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第三十四章 三年生
千五百五話 何やら事件の予感?
貴族主義勢力への警戒をしつつ、普通に学園に通ったり仕事をしたりします。
今日は、イヨのクラスが王城を見学する事になりました。
僕達のクラスはユーリカ先生が職員会議で不在なので、早めに授業を切り上げて各自動いていました。
「「はあ、公務だよ……」」
リズとエレノアは、最初からこれでもかというくらいの公務が詰め込まれていました。
サンディとメアリも二人の補佐を行うので、結構大変かと思うけど頑張ってもらいましょう。
四人は、王妃様とアリア様にドナドナされて行きました。
「えーっと、僕はいつも通りに業務を行えばいいんですよね?」
「学園生の案内は私が行う。時間的に、父上と宰相は会議中だ」
僕は、ルーカスお兄様とあれこれ打ち合わせをしていました。
いつも通りにしていればいいし、イヨのクラスには顔見知りが多いから
安心です。
ということで、早速仕事を始めます。
カリカリ、ペラペラ。
カリカリ、ペラペラ。
カリカリ、ペラペラ。
シュイーン、ドン。
いつも通り書類確認をして、陛下と宰相の机の上に書類を置いていきます。
二人ともまだ会議中なので、戻ってきたら対応してもらいます。
コンコン、ガチャ。
「「「「「失礼します」」」」」
「やあ、よく来た」
おっ、イヨ達が執務室に入ってきました。
ルーカスお兄様がにこやかにイヨ達を出迎えたけど、イヨ達の視線は何故か僕に向けられていました。
カキカキ、ペラペラ。
カキカキ、ペラペラ。
カキカキ、ペラペラ。
シュイーン、ドン。
「す、凄い速さで書類を処理しているよ……」
「こ、これが噂に名高いアレク様の事務能力……」
あっ、僕の書類整理について話をしているんだね。
どうも、僕が凄い勢いで仕事をすると噂になっているみたいです。
「ああ、あれか。アレクの仕事については気にしなくても良い」
「そうそう。アレク、全然本気を出していない」
あっ、ルーカスお兄様よりもイヨが言った事でどよめきが起きちゃった。
確かに本気は出していないけど、ルーカスお兄様ならこれくらいできるよ。
「アレク、比較対象がおかしい。私たちが、ルーカスの相手になるはずもない」
またまたイヨが言ったことに、ウンウンとみんなが激しく同意していました。
あの、職員の皆さんもイヨの言葉に同意しないで下さい。
「では、説明をしよう」
おお、ルーカスお兄様が盛大に話をぶった斬ったよ。
職員は思わず苦笑しているけど、執務室の説明としては良かったみたいですね。
ルーカスお兄様がイヨ達に説明している間、僕はいつも通りに仕事をしていました。
ガチャ。
「「疲れたよ……」」
「「ははは……」」
すると、今度はドレス姿のリズとエレノア、そしてスーツみたいな衣装のサンディとメアリが執務室に入ってきました。
休憩みたいだけど、かなり疲れているみたいですね。
「サンディ、メアリ、ついでだからエレノアとリズがどんな公務を行なったか説明するといい」
「「は、はい」」
ルーカスお兄様に促され、サンディとメアリがイヨ達に説明を始めました。
どうやら、ルーカスお兄様はリズとエレノアは使い物にならないと判断したみたいですね。
ガチャ。
「「疲れた……」」
更に、陛下と宰相までヘロヘロな状態で執務室に戻ってきました。
どうやら、長時間の会議でお疲れモードです。
応接セットに座って、リズとエレノアと共にお菓子をバリボリと食べていました。
「ああ、あそこは気にしなくていい。疲労の色が濃くて、栄養を欲しているだけだ」
「いつも通り」
「「「「「は、はあ……」」」」」
イヨはこの光景をよく見ているけど、他の人達は殆ど見たことがないはずです。
ルーカスお兄様も苦笑しながら説明しているけど、仕事をするのって体力を使うんですよ。
これで見学は終わりかと思った、その時でした。
カキカキ、ペラペラ…
「あれ? 陛下、この書類はおかしいですよね?」
「うん、どれどれ。はあ、あの馬鹿の申請か。調べる事としよう」
陛下は、僕が見つけた書類を手にするなり思わず溜息をつきました。
まさに、問題になっている貴族主義勢力からの申請だったからです。
「うむ、今日はここまでだな。諸君がこれから益々成長することを期待する」
「「「「「はい!」」」」」
緊急の打ち合わせになると踏んでか、ルーカスお兄様も直ぐに説明を切り上げた。
イヨ達のクラスも、直ぐに事情を把握したのでさっと帰っていきました。
「ふふふ、事件解決ならリズにお任せだよ!」
「リズ、まだ公務が残っているでしょうが」
「「えー」」
何故かリズだけでなくエレノアまでブーブーと言っていたけど、リズ達は公務が最優先です。
サンディとメアリにも休んでもらい、僕達は簡単に打ち合わせをする事になりました。
今日は、イヨのクラスが王城を見学する事になりました。
僕達のクラスはユーリカ先生が職員会議で不在なので、早めに授業を切り上げて各自動いていました。
「「はあ、公務だよ……」」
リズとエレノアは、最初からこれでもかというくらいの公務が詰め込まれていました。
サンディとメアリも二人の補佐を行うので、結構大変かと思うけど頑張ってもらいましょう。
四人は、王妃様とアリア様にドナドナされて行きました。
「えーっと、僕はいつも通りに業務を行えばいいんですよね?」
「学園生の案内は私が行う。時間的に、父上と宰相は会議中だ」
僕は、ルーカスお兄様とあれこれ打ち合わせをしていました。
いつも通りにしていればいいし、イヨのクラスには顔見知りが多いから
安心です。
ということで、早速仕事を始めます。
カリカリ、ペラペラ。
カリカリ、ペラペラ。
カリカリ、ペラペラ。
シュイーン、ドン。
いつも通り書類確認をして、陛下と宰相の机の上に書類を置いていきます。
二人ともまだ会議中なので、戻ってきたら対応してもらいます。
コンコン、ガチャ。
「「「「「失礼します」」」」」
「やあ、よく来た」
おっ、イヨ達が執務室に入ってきました。
ルーカスお兄様がにこやかにイヨ達を出迎えたけど、イヨ達の視線は何故か僕に向けられていました。
カキカキ、ペラペラ。
カキカキ、ペラペラ。
カキカキ、ペラペラ。
シュイーン、ドン。
「す、凄い速さで書類を処理しているよ……」
「こ、これが噂に名高いアレク様の事務能力……」
あっ、僕の書類整理について話をしているんだね。
どうも、僕が凄い勢いで仕事をすると噂になっているみたいです。
「ああ、あれか。アレクの仕事については気にしなくても良い」
「そうそう。アレク、全然本気を出していない」
あっ、ルーカスお兄様よりもイヨが言った事でどよめきが起きちゃった。
確かに本気は出していないけど、ルーカスお兄様ならこれくらいできるよ。
「アレク、比較対象がおかしい。私たちが、ルーカスの相手になるはずもない」
またまたイヨが言ったことに、ウンウンとみんなが激しく同意していました。
あの、職員の皆さんもイヨの言葉に同意しないで下さい。
「では、説明をしよう」
おお、ルーカスお兄様が盛大に話をぶった斬ったよ。
職員は思わず苦笑しているけど、執務室の説明としては良かったみたいですね。
ルーカスお兄様がイヨ達に説明している間、僕はいつも通りに仕事をしていました。
ガチャ。
「「疲れたよ……」」
「「ははは……」」
すると、今度はドレス姿のリズとエレノア、そしてスーツみたいな衣装のサンディとメアリが執務室に入ってきました。
休憩みたいだけど、かなり疲れているみたいですね。
「サンディ、メアリ、ついでだからエレノアとリズがどんな公務を行なったか説明するといい」
「「は、はい」」
ルーカスお兄様に促され、サンディとメアリがイヨ達に説明を始めました。
どうやら、ルーカスお兄様はリズとエレノアは使い物にならないと判断したみたいですね。
ガチャ。
「「疲れた……」」
更に、陛下と宰相までヘロヘロな状態で執務室に戻ってきました。
どうやら、長時間の会議でお疲れモードです。
応接セットに座って、リズとエレノアと共にお菓子をバリボリと食べていました。
「ああ、あそこは気にしなくていい。疲労の色が濃くて、栄養を欲しているだけだ」
「いつも通り」
「「「「「は、はあ……」」」」」
イヨはこの光景をよく見ているけど、他の人達は殆ど見たことがないはずです。
ルーカスお兄様も苦笑しながら説明しているけど、仕事をするのって体力を使うんですよ。
これで見学は終わりかと思った、その時でした。
カキカキ、ペラペラ…
「あれ? 陛下、この書類はおかしいですよね?」
「うん、どれどれ。はあ、あの馬鹿の申請か。調べる事としよう」
陛下は、僕が見つけた書類を手にするなり思わず溜息をつきました。
まさに、問題になっている貴族主義勢力からの申請だったからです。
「うむ、今日はここまでだな。諸君がこれから益々成長することを期待する」
「「「「「はい!」」」」」
緊急の打ち合わせになると踏んでか、ルーカスお兄様も直ぐに説明を切り上げた。
イヨ達のクラスも、直ぐに事情を把握したのでさっと帰っていきました。
「ふふふ、事件解決ならリズにお任せだよ!」
「リズ、まだ公務が残っているでしょうが」
「「えー」」
何故かリズだけでなくエレノアまでブーブーと言っていたけど、リズ達は公務が最優先です。
サンディとメアリにも休んでもらい、僕達は簡単に打ち合わせをする事になりました。
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