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第三十二章 新入生
千八十五話 入園式の開式
「間もなく、入園式のお時間となります。皆さま、席にご移動をお願いします」
司会を務める生徒会のアナウンスで、保護者席も移動を始めていた。
先生方も席に着いたので、間もなく入園式が始まる。
僕たちも、姿勢を正して座っていた。
「それでは、これより入園式を開式いたします。開式の辞、副園長先生宜しくお願いします」
生徒会の司会のアナウンスで副園長先生が演台に立ったけど、そういえば園長先生って卒園式まで療養する為に休んでいたんだ。
だから、学園代表挨拶も副園長先生がしていたはず。
チラッと先生の席を見ると、やる気満々の園長先生がいた。
「続きまして、学園を代表しまして学園長先生より祝辞を頂戴します」
「「あっ……」」
生徒会の司会のアナウンスで、リズとエレノアがようやく学園長先生が復帰したのに気がついたみたいだ。
そして、あのことも思い出してしまったみたいだ。
学園長先生のなかーい祝辞にも。
入園説明会の時には副園長先生が祝辞を言っていたから、ここにいる新入園生は園長先生がどんな祝辞を言うかを全く知らない。
現に、レシステンシアさんとかサキさんなんかは真剣な表情で演台に上がった園長を見ていた。
ちなみに来賓席にいる王妃様とルーカスお兄様、それにプリンも園長先生に気がついたので、ルカちゃん、エドちゃん、そしてエリちゃんのことを気にかけていた。
「皆さん、入園おめでとう。学園を代表して、一言挨拶をする。我が学園は……」
そして、学園長先生のながーーーい祝辞が始まった。
祝辞かだいたい二十分を超えた辺りで、他の人も学園長先生の祝辞は長いなと思い始めたみたいだった。
しかし、今日の学園長先生は絶好調で、もうどれだけ喋るのかというくらいだった。
ルカちゃんとエドちゃんは暇そうに足をブラブラとしていて、エリちゃんは王妃様に抱かれながらスヤスヤと寝てしまっていた。
新入園生にも睡魔に負けているものがいるし、きっと保護者席も同じ状況なはずです。
「……終わります」
パチパチパチ。
急に学園長先生の祝辞が終わったので、多くの人がビクッとなってしまった。
それでも多くの人が拍手をしていて、ルカちゃんとエドちゃん、そして目を覚ましたエリちゃんも一生懸命拍手をしています。
そして、ルーカスお兄様の来賓祝辞の後、来賓紹介で、ルカちゃん、エドちゃん、エリちゃんが元気よく挨拶をしておめでとうって言っていました。
もう、僕たち新入園生も保護者も小さい子の挨拶にみんなほっこりとしていますね。
「続きまして、新入園生を代表しまして、エレノア・ブンデスランドが学園長先生に代表挨拶を行います」
「はい」
生徒会の司会のアナウンスで、エレノアが席から立ち上がった。
そして、舞台上に上がって演台前に立ちます。
練習とかでは散々嫌だなあと言っていたエレノアだが、やる時はやります。
堂々とした声で、ハキハキと代表挨拶を行いました。
もちろん、挨拶が終われば大きな拍手が起こりました。
エレノアは緊張したよって小声で言っていたけど、とてもよく出来ていたから後で褒めてあげないとね。
その後は生徒会長の挨拶があって、校歌を披露して終わりです。
うん、式典の半分以上が学園長先生の祝辞だったよ。
「これにて、入園式を終了いたします。新入園生は教室に行きますので、忘れ物をしないようにして先生の後について行ってください。保護者の方で新入園生と帰られる方は、そのまま体育館に残るようにお願いします」
ようやく張り詰めた空気が緩み、僕たちも席を立って先生の後を着いていきます。
体育館を出て廊下に出た瞬間、リズが僕にあの件の話をしてきた。
「お兄ちゃん、長いお話があるのをすっかり忘れていたよ」
「エレノアもなの。園長先生、入園説明会にはいなかったから、すっかり油断していたの」
エレノアも僕に園長先生の話の件を愚痴ってきたけど、自分の代表挨拶よりも園長先生の話の方が大変だったみたいですね。
正直なところ、僕もあの長い祝辞は流石にキツかったよ。
多分、他の人も同じく思っているはずだよね。
司会を務める生徒会のアナウンスで、保護者席も移動を始めていた。
先生方も席に着いたので、間もなく入園式が始まる。
僕たちも、姿勢を正して座っていた。
「それでは、これより入園式を開式いたします。開式の辞、副園長先生宜しくお願いします」
生徒会の司会のアナウンスで副園長先生が演台に立ったけど、そういえば園長先生って卒園式まで療養する為に休んでいたんだ。
だから、学園代表挨拶も副園長先生がしていたはず。
チラッと先生の席を見ると、やる気満々の園長先生がいた。
「続きまして、学園を代表しまして学園長先生より祝辞を頂戴します」
「「あっ……」」
生徒会の司会のアナウンスで、リズとエレノアがようやく学園長先生が復帰したのに気がついたみたいだ。
そして、あのことも思い出してしまったみたいだ。
学園長先生のなかーい祝辞にも。
入園説明会の時には副園長先生が祝辞を言っていたから、ここにいる新入園生は園長先生がどんな祝辞を言うかを全く知らない。
現に、レシステンシアさんとかサキさんなんかは真剣な表情で演台に上がった園長を見ていた。
ちなみに来賓席にいる王妃様とルーカスお兄様、それにプリンも園長先生に気がついたので、ルカちゃん、エドちゃん、そしてエリちゃんのことを気にかけていた。
「皆さん、入園おめでとう。学園を代表して、一言挨拶をする。我が学園は……」
そして、学園長先生のながーーーい祝辞が始まった。
祝辞かだいたい二十分を超えた辺りで、他の人も学園長先生の祝辞は長いなと思い始めたみたいだった。
しかし、今日の学園長先生は絶好調で、もうどれだけ喋るのかというくらいだった。
ルカちゃんとエドちゃんは暇そうに足をブラブラとしていて、エリちゃんは王妃様に抱かれながらスヤスヤと寝てしまっていた。
新入園生にも睡魔に負けているものがいるし、きっと保護者席も同じ状況なはずです。
「……終わります」
パチパチパチ。
急に学園長先生の祝辞が終わったので、多くの人がビクッとなってしまった。
それでも多くの人が拍手をしていて、ルカちゃんとエドちゃん、そして目を覚ましたエリちゃんも一生懸命拍手をしています。
そして、ルーカスお兄様の来賓祝辞の後、来賓紹介で、ルカちゃん、エドちゃん、エリちゃんが元気よく挨拶をしておめでとうって言っていました。
もう、僕たち新入園生も保護者も小さい子の挨拶にみんなほっこりとしていますね。
「続きまして、新入園生を代表しまして、エレノア・ブンデスランドが学園長先生に代表挨拶を行います」
「はい」
生徒会の司会のアナウンスで、エレノアが席から立ち上がった。
そして、舞台上に上がって演台前に立ちます。
練習とかでは散々嫌だなあと言っていたエレノアだが、やる時はやります。
堂々とした声で、ハキハキと代表挨拶を行いました。
もちろん、挨拶が終われば大きな拍手が起こりました。
エレノアは緊張したよって小声で言っていたけど、とてもよく出来ていたから後で褒めてあげないとね。
その後は生徒会長の挨拶があって、校歌を披露して終わりです。
うん、式典の半分以上が学園長先生の祝辞だったよ。
「これにて、入園式を終了いたします。新入園生は教室に行きますので、忘れ物をしないようにして先生の後について行ってください。保護者の方で新入園生と帰られる方は、そのまま体育館に残るようにお願いします」
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「お兄ちゃん、長いお話があるのをすっかり忘れていたよ」
「エレノアもなの。園長先生、入園説明会にはいなかったから、すっかり油断していたの」
エレノアも僕に園長先生の話の件を愚痴ってきたけど、自分の代表挨拶よりも園長先生の話の方が大変だったみたいですね。
正直なところ、僕もあの長い祝辞は流石にキツかったよ。
多分、他の人も同じく思っているはずだよね。
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