休みの日の関係で、明後日入園試験が行われる事になった。
既に夏休み前に準備を済ませているので、もの凄く時間がかかるわけではない。
今日も、事前の資料確認と役割の確認をしていました。
「今年は、特に飛び抜けて凄いという人はいないそうです。問題を起こしそうな貴族家もいませんが、何が起こるか分かりません。常に、最悪の事を想定して動くようにしましょう」
「「「「「はい!」」」」」
生徒会の面々も、僕の話を真剣に聞いていました。
入試担当の先生曰く、今年は問題になりそうな生徒はいないという。
「となると、来年の入園試験は結構大変になりそうだね」
「ミカちゃんとかもいるもんね。あーあ、一緒に学園生活を送りたかったなぁ……」
僕の呟きにリズも答えていたが、優秀な学園生が多い時は問題のある学園生も多いという。
うーん、来年の入試は本当に気をつけないと。
「資料とかは、既に先生が用意してくれています。受付、筆記試験監視、実技試験などを順に担当します。なお、今年は研修を兼ねて筆記試験管理に軍の新兵が来るそうです。ワーナー君とシュート君は、僕と一緒に総務関係全般ね」
「「「「「はい!」」」」」
役割は決まっているので、やる事は変わりありません。
みんなも、それぞれの役割を確認しています。
「今年は暇。ワーナーの仕事がない」
「そうですわね。来年は間違いなく大変なのに、これでは予行練習にならないですわ」
「お前ら、トラブルが起こる前提で話をするな!」
「あはは……」
二年生四人は、何だかんだいって優秀なんだよね。
受付は任せてと、リズとエレノアは張り切っていました。
「あと、剣技大会の優勝者と準優勝者は、受験生の相手を多くしてくれと言われています。イヨとメアリは大変かと思うけど、頑張って下さい」
「らくしょー」
「頑張ります!」
学園生はこれだけ強いのだというのを示さないといけないそうです。
とはいえ、僕とリズが相手をすると訓練場が大変なことになります。
なので、ここは剣技大会の上位者に頑張ってもらいます。
「それでは、今日の生徒会活動を終わりにします。明後日、宜しくお願いします」
「「「「「宜しくお願いします」」」」」
という事で、今日の生徒会活動も終わったので、生徒会室を閉めてから王城に向かいました。
「お疲れ様です」
「「「「「お疲れ様です」」」」」
学生服のまま執務室に入ると、陛下、宰相、ルーカスお兄様がいませんでした。
三人とも会議に行っているみたいなので、今のうちに書類を整理しましょう。
ペラペラ、カキカキ。
ペラペラ、カキカキ。
ペラペラ、カキカキ。
今日は、そんなに書類が溜まっていないね。
そんな中、僕はある書類に目が止まったのだ。
「うーん、名前を書き換えた形跡があるなあ……」
申請者の筆跡を見ると、修正した様な跡があった。
しかも、スペル間違いではなく、全く違う人の申請っぽそう。
ガチャ。
「おお、アレク帰ってきたか」
良いタイミングで陛下だけ先に戻ってきたので、この書類の件を聞いてみよう。
「陛下、この書類なのですが……」
「うーんと、修正する前の名前は前領主の物だな。これは確かにおかしい」
そして、陛下は職員にこの領主の過去の申請を調べさせた。
ファイリングしてあるので、直ぐに判明した。
「えーっと、王都から半日で着く距離の領地ですね。あ、あった、全く同じ内容の申請が出ています」
「これはおかしいな。直ぐに、現地調査の手続きを取ろう」
陛下は、リズの所にいるスラちゃんに連絡を取り、直ぐに現地に向かうように指示を出した。
うーん、これは少し大きな事件に発展しそうです。
休みの日の関係で、明後日入園試験が行われる事になった。
既に夏休み前に準備を済ませているので、もの凄く時間がかかるわけではない。
今日も、事前の資料確認と役割の確認をしていました。
「今年は、特に飛び抜けて凄いという人はいないそうです。問題を起こしそうな貴族家もいませんが、何が起こるか分かりません。常に、最悪の事を想定して動くようにしましょう」
「「「「「はい!」」」」」
生徒会の面々も、僕の話を真剣に聞いていました。
入試担当の先生曰く、今年は問題になりそうな生徒はいないという。
「となると、来年の入園試験は結構大変になりそうだね」
「ミカちゃんとかもいるもんね。あーあ、一緒に学園生活を送りたかったなぁ……」
僕の呟きにリズも答えていたが、優秀な学園生が多い時は問題のある学園生も多いという。
うーん、来年の入試は本当に気をつけないと。
「資料とかは、既に先生が用意してくれています。受付、筆記試験監視、実技試験などを順に担当します。なお、今年は研修を兼ねて筆記試験管理に軍の新兵が来るそうです。ワーナー君とシュート君は、僕と一緒に総務関係全般ね」
「「「「「はい!」」」」」
役割は決まっているので、やる事は変わりありません。
みんなも、それぞれの役割を確認しています。
「今年は暇。ワーナーの仕事がない」
「そうですわね。来年は間違いなく大変なのに、これでは予行練習にならないですわ」
「お前ら、トラブルが起こる前提で話をするな!」
「あはは……」
二年生四人は、何だかんだいって優秀なんだよね。
受付は任せてと、リズとエレノアは張り切っていました。
「あと、剣技大会の優勝者と準優勝者は、受験生の相手を多くしてくれと言われています。イヨとメアリは大変かと思うけど、頑張って下さい」
「らくしょー」
「頑張ります!」
学園生はこれだけ強いのだというのを示さないといけないそうです。
とはいえ、僕とリズが相手をすると訓練場が大変なことになります。
なので、ここは剣技大会の上位者に頑張ってもらいます。
「それでは、今日の生徒会活動を終わりにします。明後日、宜しくお願いします」
「「「「「宜しくお願いします」」」」」
という事で、今日の生徒会活動も終わったので、生徒会室を閉めてから王城に向かいました。
「お疲れ様です」
「「「「「お疲れ様です」」」」」
学生服のまま執務室に入ると、陛下、宰相、ルーカスお兄様がいませんでした。
三人とも会議に行っているみたいなので、今のうちに書類を整理しましょう。
ペラペラ、カキカキ。
ペラペラ、カキカキ。
ペラペラ、カキカキ。
今日は、そんなに書類が溜まっていないね。
そんな中、僕はある書類に目が止まったのだ。
「うーん、名前を書き換えた形跡があるなあ……」
申請者の筆跡を見ると、修正した様な跡があった。
しかも、スペル間違いではなく、全く違う人の申請っぽそう。
ガチャ。
「おお、アレク帰ってきたか」
良いタイミングで陛下だけ先に戻ってきたので、この書類の件を聞いてみよう。
「陛下、この書類なのですが……」
「うーんと、修正する前の名前は前領主の物だな。これは確かにおかしい」
そして、陛下は職員にこの領主の過去の申請を調べさせた。
ファイリングしてあるので、直ぐに判明した。
「えーっと、王都から半日で着く距離の領地ですね。あ、あった、全く同じ内容の申請が出ています」
「これはおかしいな。直ぐに、現地調査の手続きを取ろう」
陛下は、リズの所にいるスラちゃんに連絡を取り、直ぐに現地に向かうように指示を出した。
うーん、これは少し大きな事件に発展しそうです。
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