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第十八章 少し平和な日々
三百八十一話 再びの貴族の売り込み
時間になったので、リズとエレノアの誕生日パーティの開始です。
メインはあくまでもリズとエレノアであって、公式の場初登場のルカちゃんとエドちゃんはあくまでもオマケです。
そう、あくまでもオマケなのです。
これは、とても重要な事です。
「エレノア殿下、エリザベス殿下。本日は誠におめでとう御座います。そしてルカリオ殿下並びにエドガー殿下のお披露目もおめでとう御座います。実は私の所も女の子が今年産まれまして、つきましては是非ルカリオ様とエドガー様にお目通しを……」
「「「「「ギッ!」」」」」
「し、失礼致しました」
はい、そうです。
お馬鹿な貴族が沢山現れました。
まさか下心のある貴族から、ずっとこの様な挨拶が続くとは思わなかったぞ。
主役のリズとエレノアを差し置いて、ルカちゃんとエドちゃんへのアピールをするとは思わなかった。
しかも、産まれたばかりの赤ちゃんを連れてくるという熱の入れっぷり。
陛下や王妃様にアリア様は勿論の事、ティナおばあさまやカレン様もお馬鹿な貴族に激怒モードです。
「何なんですの? 揃いも揃って馬鹿ばっかりですわ」
「うん、それは同意できますね。ちょっとふざけているよ」
アイビー様とルーシーお姉様も、下心のある貴族の態度にブチギレ寸前です。
勿論、僕もルーカスお兄様も貴族の振る舞いにちょっと怒っています。
王妃様とアリア様に抱っこされているルカちゃんとエドちゃんも、何だか不満そうな顔をしています。
子どもは悪意に敏感だからなあ。
そしてストレスの溜まるばっかりだった挨拶もようやく終わり、皆テーブルについてようやく一息つきます。
貴族の席にいたジンさん達や閣僚も王族の席にやってきました。
「全く、ちゃんと手順を踏まずにいきなり子どもや孫を売り込むとは。だから、奴らは駄目なんだよ」
「私がここに居ているのも何ですが、下心が見え見えでしたね」
「そなたとミリアは、我々と親しい関係だ。何よりジンに認められているのも大きいぞ」
「はい、ありがとうございます。あの光景を見れは、ジン様が認めた方ではないと無理だと言うのはよく分かります」
宰相と話をしているのは、ミリアの付き添いで付いてきたシェーンさんだ。
因みにベストール男爵でもあるミリアは、ジンさんとバザール子爵のハンナさんとメアリと共に赤ちゃん達と遊んでいます。
確かに、先ずはこのメンバーに認められないと駄目だよね。
因みにルリアンさんとナンシーさんも赤ちゃんの相手をしているけど、レイナさんとカミラさんはもりもりと出された食事を食べています。
もりもりと食事を食べるレイナさんとカミラさんの事を見て、商務卿と宰相は思わず溜息を漏らしています。
「しかし、リズちゃんも六歳か。初めて会った時よりも、随分と大きくなったな」
「そうかな? 何だか分からないや」
「大きくなっていますよ。お祝いに、新しい服をプレゼントしないとね」
「わーい」
グロスター候爵とブリックス子爵夫人が、話をそらすようにリズの頭を撫でていた。
リズも新しい服を貰えるとあって、とっても大喜びだ。
そういえば、おじいさまやおばさまと出会ってもう三年か。
そりゃ、僕達も背がおおきくなるよね。
「だ、誰か助けてくれー」
「「「「「「すー、すー」」」」」」
そして、ジンさんからまたもや助けを求める声が聞こえてきた。
皆が振り返ると、赤ちゃんだけでなくミリアとメアリもジンさんに寄り添ってスヤスヤと眠っていた。
これには、ハンナさんとルリアンさんとナンシーさんも苦笑いだった。
「確かに貴族であれ子どもであれ、ルカちゃんとエドちゃんに近づくにはジンに好かれないと駄目だね。もぐもぐ」
「そうだね。街のおばちゃんとかの方が、まだまだ信用あるよね。もぐもぐ」
レイナさんとカミラさんは、もぐもぐ食べながらも冷静に分析していた。
この辺りは、旦那への信頼もあるのだろう。
「おーい、誰か助けてくれー」
でもジンさんの事をレイナさんとカミラさんは助けに行かなかった。
ちょっと溜息をつきながら、王妃様とアリア様がジンさんの所に向かって行った。
このジンさんの壁を破るのは、ちょっと大変だなあ。
メインはあくまでもリズとエレノアであって、公式の場初登場のルカちゃんとエドちゃんはあくまでもオマケです。
そう、あくまでもオマケなのです。
これは、とても重要な事です。
「エレノア殿下、エリザベス殿下。本日は誠におめでとう御座います。そしてルカリオ殿下並びにエドガー殿下のお披露目もおめでとう御座います。実は私の所も女の子が今年産まれまして、つきましては是非ルカリオ様とエドガー様にお目通しを……」
「「「「「ギッ!」」」」」
「し、失礼致しました」
はい、そうです。
お馬鹿な貴族が沢山現れました。
まさか下心のある貴族から、ずっとこの様な挨拶が続くとは思わなかったぞ。
主役のリズとエレノアを差し置いて、ルカちゃんとエドちゃんへのアピールをするとは思わなかった。
しかも、産まれたばかりの赤ちゃんを連れてくるという熱の入れっぷり。
陛下や王妃様にアリア様は勿論の事、ティナおばあさまやカレン様もお馬鹿な貴族に激怒モードです。
「何なんですの? 揃いも揃って馬鹿ばっかりですわ」
「うん、それは同意できますね。ちょっとふざけているよ」
アイビー様とルーシーお姉様も、下心のある貴族の態度にブチギレ寸前です。
勿論、僕もルーカスお兄様も貴族の振る舞いにちょっと怒っています。
王妃様とアリア様に抱っこされているルカちゃんとエドちゃんも、何だか不満そうな顔をしています。
子どもは悪意に敏感だからなあ。
そしてストレスの溜まるばっかりだった挨拶もようやく終わり、皆テーブルについてようやく一息つきます。
貴族の席にいたジンさん達や閣僚も王族の席にやってきました。
「全く、ちゃんと手順を踏まずにいきなり子どもや孫を売り込むとは。だから、奴らは駄目なんだよ」
「私がここに居ているのも何ですが、下心が見え見えでしたね」
「そなたとミリアは、我々と親しい関係だ。何よりジンに認められているのも大きいぞ」
「はい、ありがとうございます。あの光景を見れは、ジン様が認めた方ではないと無理だと言うのはよく分かります」
宰相と話をしているのは、ミリアの付き添いで付いてきたシェーンさんだ。
因みにベストール男爵でもあるミリアは、ジンさんとバザール子爵のハンナさんとメアリと共に赤ちゃん達と遊んでいます。
確かに、先ずはこのメンバーに認められないと駄目だよね。
因みにルリアンさんとナンシーさんも赤ちゃんの相手をしているけど、レイナさんとカミラさんはもりもりと出された食事を食べています。
もりもりと食事を食べるレイナさんとカミラさんの事を見て、商務卿と宰相は思わず溜息を漏らしています。
「しかし、リズちゃんも六歳か。初めて会った時よりも、随分と大きくなったな」
「そうかな? 何だか分からないや」
「大きくなっていますよ。お祝いに、新しい服をプレゼントしないとね」
「わーい」
グロスター候爵とブリックス子爵夫人が、話をそらすようにリズの頭を撫でていた。
リズも新しい服を貰えるとあって、とっても大喜びだ。
そういえば、おじいさまやおばさまと出会ってもう三年か。
そりゃ、僕達も背がおおきくなるよね。
「だ、誰か助けてくれー」
「「「「「「すー、すー」」」」」」
そして、ジンさんからまたもや助けを求める声が聞こえてきた。
皆が振り返ると、赤ちゃんだけでなくミリアとメアリもジンさんに寄り添ってスヤスヤと眠っていた。
これには、ハンナさんとルリアンさんとナンシーさんも苦笑いだった。
「確かに貴族であれ子どもであれ、ルカちゃんとエドちゃんに近づくにはジンに好かれないと駄目だね。もぐもぐ」
「そうだね。街のおばちゃんとかの方が、まだまだ信用あるよね。もぐもぐ」
レイナさんとカミラさんは、もぐもぐ食べながらも冷静に分析していた。
この辺りは、旦那への信頼もあるのだろう。
「おーい、誰か助けてくれー」
でもジンさんの事をレイナさんとカミラさんは助けに行かなかった。
ちょっと溜息をつきながら、王妃様とアリア様がジンさんの所に向かって行った。
このジンさんの壁を破るのは、ちょっと大変だなあ。
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