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第三十四章 三年生
千四百五十六話 合格発表の日です
入園試験の合格発表の日となり、学園には再び受験生が集まりました。
僕たちも掲示板の前で待機し、リズたちは受付の準備をしています。
なお、例のカンニングをした受験生は王城で再試験となり、試験結果もかなり残念だったので既にDクラスになる事を通告されていました。
なので、今日は掲示板を見に来る事はありません。
「お、お願いです。どうか、息子にもう一回チャンスを……」
「お母様、既に王妃様から話を聞いているかと思いますが、カンニングをした時点で本人への評価はかなり厳しいものとなります。後は、本人が努力をして進級時に上のクラスを目指すことになります。ただ、その道のりはかなり厳しいものでしょう」
「うう、なんということでしょうか……」
体育館受付の隅っこでカンニングをした受験生の母親が号泣しているけど、正直なところ泣いている本人も体育館に入ってきた時に大声で何か言っていましたよね。
王妃様も、完全に自業自得なのでこれ以上は対応できないとズバッと言っていました。
では、その他の人向けに合格とクラス順の発表を行いましょう。
バサッ。
「あっ、あった。Bクラスだ!」
「わあ、Aクラスに名前があったよ」
「嗚呼、Cクラスだ……」
クラス分けの結果に、喜ぶ人、悲しむ人と反応は様々です。
今回は総じて飛びぬけている人は少なかったので、頑張れば進級の際に上のクラスに行けるかもしれません。
「ポール君、主席合格おめでとう」
「アレク様、ありがとうございます」
そして、予想通りポール君が主席合格だった。
筆記も剣技も圧倒的な成績を残したので、妥当な成績と言えましょう。
「アレク、やっぱりポールを生徒会に勧誘する」
「ベス男爵領関連の事件が落ち着いたらね。でも、流石に入園説明会の時には事件は決着していないと思うよ」
「むう……」
イヨはやっぱり優秀なポール君を生徒会に誘いたいみたいだけど、ベス男爵領をどうやって統治するかが確定しないと何も言えないですね。
勿論、僕だって優秀なポール君を将来の生徒会長にって思っていますよ。
「では、確認が終わったら受付に行って下さい。次は一週間後の入園説明会になりますので、忘れずに参加しましょう」
「「「「「はい!」」」」」
受験生は、僕に返事をしてから受付に向かいました。
ふう、これで作業終了ですね。
後は、撤収作業をして通常授業に戻ります。
あっ、そうだ。
「ポール君、ルーカスお兄様が会いたいって言っていたからスラちゃんが王城に送っていくね。その後で、ベス男爵領に送るよ」
「アレク様、何から何まで本当にありがとうございます」
ポール君は、ペコリと僕に頭を下げてから受付に向かいました。
何とか良い感じに決着して欲しいと思いながら、僕は撤収作業を始めました。
「ワーナー、さっさと受験生を受付に誘導する」
「そうですわ。私たちが、授業に遅れてしまいますわよ」
「お前らも、文句を言わないで手伝え!」
「あはは……」
二年生のじゃれ合いを見ているけど、どうも良い感じに動いているみたいですね。
因みに、受付の隅で号泣していた貴族令嬢は、スラちゃんによって一足早く王城へ連れていかれたのでした。
僕たちも掲示板の前で待機し、リズたちは受付の準備をしています。
なお、例のカンニングをした受験生は王城で再試験となり、試験結果もかなり残念だったので既にDクラスになる事を通告されていました。
なので、今日は掲示板を見に来る事はありません。
「お、お願いです。どうか、息子にもう一回チャンスを……」
「お母様、既に王妃様から話を聞いているかと思いますが、カンニングをした時点で本人への評価はかなり厳しいものとなります。後は、本人が努力をして進級時に上のクラスを目指すことになります。ただ、その道のりはかなり厳しいものでしょう」
「うう、なんということでしょうか……」
体育館受付の隅っこでカンニングをした受験生の母親が号泣しているけど、正直なところ泣いている本人も体育館に入ってきた時に大声で何か言っていましたよね。
王妃様も、完全に自業自得なのでこれ以上は対応できないとズバッと言っていました。
では、その他の人向けに合格とクラス順の発表を行いましょう。
バサッ。
「あっ、あった。Bクラスだ!」
「わあ、Aクラスに名前があったよ」
「嗚呼、Cクラスだ……」
クラス分けの結果に、喜ぶ人、悲しむ人と反応は様々です。
今回は総じて飛びぬけている人は少なかったので、頑張れば進級の際に上のクラスに行けるかもしれません。
「ポール君、主席合格おめでとう」
「アレク様、ありがとうございます」
そして、予想通りポール君が主席合格だった。
筆記も剣技も圧倒的な成績を残したので、妥当な成績と言えましょう。
「アレク、やっぱりポールを生徒会に勧誘する」
「ベス男爵領関連の事件が落ち着いたらね。でも、流石に入園説明会の時には事件は決着していないと思うよ」
「むう……」
イヨはやっぱり優秀なポール君を生徒会に誘いたいみたいだけど、ベス男爵領をどうやって統治するかが確定しないと何も言えないですね。
勿論、僕だって優秀なポール君を将来の生徒会長にって思っていますよ。
「では、確認が終わったら受付に行って下さい。次は一週間後の入園説明会になりますので、忘れずに参加しましょう」
「「「「「はい!」」」」」
受験生は、僕に返事をしてから受付に向かいました。
ふう、これで作業終了ですね。
後は、撤収作業をして通常授業に戻ります。
あっ、そうだ。
「ポール君、ルーカスお兄様が会いたいって言っていたからスラちゃんが王城に送っていくね。その後で、ベス男爵領に送るよ」
「アレク様、何から何まで本当にありがとうございます」
ポール君は、ペコリと僕に頭を下げてから受付に向かいました。
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「あはは……」
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