文字の大きさ
大
中
小
204 / 1,396
第十九章 懐古派の砦編
四百話 新たな同行者と共に懐古派の砦へ出発
遂に教皇国に向かう日が来ました。
僕達は、早朝から旅の支度をしています。
因みに、ミカエルとブリッドとサンディはまだ一緒にくっついてすやすやと寝ています。
「リズ、準備できた?」
「できたよ!」
といっても荷物は既にアイテムボックスの中なので、騎士服に着替えるだけで準備完了です。
僕とリズの準備が完了した所で、辺境伯様の屋敷の前に向かいます。
「お、準備できた様だな」
「お待たせしました」
「お待たせー!」
「俺達も来た所だ。まあ、女性陣が赤ん坊に授乳中だからちょっと待ってな」
レイナさん達は、出発前に赤ちゃんにお乳をあげているのか。
離乳食を食べ始めたとはいえ、レイカちゃん達はまだまだお乳を飲んでいるんだよね。
「まあ、ソフィアもいるし、赤ん坊の事は気にしなくていいぞ」
「すみません、ミカエルの事も含めてお願いします」
「ええ、大丈夫よ」
先に辺境伯様とイザベラ様に挨拶を済ませておく。
普段からミカエルとブリッドに加えて赤ちゃん達はとても仲がいいので、特に問題ないだろう。
「ノエルさん、不在の間よろしくお願いします」
「ええ、任せてください」
僕達に同行せずに子ども達の護衛につくノエルさんにも、勿論挨拶をしていきます。
ノエルさんはとても強いし、ルリアンさんとナンシーさんの旦那さんもいるから、何かあっても大丈夫だろう。
「いやあ、ごめんごめん。お待たせー」
ここで授乳を終えたレイナさん達が合流した。
お母さんとしてのお仕事だし、何も問題ないだろう。
という事で、全員揃ったので王城に向かいます。
「皆、おはよう」
「おばあちゃん、おはよー!」
王城の軍の施設に向かうと、既に着替え終わったティナおばあさまとジェリルさんとランカーさんが僕達を待っていた。
リズは、ティナおばあさまに抱きついて行った。
「あれ? 陛下や他の方はいないんですか?」
「気を使わせない様にって言っていたのだけど、本当はまだ朝食途中なのよ」
朝食中なら仕方ないですね。
追加の持ち物などを受け取って、僕とスラちゃんとプリンのアイテムボックスに仕舞います。
万が一に備えて、一人と二匹で分散して荷物を持ちます。
「それじゃあ、教皇国へ向かいましょうね」
「では、ゲートを繋ぎます」
馬車とかは教皇国で用意してくれるので、ティナおばあさまの合図で教皇国へ向かいます。
気の知れたメンバーなので、道中はとっても楽しみです。
「おお、皆様お待ちしておりました」
大教会に到着すると、ヤークス教皇が出迎えてくれた。
教皇国からはあまり目立たない様にと、出迎えは少人数でとお願いしていました。
でも、いきなり国のトップが僕達の事を出迎えたのだから、一人でも十分目立ちそうだね。
特にヤークス教皇は、聖騎士団出身で筋肉ムキムキだし。
「同行者として、シスターを一人つけます。そこそこ魔法が使えるので、自分の身は守ることができましょう」
「あ、あの時のお姉さんだ!」
リズの言葉の通り、アホスタイル枢機卿に捕えられていて危うく殺害されそうになったお姉さんだった。
シスター服ではなく、聖騎士の服を着ています。
あえていうなら、レイナさんやカミラさんよりももっともっとお胸が大きいです。
でも、青色の長髪だった髪をバッサリと切り落としてセミロングヘアに変えているぞ。
「改めて自己紹介を、アレクサと申します。その節は大変お世話になりました」
「アレクサさん、髪を切られたんですね」
「はい、もう一度自分自身を鍛え直すために、過去の自分と決別する意味で切りました」
そっか、アレクサさんはアホスタイル枢機卿に捕えられてピンチを作った事を悔いていたんだ。
何だか並々ならぬ決意を感じているぞ。
そして馬車は商隊が使う様な幌馬車風のものです。
豪華な馬車では、道中目立ってしまいますね。
クッションを多めに買ってあるので、座る分には問題ありません。
「では、行ってきます」
「道中お気をつけて」
ヤークス教皇に挨拶をして、僕達は馬車に乗り込みます。
さて、道中はどんな事が待ち受けているのだろうか。
僕達は、早朝から旅の支度をしています。
因みに、ミカエルとブリッドとサンディはまだ一緒にくっついてすやすやと寝ています。
「リズ、準備できた?」
「できたよ!」
といっても荷物は既にアイテムボックスの中なので、騎士服に着替えるだけで準備完了です。
僕とリズの準備が完了した所で、辺境伯様の屋敷の前に向かいます。
「お、準備できた様だな」
「お待たせしました」
「お待たせー!」
「俺達も来た所だ。まあ、女性陣が赤ん坊に授乳中だからちょっと待ってな」
レイナさん達は、出発前に赤ちゃんにお乳をあげているのか。
離乳食を食べ始めたとはいえ、レイカちゃん達はまだまだお乳を飲んでいるんだよね。
「まあ、ソフィアもいるし、赤ん坊の事は気にしなくていいぞ」
「すみません、ミカエルの事も含めてお願いします」
「ええ、大丈夫よ」
先に辺境伯様とイザベラ様に挨拶を済ませておく。
普段からミカエルとブリッドに加えて赤ちゃん達はとても仲がいいので、特に問題ないだろう。
「ノエルさん、不在の間よろしくお願いします」
「ええ、任せてください」
僕達に同行せずに子ども達の護衛につくノエルさんにも、勿論挨拶をしていきます。
ノエルさんはとても強いし、ルリアンさんとナンシーさんの旦那さんもいるから、何かあっても大丈夫だろう。
「いやあ、ごめんごめん。お待たせー」
ここで授乳を終えたレイナさん達が合流した。
お母さんとしてのお仕事だし、何も問題ないだろう。
という事で、全員揃ったので王城に向かいます。
「皆、おはよう」
「おばあちゃん、おはよー!」
王城の軍の施設に向かうと、既に着替え終わったティナおばあさまとジェリルさんとランカーさんが僕達を待っていた。
リズは、ティナおばあさまに抱きついて行った。
「あれ? 陛下や他の方はいないんですか?」
「気を使わせない様にって言っていたのだけど、本当はまだ朝食途中なのよ」
朝食中なら仕方ないですね。
追加の持ち物などを受け取って、僕とスラちゃんとプリンのアイテムボックスに仕舞います。
万が一に備えて、一人と二匹で分散して荷物を持ちます。
「それじゃあ、教皇国へ向かいましょうね」
「では、ゲートを繋ぎます」
馬車とかは教皇国で用意してくれるので、ティナおばあさまの合図で教皇国へ向かいます。
気の知れたメンバーなので、道中はとっても楽しみです。
「おお、皆様お待ちしておりました」
大教会に到着すると、ヤークス教皇が出迎えてくれた。
教皇国からはあまり目立たない様にと、出迎えは少人数でとお願いしていました。
でも、いきなり国のトップが僕達の事を出迎えたのだから、一人でも十分目立ちそうだね。
特にヤークス教皇は、聖騎士団出身で筋肉ムキムキだし。
「同行者として、シスターを一人つけます。そこそこ魔法が使えるので、自分の身は守ることができましょう」
「あ、あの時のお姉さんだ!」
リズの言葉の通り、アホスタイル枢機卿に捕えられていて危うく殺害されそうになったお姉さんだった。
シスター服ではなく、聖騎士の服を着ています。
あえていうなら、レイナさんやカミラさんよりももっともっとお胸が大きいです。
でも、青色の長髪だった髪をバッサリと切り落としてセミロングヘアに変えているぞ。
「改めて自己紹介を、アレクサと申します。その節は大変お世話になりました」
「アレクサさん、髪を切られたんですね」
「はい、もう一度自分自身を鍛え直すために、過去の自分と決別する意味で切りました」
そっか、アレクサさんはアホスタイル枢機卿に捕えられてピンチを作った事を悔いていたんだ。
何だか並々ならぬ決意を感じているぞ。
そして馬車は商隊が使う様な幌馬車風のものです。
豪華な馬車では、道中目立ってしまいますね。
クッションを多めに買ってあるので、座る分には問題ありません。
「では、行ってきます」
「道中お気をつけて」
ヤークス教皇に挨拶をして、僕達は馬車に乗り込みます。
さて、道中はどんな事が待ち受けているのだろうか。
感想 306
あなたにおすすめの小説
【完結】20年後の真実
ゴールデンフィッシュメダル公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。
マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。
それから20年。
マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。
そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。
おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。
全4話書き上げ済み。
婚約者が心酔している盲目の聖女は私ですが
オトナシマソラ血を見ると倒れてしまうため、目隠しをして治療をしていたら「盲目の聖女」と呼ばれるようになってしまった聖女セレナ。
幼馴染の婚約者アレンは、セレナ=盲目の聖女だと気づかず、彼女を冷遇し婚約破棄を言い出す。
婚約を解消したセレナは、過保護な神官見習いのルカに溺愛され、新たな道を歩むことに。一方、夜会でついに真実を知った元婚約者はすべてを失い絶望するが、もう手遅れで……。血が苦手な訳あり聖女の逆転ラブストーリー
※本作品はになろうにも掲載しています小説家
捨てられた赤ちゃんを拾ったら、創世神様でした。世界を救うより、お父さんを幸せにしたいそうです
由香山で捨てられていた赤ちゃんを拾い、家族として育てることを決めた青年。
その日から、枯れた大地は実り、病は癒え、伝説のもふもふ神獣たちが次々と家へ集まってくる。
実はその赤ちゃんの正体は、この世界を創った創世神だった。
「いっぱい育ててくれてありがとう。今度は私がお父さんを幸せにする番だよ。」
これは、神様が初めて手に入れた”家族”との、優しくて温かな奇跡の物語。
私の息子を“愛人の子の下”にすると言った夫へ──その瞬間、正妻の役目は終わりました
放浪人政略結婚で伯爵家に嫁いだ侯爵令嬢リディアは、愛のない夫婦関係を「正妻の務め」と割り切り、赤字だらけの領地を立て直してきた。帳簿を整え、税の徴収を正し、交易路を広げ、収穫が不安定な年には備蓄を回す――伯爵家の体裁を保ってきたのは、いつも彼女の実務だった。
だがある日、夫オスヴァルドが屋敷に連れ帰ったのは“幼馴染”の女とその息子。
「彼女は可哀想なんだ」
「この子を跡取りにする」
そして人前で、平然と言い放つ。
――「君の息子は、愛人の子の“下”で学べばいい」
その瞬間、リディアの中で何かが静かに終わった。怒鳴らない。泣かない。微笑みすら崩さない。
「承知しました。では――正妻の役目は終わりましたね」
私を追い出した結果、飼っていた聖獣は誰にも懐かないようです
天宮有 子供の頃、男爵令嬢の私アミリア・ファグトは助けた小犬が聖獣と判明して、飼うことが決まる。
数年後――成長した聖獣は家を守ってくれて、私に一番懐いていた。
そんな私を妬んだ姉ラミダは「聖獣は私が拾って一番懐いている」と吹聴していたようで、姉は侯爵令息ケドスの婚約者になる。
どうやらラミダは聖獣が一番懐いていた私が邪魔なようで、追い出そうと目論んでいたようだ。
家族とゲドスはラミダの嘘を信じて、私を蔑み追い出そうとしていた。
水魔法しか使えない私と婚約破棄するのなら、貴方が隠すよう命じていた前世の知識をこれから使います
黒木 楓 伯爵令嬢のリリカは、婚約者である侯爵令息ラルフに「水魔法しか使えないお前との婚約を破棄する」と言われてしまう。
異世界に転生したリリカは前世の知識があり、それにより普通とは違う水魔法が使える。
そのことは婚約前に話していたけど、ラルフは隠すよう命令していた。
「立場が下のお前が、俺よりも優秀であるわけがない。普通の水魔法だけ使っていろ」
そう言われ続けてきたけど、これから命令を聞く必要もない。
「婚約破棄するのなら、貴方が隠すよう命じていた力をこれから使います」
飲んだ人を強くしたり回復する聖水を作ることができるけど、命令により家族以外は誰も知らない。
これは前世の知識がある私だけが出せる特殊な水で、婚約破棄された後は何も気にせず使えそうだ。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
【流血】とある冒険者ギルドの会議がカオスだった件【沙汰】
一樹とある冒険者ギルド。
その建物内にある一室、【会議室】にてとある話し合いが行われた。
それは、とある人物を役立たずだからと追放したい者達と、当該人物達との話し合いの場だった。