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第三十二章 新入生
千八十四話 続々と同級生が集まります
そんな僕たちのところに、ルーシーお姉様が走ってやってきた。
何かあったのかなと思ったら、妹であるエレノアに用事があったみたいだ。
「あっ、エレノアちゃんここにいたんだ。新入園生代表挨拶の練習をするから、お姉ちゃんに着いてきて」
「がーん……」
エレノアはショックを受けた表情に変わったが、ルーシーお姉様はそんなエレノアの表情を無視して手を引っ張って体育館の中に連れて行った。
うん、リハーサルをやるのはとても大切なので、この場の全員が姉妹を見送るだけだった。
そして、同級生になる新入園生も続々とやってきた。
「皆さま、おはようございますですわ」
「おー、レシステンシアちゃんおはよー!」
「おはようございます、レシステンシアさん」
姿を現したのは、今日もやる気満々なレシステンシアさんだった。
サザビーズ侯爵は、アリア様にエレノアの件で何か話をしていた。
というのも……
「実は、お父様とあの前ガッシュ男爵夫人はクラスは違うのですけど同級生だったのです。なので、フックがエレノア様を怪我させたことで話をしているのかと思いますわ」
そういえば、合格発表の時もぽっちゃり君はレシステンシアさんに絡んでいたけど、そんな理由があったなんて。
当のぽっちゃり君は牢屋の中だし、エレノアは挨拶の予行練習中です。
更に、新入園生が集まってきました。
ブライトさんたちに、サキさんたちもやってきました。
サキさんたちの保護者は、孤児院のシスターさんですね。
「おー、みんなカッコいいね! とっても似合っているよ!」
「そ、そうでしょうか……」
「その、褒めて頂いて光栄です……」
リズは素直にみんなの制服姿を褒めているので、ブライトさんとサキさんは少し照れていますね。
そして、ドラちゃんもサキさんたちにフリフリと手を振っています。
ここにいると受付の邪魔になるので、僕たちは体育館の中に移動しました。
「おー、いつも舞台の上にいたから何だか新鮮な感じだよ!」
体育館の中は綺麗に装飾されていて、壁には兵が等間隔で配置されていました。
僕とリズはいつも来賓として入園式や卒園式に来ていたので、確かにリズの言う通り不思議な気持ちです。
そして、舞台上ではエレノアがルーカスお兄様を相手にして挨拶の練習をしていました。
あの様子だと、もう少し詳しく立ち位置の確認に時間がかかりそうですね。
僕たちは体育館に並べられたクラスごとの椅子に座ったけど、エレノアだけは代表挨拶があるから座る席が決められていた。
保護者たちも保護者席に座っていたけど、陛下の側室であるアリア様とティナおばあさまに挨拶をする保護者がたくさんいた。
「疲れたの……」
そして、代表挨拶の練習が無事に終わったエレノアが、ヘロヘロになりながら僕たちのところにやってきた。
どうやら、ルーカスお兄様にビシバシと指導されたみたいだ。
席に座っても、エレノアはヘロヘロのままだった。
「うう、アレクお兄ちゃんに代表挨拶を代わって貰いたいの。アレクお兄ちゃんが首席合格なのだから、アレクお兄ちゃんが代表挨拶をするべきなの……」
エレノアが随分とヘロヘロになっているけど、こればっかりは規則なのだからどうしょうもないです。
王族として産まれた宿命として、諦めて貰うしかないですね。
そして、今度は舞台上からちびっ子三人が僕たちのところにやってきた。
「「おめでとー!」」
「とー!」
元から来賓予定だったルカちゃんとエドちゃんだけでなく、何故かエリちゃんまでドレスに着替えて僕たちのところにやってきたのだ。
エリちゃんって、王城でお留守番だったはずじゃないかな?
すると、スラちゃんと一緒にやってきた王妃様がエリちゃんが入園式にやってきた理由を教えてくれた。
「ふふ、エリもみんなのことをお祝いしてあげたいみたいよ。後は、陛下と一緒にいるのが嫌だったみたいね」
うん、僕としては後ろの方の理由が大きいと思うよ。
この前エリちゃんの描いた絵を巡って、陛下がエリちゃんを怒らせちゃったんだよね。
なので、未だにエリちゃんは陛下にはあまり近寄っていないんだよなあ。
ちなみに、流石にネコちゃんは王城でお留守番しているそうです。
「三人とも、紹介されたら元気よく挨拶できるかな?」
「「「はーい!」」」
リズがちびっ子三人に声をかけると、元気よく返事をしていた。
微笑ましい光景に、僕たちだけでなく他の面々も思わずニンマリとしています。
さてさて、そろそろ入園式が始まる時間だね。
王妃様たちも、来賓席に戻っていきました。
何かあったのかなと思ったら、妹であるエレノアに用事があったみたいだ。
「あっ、エレノアちゃんここにいたんだ。新入園生代表挨拶の練習をするから、お姉ちゃんに着いてきて」
「がーん……」
エレノアはショックを受けた表情に変わったが、ルーシーお姉様はそんなエレノアの表情を無視して手を引っ張って体育館の中に連れて行った。
うん、リハーサルをやるのはとても大切なので、この場の全員が姉妹を見送るだけだった。
そして、同級生になる新入園生も続々とやってきた。
「皆さま、おはようございますですわ」
「おー、レシステンシアちゃんおはよー!」
「おはようございます、レシステンシアさん」
姿を現したのは、今日もやる気満々なレシステンシアさんだった。
サザビーズ侯爵は、アリア様にエレノアの件で何か話をしていた。
というのも……
「実は、お父様とあの前ガッシュ男爵夫人はクラスは違うのですけど同級生だったのです。なので、フックがエレノア様を怪我させたことで話をしているのかと思いますわ」
そういえば、合格発表の時もぽっちゃり君はレシステンシアさんに絡んでいたけど、そんな理由があったなんて。
当のぽっちゃり君は牢屋の中だし、エレノアは挨拶の予行練習中です。
更に、新入園生が集まってきました。
ブライトさんたちに、サキさんたちもやってきました。
サキさんたちの保護者は、孤児院のシスターさんですね。
「おー、みんなカッコいいね! とっても似合っているよ!」
「そ、そうでしょうか……」
「その、褒めて頂いて光栄です……」
リズは素直にみんなの制服姿を褒めているので、ブライトさんとサキさんは少し照れていますね。
そして、ドラちゃんもサキさんたちにフリフリと手を振っています。
ここにいると受付の邪魔になるので、僕たちは体育館の中に移動しました。
「おー、いつも舞台の上にいたから何だか新鮮な感じだよ!」
体育館の中は綺麗に装飾されていて、壁には兵が等間隔で配置されていました。
僕とリズはいつも来賓として入園式や卒園式に来ていたので、確かにリズの言う通り不思議な気持ちです。
そして、舞台上ではエレノアがルーカスお兄様を相手にして挨拶の練習をしていました。
あの様子だと、もう少し詳しく立ち位置の確認に時間がかかりそうですね。
僕たちは体育館に並べられたクラスごとの椅子に座ったけど、エレノアだけは代表挨拶があるから座る席が決められていた。
保護者たちも保護者席に座っていたけど、陛下の側室であるアリア様とティナおばあさまに挨拶をする保護者がたくさんいた。
「疲れたの……」
そして、代表挨拶の練習が無事に終わったエレノアが、ヘロヘロになりながら僕たちのところにやってきた。
どうやら、ルーカスお兄様にビシバシと指導されたみたいだ。
席に座っても、エレノアはヘロヘロのままだった。
「うう、アレクお兄ちゃんに代表挨拶を代わって貰いたいの。アレクお兄ちゃんが首席合格なのだから、アレクお兄ちゃんが代表挨拶をするべきなの……」
エレノアが随分とヘロヘロになっているけど、こればっかりは規則なのだからどうしょうもないです。
王族として産まれた宿命として、諦めて貰うしかないですね。
そして、今度は舞台上からちびっ子三人が僕たちのところにやってきた。
「「おめでとー!」」
「とー!」
元から来賓予定だったルカちゃんとエドちゃんだけでなく、何故かエリちゃんまでドレスに着替えて僕たちのところにやってきたのだ。
エリちゃんって、王城でお留守番だったはずじゃないかな?
すると、スラちゃんと一緒にやってきた王妃様がエリちゃんが入園式にやってきた理由を教えてくれた。
「ふふ、エリもみんなのことをお祝いしてあげたいみたいよ。後は、陛下と一緒にいるのが嫌だったみたいね」
うん、僕としては後ろの方の理由が大きいと思うよ。
この前エリちゃんの描いた絵を巡って、陛下がエリちゃんを怒らせちゃったんだよね。
なので、未だにエリちゃんは陛下にはあまり近寄っていないんだよなあ。
ちなみに、流石にネコちゃんは王城でお留守番しているそうです。
「三人とも、紹介されたら元気よく挨拶できるかな?」
「「「はーい!」」」
リズがちびっ子三人に声をかけると、元気よく返事をしていた。
微笑ましい光景に、僕たちだけでなく他の面々も思わずニンマリとしています。
さてさて、そろそろ入園式が始まる時間だね。
王妃様たちも、来賓席に戻っていきました。
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