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第三十二章 新入生
千九十二話 生徒会長
「あの、本当に私も生徒会室に行っていいのでしょうか……」
僕たちが生徒会室に向かう際、サキさんがかなり緊張しながら僕に質問してきた。
サキさんは、生徒会は選ばれた人のみ選ばれる場所で、自分なんかが選ばれるはずがないと思っているみたいです。
でも、僕から見てもサキさんなら生徒会に入るのは問題ないし、ルーシーお姉様も人を見る目はバッチリだもんね。
「大丈夫だよ! サキちゃんなら、きっと凄い生徒会役員になるよ!」
僕がサキさんに返事をしようとしたら、何故かリズが返事をしていた。
スラちゃんもリズの頭の上で大丈夫だよと震えているし、もちろん他の面々も問題ないと言っています。
「先ずは、何事にもチャレンジですわ。やる前から諦めるのは、よくないと思いますわよ」
「やる前から諦める……」
そして、サキさんはレシステンシアさんから言われた言葉にはっとさせられていました。
僕も、レシステンシアさんの言ったことはとても良いことだと思うよ。
みんなでお話をしていたら、あっという間に生徒会室の前に到着しました。
コンコン。
「はい、どうぞ」
ガチャ。
僕が生徒会室のドアをノックすると、中からルーシーお姉様の声が聞こえてきた。
そして生徒会室に入ると、僕たちを背の高い男子生徒が出迎えてくれた。
実は、この人は何回か会っている人なんです。
「よく来てくれた、みんなを歓迎するよ。さっそく座ってくれ」
とっても爽やかなこの人は、なんとメアリの兄でもあるカーセント公爵家のヤザンさんです。
今年四年生で、今年の生徒会長でもあります。
「お兄様が真面目にしているの、とっても珍しい……」
「メアリよ、俺だってやる時はやるんだから……」
何だか兄妹間で微妙な空気が流れているけど、どうやらヤザンさんはとても明るいマイク様みたいな性格らしいですね。
そう思えば、僕たちも対応しやすいですね。
そして、僕たちは席に案内されました。
「実は、君たち以外にも生徒会役員候補として声をかけている。もう少し男手が欲しいからね。でも、アレク君、リズちゃん、エレノア様は生徒会役員確定になる。これは、歴代の王家や王家に近い血筋の人は生徒会役員になる慣例だ」
ヤザンさんの話を聞いて、何故かルーシーお姉様がため息をついていた。
そういえば、確かに生徒会役員は女性が多いけど、その辺はおいおい分かりそうです。
そして、話は僕たち三人以外のメンバーになりました。
「メアリとサンディちゃんは俺の人柄をよく知っているけど、残りの二人はよく知らないだろう。だから、少しの間お試し入会してみるといい。生徒会がどんな組織ってのも分かるだろう」
確かに、レシステンシアさんとサキさんはそもそも生徒会の業務を知らないと思うし、僕たちとも仲良くなれるいい機会ですね。
ということで、ヤザンさんの提案をみんな受け入れました。
すると、ヤザンさんがメアリにこんなことを言ってきた。
「メアリは、俺のことを生徒会役員にペラペラと話さないことね。一応、できる生徒会長ってことになっているんだから」
「うーん、取り敢えずお兄様はシスコンだと言っておけばいい?」
「おい、それはどういうことだよ!」
「「「くすくす」」」
みんなが兄妹のやり取りを見て思わずくすくすしているけど、仲が悪いよりかはずっといいよね。
詳しくは明日からってことになったので、僕たちは生徒会から出ました。
「私、生徒会長はとても真面目な方だという印象でしたわ。入園式でも、とても素晴らしい挨拶をされていましたし」
「私もです。でも、話しやすい人でよかったです」
レシステンシアさんはヤザンさんの印象に戸惑っていたけど、サキさんは逆にヤザンさんのことを高評価していた。
いずれにせよ、ヤザンさんはとてもいい人ってことでまとまりました。
妹のメアリは、ヤザンさん対応でとても苦労しそうだけどね。
僕たちが生徒会室に向かう際、サキさんがかなり緊張しながら僕に質問してきた。
サキさんは、生徒会は選ばれた人のみ選ばれる場所で、自分なんかが選ばれるはずがないと思っているみたいです。
でも、僕から見てもサキさんなら生徒会に入るのは問題ないし、ルーシーお姉様も人を見る目はバッチリだもんね。
「大丈夫だよ! サキちゃんなら、きっと凄い生徒会役員になるよ!」
僕がサキさんに返事をしようとしたら、何故かリズが返事をしていた。
スラちゃんもリズの頭の上で大丈夫だよと震えているし、もちろん他の面々も問題ないと言っています。
「先ずは、何事にもチャレンジですわ。やる前から諦めるのは、よくないと思いますわよ」
「やる前から諦める……」
そして、サキさんはレシステンシアさんから言われた言葉にはっとさせられていました。
僕も、レシステンシアさんの言ったことはとても良いことだと思うよ。
みんなでお話をしていたら、あっという間に生徒会室の前に到着しました。
コンコン。
「はい、どうぞ」
ガチャ。
僕が生徒会室のドアをノックすると、中からルーシーお姉様の声が聞こえてきた。
そして生徒会室に入ると、僕たちを背の高い男子生徒が出迎えてくれた。
実は、この人は何回か会っている人なんです。
「よく来てくれた、みんなを歓迎するよ。さっそく座ってくれ」
とっても爽やかなこの人は、なんとメアリの兄でもあるカーセント公爵家のヤザンさんです。
今年四年生で、今年の生徒会長でもあります。
「お兄様が真面目にしているの、とっても珍しい……」
「メアリよ、俺だってやる時はやるんだから……」
何だか兄妹間で微妙な空気が流れているけど、どうやらヤザンさんはとても明るいマイク様みたいな性格らしいですね。
そう思えば、僕たちも対応しやすいですね。
そして、僕たちは席に案内されました。
「実は、君たち以外にも生徒会役員候補として声をかけている。もう少し男手が欲しいからね。でも、アレク君、リズちゃん、エレノア様は生徒会役員確定になる。これは、歴代の王家や王家に近い血筋の人は生徒会役員になる慣例だ」
ヤザンさんの話を聞いて、何故かルーシーお姉様がため息をついていた。
そういえば、確かに生徒会役員は女性が多いけど、その辺はおいおい分かりそうです。
そして、話は僕たち三人以外のメンバーになりました。
「メアリとサンディちゃんは俺の人柄をよく知っているけど、残りの二人はよく知らないだろう。だから、少しの間お試し入会してみるといい。生徒会がどんな組織ってのも分かるだろう」
確かに、レシステンシアさんとサキさんはそもそも生徒会の業務を知らないと思うし、僕たちとも仲良くなれるいい機会ですね。
ということで、ヤザンさんの提案をみんな受け入れました。
すると、ヤザンさんがメアリにこんなことを言ってきた。
「メアリは、俺のことを生徒会役員にペラペラと話さないことね。一応、できる生徒会長ってことになっているんだから」
「うーん、取り敢えずお兄様はシスコンだと言っておけばいい?」
「おい、それはどういうことだよ!」
「「「くすくす」」」
みんなが兄妹のやり取りを見て思わずくすくすしているけど、仲が悪いよりかはずっといいよね。
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「私、生徒会長はとても真面目な方だという印象でしたわ。入園式でも、とても素晴らしい挨拶をされていましたし」
「私もです。でも、話しやすい人でよかったです」
レシステンシアさんはヤザンさんの印象に戸惑っていたけど、サキさんは逆にヤザンさんのことを高評価していた。
いずれにせよ、ヤザンさんはとてもいい人ってことでまとまりました。
妹のメアリは、ヤザンさん対応でとても苦労しそうだけどね。
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