文字の大きさ
大
中
小
865 / 1,396
第三十一章 五歳の祝い
千六十一話 新しい一年の始まり
「新年おめでとう」
「「「おめでとー!」」」
年が明けて新しい年になり、毎年恒例の辺境伯家での新年の挨拶を行っています。
もうみんな毎年のことで慣れているので、辺境伯様の挨拶と共に元気よく挨拶をしていました。
スラちゃんとプリンも、ジュースの入ったグラスを手にして挨拶をしています。
「しかし、いよいよアレク君とリズちゃんも学園に通う年になったか。小さい頃から見ていたが、子どもが大きくなるのはあっという間だな」
「ふふ、そうね。ステラとオリバーも無事に五歳の祝いを迎えられたし、こうして元気よく成長していくのは嬉しいことですわね」
僕とリズ、それにエレノアとサンディは十二歳になり、いよいよ春から学園に通うことになります。
辺境伯家に助けてもらってから、本当にあっという間だったよね。
ミカエルも八歳になり、今は小さい子どもたちのリーダーとして頑張っています。
とっても心の優しい子に育っていて、僕もリズもホッとしています。
今年は侍従のお姉さんの息子のケンちゃんとレオンちゃんが四歳になり、ミカエルの侍従の子どものセオちゃんも二歳になりますね。
「マイクのところも今年は四歳になるし、シェファードも三歳になる。孫の祝いがつきないな」
「ふふふ、そうですわね。毎年お祝いが楽しみですわ」
辺境伯様とイザベラ様がとても楽しそうに話をしているけど、孫の成長が本当に楽しみなんですね。
では、準備を整えたらゲートを繋いで王城に向かいます。
今日は、メイちゃんとリラちゃんも一緒についていきます。
「おお、みんな来たか。新年おめでとう」
「「「おめでとー」」」
王城に着いたらたまたま目の前に陛下がいたので、みんなで元気よく挨拶をします。
そして、そのまま食堂に向かいました。
「皆さん、新年おめでとうございます」
「「「おめでとうございます!」」」
食堂には王族が勢揃いしていて、僕の挨拶に続いてみんなも挨拶をします。
そのままお茶を飲みながら、各国に行く前に少し談笑することになりました。
「今思うと、アレクが一年でも学園にいれば、私の負担が減っただろうね」
「それは間違いないですわね。やはり、生徒会というのは大変でしたわ」
いきなりルーカスお兄様とアイビー様が苦笑しながら僕に話しかけてきたけど、僕も学園担当だから実情はよく分かっています。
意外と、イベントが多いんだよね。
しかもルーカスお兄様が生徒会長でアイビー様が副生徒会長だから、余計大変だったでしょうね。
その分、今年三年生になるルーシーお姉様とは二年間一緒ですね。
「えーっとね、これが美味しいよ!」
「こっちも美味しいよ!」
そして、ちびっ子たちはルカちゃんエドちゃんが美味しいって言ったものを美味しそうに食べていました。
メイちゃんとリラちゃんが配膳のお手伝いをしようとしたけど、今日は大丈夫だと王妃様が優しく言っていました。
でも、二人とも段々と侍従のお姉さんみたいになってきたね。
リズはエレノアと仲良くお喋りしているけど、両者とも年末の自分の部屋の大掃除が大変だったとため息をつきながら愚痴を言っていました。
あの、普段からきちんと整理整頓しておけば問題ないと思うよ。
こればっかりは、アリア様もしょうがないねと言った感じで二人を見つめていました。
「ガウガウ」
そして、スラちゃんとプリンはネコちゃんのところにみんなで集まっています。
何やら、楽しくお喋りをしているみたいですね。
従魔同士、とっても仲良しですね。
「ふふふ、昔と比べると本当に賑やかになったわね」
そんな僕たちの賑やかな雰囲気を、ティナおばあさまもにこやかに見つめていました。
確かに、僕たちが子どもの頃に比べると圧倒的に賑やかになったよね。
「「「おめでとー!」」」
年が明けて新しい年になり、毎年恒例の辺境伯家での新年の挨拶を行っています。
もうみんな毎年のことで慣れているので、辺境伯様の挨拶と共に元気よく挨拶をしていました。
スラちゃんとプリンも、ジュースの入ったグラスを手にして挨拶をしています。
「しかし、いよいよアレク君とリズちゃんも学園に通う年になったか。小さい頃から見ていたが、子どもが大きくなるのはあっという間だな」
「ふふ、そうね。ステラとオリバーも無事に五歳の祝いを迎えられたし、こうして元気よく成長していくのは嬉しいことですわね」
僕とリズ、それにエレノアとサンディは十二歳になり、いよいよ春から学園に通うことになります。
辺境伯家に助けてもらってから、本当にあっという間だったよね。
ミカエルも八歳になり、今は小さい子どもたちのリーダーとして頑張っています。
とっても心の優しい子に育っていて、僕もリズもホッとしています。
今年は侍従のお姉さんの息子のケンちゃんとレオンちゃんが四歳になり、ミカエルの侍従の子どものセオちゃんも二歳になりますね。
「マイクのところも今年は四歳になるし、シェファードも三歳になる。孫の祝いがつきないな」
「ふふふ、そうですわね。毎年お祝いが楽しみですわ」
辺境伯様とイザベラ様がとても楽しそうに話をしているけど、孫の成長が本当に楽しみなんですね。
では、準備を整えたらゲートを繋いで王城に向かいます。
今日は、メイちゃんとリラちゃんも一緒についていきます。
「おお、みんな来たか。新年おめでとう」
「「「おめでとー」」」
王城に着いたらたまたま目の前に陛下がいたので、みんなで元気よく挨拶をします。
そして、そのまま食堂に向かいました。
「皆さん、新年おめでとうございます」
「「「おめでとうございます!」」」
食堂には王族が勢揃いしていて、僕の挨拶に続いてみんなも挨拶をします。
そのままお茶を飲みながら、各国に行く前に少し談笑することになりました。
「今思うと、アレクが一年でも学園にいれば、私の負担が減っただろうね」
「それは間違いないですわね。やはり、生徒会というのは大変でしたわ」
いきなりルーカスお兄様とアイビー様が苦笑しながら僕に話しかけてきたけど、僕も学園担当だから実情はよく分かっています。
意外と、イベントが多いんだよね。
しかもルーカスお兄様が生徒会長でアイビー様が副生徒会長だから、余計大変だったでしょうね。
その分、今年三年生になるルーシーお姉様とは二年間一緒ですね。
「えーっとね、これが美味しいよ!」
「こっちも美味しいよ!」
そして、ちびっ子たちはルカちゃんエドちゃんが美味しいって言ったものを美味しそうに食べていました。
メイちゃんとリラちゃんが配膳のお手伝いをしようとしたけど、今日は大丈夫だと王妃様が優しく言っていました。
でも、二人とも段々と侍従のお姉さんみたいになってきたね。
リズはエレノアと仲良くお喋りしているけど、両者とも年末の自分の部屋の大掃除が大変だったとため息をつきながら愚痴を言っていました。
あの、普段からきちんと整理整頓しておけば問題ないと思うよ。
こればっかりは、アリア様もしょうがないねと言った感じで二人を見つめていました。
「ガウガウ」
そして、スラちゃんとプリンはネコちゃんのところにみんなで集まっています。
何やら、楽しくお喋りをしているみたいですね。
従魔同士、とっても仲良しですね。
「ふふふ、昔と比べると本当に賑やかになったわね」
そんな僕たちの賑やかな雰囲気を、ティナおばあさまもにこやかに見つめていました。
確かに、僕たちが子どもの頃に比べると圧倒的に賑やかになったよね。
感想 306
あなたにおすすめの小説
【完結】20年後の真実
ゴールデンフィッシュメダル公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。
マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。
それから20年。
マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。
そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。
おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。
全4話書き上げ済み。
婚約者が心酔している盲目の聖女は私ですが
オトナシマソラ血を見ると倒れてしまうため、目隠しをして治療をしていたら「盲目の聖女」と呼ばれるようになってしまった聖女セレナ。
幼馴染の婚約者アレンは、セレナ=盲目の聖女だと気づかず、彼女を冷遇し婚約破棄を言い出す。
婚約を解消したセレナは、過保護な神官見習いのルカに溺愛され、新たな道を歩むことに。一方、夜会でついに真実を知った元婚約者はすべてを失い絶望するが、もう手遅れで……。血が苦手な訳あり聖女の逆転ラブストーリー
※本作品はになろうにも掲載しています小説家
捨てられた赤ちゃんを拾ったら、創世神様でした。世界を救うより、お父さんを幸せにしたいそうです
由香山で捨てられていた赤ちゃんを拾い、家族として育てることを決めた青年。
その日から、枯れた大地は実り、病は癒え、伝説のもふもふ神獣たちが次々と家へ集まってくる。
実はその赤ちゃんの正体は、この世界を創った創世神だった。
「いっぱい育ててくれてありがとう。今度は私がお父さんを幸せにする番だよ。」
これは、神様が初めて手に入れた”家族”との、優しくて温かな奇跡の物語。
私の息子を“愛人の子の下”にすると言った夫へ──その瞬間、正妻の役目は終わりました
放浪人政略結婚で伯爵家に嫁いだ侯爵令嬢リディアは、愛のない夫婦関係を「正妻の務め」と割り切り、赤字だらけの領地を立て直してきた。帳簿を整え、税の徴収を正し、交易路を広げ、収穫が不安定な年には備蓄を回す――伯爵家の体裁を保ってきたのは、いつも彼女の実務だった。
だがある日、夫オスヴァルドが屋敷に連れ帰ったのは“幼馴染”の女とその息子。
「彼女は可哀想なんだ」
「この子を跡取りにする」
そして人前で、平然と言い放つ。
――「君の息子は、愛人の子の“下”で学べばいい」
その瞬間、リディアの中で何かが静かに終わった。怒鳴らない。泣かない。微笑みすら崩さない。
「承知しました。では――正妻の役目は終わりましたね」
私を追い出した結果、飼っていた聖獣は誰にも懐かないようです
天宮有 子供の頃、男爵令嬢の私アミリア・ファグトは助けた小犬が聖獣と判明して、飼うことが決まる。
数年後――成長した聖獣は家を守ってくれて、私に一番懐いていた。
そんな私を妬んだ姉ラミダは「聖獣は私が拾って一番懐いている」と吹聴していたようで、姉は侯爵令息ケドスの婚約者になる。
どうやらラミダは聖獣が一番懐いていた私が邪魔なようで、追い出そうと目論んでいたようだ。
家族とゲドスはラミダの嘘を信じて、私を蔑み追い出そうとしていた。
水魔法しか使えない私と婚約破棄するのなら、貴方が隠すよう命じていた前世の知識をこれから使います
黒木 楓 伯爵令嬢のリリカは、婚約者である侯爵令息ラルフに「水魔法しか使えないお前との婚約を破棄する」と言われてしまう。
異世界に転生したリリカは前世の知識があり、それにより普通とは違う水魔法が使える。
そのことは婚約前に話していたけど、ラルフは隠すよう命令していた。
「立場が下のお前が、俺よりも優秀であるわけがない。普通の水魔法だけ使っていろ」
そう言われ続けてきたけど、これから命令を聞く必要もない。
「婚約破棄するのなら、貴方が隠すよう命じていた力をこれから使います」
飲んだ人を強くしたり回復する聖水を作ることができるけど、命令により家族以外は誰も知らない。
これは前世の知識がある私だけが出せる特殊な水で、婚約破棄された後は何も気にせず使えそうだ。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
【流血】とある冒険者ギルドの会議がカオスだった件【沙汰】
一樹とある冒険者ギルド。
その建物内にある一室、【会議室】にてとある話し合いが行われた。
それは、とある人物を役立たずだからと追放したい者達と、当該人物達との話し合いの場だった。