文字の大きさ
大
中
小
1,297 / 1,396
第三十四章 三年生
千四百九十三話 教皇国に挨拶に行きます
帝国の皇族との挨拶を終え、今度は教皇国へと向かいます。
すると、この人が手を挙げたのです。
「リルムも一緒に挨拶に行きます」
「「「行きたーい!」」」
リルムは普通に教皇猊下に挨拶に行こうと思っているみたいだけど、ちびっ子達は単にお姉ちゃんと一緒に教皇国に行きたいみたいだ。
すると、この人が同行してくれる事になりました。
「では、私も一緒に伺いましょう」
「「「はーい」」」
ということで、スカーレット皇妃様も一緒についてくれる事になりました。
恐らく、共和国のルーシーお姉様のところにも行くことになりますね。
ではでは、今度は教皇国の大聖堂前へゲートを繋ぎましょう。
「あっ、まだ新年のミサの途中なんだね」
「本当なの」
リズとエレノアが大聖堂の中を覗いていますが、タイミングが少し悪そうですね。
でも、シスターさんがばっちりと僕達の事を見ています。
そして、僕達を人々の前の方に案内してきました。
うう、なんだか周りの人に申し訳ないです……
「おお、これはこれは王国と帝国の皆様ではないか。新年早々大聖堂に足を運び、とても感心だ」
「「「「「おおー!」」」」」
教皇猊下は、敢えて僕達が来たと集まった人達に話していますね。
理由はどうであれ、新年早々大聖堂に僕達がいることが重要みたいです。
すると、教皇猊下がこんな事を言ってきたのです。
「ちょうど、人々に例え話をしようと思ったところだ。【双翼の天使】様は、昨年何かいい事をしたのかな?」
「「「「「したよー!」」」」」
あっ、ちびっ子達が元気よく手を挙げているよ。
僕とリズからは、何にも言えないですね。
「あのね、アレクお兄ちゃんはすっごい魔導具を作ったんだよ!」
「乗る事ができて、道を動くんだよ!」
ルカちゃんとエドちゃんが言っているのは、多分魔導バギーの件ですね。
そもそも僕が魔導具を作るなんてと、集まっている人がザワザワとしています。
「うむ、アレク様は既に魔導研究で王国のアカデミーから高く評価されていると聞く。数年後には、アレク様が考案した魔導具が世界中で使われているかもしれんのう」
「「「「「おおー」」」」」
教皇猊下は、どうやら僕がアカデミー関係者と仲良いのを知っているみたいですね。
集まった人達も、流石だと感嘆の声を挙げていました。
「みんなで村に行って、教会を綺麗にしたんだよ」
「手分けして、病気の人の治療もしたんだ」
「【双翼の天使】様だけでなく、ここにいる者で村そのものを救ったとは。これは凄いのう」
メイちゃんとリラちゃんが言っていたのは、みんなで村からの依頼を受けた時の事ですね。
教皇猊下だけでなく、集まった人達も凄いと感心していました。
「あのね、お兄ちゃんの赤ちゃんが元気か確認しているんだよ」
「王太子妃様と名誉聖女様の赤子が順調に育っていると確認しているのか。【双翼の天使】様は、相変わらず優秀な治癒師であるのだな」
特に名誉聖女のカレン様の妊娠は、教皇国でも広く知られています。
僕やリズは、単に元気な赤ちゃんが生まれて欲しいと思っているだけなんだよね。
「ルーシーお姉ちゃんの結婚式を、みんなで盛り上げたんだよ」
「ボロボロの孤児院を、みんなで直したんだ! アレクお兄ちゃんのお料理も、とっても美味しかったよ!」
ケンちゃんとレオンちゃんも、元気よく話をしていました。
多分まだまだあるけど、昨年も色々と活動していたんだね。
「既に、【双翼の天使】様は幼い子に様々な事を教えている。どれも素晴らしいが、【双翼の天使】様は普通の事だと思っている。威張る事なくみんなの為にという精神こそ、とても大切なことだ」
教皇猊下が上手くしめてくれ、町の人達も僕達の事を尊敬の目で見ていました。
そんな様子を、王妃様とスカーレット皇妃様が微笑みながら見ていたのでした。
すると、この人が手を挙げたのです。
「リルムも一緒に挨拶に行きます」
「「「行きたーい!」」」
リルムは普通に教皇猊下に挨拶に行こうと思っているみたいだけど、ちびっ子達は単にお姉ちゃんと一緒に教皇国に行きたいみたいだ。
すると、この人が同行してくれる事になりました。
「では、私も一緒に伺いましょう」
「「「はーい」」」
ということで、スカーレット皇妃様も一緒についてくれる事になりました。
恐らく、共和国のルーシーお姉様のところにも行くことになりますね。
ではでは、今度は教皇国の大聖堂前へゲートを繋ぎましょう。
「あっ、まだ新年のミサの途中なんだね」
「本当なの」
リズとエレノアが大聖堂の中を覗いていますが、タイミングが少し悪そうですね。
でも、シスターさんがばっちりと僕達の事を見ています。
そして、僕達を人々の前の方に案内してきました。
うう、なんだか周りの人に申し訳ないです……
「おお、これはこれは王国と帝国の皆様ではないか。新年早々大聖堂に足を運び、とても感心だ」
「「「「「おおー!」」」」」
教皇猊下は、敢えて僕達が来たと集まった人達に話していますね。
理由はどうであれ、新年早々大聖堂に僕達がいることが重要みたいです。
すると、教皇猊下がこんな事を言ってきたのです。
「ちょうど、人々に例え話をしようと思ったところだ。【双翼の天使】様は、昨年何かいい事をしたのかな?」
「「「「「したよー!」」」」」
あっ、ちびっ子達が元気よく手を挙げているよ。
僕とリズからは、何にも言えないですね。
「あのね、アレクお兄ちゃんはすっごい魔導具を作ったんだよ!」
「乗る事ができて、道を動くんだよ!」
ルカちゃんとエドちゃんが言っているのは、多分魔導バギーの件ですね。
そもそも僕が魔導具を作るなんてと、集まっている人がザワザワとしています。
「うむ、アレク様は既に魔導研究で王国のアカデミーから高く評価されていると聞く。数年後には、アレク様が考案した魔導具が世界中で使われているかもしれんのう」
「「「「「おおー」」」」」
教皇猊下は、どうやら僕がアカデミー関係者と仲良いのを知っているみたいですね。
集まった人達も、流石だと感嘆の声を挙げていました。
「みんなで村に行って、教会を綺麗にしたんだよ」
「手分けして、病気の人の治療もしたんだ」
「【双翼の天使】様だけでなく、ここにいる者で村そのものを救ったとは。これは凄いのう」
メイちゃんとリラちゃんが言っていたのは、みんなで村からの依頼を受けた時の事ですね。
教皇猊下だけでなく、集まった人達も凄いと感心していました。
「あのね、お兄ちゃんの赤ちゃんが元気か確認しているんだよ」
「王太子妃様と名誉聖女様の赤子が順調に育っていると確認しているのか。【双翼の天使】様は、相変わらず優秀な治癒師であるのだな」
特に名誉聖女のカレン様の妊娠は、教皇国でも広く知られています。
僕やリズは、単に元気な赤ちゃんが生まれて欲しいと思っているだけなんだよね。
「ルーシーお姉ちゃんの結婚式を、みんなで盛り上げたんだよ」
「ボロボロの孤児院を、みんなで直したんだ! アレクお兄ちゃんのお料理も、とっても美味しかったよ!」
ケンちゃんとレオンちゃんも、元気よく話をしていました。
多分まだまだあるけど、昨年も色々と活動していたんだね。
「既に、【双翼の天使】様は幼い子に様々な事を教えている。どれも素晴らしいが、【双翼の天使】様は普通の事だと思っている。威張る事なくみんなの為にという精神こそ、とても大切なことだ」
教皇猊下が上手くしめてくれ、町の人達も僕達の事を尊敬の目で見ていました。
そんな様子を、王妃様とスカーレット皇妃様が微笑みながら見ていたのでした。
感想 306
あなたにおすすめの小説
【完結】20年後の真実
ゴールデンフィッシュメダル公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。
マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。
それから20年。
マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。
そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。
おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。
全4話書き上げ済み。
婚約者が心酔している盲目の聖女は私ですが
オトナシマソラ血を見ると倒れてしまうため、目隠しをして治療をしていたら「盲目の聖女」と呼ばれるようになってしまった聖女セレナ。
幼馴染の婚約者アレンは、セレナ=盲目の聖女だと気づかず、彼女を冷遇し婚約破棄を言い出す。
婚約を解消したセレナは、過保護な神官見習いのルカに溺愛され、新たな道を歩むことに。一方、夜会でついに真実を知った元婚約者はすべてを失い絶望するが、もう手遅れで……。血が苦手な訳あり聖女の逆転ラブストーリー
※本作品はになろうにも掲載しています小説家
捨てられた赤ちゃんを拾ったら、創世神様でした。世界を救うより、お父さんを幸せにしたいそうです
由香山で捨てられていた赤ちゃんを拾い、家族として育てることを決めた青年。
その日から、枯れた大地は実り、病は癒え、伝説のもふもふ神獣たちが次々と家へ集まってくる。
実はその赤ちゃんの正体は、この世界を創った創世神だった。
「いっぱい育ててくれてありがとう。今度は私がお父さんを幸せにする番だよ。」
これは、神様が初めて手に入れた”家族”との、優しくて温かな奇跡の物語。
私の息子を“愛人の子の下”にすると言った夫へ──その瞬間、正妻の役目は終わりました
放浪人政略結婚で伯爵家に嫁いだ侯爵令嬢リディアは、愛のない夫婦関係を「正妻の務め」と割り切り、赤字だらけの領地を立て直してきた。帳簿を整え、税の徴収を正し、交易路を広げ、収穫が不安定な年には備蓄を回す――伯爵家の体裁を保ってきたのは、いつも彼女の実務だった。
だがある日、夫オスヴァルドが屋敷に連れ帰ったのは“幼馴染”の女とその息子。
「彼女は可哀想なんだ」
「この子を跡取りにする」
そして人前で、平然と言い放つ。
――「君の息子は、愛人の子の“下”で学べばいい」
その瞬間、リディアの中で何かが静かに終わった。怒鳴らない。泣かない。微笑みすら崩さない。
「承知しました。では――正妻の役目は終わりましたね」
私を追い出した結果、飼っていた聖獣は誰にも懐かないようです
天宮有 子供の頃、男爵令嬢の私アミリア・ファグトは助けた小犬が聖獣と判明して、飼うことが決まる。
数年後――成長した聖獣は家を守ってくれて、私に一番懐いていた。
そんな私を妬んだ姉ラミダは「聖獣は私が拾って一番懐いている」と吹聴していたようで、姉は侯爵令息ケドスの婚約者になる。
どうやらラミダは聖獣が一番懐いていた私が邪魔なようで、追い出そうと目論んでいたようだ。
家族とゲドスはラミダの嘘を信じて、私を蔑み追い出そうとしていた。
水魔法しか使えない私と婚約破棄するのなら、貴方が隠すよう命じていた前世の知識をこれから使います
黒木 楓 伯爵令嬢のリリカは、婚約者である侯爵令息ラルフに「水魔法しか使えないお前との婚約を破棄する」と言われてしまう。
異世界に転生したリリカは前世の知識があり、それにより普通とは違う水魔法が使える。
そのことは婚約前に話していたけど、ラルフは隠すよう命令していた。
「立場が下のお前が、俺よりも優秀であるわけがない。普通の水魔法だけ使っていろ」
そう言われ続けてきたけど、これから命令を聞く必要もない。
「婚約破棄するのなら、貴方が隠すよう命じていた力をこれから使います」
飲んだ人を強くしたり回復する聖水を作ることができるけど、命令により家族以外は誰も知らない。
これは前世の知識がある私だけが出せる特殊な水で、婚約破棄された後は何も気にせず使えそうだ。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
【流血】とある冒険者ギルドの会議がカオスだった件【沙汰】
一樹とある冒険者ギルド。
その建物内にある一室、【会議室】にてとある話し合いが行われた。
それは、とある人物を役立たずだからと追放したい者達と、当該人物達との話し合いの場だった。