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第十九章 懐古派の砦編
四百三話 アレクサさんも一緒にお鍋タイム
道中はトラブルもなく、順調に今日のポイントまで到着しました。
この後は安全の為に、僕達の屋敷に戻る事になっています。
「アレクサさんは宿とかはどうするつもりでいましたか?」
「えっと、宿を取るつもりでおりました」
「なら、今日は僕の屋敷に招待しますね」
「えっ?」
アレクサさんは街に泊まるつもりだけど、安全の為に僕の屋敷にご招待します。
という事で、ひと目につかない所に移動して、僕の屋敷の庭にゲートを繫ぎます。
「信じられません。これが伝説といわれる移動魔法ですか」
アレクサさんはゲートを初めてみたので、突然別の所に移動してびっくりしていた。
教皇国から王国にあっという間に移動したから、気持ちはわかるなあ。
「あら、皆帰ってきたのね」
「ただいまー!」
丁度いいタイミングで、お隣の辺境伯様の屋敷からイザベラ様が顔を見せた。
リズが挨拶をするけど、どうやらミカエル達は辺境伯様の屋敷の中にいるようだ。
「あら、初めての人もいるわね」
「あ、はい。私は教皇国のシスターをしております、アレクサと申します」
「ご丁寧にどうもありがとうね。私はイザベラ、辺境伯家の夫人ですわ」
「えっ?」
あ、今度はイザベラ様の返答を聞いて、アレクサさんが固まってしまった。
そういえば、僕の両隣の屋敷の事を話してなかった。
「アレクサさん。僕の屋敷のお隣が、この地を治める辺境伯様の屋敷で、反対がジンさんの屋敷です」
「そ、そうだったんですね。びっくりしました」
「いえいえ、僕も説明不足でした」
アレクサさんは、僕の説明を聞いて落ち着きを取り戻した。
その間に、馬車は辺境伯家の馬丁がやってきて馬も含めて辺境伯家の馬房に連れて行ってくれました。
今の所、馬も馬車も特に問題ないそうです。
「陛下には特に問題ないって連絡したから、王城には向かわなくて良いわ」
「ティナおばあさま、ありがとうございます」
ティナおばあさまの言う通り、確かに今日は少々オオカミとかが現れた程度で本当に何もなかったもんな。
僕達は、そのまま辺境伯様の屋敷に入ります。
「「おかーり!」」
「ただいま!」
辺境伯様の屋敷に入ると、直ぐにミカエルとブリッドが駆けつけてきました。
そのままリズが、ミカエルとブリッドを抱きしめます。
すると、ブリッドがアレクサさんに気がついた様です。
「あ、アレちゃ!」
「ミカもあった!」
「覚えてくれて嬉しいですわ」
どうもブリッドとアレクサさんは顔見知りの様で、ミカエルも新教皇の戴冠式で顔を合わせている。
というか、ミカエルもよく覚えていたなあ。
「にーに、ごはん!」
「おなべ!」
「皆でお鍋なんだね」
「「あい!」」
そして、ミカエルとブリッドは僕の手を繫いて食堂に案内し始めた。
皆でワイワイと食べるお鍋は、ミカエル達に限らず皆大好きだよね。
「おお、丁度いいタイミングだな。皆、席に着くがいい」
食堂に入ると、辺境伯様も孫であるステラちゃんとオリバーちゃんを膝に乗せて挨拶をしてくれた。
「へ、辺境伯様、初めまして。教皇国でシスターをしているアレクサと申します」
「おお、ご丁寧にどうも。私はホーエンハイム辺境伯のヘンリーだ。ここは公式の場ではない。気楽にしてくれ」
「は、はい」
アレクサさんは緊張しながら辺境伯様に挨拶をしていたけど、今の辺境伯様は孫を抱っこしてデレデレになっている。
そして、ジェイド様とソフィアさんが他の赤ちゃん達を連れていた。
侍従のお姉さんもいて、お姉さん達の子どもであるメイちゃんとリラちゃんも一緒です。
「父がステラとオリバーを離さないのでな。代わりに私がグランドとガリバーを、ソフィアがレイカとガイルの面倒を見ていたのだよ」
「流石は侍従の子どもなのか、メイちゃんとリラちゃんもお母さんの真似をして赤ちゃんの面倒を見ようとしていたわ」
まあ、メイちゃんとリラちゃんもまだ二歳になっていないし、お手伝いといいつつおままごとの延長線上だろうね。
そして、沢山の赤ちゃんや子どもを見て、アレクサさんは目を輝かせます。
「わあ、とっても可愛いですね」
「レイナさんとカミラさんとルリアンさんとナンシーさんの赤ちゃんです。ソフィアさんの赤ちゃんや侍従のお姉さんの子どももいるので、僕達が教皇国に行っている間は纏めて面倒を見てもらっています」
「そうなんですね」
アレクサさんは赤ちゃんが好きなのか、ステラちゃんを抱いてとても上機嫌だ。
ステラちゃんも、嫌がらずにアレクサさんに抱っこされています。
「それじゃ、食事としますか」
「「「「あい!」」」」
辺境伯様の合図に、ミカエルとブリッドとメイちゃんとリラちゃんが元気よく答えます。
お鍋の時は、皆でワイワイと食べるのが基本です。
アレクサさんも、子ども達を食べさせる名目で一緒に食べます。
「とても感じの良い人ですね」
「そうですわね。それに頑張り屋さんなんですよ」
「あらあら、それはそれは素晴らしいですわ」
イザベラ様とティナおばあさまが、アレクサさんに聞こえない音量で何か話をしています。
二人ともニヤニヤとしているのが気にかかりますが、僕は怖くて聞くことができません。
「お兄ちゃん、お鍋美味しいね」
「アレク様、こっちも美味しいですよ」
現実にはリズとサンディの相手をしているので、それどころではありません。
まあ悪い事ではなさそうなので、ここはスルーしておきます。
こうして、皆で楽しく夕食を食べました。
明日はどんな旅になるのか、とても楽しみです。
この後は安全の為に、僕達の屋敷に戻る事になっています。
「アレクサさんは宿とかはどうするつもりでいましたか?」
「えっと、宿を取るつもりでおりました」
「なら、今日は僕の屋敷に招待しますね」
「えっ?」
アレクサさんは街に泊まるつもりだけど、安全の為に僕の屋敷にご招待します。
という事で、ひと目につかない所に移動して、僕の屋敷の庭にゲートを繫ぎます。
「信じられません。これが伝説といわれる移動魔法ですか」
アレクサさんはゲートを初めてみたので、突然別の所に移動してびっくりしていた。
教皇国から王国にあっという間に移動したから、気持ちはわかるなあ。
「あら、皆帰ってきたのね」
「ただいまー!」
丁度いいタイミングで、お隣の辺境伯様の屋敷からイザベラ様が顔を見せた。
リズが挨拶をするけど、どうやらミカエル達は辺境伯様の屋敷の中にいるようだ。
「あら、初めての人もいるわね」
「あ、はい。私は教皇国のシスターをしております、アレクサと申します」
「ご丁寧にどうもありがとうね。私はイザベラ、辺境伯家の夫人ですわ」
「えっ?」
あ、今度はイザベラ様の返答を聞いて、アレクサさんが固まってしまった。
そういえば、僕の両隣の屋敷の事を話してなかった。
「アレクサさん。僕の屋敷のお隣が、この地を治める辺境伯様の屋敷で、反対がジンさんの屋敷です」
「そ、そうだったんですね。びっくりしました」
「いえいえ、僕も説明不足でした」
アレクサさんは、僕の説明を聞いて落ち着きを取り戻した。
その間に、馬車は辺境伯家の馬丁がやってきて馬も含めて辺境伯家の馬房に連れて行ってくれました。
今の所、馬も馬車も特に問題ないそうです。
「陛下には特に問題ないって連絡したから、王城には向かわなくて良いわ」
「ティナおばあさま、ありがとうございます」
ティナおばあさまの言う通り、確かに今日は少々オオカミとかが現れた程度で本当に何もなかったもんな。
僕達は、そのまま辺境伯様の屋敷に入ります。
「「おかーり!」」
「ただいま!」
辺境伯様の屋敷に入ると、直ぐにミカエルとブリッドが駆けつけてきました。
そのままリズが、ミカエルとブリッドを抱きしめます。
すると、ブリッドがアレクサさんに気がついた様です。
「あ、アレちゃ!」
「ミカもあった!」
「覚えてくれて嬉しいですわ」
どうもブリッドとアレクサさんは顔見知りの様で、ミカエルも新教皇の戴冠式で顔を合わせている。
というか、ミカエルもよく覚えていたなあ。
「にーに、ごはん!」
「おなべ!」
「皆でお鍋なんだね」
「「あい!」」
そして、ミカエルとブリッドは僕の手を繫いて食堂に案内し始めた。
皆でワイワイと食べるお鍋は、ミカエル達に限らず皆大好きだよね。
「おお、丁度いいタイミングだな。皆、席に着くがいい」
食堂に入ると、辺境伯様も孫であるステラちゃんとオリバーちゃんを膝に乗せて挨拶をしてくれた。
「へ、辺境伯様、初めまして。教皇国でシスターをしているアレクサと申します」
「おお、ご丁寧にどうも。私はホーエンハイム辺境伯のヘンリーだ。ここは公式の場ではない。気楽にしてくれ」
「は、はい」
アレクサさんは緊張しながら辺境伯様に挨拶をしていたけど、今の辺境伯様は孫を抱っこしてデレデレになっている。
そして、ジェイド様とソフィアさんが他の赤ちゃん達を連れていた。
侍従のお姉さんもいて、お姉さん達の子どもであるメイちゃんとリラちゃんも一緒です。
「父がステラとオリバーを離さないのでな。代わりに私がグランドとガリバーを、ソフィアがレイカとガイルの面倒を見ていたのだよ」
「流石は侍従の子どもなのか、メイちゃんとリラちゃんもお母さんの真似をして赤ちゃんの面倒を見ようとしていたわ」
まあ、メイちゃんとリラちゃんもまだ二歳になっていないし、お手伝いといいつつおままごとの延長線上だろうね。
そして、沢山の赤ちゃんや子どもを見て、アレクサさんは目を輝かせます。
「わあ、とっても可愛いですね」
「レイナさんとカミラさんとルリアンさんとナンシーさんの赤ちゃんです。ソフィアさんの赤ちゃんや侍従のお姉さんの子どももいるので、僕達が教皇国に行っている間は纏めて面倒を見てもらっています」
「そうなんですね」
アレクサさんは赤ちゃんが好きなのか、ステラちゃんを抱いてとても上機嫌だ。
ステラちゃんも、嫌がらずにアレクサさんに抱っこされています。
「それじゃ、食事としますか」
「「「「あい!」」」」
辺境伯様の合図に、ミカエルとブリッドとメイちゃんとリラちゃんが元気よく答えます。
お鍋の時は、皆でワイワイと食べるのが基本です。
アレクサさんも、子ども達を食べさせる名目で一緒に食べます。
「とても感じの良い人ですね」
「そうですわね。それに頑張り屋さんなんですよ」
「あらあら、それはそれは素晴らしいですわ」
イザベラ様とティナおばあさまが、アレクサさんに聞こえない音量で何か話をしています。
二人ともニヤニヤとしているのが気にかかりますが、僕は怖くて聞くことができません。
「お兄ちゃん、お鍋美味しいね」
「アレク様、こっちも美味しいですよ」
現実にはリズとサンディの相手をしているので、それどころではありません。
まあ悪い事ではなさそうなので、ここはスルーしておきます。
こうして、皆で楽しく夕食を食べました。
明日はどんな旅になるのか、とても楽しみです。
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