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第三十章 入園前準備
千十六話 新人研修を兼ねた王都大教会での炊き出し
今日は、毎年恒例の王城新人研修を兼ねた王都大教会での炊き出しを行います。
もちろん、炊き出しに慣れている僕たちもお手伝いを行います。
そして、特別ゲストを三組招待することになりました。
「カレン様、お忙しいところ申し訳ありません」
「いえいえ、もう国王陛下にも挨拶できましたし、教皇猊下からの書状もお渡しできましたので」
ゲストその一は、教皇国からやってきた聖女様のカレン様です。
既に王国に来る日程と炊き出しの日程を事前に伝えていたので、上手く調整してくれました。
僕と挨拶をしたカレン様は、早速ミカエルたちのところに行きました。
新人職員は、いきなり聖女様が現れて目が点になっています。
大丈夫ですよ、普通に話しかけても問題ないですよ。
「そういえば、炊き出しも久々だ。来年は、私たちも新人研修を行わないとならないな」
「そうですわね。既に経験していることとは言え、改めて行いますので復習にもなりますわね」
ゲストその二は、ルーカスお兄様とアイビー様のクラスメイトです。
校外学習の一環だし、ルーカスお兄様のクラスメイトは優秀だから領地に残る面々以外は王城や軍に就職します。
なので、予習の意味合いも含んでいますね。
ルーカスお兄様とアイビー様はカレン様のところに移動して仲良く話をしているけど、そう言えば来年春ルーカスお兄様とアイビー様が学園を卒業したらいよいよ結婚式の話になるんだよね。
「アレク様、お招き頂きありがとうございます。精一杯頑張りますわ」
「私も、できるだけ皆さんのお手伝いを行います」
「僕は、しっかり護衛ができるように頑張ります」
ゲストその三は、来年僕たちの同級生になる面々です。
こういう事を経験するのはとても良い事だと、陛下も進めていました。
レシステンシアさん、サキさん、バーグさんを始めとする面々も来ています。
サキさんは教会の孤児院にいるので元々今日の炊き出しを手伝う予定だったけど、改めて学園入園生として参加することになりました。
いつも通り炊き出し、治療、列整理、話を聞くの四班に分かれるのだけど、大教会前で繰り広げられている光景に目がいって集中できていません。
「キュー! キュー!」
「グルル……」
実はドラちゃんが炊き出し用のお肉をつまみ食いしちゃって、ルーカスお兄様のマジカルラットに説教されていました。
大激怒しているマジカルラットに土下座に近い姿で謝っている飛竜を見て、殆どの人が戸惑っていました。
この時点で、ドラちゃんはマジカルラットよりも立場が下だとこの場にいる面々は分かった瞬間でした。
でもこれじゃあみんなの気がそれちゃうので、説教は教会脇に移動してやってもらうことにしました。
ドラちゃんが悪いことをした結果なので、僕も説教は暫く止めないけどね。
では、改めて僕たちはそれぞれの班に分かれます。
僕はもちろん炊き出し班で、リズとエレノアは治療班です。
すると、主にルーカスお兄様のクラスメイトと僕たちの同級生が、僕の事を不思議そうな表情で見ていました。
「あの、なんでアレク君が料理を行なっているのかしら?」
「そうそう、アレク様は双翼の天使様だから治療を行うかと思いました」
「数多くの人を治療しているのに、何ででしょうか?」
僕の二つ名を知っているのもあってか、僕が治療を行うと思っている人がとても多かった。
そうだよねって思わず苦笑しちゃったので詳しく説明しようとしたら、この二人が先に喋っちゃいました。
「あのね、お兄ちゃんのお料理は絶品なんだよ! 何でも作れるんだよ!」
「プリンとかのお菓子も、とっても美味しいんだよ!」
「「「プリン美味しいよ!」」」
リズとエレノアだけでなくちびっ子たちまでニコニコしながら説明したので、大体状況を理解してくれました。
アレク君は本当に何でもできるんだねって、周りの人の評価があがっちゃいました。
でも、この時点では少し料理が上手ってレベルだったのに、更にこの人が追加情報を言ってしまいました。
「この前王国の方の披露宴に参加したのですけど、アレク様と救国の勇者様が素晴らしいウェディングケーキを作られておりましたわ。一流の料理人が作ったのかと思いましたわ」
「「「美味しかったよ!」」」
カレン様がナッシュさんとローリーさんの披露宴の件を話すと、更にこの場にいる人たちが盛り上がりました。
中には、僕のことを尊敬の目で見ている人もいます。
いやいや、お菓子は分量と手順さえ間違わなければできますよ。
因みに、その旧国の勇者様ことジンさんたちは仕事で冒険者ギルドに行っているので今日は不在です。
破壊王のデス料理が振る舞われないので、僕もとっても安心です。
もちろん、炊き出しに慣れている僕たちもお手伝いを行います。
そして、特別ゲストを三組招待することになりました。
「カレン様、お忙しいところ申し訳ありません」
「いえいえ、もう国王陛下にも挨拶できましたし、教皇猊下からの書状もお渡しできましたので」
ゲストその一は、教皇国からやってきた聖女様のカレン様です。
既に王国に来る日程と炊き出しの日程を事前に伝えていたので、上手く調整してくれました。
僕と挨拶をしたカレン様は、早速ミカエルたちのところに行きました。
新人職員は、いきなり聖女様が現れて目が点になっています。
大丈夫ですよ、普通に話しかけても問題ないですよ。
「そういえば、炊き出しも久々だ。来年は、私たちも新人研修を行わないとならないな」
「そうですわね。既に経験していることとは言え、改めて行いますので復習にもなりますわね」
ゲストその二は、ルーカスお兄様とアイビー様のクラスメイトです。
校外学習の一環だし、ルーカスお兄様のクラスメイトは優秀だから領地に残る面々以外は王城や軍に就職します。
なので、予習の意味合いも含んでいますね。
ルーカスお兄様とアイビー様はカレン様のところに移動して仲良く話をしているけど、そう言えば来年春ルーカスお兄様とアイビー様が学園を卒業したらいよいよ結婚式の話になるんだよね。
「アレク様、お招き頂きありがとうございます。精一杯頑張りますわ」
「私も、できるだけ皆さんのお手伝いを行います」
「僕は、しっかり護衛ができるように頑張ります」
ゲストその三は、来年僕たちの同級生になる面々です。
こういう事を経験するのはとても良い事だと、陛下も進めていました。
レシステンシアさん、サキさん、バーグさんを始めとする面々も来ています。
サキさんは教会の孤児院にいるので元々今日の炊き出しを手伝う予定だったけど、改めて学園入園生として参加することになりました。
いつも通り炊き出し、治療、列整理、話を聞くの四班に分かれるのだけど、大教会前で繰り広げられている光景に目がいって集中できていません。
「キュー! キュー!」
「グルル……」
実はドラちゃんが炊き出し用のお肉をつまみ食いしちゃって、ルーカスお兄様のマジカルラットに説教されていました。
大激怒しているマジカルラットに土下座に近い姿で謝っている飛竜を見て、殆どの人が戸惑っていました。
この時点で、ドラちゃんはマジカルラットよりも立場が下だとこの場にいる面々は分かった瞬間でした。
でもこれじゃあみんなの気がそれちゃうので、説教は教会脇に移動してやってもらうことにしました。
ドラちゃんが悪いことをした結果なので、僕も説教は暫く止めないけどね。
では、改めて僕たちはそれぞれの班に分かれます。
僕はもちろん炊き出し班で、リズとエレノアは治療班です。
すると、主にルーカスお兄様のクラスメイトと僕たちの同級生が、僕の事を不思議そうな表情で見ていました。
「あの、なんでアレク君が料理を行なっているのかしら?」
「そうそう、アレク様は双翼の天使様だから治療を行うかと思いました」
「数多くの人を治療しているのに、何ででしょうか?」
僕の二つ名を知っているのもあってか、僕が治療を行うと思っている人がとても多かった。
そうだよねって思わず苦笑しちゃったので詳しく説明しようとしたら、この二人が先に喋っちゃいました。
「あのね、お兄ちゃんのお料理は絶品なんだよ! 何でも作れるんだよ!」
「プリンとかのお菓子も、とっても美味しいんだよ!」
「「「プリン美味しいよ!」」」
リズとエレノアだけでなくちびっ子たちまでニコニコしながら説明したので、大体状況を理解してくれました。
アレク君は本当に何でもできるんだねって、周りの人の評価があがっちゃいました。
でも、この時点では少し料理が上手ってレベルだったのに、更にこの人が追加情報を言ってしまいました。
「この前王国の方の披露宴に参加したのですけど、アレク様と救国の勇者様が素晴らしいウェディングケーキを作られておりましたわ。一流の料理人が作ったのかと思いましたわ」
「「「美味しかったよ!」」」
カレン様がナッシュさんとローリーさんの披露宴の件を話すと、更にこの場にいる人たちが盛り上がりました。
中には、僕のことを尊敬の目で見ている人もいます。
いやいや、お菓子は分量と手順さえ間違わなければできますよ。
因みに、その旧国の勇者様ことジンさんたちは仕事で冒険者ギルドに行っているので今日は不在です。
破壊王のデス料理が振る舞われないので、僕もとっても安心です。
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