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第三十四章 三年生
千四百七十六話 今年の魔導具の試作品は?
ということで、学園終わりの夕方に僕の庭で今年の魔導具の試作品の試走をする事にしました。
作ったのは、バギータイプの小型四輪魔導具です。
ギア無しの単純構造で、金属の代わりにカチカチに固めた土魔法の部品を使っています。
ハンドルは木製で、ちゃんとブレーキもありますよ。
実は似たものをアカデミーで研究していて、構造の相談に行ったら研究員が物凄くやる気になりました。
前世の車みたいな物を作ろうとするなんて、アカデミーの研究員は凄いね。
シュイーン、ドドドド。
「おっ、そこそこ速いんだね。ブレーキも良い感じだよ!」
早速リズが試乗しているけど、中々上手く乗りこなして
魔導具のモーターみたいな物は既に存在していて、前世の電気自動車のように回転数を上げられます。
後は減速機みたいな構造があればいいけど、それはアカデミーの研究員にお任せですね。
ちなみに金属の部品が欲しくて設計図を辺境伯領の鍛冶屋のおじさんに見せたら、任せておけとやる気になっていました。
スドドドド、ズドドドド。
「わーい、はやーい!」
リズは、いつの間にかドリフト走行までしていました。
何というか、どんな物でも乗りこなしますね。
「でも、流石にまだ安全性に問題があるね。馬車の方が、当面は良さそうだね」
「ブルル」
いつの間にか僕の隣にはポニさん達も見学に来ていて、当たり前だとブッチーが言っていました。
そして、一番のネックはこれでした。
プスンプスン……
「あー、止まっちゃった!」
まだ魔導具の効率の悪さがあって、魔力を大量に消費します。
この辺りも課題なので、どうしようもないですね。
では、庭を土魔法で直して魔導バギーを回収しましょう。
「うーん、ちょっとヒビが入っているね。やっぱり土魔法製だと、耐久力に不安があるなあ」
リズの運転が荒いのもあるけど、それも考慮に入れないといけません。
後で、修理をしないとね。
ズドドドド、ズドドドド。
「おっ、今日は滑らかに動くよ!」
「あ、あれがアレク様の作った魔導具……」
「アカデミーの人と同等の事をするなんて、もはやレベルが違いすぎます……」
現状の出来で文化祭の出展として申請して後でアカデミーに持っていくので、授業の最初を使って先生に見てもらうことにしました。
クラスメイトもついてきたけど、サキさんもレシステンシアさんもリズがグラウンドで乗り回す魔導バギーに度肝を抜かれていました。
勿論他のクラスメイトも同様で、先生も目を丸くするほど驚いていますね。
プスンプスン……
「あー、また直ぐに止まっちゃったよー!」
うーん、バッテリー代わりの魔石が小さいから、リズみたいな無謀運転をすると五分も持たないなあ。
まだまだ改良点はいっぱいあります。
「あの、この時点でもうお腹いっぱいです……」
「あーあ、エレノアも乗りたかったの」
メアリも、思わず苦笑していますね。
サンディは屋敷で試乗してもらったので、まだ乗っていないエレノアは残念そうにしていました。
因みに、スラちゃんは念動でハンドルやアクセルなどを器用に動かしていました。
すると、グラウンドを直していた僕に美術の先生が歩み寄ってきました。
えっと、何かやっちゃったかな?
パンパン。
「アレクサンダー君、素晴らしいよ。この調子で、どんどんと発明をしていきなさい!」
「「「「「おおー」」」」」
何故か、先生がもの凄く感動しながら僕の肩を叩いていました。
気難しい先生なので、周りにいたクラスメイトも驚いていますね。
僕もまだ作りたい物があるし、時間があったらまたアカデミーに相談しないとね。
作ったのは、バギータイプの小型四輪魔導具です。
ギア無しの単純構造で、金属の代わりにカチカチに固めた土魔法の部品を使っています。
ハンドルは木製で、ちゃんとブレーキもありますよ。
実は似たものをアカデミーで研究していて、構造の相談に行ったら研究員が物凄くやる気になりました。
前世の車みたいな物を作ろうとするなんて、アカデミーの研究員は凄いね。
シュイーン、ドドドド。
「おっ、そこそこ速いんだね。ブレーキも良い感じだよ!」
早速リズが試乗しているけど、中々上手く乗りこなして
魔導具のモーターみたいな物は既に存在していて、前世の電気自動車のように回転数を上げられます。
後は減速機みたいな構造があればいいけど、それはアカデミーの研究員にお任せですね。
ちなみに金属の部品が欲しくて設計図を辺境伯領の鍛冶屋のおじさんに見せたら、任せておけとやる気になっていました。
スドドドド、ズドドドド。
「わーい、はやーい!」
リズは、いつの間にかドリフト走行までしていました。
何というか、どんな物でも乗りこなしますね。
「でも、流石にまだ安全性に問題があるね。馬車の方が、当面は良さそうだね」
「ブルル」
いつの間にか僕の隣にはポニさん達も見学に来ていて、当たり前だとブッチーが言っていました。
そして、一番のネックはこれでした。
プスンプスン……
「あー、止まっちゃった!」
まだ魔導具の効率の悪さがあって、魔力を大量に消費します。
この辺りも課題なので、どうしようもないですね。
では、庭を土魔法で直して魔導バギーを回収しましょう。
「うーん、ちょっとヒビが入っているね。やっぱり土魔法製だと、耐久力に不安があるなあ」
リズの運転が荒いのもあるけど、それも考慮に入れないといけません。
後で、修理をしないとね。
ズドドドド、ズドドドド。
「おっ、今日は滑らかに動くよ!」
「あ、あれがアレク様の作った魔導具……」
「アカデミーの人と同等の事をするなんて、もはやレベルが違いすぎます……」
現状の出来で文化祭の出展として申請して後でアカデミーに持っていくので、授業の最初を使って先生に見てもらうことにしました。
クラスメイトもついてきたけど、サキさんもレシステンシアさんもリズがグラウンドで乗り回す魔導バギーに度肝を抜かれていました。
勿論他のクラスメイトも同様で、先生も目を丸くするほど驚いていますね。
プスンプスン……
「あー、また直ぐに止まっちゃったよー!」
うーん、バッテリー代わりの魔石が小さいから、リズみたいな無謀運転をすると五分も持たないなあ。
まだまだ改良点はいっぱいあります。
「あの、この時点でもうお腹いっぱいです……」
「あーあ、エレノアも乗りたかったの」
メアリも、思わず苦笑していますね。
サンディは屋敷で試乗してもらったので、まだ乗っていないエレノアは残念そうにしていました。
因みに、スラちゃんは念動でハンドルやアクセルなどを器用に動かしていました。
すると、グラウンドを直していた僕に美術の先生が歩み寄ってきました。
えっと、何かやっちゃったかな?
パンパン。
「アレクサンダー君、素晴らしいよ。この調子で、どんどんと発明をしていきなさい!」
「「「「「おおー」」」」」
何故か、先生がもの凄く感動しながら僕の肩を叩いていました。
気難しい先生なので、周りにいたクラスメイトも驚いていますね。
僕もまだ作りたい物があるし、時間があったらまたアカデミーに相談しないとね。
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