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第三十二章 新入生
千九十一話 今日の授業終了です
体育館に移動すると、僕たちが剣の訓練などで着る体操着の配布が行われていました。
男女それぞれの列に並んで、自分の体操着と長袖長ズボンを受け取ります。
アイテムボックスに体操着をまとめてしまっていると、僕は武道の先生に呼ばれました。
頭は角刈りで、服の上からでも分かるくらいゴリゴリマッチョな先生ですね。
「おお、お前がアレクか。ジンか世話になっているみたいだな」
「えーっと、もしかして早弁したジンさんを怒った先生ですか?」
「ははは、そんなこともあったな。アイツはいつも腹ペコで、食堂でも二食分は当たり前にたべていたな。でも、親を失った平民出身なのに、今やAランク冒険者で副宰相様だ」
中々豪快な先生だけど、いい先生なのは間違いないですね。
それに、大出世したジンさんのことをとても評価しているみたいです。
どんな授業をするのか、今から楽しみですね。
そして、リズたちと合流して今度は武道の授業についての話になった。
「主に剣技と魔法の授業を行うが、最初は全員両方に参加する。適性はあるだろうが、理念を勉強するのも大事だ」
ゴリゴリマッチョの先生が真面目な表情で説明するけど、剣が得意な人と魔法が得意な人もいるもんね。
僕たちは両方得意だけど、そもそもどこまでやっていいのだろうか。
「あと、アレクとリズは他の人の指導を補助するように。お前ら二人が本気を出すと、武道場ドコロか学園が消滅するからな」
ゴリゴリマッチョの先生がニヤリとしながら僕とリズに授業のことを話していたけど、入園試験で盛大にやらかしたので反論できません。
でも、人に教えるのもとてもいい勉強になるし、リズもヤル気を見せていました。
こうして武道の授業の説明を受けた後は、休憩を取りつつ再び教室に戻ります。
「ねーねーお兄ちゃん、リズたちが本気を出しちゃうと衛星都市建設現場みたいに十キロ四方は更地になっちゃうよね?」
ざわざわざわ。
あっ、リズが何気なく衛星都市建設現場のことを話したから、クラス中がざわめいちゃった。
ここはキチンと話をした方がいいかも。
すると、レシステンシアさんが恐る恐る僕に質問してきた。
「あの、お父様から衛星都市建設現場の整地と外壁の建設を一瞬で行ったと聞いております。それって、まさか本当ですか? 私、嘘だと思っておりましたの……」
「えーっと、リズたちと合体魔法を使いましたが本当の話です。二箇所の衛星都市建設現場はスピード重視で作業を行ったので、フルパワーじゃないけどある程度の魔力は使いました」
「えっ、あれだけの都市建設の整地と外壁建設を行って、それでもフルパワーではないと。武道の先生が仰ったように、学園などあっという間に消滅させるだけの力があるのですね……」
レシステンシアさんが唖然としながら呟いていたけど、この辺りは本当のことだから否定出来ないんだよね。
すると、リズがこんなことを言ってきた。
「うーんとね、リズとお兄ちゃんはお仕事とか悪い人と戦う時しか本気にならないんだよ。学園生活を楽しみたいから、リズは手加減してやるから大丈夫だよ」
リズの頭の上に乗っているスラちゃんもコクコクと頷いていたし、無闇に力を使うわけじゃないもんね。
こうして、教室内は落ち着きを取り戻して、みんなでお喋りしていました。
「はい、皆さん席に着いて下さい」
休憩時間が終わったので、ユーリカ先生が教卓のところにやってきた。
そして、プリントを配り始めた。
これは、時間割表ですね。
「明日からは、実際に授業が始まります。忘れ物のないように気をつけましょう」
教科書は配られたばかりだけど、ノートとかも必要だもんね。
その辺りはバッチリ揃えているし、予備もあるので大丈夫です。
「では、今日はこれで終わりにします。皆さん、気をつけて帰りましょうね」
ということで、今日の授業はこれで終わりです。
帰路につく人が殆どだけど、僕たちはこれから生徒会室に行かないといけないんだよね。
僕は以前に生徒会室に行ったことがあるので、帰り支度を済ませたリズたちを案内します。
男女それぞれの列に並んで、自分の体操着と長袖長ズボンを受け取ります。
アイテムボックスに体操着をまとめてしまっていると、僕は武道の先生に呼ばれました。
頭は角刈りで、服の上からでも分かるくらいゴリゴリマッチョな先生ですね。
「おお、お前がアレクか。ジンか世話になっているみたいだな」
「えーっと、もしかして早弁したジンさんを怒った先生ですか?」
「ははは、そんなこともあったな。アイツはいつも腹ペコで、食堂でも二食分は当たり前にたべていたな。でも、親を失った平民出身なのに、今やAランク冒険者で副宰相様だ」
中々豪快な先生だけど、いい先生なのは間違いないですね。
それに、大出世したジンさんのことをとても評価しているみたいです。
どんな授業をするのか、今から楽しみですね。
そして、リズたちと合流して今度は武道の授業についての話になった。
「主に剣技と魔法の授業を行うが、最初は全員両方に参加する。適性はあるだろうが、理念を勉強するのも大事だ」
ゴリゴリマッチョの先生が真面目な表情で説明するけど、剣が得意な人と魔法が得意な人もいるもんね。
僕たちは両方得意だけど、そもそもどこまでやっていいのだろうか。
「あと、アレクとリズは他の人の指導を補助するように。お前ら二人が本気を出すと、武道場ドコロか学園が消滅するからな」
ゴリゴリマッチョの先生がニヤリとしながら僕とリズに授業のことを話していたけど、入園試験で盛大にやらかしたので反論できません。
でも、人に教えるのもとてもいい勉強になるし、リズもヤル気を見せていました。
こうして武道の授業の説明を受けた後は、休憩を取りつつ再び教室に戻ります。
「ねーねーお兄ちゃん、リズたちが本気を出しちゃうと衛星都市建設現場みたいに十キロ四方は更地になっちゃうよね?」
ざわざわざわ。
あっ、リズが何気なく衛星都市建設現場のことを話したから、クラス中がざわめいちゃった。
ここはキチンと話をした方がいいかも。
すると、レシステンシアさんが恐る恐る僕に質問してきた。
「あの、お父様から衛星都市建設現場の整地と外壁の建設を一瞬で行ったと聞いております。それって、まさか本当ですか? 私、嘘だと思っておりましたの……」
「えーっと、リズたちと合体魔法を使いましたが本当の話です。二箇所の衛星都市建設現場はスピード重視で作業を行ったので、フルパワーじゃないけどある程度の魔力は使いました」
「えっ、あれだけの都市建設の整地と外壁建設を行って、それでもフルパワーではないと。武道の先生が仰ったように、学園などあっという間に消滅させるだけの力があるのですね……」
レシステンシアさんが唖然としながら呟いていたけど、この辺りは本当のことだから否定出来ないんだよね。
すると、リズがこんなことを言ってきた。
「うーんとね、リズとお兄ちゃんはお仕事とか悪い人と戦う時しか本気にならないんだよ。学園生活を楽しみたいから、リズは手加減してやるから大丈夫だよ」
リズの頭の上に乗っているスラちゃんもコクコクと頷いていたし、無闇に力を使うわけじゃないもんね。
こうして、教室内は落ち着きを取り戻して、みんなでお喋りしていました。
「はい、皆さん席に着いて下さい」
休憩時間が終わったので、ユーリカ先生が教卓のところにやってきた。
そして、プリントを配り始めた。
これは、時間割表ですね。
「明日からは、実際に授業が始まります。忘れ物のないように気をつけましょう」
教科書は配られたばかりだけど、ノートとかも必要だもんね。
その辺りはバッチリ揃えているし、予備もあるので大丈夫です。
「では、今日はこれで終わりにします。皆さん、気をつけて帰りましょうね」
ということで、今日の授業はこれで終わりです。
帰路につく人が殆どだけど、僕たちはこれから生徒会室に行かないといけないんだよね。
僕は以前に生徒会室に行ったことがあるので、帰り支度を済ませたリズたちを案内します。
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