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第三十四章 三年生
千五百九話 魔の作戦を実行?
翌日から、王城内の各部署を回るメンバーが結成されました。
ミカエル達も、朝から準備万端です。
しかし、あるルールが設けられました。
「王妃様、アリア様、ティナおばあさまの誰かが一緒にいないと活動できないよ。その間は、勉強部屋で勉強ね」
「「「「「はい!」」」」」
みんなも、付き添いがいないといけないのは分かっていますね。
因みに、僕やルーカスお兄様だったら付き添いは大丈夫だけど、リズとエレノアでは駄目だという事になりました。
アイビー様とカレン様の運動を兼ねて行く事は可能なんだけど、やはり何かあった時に対応できるようにと誰かが一緒にいる事になりました。
「オルテガ君とシェア君、ジュリアちゃんとチエちゃんも、時間があったら一緒に巡回する事になったよ。孤児院のエミちゃんとリリーちゃんは、今回参加は見送りね」
「「「「「おおー!」」」」
流石に、今回は素性が分かっている貴族の子弟が一緒に着く事になりました。
今日は参加できないけど、次回は参加できることになっています。
「じゃあ、みんな頑張って行きましょうね」
「「「「「はい!」」」」」
今日の付き添いのティナおばあさまに、みんなは元気よく返事をしました。
今日はレイカちゃん達も一緒なので、念の為にドラちゃんとリボンちゃんも一緒です。
ちびっ子達を見送った後で、僕は学園に向かいました。
「うん? 何だろう。って、これは......」
学園の授業が終わり、放課後の時間となりました。
今日は生徒会がないので、そろそろ王城に行こうとしたタイミングでした。
僕の通信用魔導具に、衝撃的な通知が来たのです。
通知内容を見た瞬間、僕は思わず固まってしまいました。
「お兄ちゃん、どうしたの?」
「だ、大丈夫。とても大切なお仕事が入っただけだからね」
「ふーん、そうなんだ」
僕が時々重要な仕事をするので、リズは僕の反応を気に留めなかった。
でも、僕はこの時点で胃がキリキリしそうな程だった。
先ずは執務室に行こうと、僕はゲートを王城に繋げてリズ達と共に向かった。
公務のリズと別れて、僕は重い気持ちのまま執務室へと向かった。
コンコン。
「遅くなりました」
「おお、アレクか。先ずは席についてくれ」
僕は、部屋の主である陛下に促されて自分の執務机に座ります。
そして、例の通信内容の送り主でもある陛下に質問をしました。
「陛下、本当にあの作戦を実施するのですか?」
「うむ、そうだ。破壊王のデス料理の検討をする」
そうです、僕の通信用魔導具に送られてきたので、デス料理の検討をするという内容でした。
既に、軍務卿とジンさんにも連絡が行っているそうです。
「あのオカネダイスキー伯爵は、本当に適当な事しか聴取に応じない。兵を見下しているのだろう。そこで、第一弾としてビクトリアが尋問を行うと名乗り出た。しかし、これで駄目だったら、デス料理を使う」
尋問を行う兵を見下して聴取に応じない事は、貴族主義の貴族を尋問する時にあるそうです。
今回は、まさにそのパターンに当てはまったそうです。
「捜査対象になっている金額も大きいし、何よりも本人が横暴な態度で聴取に応じているのが問題だ。あくまでも最終手段だが、検討段階に入っているのは確かだ」
うーん、鎮静化の魔法や状態異常解除魔法は有効なのかなと思ったけど、実は既にスラちゃんが実施して効果なしと判断されました。
そうなると、もう手が限られますね。
「オカネダイスキー伯爵家の家族への聴取は順調ですか?」
「そちらは問題ない。だが、事件解決へは伯爵本人の供述が必要だ」
そうなると、あくまでも伯爵本人に問題があるという事ですね。
でも、気が重いなあ。
せめて、王妃様がガツンと言ってくれればいいんだけどね。
ガチャ。
「はあ......」
すると、その王妃様が溜息をつきながら執務室に入ってきました。
これってもしかして......
「あの伯爵は駄目ね。もう、興奮が酷すぎて人の話を全く聞かないわ」
ああ、やっぱり尋問が駄目だったんだ。
陛下も宰相もルーカスお兄様も、思わず溜息をついちゃいました。
「やっぱり、ガツンとやってやらないと駄目ね。アレク君、後は宜しくね」
ということで、破壊王のデス料理が召喚されることになりました。
新年早々、気が重くなる決定となったのでした。
因みに王城の確認をしていたミカエル達は、数件の軽犯罪を確保したそうです。
重犯罪者がいなくてよかったと、ホッと胸を撫でおろしました。
ミカエル達も、朝から準備万端です。
しかし、あるルールが設けられました。
「王妃様、アリア様、ティナおばあさまの誰かが一緒にいないと活動できないよ。その間は、勉強部屋で勉強ね」
「「「「「はい!」」」」」
みんなも、付き添いがいないといけないのは分かっていますね。
因みに、僕やルーカスお兄様だったら付き添いは大丈夫だけど、リズとエレノアでは駄目だという事になりました。
アイビー様とカレン様の運動を兼ねて行く事は可能なんだけど、やはり何かあった時に対応できるようにと誰かが一緒にいる事になりました。
「オルテガ君とシェア君、ジュリアちゃんとチエちゃんも、時間があったら一緒に巡回する事になったよ。孤児院のエミちゃんとリリーちゃんは、今回参加は見送りね」
「「「「「おおー!」」」」
流石に、今回は素性が分かっている貴族の子弟が一緒に着く事になりました。
今日は参加できないけど、次回は参加できることになっています。
「じゃあ、みんな頑張って行きましょうね」
「「「「「はい!」」」」」
今日の付き添いのティナおばあさまに、みんなは元気よく返事をしました。
今日はレイカちゃん達も一緒なので、念の為にドラちゃんとリボンちゃんも一緒です。
ちびっ子達を見送った後で、僕は学園に向かいました。
「うん? 何だろう。って、これは......」
学園の授業が終わり、放課後の時間となりました。
今日は生徒会がないので、そろそろ王城に行こうとしたタイミングでした。
僕の通信用魔導具に、衝撃的な通知が来たのです。
通知内容を見た瞬間、僕は思わず固まってしまいました。
「お兄ちゃん、どうしたの?」
「だ、大丈夫。とても大切なお仕事が入っただけだからね」
「ふーん、そうなんだ」
僕が時々重要な仕事をするので、リズは僕の反応を気に留めなかった。
でも、僕はこの時点で胃がキリキリしそうな程だった。
先ずは執務室に行こうと、僕はゲートを王城に繋げてリズ達と共に向かった。
公務のリズと別れて、僕は重い気持ちのまま執務室へと向かった。
コンコン。
「遅くなりました」
「おお、アレクか。先ずは席についてくれ」
僕は、部屋の主である陛下に促されて自分の執務机に座ります。
そして、例の通信内容の送り主でもある陛下に質問をしました。
「陛下、本当にあの作戦を実施するのですか?」
「うむ、そうだ。破壊王のデス料理の検討をする」
そうです、僕の通信用魔導具に送られてきたので、デス料理の検討をするという内容でした。
既に、軍務卿とジンさんにも連絡が行っているそうです。
「あのオカネダイスキー伯爵は、本当に適当な事しか聴取に応じない。兵を見下しているのだろう。そこで、第一弾としてビクトリアが尋問を行うと名乗り出た。しかし、これで駄目だったら、デス料理を使う」
尋問を行う兵を見下して聴取に応じない事は、貴族主義の貴族を尋問する時にあるそうです。
今回は、まさにそのパターンに当てはまったそうです。
「捜査対象になっている金額も大きいし、何よりも本人が横暴な態度で聴取に応じているのが問題だ。あくまでも最終手段だが、検討段階に入っているのは確かだ」
うーん、鎮静化の魔法や状態異常解除魔法は有効なのかなと思ったけど、実は既にスラちゃんが実施して効果なしと判断されました。
そうなると、もう手が限られますね。
「オカネダイスキー伯爵家の家族への聴取は順調ですか?」
「そちらは問題ない。だが、事件解決へは伯爵本人の供述が必要だ」
そうなると、あくまでも伯爵本人に問題があるという事ですね。
でも、気が重いなあ。
せめて、王妃様がガツンと言ってくれればいいんだけどね。
ガチャ。
「はあ......」
すると、その王妃様が溜息をつきながら執務室に入ってきました。
これってもしかして......
「あの伯爵は駄目ね。もう、興奮が酷すぎて人の話を全く聞かないわ」
ああ、やっぱり尋問が駄目だったんだ。
陛下も宰相もルーカスお兄様も、思わず溜息をついちゃいました。
「やっぱり、ガツンとやってやらないと駄目ね。アレク君、後は宜しくね」
ということで、破壊王のデス料理が召喚されることになりました。
新年早々、気が重くなる決定となったのでした。
因みに王城の確認をしていたミカエル達は、数件の軽犯罪を確保したそうです。
重犯罪者がいなくてよかったと、ホッと胸を撫でおろしました。
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