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第三十章 入園前準備
千三十五話 今後の対応
ちなみに新兵が大半らしいけど、犯罪者を捕縛する良い訓練になっていますね。
当の本人は罪の意識なんてさっぱりなさそうだし、これはどうしようもないかもしれない。
でも視察はまだ続くので、この後も兵の案内を受けながら軍の施設内を進んで行きました。
そして、だいたい一時間で視察は終わり、僕たちは再び軍の施設内の応接室に戻りました。
すると、応接室には軍務卿が待っていました。
まあ、あの件があったからしょうがないですね。
「ティナ様、アレクサンダー副宰相、兵が大変な不祥事を犯し申し訳ない」
「軍務卿、顔を上げてください。そもそも、ガッシュ男爵がいると分かって視察を行ったのは私たちの方でしたから」
ティナおばあ様が軍務卿に頭を上げるように言っているけど、実はガッシュ男爵が訓練に参加していると分かって視察に行きました。
ガッシュ男爵がどれだけ更生しているかを確認する意味もありました。
というのも、普通は再度の強制訓練になるってあり得ないからです。
結果から言うと、最悪なことになってしまいましたが。
「視察団に危害を加えようとしたので、ガッシュ男爵は裁判にかけられます。貴族としての権利が殆ど停止しておりますので、厳しい処分になるのは間違いないでしょう」
軍務卿が今後について話をしてくれたけど、当主強制交代は間違いなく行われる上にお家取り潰しの可能性もあるそうです。
自業自得なので、僕たちとしては何も言えません。
というか、ガッシュ男爵の発言を聞くに僕とティナおばあさまが視察団だって気が付かなかった可能性もあります。
僕的には、その可能性が高いと思うけど。
王城にも連絡はいっているみたいだけど、施設自体は全く問題ありません。
なので、後は軍と内務部局にお任せですね。
ということで、レポートも出したし用事も済んだので僕たちは王城の宰相執務室にゲートを繋いで帰りました。
「はあ、呆れて物が言えないとはこのことだな。やったことは大変な大事だが」
僕たちが宰相執務室に戻ると、陛下も姿を現しました。
前代未聞の大事件を起こしたので、内務部局は軍に関係者を派遣したりと大騒ぎらしい。
陛下は、こんなことになると思っていたみたいです。
「軍も影響がないように配慮をしている。改善点があるとはいえ、ある意味訓練の成果が出たといえよう」
「やることをやっての結果ですもんね。被害を出さないようにするにはガッシュ男爵を訓練から除外しないといけないですけど、それだと本人がどうなったか分からないですもんね」
「アレクの言う通りだ。剣も全然問題ないところに落ちたみたいだし、今後の対応の参考になるだろう」
陛下はお菓子をもしゃもしゃと食べながら答えたけど、謝罪はもう受けたし後は対策してくれれば大丈夫です。
ガッシュ男爵家から僕たち視察団に賠償金が支払われることになるそうだけど、それだけのお金を払うなら入園料も払って欲しいです。
あと、別件でガッシュ男爵の問題が出てきました。
「もしガッシュ男爵家が取り潰しになったら、あの問題児の入園許可は取り消しだ。成績は滅茶苦茶で試験態度も最悪、貴族の子弟という理由のみで合格している」
「僕的には、十分にその可能性はあると踏んでいます。ただ、今回の件だけでは貴族家取り潰しにはならないと思います」
「そうだろうな。ただ、一気に資産が逼迫するから、悪いことに手を染める可能性もある」
つまり、ここから気をつけないとということで意見が一致しました。
まあ、王城に務めている跡取りも非常に出来がよくないらしいし、今後何かする可能性は否定できないなあ。
僕的には、今日のことはさっさと忘れて王都の五歳の祝いの件に頭を切り替えたいです。
その前に辺境伯領での五歳の祝いがあるけど、今回は参加者が多いんだよね。
場合によっては僕たちも手伝うことになるんだけど、どんなことを手伝うのかな。
ちなみに、昼食時に軍の施設であったことを話したら、勉強で不在だったリズとスラちゃんが反撃したと意気込んで話していた。
うん、連れて行かなくて本当に良かったよ。
当の本人は罪の意識なんてさっぱりなさそうだし、これはどうしようもないかもしれない。
でも視察はまだ続くので、この後も兵の案内を受けながら軍の施設内を進んで行きました。
そして、だいたい一時間で視察は終わり、僕たちは再び軍の施設内の応接室に戻りました。
すると、応接室には軍務卿が待っていました。
まあ、あの件があったからしょうがないですね。
「ティナ様、アレクサンダー副宰相、兵が大変な不祥事を犯し申し訳ない」
「軍務卿、顔を上げてください。そもそも、ガッシュ男爵がいると分かって視察を行ったのは私たちの方でしたから」
ティナおばあ様が軍務卿に頭を上げるように言っているけど、実はガッシュ男爵が訓練に参加していると分かって視察に行きました。
ガッシュ男爵がどれだけ更生しているかを確認する意味もありました。
というのも、普通は再度の強制訓練になるってあり得ないからです。
結果から言うと、最悪なことになってしまいましたが。
「視察団に危害を加えようとしたので、ガッシュ男爵は裁判にかけられます。貴族としての権利が殆ど停止しておりますので、厳しい処分になるのは間違いないでしょう」
軍務卿が今後について話をしてくれたけど、当主強制交代は間違いなく行われる上にお家取り潰しの可能性もあるそうです。
自業自得なので、僕たちとしては何も言えません。
というか、ガッシュ男爵の発言を聞くに僕とティナおばあさまが視察団だって気が付かなかった可能性もあります。
僕的には、その可能性が高いと思うけど。
王城にも連絡はいっているみたいだけど、施設自体は全く問題ありません。
なので、後は軍と内務部局にお任せですね。
ということで、レポートも出したし用事も済んだので僕たちは王城の宰相執務室にゲートを繋いで帰りました。
「はあ、呆れて物が言えないとはこのことだな。やったことは大変な大事だが」
僕たちが宰相執務室に戻ると、陛下も姿を現しました。
前代未聞の大事件を起こしたので、内務部局は軍に関係者を派遣したりと大騒ぎらしい。
陛下は、こんなことになると思っていたみたいです。
「軍も影響がないように配慮をしている。改善点があるとはいえ、ある意味訓練の成果が出たといえよう」
「やることをやっての結果ですもんね。被害を出さないようにするにはガッシュ男爵を訓練から除外しないといけないですけど、それだと本人がどうなったか分からないですもんね」
「アレクの言う通りだ。剣も全然問題ないところに落ちたみたいだし、今後の対応の参考になるだろう」
陛下はお菓子をもしゃもしゃと食べながら答えたけど、謝罪はもう受けたし後は対策してくれれば大丈夫です。
ガッシュ男爵家から僕たち視察団に賠償金が支払われることになるそうだけど、それだけのお金を払うなら入園料も払って欲しいです。
あと、別件でガッシュ男爵の問題が出てきました。
「もしガッシュ男爵家が取り潰しになったら、あの問題児の入園許可は取り消しだ。成績は滅茶苦茶で試験態度も最悪、貴族の子弟という理由のみで合格している」
「僕的には、十分にその可能性はあると踏んでいます。ただ、今回の件だけでは貴族家取り潰しにはならないと思います」
「そうだろうな。ただ、一気に資産が逼迫するから、悪いことに手を染める可能性もある」
つまり、ここから気をつけないとということで意見が一致しました。
まあ、王城に務めている跡取りも非常に出来がよくないらしいし、今後何かする可能性は否定できないなあ。
僕的には、今日のことはさっさと忘れて王都の五歳の祝いの件に頭を切り替えたいです。
その前に辺境伯領での五歳の祝いがあるけど、今回は参加者が多いんだよね。
場合によっては僕たちも手伝うことになるんだけど、どんなことを手伝うのかな。
ちなみに、昼食時に軍の施設であったことを話したら、勉強で不在だったリズとスラちゃんが反撃したと意気込んで話していた。
うん、連れて行かなくて本当に良かったよ。
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