文字の大きさ
大
中
小
1,272 / 1,396
第三十四章 三年生
千四百六十八話 今日はみんな頑張りましたね
初日から色々あったけど、何とか短期研修は終わりました。
「えーっと、僕は普通に仕事をしていただけなんですけど、これで良いのでしょうか?」
「仕事ができるということは、業務内容を理解しているということだ。他の学園生は、仕事をする為の業務内容を覚える段階だ。だから、アレクは他の者とは違う」
陛下は、僕の疑問に普通に答えを返していた。
サキさんとレシステンシアさんも、職員と共にうんうんと頷いていた。
さてさて、では僕達は帰り支度をしないと。
「あっ、そうだ。お二人も、予定通り迎えに行きますね」
「「はい、ありがとうございます」」
実は、今夜僕の屋敷と辺境伯様の屋敷に泊まっている学園生で食事会をする事になりました。
せっかくなので、知り合いにも来てもらう事になっています。
ポッキーがみんなを迎えに行く事になっていて、王城からはネコちゃんと一緒のマジカルラットが連れてきてくれます。
では、僕は一足先に屋敷に戻ります。
「「疲れた……」」
屋敷の応接室に行くと、リズとエレノアが学園服姿でぐったりとしていました。
どうやら午後もみっちりと公務が入ったらしく、一緒にいるメアリもお疲れ気味でした。
「チェックは、ティナおばあさまにしてもらったんだね」
「はい。午後はティナ様と共に三つの公務をこなしました」
メアリが二人に代わって返事をしてくれたけど、とにかく大変だったのは間違いなかったんだ。
因みに、僕はどんな業務をしたかを報告すればよくて、その辺りはシッカリとまとめています。
ドタドタドタ。
「「「「「お風呂入ったよー!」」」」」
「よー!」
すると、王家のちびっ子やハーデスちゃん達が一斉に応接室に顔を見せました。
どうやら、イヨがみんなをお風呂に入れてくれたみたいですね。
「ほらほら、僕は辺境伯様の屋敷に行くからリズたちもお風呂に入っちゃいなさい」
「「ふわーい」」
リズとエレノアは、もぞもぞと動き始めました。
因みに、今夜メアリは僕の屋敷に泊まりになる予定です。
エレノアはこの屋敷に部屋を持っているので、その部屋に向かっていきました。
「しかし、まさか初日に大きな事件が起きるとはな。たが、良い経験になったのは間違いない。あの後、お互いに不正をしない為にはどう申請すれば良いのかと話し合ってもらったよ」
「貴重な経験を生かすのも無駄にするのも、結局は本人次第だ。改めて、その辺りの話をしておいた」
執務室で辺境伯様とジェイド様と話をしたけど、僕も学園生の良い経験になってもらいたいと思っていた。
きっと、優秀なみんななら大丈夫だと思っています。
「それにしても、アレク君のクラスメイトは優秀な人材が揃っている。過去でもトップクラスの出来だ」
「ルーカス殿下が在籍していた時もとても優秀だったが、それに匹敵するものがある。クラスに飛び抜けて優秀な者がいて、良い手本になっているのだろう」
僕から見ても、クラスメイトはとても勤勉で良い人が揃っていると思います。
ミカエルの同級生になりそうな人達も、僕達やルーカスお兄様の時と負けず劣らず優秀だと思います。
さてさて、そろそろ時間なのでみんなで大部屋に移動します。
今日は参加人数が多いけど、辺境伯家の大部屋なら余裕で全員入ります。
僕達も座るんだけど、ちびっ子達もお兄さんお姉さんと一緒に話をしたいのか、僕達の間に座っています。
「はい、今日はしゃぶしゃぶよ」
「「「「「やったー!」」」」」
ソフィアさんがみんなにニコリと話しかけると、小さい子どもたちは両手を上げて喜んでいました。
でも、小さい子がお肉をしゃぶしゃぶするのは危ないから、ここはお兄さんお姉さんにやってもらいます。
「はい、できましたよ」
「ありがとー!」
今も、サキさんがエリちゃんにお肉をしゃぶしゃぶしてもらっています。
こういった小さい子へのお世話も、とても貴重な経験なんだよね。
「ジン、お肉がガチガチに硬くなっちゃった……」
「レイナ、お前はじゃぶじゃぶするな。肉が台無しになる」
破壊王の方は、お肉をしゃぶしゃぶすることすらできません。
うん、ジンさんの言う通りしゃぶしゃぶではなくじゃぶじゃぶなのかもしれませんね。
何にせよ、こうしてみんなでワイワイと食事を楽しみました。
英気を養って、また明日から頑張りましょうね。
「えーっと、僕は普通に仕事をしていただけなんですけど、これで良いのでしょうか?」
「仕事ができるということは、業務内容を理解しているということだ。他の学園生は、仕事をする為の業務内容を覚える段階だ。だから、アレクは他の者とは違う」
陛下は、僕の疑問に普通に答えを返していた。
サキさんとレシステンシアさんも、職員と共にうんうんと頷いていた。
さてさて、では僕達は帰り支度をしないと。
「あっ、そうだ。お二人も、予定通り迎えに行きますね」
「「はい、ありがとうございます」」
実は、今夜僕の屋敷と辺境伯様の屋敷に泊まっている学園生で食事会をする事になりました。
せっかくなので、知り合いにも来てもらう事になっています。
ポッキーがみんなを迎えに行く事になっていて、王城からはネコちゃんと一緒のマジカルラットが連れてきてくれます。
では、僕は一足先に屋敷に戻ります。
「「疲れた……」」
屋敷の応接室に行くと、リズとエレノアが学園服姿でぐったりとしていました。
どうやら午後もみっちりと公務が入ったらしく、一緒にいるメアリもお疲れ気味でした。
「チェックは、ティナおばあさまにしてもらったんだね」
「はい。午後はティナ様と共に三つの公務をこなしました」
メアリが二人に代わって返事をしてくれたけど、とにかく大変だったのは間違いなかったんだ。
因みに、僕はどんな業務をしたかを報告すればよくて、その辺りはシッカリとまとめています。
ドタドタドタ。
「「「「「お風呂入ったよー!」」」」」
「よー!」
すると、王家のちびっ子やハーデスちゃん達が一斉に応接室に顔を見せました。
どうやら、イヨがみんなをお風呂に入れてくれたみたいですね。
「ほらほら、僕は辺境伯様の屋敷に行くからリズたちもお風呂に入っちゃいなさい」
「「ふわーい」」
リズとエレノアは、もぞもぞと動き始めました。
因みに、今夜メアリは僕の屋敷に泊まりになる予定です。
エレノアはこの屋敷に部屋を持っているので、その部屋に向かっていきました。
「しかし、まさか初日に大きな事件が起きるとはな。たが、良い経験になったのは間違いない。あの後、お互いに不正をしない為にはどう申請すれば良いのかと話し合ってもらったよ」
「貴重な経験を生かすのも無駄にするのも、結局は本人次第だ。改めて、その辺りの話をしておいた」
執務室で辺境伯様とジェイド様と話をしたけど、僕も学園生の良い経験になってもらいたいと思っていた。
きっと、優秀なみんななら大丈夫だと思っています。
「それにしても、アレク君のクラスメイトは優秀な人材が揃っている。過去でもトップクラスの出来だ」
「ルーカス殿下が在籍していた時もとても優秀だったが、それに匹敵するものがある。クラスに飛び抜けて優秀な者がいて、良い手本になっているのだろう」
僕から見ても、クラスメイトはとても勤勉で良い人が揃っていると思います。
ミカエルの同級生になりそうな人達も、僕達やルーカスお兄様の時と負けず劣らず優秀だと思います。
さてさて、そろそろ時間なのでみんなで大部屋に移動します。
今日は参加人数が多いけど、辺境伯家の大部屋なら余裕で全員入ります。
僕達も座るんだけど、ちびっ子達もお兄さんお姉さんと一緒に話をしたいのか、僕達の間に座っています。
「はい、今日はしゃぶしゃぶよ」
「「「「「やったー!」」」」」
ソフィアさんがみんなにニコリと話しかけると、小さい子どもたちは両手を上げて喜んでいました。
でも、小さい子がお肉をしゃぶしゃぶするのは危ないから、ここはお兄さんお姉さんにやってもらいます。
「はい、できましたよ」
「ありがとー!」
今も、サキさんがエリちゃんにお肉をしゃぶしゃぶしてもらっています。
こういった小さい子へのお世話も、とても貴重な経験なんだよね。
「ジン、お肉がガチガチに硬くなっちゃった……」
「レイナ、お前はじゃぶじゃぶするな。肉が台無しになる」
破壊王の方は、お肉をしゃぶしゃぶすることすらできません。
うん、ジンさんの言う通りしゃぶしゃぶではなくじゃぶじゃぶなのかもしれませんね。
何にせよ、こうしてみんなでワイワイと食事を楽しみました。
英気を養って、また明日から頑張りましょうね。
感想 306
あなたにおすすめの小説
【完結】20年後の真実
ゴールデンフィッシュメダル公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。
マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。
それから20年。
マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。
そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。
おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。
全4話書き上げ済み。
婚約者が心酔している盲目の聖女は私ですが
オトナシマソラ血を見ると倒れてしまうため、目隠しをして治療をしていたら「盲目の聖女」と呼ばれるようになってしまった聖女セレナ。
幼馴染の婚約者アレンは、セレナ=盲目の聖女だと気づかず、彼女を冷遇し婚約破棄を言い出す。
婚約を解消したセレナは、過保護な神官見習いのルカに溺愛され、新たな道を歩むことに。一方、夜会でついに真実を知った元婚約者はすべてを失い絶望するが、もう手遅れで……。血が苦手な訳あり聖女の逆転ラブストーリー
※本作品はになろうにも掲載しています小説家
捨てられた赤ちゃんを拾ったら、創世神様でした。世界を救うより、お父さんを幸せにしたいそうです
由香山で捨てられていた赤ちゃんを拾い、家族として育てることを決めた青年。
その日から、枯れた大地は実り、病は癒え、伝説のもふもふ神獣たちが次々と家へ集まってくる。
実はその赤ちゃんの正体は、この世界を創った創世神だった。
「いっぱい育ててくれてありがとう。今度は私がお父さんを幸せにする番だよ。」
これは、神様が初めて手に入れた”家族”との、優しくて温かな奇跡の物語。
私の息子を“愛人の子の下”にすると言った夫へ──その瞬間、正妻の役目は終わりました
放浪人政略結婚で伯爵家に嫁いだ侯爵令嬢リディアは、愛のない夫婦関係を「正妻の務め」と割り切り、赤字だらけの領地を立て直してきた。帳簿を整え、税の徴収を正し、交易路を広げ、収穫が不安定な年には備蓄を回す――伯爵家の体裁を保ってきたのは、いつも彼女の実務だった。
だがある日、夫オスヴァルドが屋敷に連れ帰ったのは“幼馴染”の女とその息子。
「彼女は可哀想なんだ」
「この子を跡取りにする」
そして人前で、平然と言い放つ。
――「君の息子は、愛人の子の“下”で学べばいい」
その瞬間、リディアの中で何かが静かに終わった。怒鳴らない。泣かない。微笑みすら崩さない。
「承知しました。では――正妻の役目は終わりましたね」
私を追い出した結果、飼っていた聖獣は誰にも懐かないようです
天宮有 子供の頃、男爵令嬢の私アミリア・ファグトは助けた小犬が聖獣と判明して、飼うことが決まる。
数年後――成長した聖獣は家を守ってくれて、私に一番懐いていた。
そんな私を妬んだ姉ラミダは「聖獣は私が拾って一番懐いている」と吹聴していたようで、姉は侯爵令息ケドスの婚約者になる。
どうやらラミダは聖獣が一番懐いていた私が邪魔なようで、追い出そうと目論んでいたようだ。
家族とゲドスはラミダの嘘を信じて、私を蔑み追い出そうとしていた。
水魔法しか使えない私と婚約破棄するのなら、貴方が隠すよう命じていた前世の知識をこれから使います
黒木 楓 伯爵令嬢のリリカは、婚約者である侯爵令息ラルフに「水魔法しか使えないお前との婚約を破棄する」と言われてしまう。
異世界に転生したリリカは前世の知識があり、それにより普通とは違う水魔法が使える。
そのことは婚約前に話していたけど、ラルフは隠すよう命令していた。
「立場が下のお前が、俺よりも優秀であるわけがない。普通の水魔法だけ使っていろ」
そう言われ続けてきたけど、これから命令を聞く必要もない。
「婚約破棄するのなら、貴方が隠すよう命じていた力をこれから使います」
飲んだ人を強くしたり回復する聖水を作ることができるけど、命令により家族以外は誰も知らない。
これは前世の知識がある私だけが出せる特殊な水で、婚約破棄された後は何も気にせず使えそうだ。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
【流血】とある冒険者ギルドの会議がカオスだった件【沙汰】
一樹とある冒険者ギルド。
その建物内にある一室、【会議室】にてとある話し合いが行われた。
それは、とある人物を役立たずだからと追放したい者達と、当該人物達との話し合いの場だった。