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第二十九章 新しい町を作ろう!
九百五十話 新魔導具投入です
そして、ルーカスお兄様からの依頼を受ける日になりました。
王都に隣接している領地で周辺地域に野菜を供給しているため、王都の食生活にも影響が出てきます。
なので、農務卿もついてくるキチンとした依頼になりました。
スラちゃんが先行してその領地に向かったので、準備が整ったらみんなでその領地に向かいます。
「皆さま、お忙しい中お集まり頂きありがとうございます」
「これは、王都の食糧問題にも直結する。放置することはできないだろう」
屋敷に向かうと、領主が僕たちを出迎えてくれました。
農務卿の言う通り、キチンと調査依頼として対応することになったので何も問題ありません。
ということで、現地に向かいます。
ここからは、ルーカスお兄様の同級生が僕たちを案内してくれます。
ここでも、スラちゃんの長距離転移魔法が役に立ちました。
「ここの畑になります。どの畑でも同じことが起きておりますので、先ずはこちらを見て頂ければと」
「ヒイィィィ……」
畑に行くと村人が待っていたのだけど、一緒についてきたドラちゃんの姿を見て腰を抜かしてしまった。
あの、全然怖くない飛竜ですよ。
その間に、農務卿と一緒にやってきたアカデミーの教授が村人の奥さんに質問し始めました。
うん、奥さんもドラちゃんを見て驚いてはいるけど平然としていますね。
「ここでは、肥料とかは使っていますか?」
「馬糞肥料を作付け前にいれております。こう、土にばら撒く感じですわ」
うん、この時点で僕も何となく理由が分かっちゃった。
アカデミーの教授も、ふむふむと頷きながら土を触っていた。
「まずお伝えしないとならないのが、馬糞肥料は作付けの一ヶ月よりも前にまかないと効果は薄いです。更にいうと、土を耕してすき込まないと駄目です。だから、土の作物を育てる力が段々と無くなってきたのですね」
「「「えっ?!」」」
教授がビシッと指摘したので、農家や同級生は思わずビックリしちゃいました。
多分元々の土は豊かだったんだけど、段々と栄養がなくなってきちゃったんだね。
でも、広い畑を人力で耕すのは重労働です。
なので、最初は魔法を使うことにします。
「ドラちゃん、先ずは畑の半分を土魔法で耕してみて」
「グルル!」
ドラちゃんは任せろと、畑に一歩近づきました。
そして、集中し始めます。
シュイーン、もこもこもこ。
「うおっ、つ、土が動いている!」
「こりゃ、たまげたわね……」
土も固くなっちゃっているので、念入りに耕します。
農家のご夫妻は、飛竜のドラちゃんが土魔法を使ったのではなく、土魔法で土が耕されているのを見て驚いていました。
ここに、運び込まれた馬糞肥料を、みんなで手分けしてまいていきます。
シュイーン、もこもこもこ。
そして、ドラちゃんがもう一回土魔法で耕せば、畑の半分は完了です。
今の時期は寒いので、まだ作付けしていないそうです。
そして、ここからが本番です。
「今回は、この魔導具の試運転も行う」
「こ、これは?」
「これは、土を耕すための魔導具だ」
僕がアイテムボックスから取り出したのは、四台の手押し型小型耕うん機みたいなものです。
取り付けられたいくつもの爪が回転して、土を耕していきます。
教授は既に試作品を作っていて、今回は改良したものです。
そして、リズたちが耕うん機を手にしました。
「じゃあ、やるよ!」
「おお、始めてくれ」
ガガガガ。
農務卿の合図でリズたちが耕うん機のスイッチを入れると、耕うん機は音を立てて動き始めました。
そして、四台の耕うん機が畑を耕し始めました。
「おお、これは凄い。土がふかふかだ!」
「操作は極力簡単にしてあります。こうして土を耕して、馬糞肥料をまいてもう一度耕せば完了です」
「これなら、クワで広い畑を耕す必要もなくなるぞ」
教授が眼鏡をくいっとしながらドヤ顔で農家の人に話をしたけど、農家の大変なところは人力がかなりのところを占めているのです。
この魔導具だけでも、かなりの労働負荷軽減になります。
「この魔導具を、先ずは四台貸し出す。何かあったら私に言ってくれ。交換用の魔石も用意しよう」
「ルーカス殿下、何から何まで本当にありがとうございます」
「これは、私もやらないとならないことだ。ただ、魔導具の使い勝手は教えてくれ」
研究の一環として魔導具を貸し出すので、ルーカスお兄様も同級生にお願いをしていた。
何れにせよ、これで農作業は楽になると思います。
そして、畑ではいつの間にかドラちゃんが耕うん機で畑を耕していました。
この耕うん機凄いって、驚いた表情をしていますね。
王都に隣接している領地で周辺地域に野菜を供給しているため、王都の食生活にも影響が出てきます。
なので、農務卿もついてくるキチンとした依頼になりました。
スラちゃんが先行してその領地に向かったので、準備が整ったらみんなでその領地に向かいます。
「皆さま、お忙しい中お集まり頂きありがとうございます」
「これは、王都の食糧問題にも直結する。放置することはできないだろう」
屋敷に向かうと、領主が僕たちを出迎えてくれました。
農務卿の言う通り、キチンと調査依頼として対応することになったので何も問題ありません。
ということで、現地に向かいます。
ここからは、ルーカスお兄様の同級生が僕たちを案内してくれます。
ここでも、スラちゃんの長距離転移魔法が役に立ちました。
「ここの畑になります。どの畑でも同じことが起きておりますので、先ずはこちらを見て頂ければと」
「ヒイィィィ……」
畑に行くと村人が待っていたのだけど、一緒についてきたドラちゃんの姿を見て腰を抜かしてしまった。
あの、全然怖くない飛竜ですよ。
その間に、農務卿と一緒にやってきたアカデミーの教授が村人の奥さんに質問し始めました。
うん、奥さんもドラちゃんを見て驚いてはいるけど平然としていますね。
「ここでは、肥料とかは使っていますか?」
「馬糞肥料を作付け前にいれております。こう、土にばら撒く感じですわ」
うん、この時点で僕も何となく理由が分かっちゃった。
アカデミーの教授も、ふむふむと頷きながら土を触っていた。
「まずお伝えしないとならないのが、馬糞肥料は作付けの一ヶ月よりも前にまかないと効果は薄いです。更にいうと、土を耕してすき込まないと駄目です。だから、土の作物を育てる力が段々と無くなってきたのですね」
「「「えっ?!」」」
教授がビシッと指摘したので、農家や同級生は思わずビックリしちゃいました。
多分元々の土は豊かだったんだけど、段々と栄養がなくなってきちゃったんだね。
でも、広い畑を人力で耕すのは重労働です。
なので、最初は魔法を使うことにします。
「ドラちゃん、先ずは畑の半分を土魔法で耕してみて」
「グルル!」
ドラちゃんは任せろと、畑に一歩近づきました。
そして、集中し始めます。
シュイーン、もこもこもこ。
「うおっ、つ、土が動いている!」
「こりゃ、たまげたわね……」
土も固くなっちゃっているので、念入りに耕します。
農家のご夫妻は、飛竜のドラちゃんが土魔法を使ったのではなく、土魔法で土が耕されているのを見て驚いていました。
ここに、運び込まれた馬糞肥料を、みんなで手分けしてまいていきます。
シュイーン、もこもこもこ。
そして、ドラちゃんがもう一回土魔法で耕せば、畑の半分は完了です。
今の時期は寒いので、まだ作付けしていないそうです。
そして、ここからが本番です。
「今回は、この魔導具の試運転も行う」
「こ、これは?」
「これは、土を耕すための魔導具だ」
僕がアイテムボックスから取り出したのは、四台の手押し型小型耕うん機みたいなものです。
取り付けられたいくつもの爪が回転して、土を耕していきます。
教授は既に試作品を作っていて、今回は改良したものです。
そして、リズたちが耕うん機を手にしました。
「じゃあ、やるよ!」
「おお、始めてくれ」
ガガガガ。
農務卿の合図でリズたちが耕うん機のスイッチを入れると、耕うん機は音を立てて動き始めました。
そして、四台の耕うん機が畑を耕し始めました。
「おお、これは凄い。土がふかふかだ!」
「操作は極力簡単にしてあります。こうして土を耕して、馬糞肥料をまいてもう一度耕せば完了です」
「これなら、クワで広い畑を耕す必要もなくなるぞ」
教授が眼鏡をくいっとしながらドヤ顔で農家の人に話をしたけど、農家の大変なところは人力がかなりのところを占めているのです。
この魔導具だけでも、かなりの労働負荷軽減になります。
「この魔導具を、先ずは四台貸し出す。何かあったら私に言ってくれ。交換用の魔石も用意しよう」
「ルーカス殿下、何から何まで本当にありがとうございます」
「これは、私もやらないとならないことだ。ただ、魔導具の使い勝手は教えてくれ」
研究の一環として魔導具を貸し出すので、ルーカスお兄様も同級生にお願いをしていた。
何れにせよ、これで農作業は楽になると思います。
そして、畑ではいつの間にかドラちゃんが耕うん機で畑を耕していました。
この耕うん機凄いって、驚いた表情をしていますね。
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