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第三十四章 三年生
千四百七十話 今日は公務の勉強です
短期研修も中盤になると、サキさんとレシステンシアさんはかなりの業務を覚えていった。
地頭が良いので、どんどんと知識を吸収しているみたいですね。
他の部署からも是非来て欲しいと言われていて、特に宰相が元いた商務部門から熱心な声がかかっていました。
今日は別の公務に参加して、経験を積む事になりました。
「それで、サキちゃんとレシステンシアちゃんが一緒なんだね」
「二人が一緒だと、とっても心強いの」
僕達が向かったのは王城のとある部屋で、今日は文化功労者への表彰が行われる事になっています。
王妃様などは別の公務があるので、リズとエレノアが対応する事になっていました。
王家のちびっ子三人は、他の子と一緒に勉強中です。
「あの、お二方と一緒でとても安心しました。その、結構大変でして……」
サキさんとレシステンシアさんが来たのを一番喜んでいたのが、意外にもメアリでした。
リズとエレノアの秘書的な存在としてずっと一緒だったので、結構大変みたいですね。
スラちゃんもいるけど、サポートを強化しないと駄目かな?
今日は、サキさんとレシステンシアさんも、リズとエレノアをサポートします。
なお、リズとエレノアはキチンとした王家のドレスだけど、他の面々は制服を着ています。
勿論、僕も制服でスタンバイしています。
「では、今日の役割の説明をします」
「「はーい」」
早速、今日の予定を確認していきます。
とはいっても、表彰がメインだから順に勲章を授ければいいですね。
これが国王クラスの文化功労者への勲章授与式だったら、かなり大がかりなものになります。
その後は、お茶会を兼ねた簡単な懇親会です。
出席者も揃っているので、早速表彰式を始めましょう。
「それでは、これより王国の文化発展に功労した者への表彰を始めます」
司会は、サキさんとレシステンシアさんが交代でする事になりました。
二人なら、きっとキチンと上手くいくはずですね。
「最初に、アレクサンダー副宰相よりお言葉を頂戴します」
あれ?
ここは、僕が話をするの?
思わず司会席を振り返ったけど、間違いないそうです。
思わずトホホと思いながら、僕はマイク型魔導具が備え付けられているスタンド前に移動しました。
「皆様、ご紹介頂きましたアレクサンダーです。本日は、学園の短期研修生として式典の補助をしております。ここにおられる多くの人の御尽力を得て、王国の文化は発展を続けております……」
うん、急に振られたからちょっと拙い説明だったけど、挨拶は何とかなったはずです。
そして、早速勲章の授与が行われました。
リズとエレノアも、もう式典に慣れたのかスムーズに行っていますね。
その中で、僕が勲章を渡す役ではないのかとチラチラと見る人がいました。
いやいや、ここはリズとエレノアの出番ですよ。
こうして、式典は一時間程で終わりました。
この後は簡単な懇親会なので、撤収作業は他の人に任せて僕達は別の部屋に移動します。
「リズ、エレノア、挨拶って僕で良かったの?」
「大丈夫だよ。おばあちゃんが、お兄ちゃんなら大丈夫だって」
「エレノアが話すよりも、アレクお兄ちゃんの方がずっと上手なの」
おお、まさかティナおばあさまが指示をしていたなんて。
僕は、思わずトホホってなっちゃいました。
サキさん達も懇親会に参加するのですが、ここで予想外の事が起きました。
「いやあ、アレク様は魔導具分野でも優秀でいらっしゃる。学生が作るものとは思えない物を作られておりましたな」
「アカデミーで拝見しましたぞ。間違いなく、王国の魔導具文化を発展させましょう」
「アクセサリー制作でも、かなりの腕ですな。是非、そのお力を見てみたいものですぞ」
何と、勲章を授与された人たちが、みんな僕のところに集まってきたのです。
あの、僕じゃなくて王女様とお話して下さいよ。
プリンも、いつの間にかリズ達のところに避難していました。
どうも、僕があの式典で一番偉い人だと思われていて、更に凄腕の魔導具職人だと思われていたみたいです。
リズ達は、いつの間にか仲良くガールズトークを始めていました。
でも、一応主催は王家なので、僕は何とかリズ達にも話を振っていました。
地頭が良いので、どんどんと知識を吸収しているみたいですね。
他の部署からも是非来て欲しいと言われていて、特に宰相が元いた商務部門から熱心な声がかかっていました。
今日は別の公務に参加して、経験を積む事になりました。
「それで、サキちゃんとレシステンシアちゃんが一緒なんだね」
「二人が一緒だと、とっても心強いの」
僕達が向かったのは王城のとある部屋で、今日は文化功労者への表彰が行われる事になっています。
王妃様などは別の公務があるので、リズとエレノアが対応する事になっていました。
王家のちびっ子三人は、他の子と一緒に勉強中です。
「あの、お二方と一緒でとても安心しました。その、結構大変でして……」
サキさんとレシステンシアさんが来たのを一番喜んでいたのが、意外にもメアリでした。
リズとエレノアの秘書的な存在としてずっと一緒だったので、結構大変みたいですね。
スラちゃんもいるけど、サポートを強化しないと駄目かな?
今日は、サキさんとレシステンシアさんも、リズとエレノアをサポートします。
なお、リズとエレノアはキチンとした王家のドレスだけど、他の面々は制服を着ています。
勿論、僕も制服でスタンバイしています。
「では、今日の役割の説明をします」
「「はーい」」
早速、今日の予定を確認していきます。
とはいっても、表彰がメインだから順に勲章を授ければいいですね。
これが国王クラスの文化功労者への勲章授与式だったら、かなり大がかりなものになります。
その後は、お茶会を兼ねた簡単な懇親会です。
出席者も揃っているので、早速表彰式を始めましょう。
「それでは、これより王国の文化発展に功労した者への表彰を始めます」
司会は、サキさんとレシステンシアさんが交代でする事になりました。
二人なら、きっとキチンと上手くいくはずですね。
「最初に、アレクサンダー副宰相よりお言葉を頂戴します」
あれ?
ここは、僕が話をするの?
思わず司会席を振り返ったけど、間違いないそうです。
思わずトホホと思いながら、僕はマイク型魔導具が備え付けられているスタンド前に移動しました。
「皆様、ご紹介頂きましたアレクサンダーです。本日は、学園の短期研修生として式典の補助をしております。ここにおられる多くの人の御尽力を得て、王国の文化は発展を続けております……」
うん、急に振られたからちょっと拙い説明だったけど、挨拶は何とかなったはずです。
そして、早速勲章の授与が行われました。
リズとエレノアも、もう式典に慣れたのかスムーズに行っていますね。
その中で、僕が勲章を渡す役ではないのかとチラチラと見る人がいました。
いやいや、ここはリズとエレノアの出番ですよ。
こうして、式典は一時間程で終わりました。
この後は簡単な懇親会なので、撤収作業は他の人に任せて僕達は別の部屋に移動します。
「リズ、エレノア、挨拶って僕で良かったの?」
「大丈夫だよ。おばあちゃんが、お兄ちゃんなら大丈夫だって」
「エレノアが話すよりも、アレクお兄ちゃんの方がずっと上手なの」
おお、まさかティナおばあさまが指示をしていたなんて。
僕は、思わずトホホってなっちゃいました。
サキさん達も懇親会に参加するのですが、ここで予想外の事が起きました。
「いやあ、アレク様は魔導具分野でも優秀でいらっしゃる。学生が作るものとは思えない物を作られておりましたな」
「アカデミーで拝見しましたぞ。間違いなく、王国の魔導具文化を発展させましょう」
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あの、僕じゃなくて王女様とお話して下さいよ。
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どうも、僕があの式典で一番偉い人だと思われていて、更に凄腕の魔導具職人だと思われていたみたいです。
リズ達は、いつの間にか仲良くガールズトークを始めていました。
でも、一応主催は王家なので、僕は何とかリズ達にも話を振っていました。
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