文字の大きさ
大
中
小
241 / 1,396
第二十章 マロード男爵領とジンさんの結婚式
四百三十七話 侍従のお姉さんの第二子懐妊発覚
翌日の朝、早速辺境伯領の巡回を始めます。
まだ巡回する冒険者が確定していないので、やはりというかジンさん達が巡回を行ないます。
因みに今日もスラちゃんとプリンは辺境伯領とマロード男爵領の防壁の警備に向かっていて、どちらが多くの不審者を捕まえるか競争するそうです。
「じゃあ、行ってくるぞ」
「「「いってらっしゃーい」」」
巡回にいくジンさん達を見送った僕達は、代わりにレイカちゃん達の面倒をみる事になります。
といっても、辺境伯様の屋敷で他の子どもと共に集まるんだけどね。
今回はルリアンさんとナンシーさんに加えてルルーさんとクラヴィーアさんも巡回メンバーに加わっているので、たまたま休みのエマさんとオリビアさんと共にこの人も子守りメンバーに加わります。
「はぁ、赤ちゃんと小さな子どもが一杯でとても可愛いです!」
そうです、赤ちゃん大好きであるメアリが辺境伯領に来ています。
ちょうど親戚であるレイナさんの赤ちゃんの様子を見たいと言っていたので、ついでということで連れてきました。
因みにメアリには、最近婚約者候補の話が出てきているそうです。
勿論、僕の事ではないですよ。
因みにキッズスペースとなっている部屋には、ソフィアさんと侍従のお姉さんも一緒にいます。
じー。
そんな中、何故かミカエルが侍従のお姉さんの事をじっと見つめています。
なんだろうなと思ってミカエルに近づくと、ミカエルの方から僕に話しかけてきました。
「にーに、ねーねのぽんぽん、あかちゃ!」
「「「えっ!」」」
ミカエルの発言に、皆が一斉に侍従のお姉さんの方を向きます。
そして、侍従のお姉さんも何だか困惑した表情です。
念の為に、確認してみよう。
「お姉さん、鑑定を使っても良いですか?」
「ええ、良いわよ」
「私もびっくりしているのよ」
侍従のお姉さんの許可も得たので、僕は鑑定魔法を使います。
あ、ミカエルの言う通り、侍従のお姉さんのステータスが妊娠中になっているぞ。
「お姉さん、お二人ともステータスが妊娠中になってました」
「そっか、やっぱりそうなのね」
「つきものが遅れてたから、もしかしてって思っていたのよ」
「「「おおー!」」」
侍従のお姉さんは、何となく自身が妊娠しているのではないかと思っていたらしい。
そして、リズ達は侍従のお姉さんに子どもが出来た事に大喜びです。
「おめでとうございます、ハンナさん、マヤさん」
「ありがとうございます、ソフィア様」
「後で、皆様にもお伝えします」
ソフィアさんにも祝福された侍従のお姉さんは、自身の子であるメイちゃんとリラちゃんを抱き寄せた。
「あなた達の弟かな? 妹かな?」
「もう少し待っていてね」
「まーま?」
「あかちゃ?」
流石にメイちゃんとリラちゃんは侍従のお姉さんが妊娠した事を理解できていなかったけど、それでも侍従のお姉さんはとても嬉しそうな顔をしていた。
という事で、今夜は僕の屋敷の皆で侍従のお姉さんのお祝いをする事になりました。
不審者を沢山捕まえて大活躍だったスラちゃんとプリンも、触手をふりふりして侍従のお姉さんを祝福しています。
「この分だと、出産は年明けになりそうね」
「元気な赤ちゃんを産むわよ」
「「「楽しみ!」」」
急遽だったのでささやかなお祝いだけど、皆もほっこりとしたお祝いだった。
侍従のお姉さんの赤ちゃんが生まれるの、とても楽しみだな
まだ巡回する冒険者が確定していないので、やはりというかジンさん達が巡回を行ないます。
因みに今日もスラちゃんとプリンは辺境伯領とマロード男爵領の防壁の警備に向かっていて、どちらが多くの不審者を捕まえるか競争するそうです。
「じゃあ、行ってくるぞ」
「「「いってらっしゃーい」」」
巡回にいくジンさん達を見送った僕達は、代わりにレイカちゃん達の面倒をみる事になります。
といっても、辺境伯様の屋敷で他の子どもと共に集まるんだけどね。
今回はルリアンさんとナンシーさんに加えてルルーさんとクラヴィーアさんも巡回メンバーに加わっているので、たまたま休みのエマさんとオリビアさんと共にこの人も子守りメンバーに加わります。
「はぁ、赤ちゃんと小さな子どもが一杯でとても可愛いです!」
そうです、赤ちゃん大好きであるメアリが辺境伯領に来ています。
ちょうど親戚であるレイナさんの赤ちゃんの様子を見たいと言っていたので、ついでということで連れてきました。
因みにメアリには、最近婚約者候補の話が出てきているそうです。
勿論、僕の事ではないですよ。
因みにキッズスペースとなっている部屋には、ソフィアさんと侍従のお姉さんも一緒にいます。
じー。
そんな中、何故かミカエルが侍従のお姉さんの事をじっと見つめています。
なんだろうなと思ってミカエルに近づくと、ミカエルの方から僕に話しかけてきました。
「にーに、ねーねのぽんぽん、あかちゃ!」
「「「えっ!」」」
ミカエルの発言に、皆が一斉に侍従のお姉さんの方を向きます。
そして、侍従のお姉さんも何だか困惑した表情です。
念の為に、確認してみよう。
「お姉さん、鑑定を使っても良いですか?」
「ええ、良いわよ」
「私もびっくりしているのよ」
侍従のお姉さんの許可も得たので、僕は鑑定魔法を使います。
あ、ミカエルの言う通り、侍従のお姉さんのステータスが妊娠中になっているぞ。
「お姉さん、お二人ともステータスが妊娠中になってました」
「そっか、やっぱりそうなのね」
「つきものが遅れてたから、もしかしてって思っていたのよ」
「「「おおー!」」」
侍従のお姉さんは、何となく自身が妊娠しているのではないかと思っていたらしい。
そして、リズ達は侍従のお姉さんに子どもが出来た事に大喜びです。
「おめでとうございます、ハンナさん、マヤさん」
「ありがとうございます、ソフィア様」
「後で、皆様にもお伝えします」
ソフィアさんにも祝福された侍従のお姉さんは、自身の子であるメイちゃんとリラちゃんを抱き寄せた。
「あなた達の弟かな? 妹かな?」
「もう少し待っていてね」
「まーま?」
「あかちゃ?」
流石にメイちゃんとリラちゃんは侍従のお姉さんが妊娠した事を理解できていなかったけど、それでも侍従のお姉さんはとても嬉しそうな顔をしていた。
という事で、今夜は僕の屋敷の皆で侍従のお姉さんのお祝いをする事になりました。
不審者を沢山捕まえて大活躍だったスラちゃんとプリンも、触手をふりふりして侍従のお姉さんを祝福しています。
「この分だと、出産は年明けになりそうね」
「元気な赤ちゃんを産むわよ」
「「「楽しみ!」」」
急遽だったのでささやかなお祝いだけど、皆もほっこりとしたお祝いだった。
侍従のお姉さんの赤ちゃんが生まれるの、とても楽しみだな
感想 306
あなたにおすすめの小説
【完結】20年後の真実
ゴールデンフィッシュメダル公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。
マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。
それから20年。
マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。
そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。
おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。
全4話書き上げ済み。
婚約者が心酔している盲目の聖女は私ですが
オトナシマソラ血を見ると倒れてしまうため、目隠しをして治療をしていたら「盲目の聖女」と呼ばれるようになってしまった聖女セレナ。
幼馴染の婚約者アレンは、セレナ=盲目の聖女だと気づかず、彼女を冷遇し婚約破棄を言い出す。
婚約を解消したセレナは、過保護な神官見習いのルカに溺愛され、新たな道を歩むことに。一方、夜会でついに真実を知った元婚約者はすべてを失い絶望するが、もう手遅れで……。血が苦手な訳あり聖女の逆転ラブストーリー
※本作品はになろうにも掲載しています小説家
捨てられた赤ちゃんを拾ったら、創世神様でした。世界を救うより、お父さんを幸せにしたいそうです
由香山で捨てられていた赤ちゃんを拾い、家族として育てることを決めた青年。
その日から、枯れた大地は実り、病は癒え、伝説のもふもふ神獣たちが次々と家へ集まってくる。
実はその赤ちゃんの正体は、この世界を創った創世神だった。
「いっぱい育ててくれてありがとう。今度は私がお父さんを幸せにする番だよ。」
これは、神様が初めて手に入れた”家族”との、優しくて温かな奇跡の物語。
私の息子を“愛人の子の下”にすると言った夫へ──その瞬間、正妻の役目は終わりました
放浪人政略結婚で伯爵家に嫁いだ侯爵令嬢リディアは、愛のない夫婦関係を「正妻の務め」と割り切り、赤字だらけの領地を立て直してきた。帳簿を整え、税の徴収を正し、交易路を広げ、収穫が不安定な年には備蓄を回す――伯爵家の体裁を保ってきたのは、いつも彼女の実務だった。
だがある日、夫オスヴァルドが屋敷に連れ帰ったのは“幼馴染”の女とその息子。
「彼女は可哀想なんだ」
「この子を跡取りにする」
そして人前で、平然と言い放つ。
――「君の息子は、愛人の子の“下”で学べばいい」
その瞬間、リディアの中で何かが静かに終わった。怒鳴らない。泣かない。微笑みすら崩さない。
「承知しました。では――正妻の役目は終わりましたね」
私を追い出した結果、飼っていた聖獣は誰にも懐かないようです
天宮有 子供の頃、男爵令嬢の私アミリア・ファグトは助けた小犬が聖獣と判明して、飼うことが決まる。
数年後――成長した聖獣は家を守ってくれて、私に一番懐いていた。
そんな私を妬んだ姉ラミダは「聖獣は私が拾って一番懐いている」と吹聴していたようで、姉は侯爵令息ケドスの婚約者になる。
どうやらラミダは聖獣が一番懐いていた私が邪魔なようで、追い出そうと目論んでいたようだ。
家族とゲドスはラミダの嘘を信じて、私を蔑み追い出そうとしていた。
水魔法しか使えない私と婚約破棄するのなら、貴方が隠すよう命じていた前世の知識をこれから使います
黒木 楓 伯爵令嬢のリリカは、婚約者である侯爵令息ラルフに「水魔法しか使えないお前との婚約を破棄する」と言われてしまう。
異世界に転生したリリカは前世の知識があり、それにより普通とは違う水魔法が使える。
そのことは婚約前に話していたけど、ラルフは隠すよう命令していた。
「立場が下のお前が、俺よりも優秀であるわけがない。普通の水魔法だけ使っていろ」
そう言われ続けてきたけど、これから命令を聞く必要もない。
「婚約破棄するのなら、貴方が隠すよう命じていた力をこれから使います」
飲んだ人を強くしたり回復する聖水を作ることができるけど、命令により家族以外は誰も知らない。
これは前世の知識がある私だけが出せる特殊な水で、婚約破棄された後は何も気にせず使えそうだ。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
【流血】とある冒険者ギルドの会議がカオスだった件【沙汰】
一樹とある冒険者ギルド。
その建物内にある一室、【会議室】にてとある話し合いが行われた。
それは、とある人物を役立たずだからと追放したい者達と、当該人物達との話し合いの場だった。