文字の大きさ
大
中
小
393 / 1,396
第二十三章 ルルーさんの結婚式と新たな命の誕生
五百八十九話 皆で頑張って薬草を集める事に
僕たちが会議室に着くと、既に陛下と閣僚がスタンバイしていました。
僕達も席について、会議開始です。
「冬の季節前に重度の風邪が流行るのは、王国の歴史を見てもそうない事だ。何かがあるのは間違いないだろう」
陛下も、直轄領で起きた疫病騒ぎはおかしいと思っています。
何かが起きる可能性も否定できないよね。
「明後日には薬ができるから、治療兵を中心としたチームに持って行かせます。後は、治療薬の確保が急務かと」
「ある程度は、今回の疫病が拡散すると思って行動した方が良いかと。各国に情報を送っておりますが、我が国も各領地へ連絡をした方が良いです」
「内務卿を中心にして、対応を協議させよう」
閣僚も次々と意見を言ってきますが、何よりも薬草が足りません。
かといって、一気に一部の土地で薬草を採取すると、次の薬草が生えるまでに時間がかかります。
「僕達が各地に行って、薬草を確保しようと思います」
「先ずは、一週間集中して薬草を集めます。個人的には、半月後に行われる五歳の祝いで多くの貴族が王都に移動するのが気がかりです。王都に集まることで、病気を各領地に持って帰る可能性があります」
「ジンの言う通りだな。アレク達は、暫く薬草採取に専念して貰おう。とにかく、ここからは時間との勝負だ」
陛下からも許可を貰ったし、僕達も今回は薬草採取を頑張らないと。
この後は各担当にて対応をする事になったので、僕達はいつもの王家専用食堂に移動します。
「「「もぐもぐもぐ」」」
ミカエル達は一足先に昼食を食べていて、レイナさんとカミラさん達に手伝ってもらいながらハンバーグを美味しそうに頬張っていました。
「ジン、暫くは薬草採取を続けるんでしょ?」
「良くわかったな」
「状況は把握しているからね。それに、おじいちゃんから指名依頼されそうだし」
「ははは、良くわかっているな。だが、今回は陛下からだ」
カミラさんは祖父である宰相からの指名依頼だと思っていたけど、今回は陛下からの指示なんだよね。
とはいっても、宰相と陛下では重要度はあまり違いがないかも。
「ミカ、薬草一杯採るよ!」
「ブリも!」
「そうだね、辺境伯領での薬草採取は皆で頑張ろうね」
「「あい!」」
ミカエル達は薬草採取をやる気満々だけど、流石に他の領地には連れて行けないもんね。
ここは、レイナさんが上手くミカエル達をなだめてくれました。
「お兄ちゃん、いつから薬草採取をするの?」
「二週間は毎日するよ。だから、明日から色んな所に行くよ」
この作戦には、薬草採取の名人のリズの腕が必要です。
リズはとても賢いから、この作戦の重要度を理解しているんだね。
「どの領地に行くかは、ジンさんと相談して決めるよ。だけど、闇組織の妨害があるかもしれないから、午前と午後で場所は変えるつもりだよ」
「明日はマロード男爵が良いだろう。どうせ害獣駆除もやらないと行けないし、ついででやっちまおう」
今の僕達だったら、半日あれば害獣駆除も終えられるね。
害獣駆除が終わらなくても、またのタイミングでやれば大丈夫です。
「あと、スラちゃんは執務官として色々と動くんだって。だから、スラちゃん抜きで動くよ」
「「「はーい」」」
スラちゃんは万が一に備えて、軍と行動をともにします。
スラちゃんも薬草採取の名人だけど、こればっかりはしょうがないね。
代わりに、プリンはやる気満々になっています。
これで今日の一連の対応は終わりで、昼食を食べたら僕達は屋敷に戻りました。
「「「「すー、すー」」」」
「ふふ、皆よく寝ているわ」
「今日はとても頑張ったらしいわね」
そして、屋敷に帰ってきて直ぐにミカエルとブリットにメイちゃんとリラちゃんは、仲良くお昼寝タイムになりました。
我が子の活躍と寝顔に、侍従のお姉さんも目を細めていました。
僕達も席について、会議開始です。
「冬の季節前に重度の風邪が流行るのは、王国の歴史を見てもそうない事だ。何かがあるのは間違いないだろう」
陛下も、直轄領で起きた疫病騒ぎはおかしいと思っています。
何かが起きる可能性も否定できないよね。
「明後日には薬ができるから、治療兵を中心としたチームに持って行かせます。後は、治療薬の確保が急務かと」
「ある程度は、今回の疫病が拡散すると思って行動した方が良いかと。各国に情報を送っておりますが、我が国も各領地へ連絡をした方が良いです」
「内務卿を中心にして、対応を協議させよう」
閣僚も次々と意見を言ってきますが、何よりも薬草が足りません。
かといって、一気に一部の土地で薬草を採取すると、次の薬草が生えるまでに時間がかかります。
「僕達が各地に行って、薬草を確保しようと思います」
「先ずは、一週間集中して薬草を集めます。個人的には、半月後に行われる五歳の祝いで多くの貴族が王都に移動するのが気がかりです。王都に集まることで、病気を各領地に持って帰る可能性があります」
「ジンの言う通りだな。アレク達は、暫く薬草採取に専念して貰おう。とにかく、ここからは時間との勝負だ」
陛下からも許可を貰ったし、僕達も今回は薬草採取を頑張らないと。
この後は各担当にて対応をする事になったので、僕達はいつもの王家専用食堂に移動します。
「「「もぐもぐもぐ」」」
ミカエル達は一足先に昼食を食べていて、レイナさんとカミラさん達に手伝ってもらいながらハンバーグを美味しそうに頬張っていました。
「ジン、暫くは薬草採取を続けるんでしょ?」
「良くわかったな」
「状況は把握しているからね。それに、おじいちゃんから指名依頼されそうだし」
「ははは、良くわかっているな。だが、今回は陛下からだ」
カミラさんは祖父である宰相からの指名依頼だと思っていたけど、今回は陛下からの指示なんだよね。
とはいっても、宰相と陛下では重要度はあまり違いがないかも。
「ミカ、薬草一杯採るよ!」
「ブリも!」
「そうだね、辺境伯領での薬草採取は皆で頑張ろうね」
「「あい!」」
ミカエル達は薬草採取をやる気満々だけど、流石に他の領地には連れて行けないもんね。
ここは、レイナさんが上手くミカエル達をなだめてくれました。
「お兄ちゃん、いつから薬草採取をするの?」
「二週間は毎日するよ。だから、明日から色んな所に行くよ」
この作戦には、薬草採取の名人のリズの腕が必要です。
リズはとても賢いから、この作戦の重要度を理解しているんだね。
「どの領地に行くかは、ジンさんと相談して決めるよ。だけど、闇組織の妨害があるかもしれないから、午前と午後で場所は変えるつもりだよ」
「明日はマロード男爵が良いだろう。どうせ害獣駆除もやらないと行けないし、ついででやっちまおう」
今の僕達だったら、半日あれば害獣駆除も終えられるね。
害獣駆除が終わらなくても、またのタイミングでやれば大丈夫です。
「あと、スラちゃんは執務官として色々と動くんだって。だから、スラちゃん抜きで動くよ」
「「「はーい」」」
スラちゃんは万が一に備えて、軍と行動をともにします。
スラちゃんも薬草採取の名人だけど、こればっかりはしょうがないね。
代わりに、プリンはやる気満々になっています。
これで今日の一連の対応は終わりで、昼食を食べたら僕達は屋敷に戻りました。
「「「「すー、すー」」」」
「ふふ、皆よく寝ているわ」
「今日はとても頑張ったらしいわね」
そして、屋敷に帰ってきて直ぐにミカエルとブリットにメイちゃんとリラちゃんは、仲良くお昼寝タイムになりました。
我が子の活躍と寝顔に、侍従のお姉さんも目を細めていました。
感想 306
あなたにおすすめの小説
【完結】20年後の真実
ゴールデンフィッシュメダル公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。
マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。
それから20年。
マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。
そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。
おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。
全4話書き上げ済み。
婚約者が心酔している盲目の聖女は私ですが
オトナシマソラ血を見ると倒れてしまうため、目隠しをして治療をしていたら「盲目の聖女」と呼ばれるようになってしまった聖女セレナ。
幼馴染の婚約者アレンは、セレナ=盲目の聖女だと気づかず、彼女を冷遇し婚約破棄を言い出す。
婚約を解消したセレナは、過保護な神官見習いのルカに溺愛され、新たな道を歩むことに。一方、夜会でついに真実を知った元婚約者はすべてを失い絶望するが、もう手遅れで……。血が苦手な訳あり聖女の逆転ラブストーリー
※本作品はになろうにも掲載しています小説家
捨てられた赤ちゃんを拾ったら、創世神様でした。世界を救うより、お父さんを幸せにしたいそうです
由香山で捨てられていた赤ちゃんを拾い、家族として育てることを決めた青年。
その日から、枯れた大地は実り、病は癒え、伝説のもふもふ神獣たちが次々と家へ集まってくる。
実はその赤ちゃんの正体は、この世界を創った創世神だった。
「いっぱい育ててくれてありがとう。今度は私がお父さんを幸せにする番だよ。」
これは、神様が初めて手に入れた”家族”との、優しくて温かな奇跡の物語。
私の息子を“愛人の子の下”にすると言った夫へ──その瞬間、正妻の役目は終わりました
放浪人政略結婚で伯爵家に嫁いだ侯爵令嬢リディアは、愛のない夫婦関係を「正妻の務め」と割り切り、赤字だらけの領地を立て直してきた。帳簿を整え、税の徴収を正し、交易路を広げ、収穫が不安定な年には備蓄を回す――伯爵家の体裁を保ってきたのは、いつも彼女の実務だった。
だがある日、夫オスヴァルドが屋敷に連れ帰ったのは“幼馴染”の女とその息子。
「彼女は可哀想なんだ」
「この子を跡取りにする」
そして人前で、平然と言い放つ。
――「君の息子は、愛人の子の“下”で学べばいい」
その瞬間、リディアの中で何かが静かに終わった。怒鳴らない。泣かない。微笑みすら崩さない。
「承知しました。では――正妻の役目は終わりましたね」
私を追い出した結果、飼っていた聖獣は誰にも懐かないようです
天宮有 子供の頃、男爵令嬢の私アミリア・ファグトは助けた小犬が聖獣と判明して、飼うことが決まる。
数年後――成長した聖獣は家を守ってくれて、私に一番懐いていた。
そんな私を妬んだ姉ラミダは「聖獣は私が拾って一番懐いている」と吹聴していたようで、姉は侯爵令息ケドスの婚約者になる。
どうやらラミダは聖獣が一番懐いていた私が邪魔なようで、追い出そうと目論んでいたようだ。
家族とゲドスはラミダの嘘を信じて、私を蔑み追い出そうとしていた。
水魔法しか使えない私と婚約破棄するのなら、貴方が隠すよう命じていた前世の知識をこれから使います
黒木 楓 伯爵令嬢のリリカは、婚約者である侯爵令息ラルフに「水魔法しか使えないお前との婚約を破棄する」と言われてしまう。
異世界に転生したリリカは前世の知識があり、それにより普通とは違う水魔法が使える。
そのことは婚約前に話していたけど、ラルフは隠すよう命令していた。
「立場が下のお前が、俺よりも優秀であるわけがない。普通の水魔法だけ使っていろ」
そう言われ続けてきたけど、これから命令を聞く必要もない。
「婚約破棄するのなら、貴方が隠すよう命じていた力をこれから使います」
飲んだ人を強くしたり回復する聖水を作ることができるけど、命令により家族以外は誰も知らない。
これは前世の知識がある私だけが出せる特殊な水で、婚約破棄された後は何も気にせず使えそうだ。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
【流血】とある冒険者ギルドの会議がカオスだった件【沙汰】
一樹とある冒険者ギルド。
その建物内にある一室、【会議室】にてとある話し合いが行われた。
それは、とある人物を役立たずだからと追放したい者達と、当該人物達との話し合いの場だった。