文字の大きさ
大
中
小
1,256 / 1,396
第三十四章 三年生
千四百五十二話 入園試験の日です
やってきました、入園試験の当日です。
勿論、学園に通っている面々は学園に行って入園試験の手伝いをします。
「じゃあ、ポール君も忘れずに学園に連れてきてね」
「大丈夫だよ。問題ないよ」
リズというよりも、スラちゃんが任せろとやる気満々だった。
今日は試験不正監視の為にポッキー達も学園に行く予定で、もはや恒例となったドラちゃんとプリンちゃんの受付もあります。
という事で、僕は一足先に学園に向かいます。
シュイン。
「よっと。じゃあ、最初に職員室に向かわないとね」
僕は、頭の上にいるプリンに話しかけながら職員室に向かいました。
すると、ちょっとした事件が起きていたのです。
ガラガラ。
「失礼しま……園長先生!?」
「あががが……」
何と、園長先生が腰を抑えながらうずくまっていたのです。
他の先生も、ポーションを探したりとかなりドタバタしていました。
勿論、僕も急いで園長先生の側に駆けつけました。
シュイン、ぴかー。
「ふう、これで大丈夫です。でも、筋力が弱っていますし、今日は再発する可能性もあるので安静にした方がいいと思います」
「念の為に、保健室に運びましょう。プリンちゃん、頼みますよ」
シュイン、ふわー。
先生にお願いされ、プリンは園長先生を念動で優しく浮かべた。
そして、他の先生と共に園長先生を保健室に運んで行きました。
ふう、これで安心ですね。
「じゃあ、僕は体育館に移動しますね」
「ええ、お願いするね。問題用紙などは、プリンちゃんが戻ってから運ぶようにするわ」
プリンなら、護衛もできるしとっても強いから大丈夫ですね。
僕は、先生に挨拶をしてから体育館に向かいました。
「あれ? お兄ちゃん遅かったね」
「グルル」
体育館前では、既にリズ達が受付の準備をしていました。
今回は、一年生の生徒会役員にも受付を手伝ってもらっています。
うん、ドラちゃんももう慣れた手つきで準備を進めていますね。
「園長先生がぎっくり腰になっちゃったんだよ。治療したりしてから、先生と色々話をしていたんだ」
「ふーん、そうだったんだね」
リズは、治療を終えているのもあってか園長先生のぎっくり腰にさほど興味を示さなかった。
いやいや、もう少し心配してあげてもいいんだよ。
因みに、ポール君はスラちゃんが迎えに行っているそうです。
「じゃあ、僕は体育館の中に入るからね。何かあったら連絡してね」
「「「はーい」」」
「グルル」
リズ、エレノア、サンディ、ドラちゃんが僕に返事をし、そのまま作業を続けていました。
僕も、直ぐに体育館の中に入ります。
「あっ、アレク来た」
体育館のステージ前では、二年生四人組とシュート君が準備を進めていました。
体育館内の席の配置と監視も、担当によって順次行われています。
「アレク、遅かった」
「園長先生が、ぎっくり腰で倒れたんだよ。治療して、保健室に運んだんだよ」
「もういい年」
イヨ、そんなに簡単にぶった切らなくても。
シュート君やミリアも、物凄く微妙な表情をしているよ。
すると、イヨとカーラさんがこんな事を言ったのです。
「ワーナーが、アレクが来なくて不安だった」
「そうですわね。生まれたての子馬の様に、ブルブルと震えておりましたわ」
「お前ら、あーだこーだ言い過ぎだぞ……」
ワーナー君もイヨとカーラさんに適当に返事をしていたけど、迷惑をかけちゃったみたいですね。
ではでは、急ピッチで準備を進めましょう。
そして、体育館内にはリボンちゃんとマジカルラット部隊が準備をしています。
バシン、バシン。
「グルル……」
あの、リボンちゃん、木剣を手にして唸り声をあげるととても怖いんですけど。
えっ、カンニングを防ぐ対策?
「これぐらいやった方が効果的」
「ですわね。カンニングをしたら、どれだけの罰が待っているか、明確に示した方がいいですわ」
いやいや、イヨもカーラさんも当然と言わないの。
「「「「「キュッ」」」」」
だから、ポッキー達もこれくらいは当然と言わないの。
でも、リボンちゃんがやる気満々だからやめてとは中々言えないんだよね……
勿論、学園に通っている面々は学園に行って入園試験の手伝いをします。
「じゃあ、ポール君も忘れずに学園に連れてきてね」
「大丈夫だよ。問題ないよ」
リズというよりも、スラちゃんが任せろとやる気満々だった。
今日は試験不正監視の為にポッキー達も学園に行く予定で、もはや恒例となったドラちゃんとプリンちゃんの受付もあります。
という事で、僕は一足先に学園に向かいます。
シュイン。
「よっと。じゃあ、最初に職員室に向かわないとね」
僕は、頭の上にいるプリンに話しかけながら職員室に向かいました。
すると、ちょっとした事件が起きていたのです。
ガラガラ。
「失礼しま……園長先生!?」
「あががが……」
何と、園長先生が腰を抑えながらうずくまっていたのです。
他の先生も、ポーションを探したりとかなりドタバタしていました。
勿論、僕も急いで園長先生の側に駆けつけました。
シュイン、ぴかー。
「ふう、これで大丈夫です。でも、筋力が弱っていますし、今日は再発する可能性もあるので安静にした方がいいと思います」
「念の為に、保健室に運びましょう。プリンちゃん、頼みますよ」
シュイン、ふわー。
先生にお願いされ、プリンは園長先生を念動で優しく浮かべた。
そして、他の先生と共に園長先生を保健室に運んで行きました。
ふう、これで安心ですね。
「じゃあ、僕は体育館に移動しますね」
「ええ、お願いするね。問題用紙などは、プリンちゃんが戻ってから運ぶようにするわ」
プリンなら、護衛もできるしとっても強いから大丈夫ですね。
僕は、先生に挨拶をしてから体育館に向かいました。
「あれ? お兄ちゃん遅かったね」
「グルル」
体育館前では、既にリズ達が受付の準備をしていました。
今回は、一年生の生徒会役員にも受付を手伝ってもらっています。
うん、ドラちゃんももう慣れた手つきで準備を進めていますね。
「園長先生がぎっくり腰になっちゃったんだよ。治療したりしてから、先生と色々話をしていたんだ」
「ふーん、そうだったんだね」
リズは、治療を終えているのもあってか園長先生のぎっくり腰にさほど興味を示さなかった。
いやいや、もう少し心配してあげてもいいんだよ。
因みに、ポール君はスラちゃんが迎えに行っているそうです。
「じゃあ、僕は体育館の中に入るからね。何かあったら連絡してね」
「「「はーい」」」
「グルル」
リズ、エレノア、サンディ、ドラちゃんが僕に返事をし、そのまま作業を続けていました。
僕も、直ぐに体育館の中に入ります。
「あっ、アレク来た」
体育館のステージ前では、二年生四人組とシュート君が準備を進めていました。
体育館内の席の配置と監視も、担当によって順次行われています。
「アレク、遅かった」
「園長先生が、ぎっくり腰で倒れたんだよ。治療して、保健室に運んだんだよ」
「もういい年」
イヨ、そんなに簡単にぶった切らなくても。
シュート君やミリアも、物凄く微妙な表情をしているよ。
すると、イヨとカーラさんがこんな事を言ったのです。
「ワーナーが、アレクが来なくて不安だった」
「そうですわね。生まれたての子馬の様に、ブルブルと震えておりましたわ」
「お前ら、あーだこーだ言い過ぎだぞ……」
ワーナー君もイヨとカーラさんに適当に返事をしていたけど、迷惑をかけちゃったみたいですね。
ではでは、急ピッチで準備を進めましょう。
そして、体育館内にはリボンちゃんとマジカルラット部隊が準備をしています。
バシン、バシン。
「グルル……」
あの、リボンちゃん、木剣を手にして唸り声をあげるととても怖いんですけど。
えっ、カンニングを防ぐ対策?
「これぐらいやった方が効果的」
「ですわね。カンニングをしたら、どれだけの罰が待っているか、明確に示した方がいいですわ」
いやいや、イヨもカーラさんも当然と言わないの。
「「「「「キュッ」」」」」
だから、ポッキー達もこれくらいは当然と言わないの。
でも、リボンちゃんがやる気満々だからやめてとは中々言えないんだよね……
感想 306
あなたにおすすめの小説
【完結】20年後の真実
ゴールデンフィッシュメダル公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。
マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。
それから20年。
マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。
そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。
おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。
全4話書き上げ済み。
婚約者が心酔している盲目の聖女は私ですが
オトナシマソラ血を見ると倒れてしまうため、目隠しをして治療をしていたら「盲目の聖女」と呼ばれるようになってしまった聖女セレナ。
幼馴染の婚約者アレンは、セレナ=盲目の聖女だと気づかず、彼女を冷遇し婚約破棄を言い出す。
婚約を解消したセレナは、過保護な神官見習いのルカに溺愛され、新たな道を歩むことに。一方、夜会でついに真実を知った元婚約者はすべてを失い絶望するが、もう手遅れで……。血が苦手な訳あり聖女の逆転ラブストーリー
※本作品はになろうにも掲載しています小説家
捨てられた赤ちゃんを拾ったら、創世神様でした。世界を救うより、お父さんを幸せにしたいそうです
由香山で捨てられていた赤ちゃんを拾い、家族として育てることを決めた青年。
その日から、枯れた大地は実り、病は癒え、伝説のもふもふ神獣たちが次々と家へ集まってくる。
実はその赤ちゃんの正体は、この世界を創った創世神だった。
「いっぱい育ててくれてありがとう。今度は私がお父さんを幸せにする番だよ。」
これは、神様が初めて手に入れた”家族”との、優しくて温かな奇跡の物語。
私の息子を“愛人の子の下”にすると言った夫へ──その瞬間、正妻の役目は終わりました
放浪人政略結婚で伯爵家に嫁いだ侯爵令嬢リディアは、愛のない夫婦関係を「正妻の務め」と割り切り、赤字だらけの領地を立て直してきた。帳簿を整え、税の徴収を正し、交易路を広げ、収穫が不安定な年には備蓄を回す――伯爵家の体裁を保ってきたのは、いつも彼女の実務だった。
だがある日、夫オスヴァルドが屋敷に連れ帰ったのは“幼馴染”の女とその息子。
「彼女は可哀想なんだ」
「この子を跡取りにする」
そして人前で、平然と言い放つ。
――「君の息子は、愛人の子の“下”で学べばいい」
その瞬間、リディアの中で何かが静かに終わった。怒鳴らない。泣かない。微笑みすら崩さない。
「承知しました。では――正妻の役目は終わりましたね」
私を追い出した結果、飼っていた聖獣は誰にも懐かないようです
天宮有 子供の頃、男爵令嬢の私アミリア・ファグトは助けた小犬が聖獣と判明して、飼うことが決まる。
数年後――成長した聖獣は家を守ってくれて、私に一番懐いていた。
そんな私を妬んだ姉ラミダは「聖獣は私が拾って一番懐いている」と吹聴していたようで、姉は侯爵令息ケドスの婚約者になる。
どうやらラミダは聖獣が一番懐いていた私が邪魔なようで、追い出そうと目論んでいたようだ。
家族とゲドスはラミダの嘘を信じて、私を蔑み追い出そうとしていた。
水魔法しか使えない私と婚約破棄するのなら、貴方が隠すよう命じていた前世の知識をこれから使います
黒木 楓 伯爵令嬢のリリカは、婚約者である侯爵令息ラルフに「水魔法しか使えないお前との婚約を破棄する」と言われてしまう。
異世界に転生したリリカは前世の知識があり、それにより普通とは違う水魔法が使える。
そのことは婚約前に話していたけど、ラルフは隠すよう命令していた。
「立場が下のお前が、俺よりも優秀であるわけがない。普通の水魔法だけ使っていろ」
そう言われ続けてきたけど、これから命令を聞く必要もない。
「婚約破棄するのなら、貴方が隠すよう命じていた力をこれから使います」
飲んだ人を強くしたり回復する聖水を作ることができるけど、命令により家族以外は誰も知らない。
これは前世の知識がある私だけが出せる特殊な水で、婚約破棄された後は何も気にせず使えそうだ。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
【流血】とある冒険者ギルドの会議がカオスだった件【沙汰】
一樹とある冒険者ギルド。
その建物内にある一室、【会議室】にてとある話し合いが行われた。
それは、とある人物を役立たずだからと追放したい者達と、当該人物達との話し合いの場だった。