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第三十二章 新入生
千百九話 まさかの組み合わせ
「あら、エリちゃんもやってきたの?」
「うん! ほごしゃー!」
来賓席にみんなを連れて行くと、たまたまルーシーお姉様も開会式の準備を手伝っていた。
エリちゃんは満面の笑みでジンさんを指さして保護者って言っているけど、取り敢えず世話をする大人って意味で捉えていた。
そして、全員を来賓席に案内すると、エリちゃんはティナおばあさまに抱っこされてニコニコとしていました。
取り敢えず、来賓はこれでオッケーです。
後は、来賓挨拶をしてもらって試合観戦すれば大丈夫だね。
すると、軍務卿がこんなことを僕に言ってきた。
「アレク君は、残念ながら大会に参加しないんだよね。アレク君とリズちゃんが本気で手合わせするなら、衛星都市建設現場とかに行かないと駄目だね」
「あー、確かにそうだな。地形が変わる可能性もあるからな」
「ふにゅ?」
ジンさんも軍務卿の意見に同意していたけど、広いところだと余計リズが張り切っちゃうかもしれません。
ちなみに、ティナおばあさまは二人の話を聞いて苦笑していたけど、流石にエリちゃんは何のことだか分かっていなかったみたいです。
そうこうしているうちに、段々と色々なクラスが訓練場の周囲に集まってきました。
生徒会役員も集まってきたけど、みんなエリちゃんとネコちゃんの存在にびっくりしていました。
「ふふーん、今日はリズお姉ちゃんとサンディお姉ちゃんが張り切って実況中継をするんだよ!」
「たのしみー!」
リズがエリちゃんに腰に手を当ててドヤ顔でいるけど、僕としては暴走ストップ係のサンディの方が大変だと思います。
準備が整ったところで、開会式がスタートです。
すると、大会に出場する十六人が訓練場に上がりました。
「これより、剣術大会の本戦が始まります。まず、園長先生の挨拶です」
メアリのアナウンスで園長先生が訓練場に上がった瞬間、一斉にざわざわとし始めました。
今日も、園長先生のながーい話が待っているからです。
しかも、園長先生は自分が学生の時の武勇伝まで話し始めました。
実演までしていると、また腰を痛めますよ。
もう年なんですから、僕とリズの治療でも完治はできませんよ。
「くー、くー」
そして、気がついたらエリちゃんはティナおばあさまに抱っこされながらすやすやと眠っていました。
三十分も話していれば、小さな子は眠っちゃうよね。
パチパチパチ。
「ビクン!」
そして、急に話が終わって拍手が聞こえると、エリちゃんはビクリと目を覚ましました。
周りの人と一緒に拍手をすると、ここで来賓挨拶をすることになりました。
「がんばってねー!」
エリちゃんが元気いっぱいに挨拶すると、園長先生の時よりも大きな拍手が起こりました。
エリちゃんは僕の入園式でも元気よく挨拶をしていたし、覚えている人も多そうですね。
「では、これから対戦相手を決めるくじ引きを行います。出場者は、順にくじを引いて下さい」
本戦は、いきなり同学年同士が対戦することもあります。
なので、どんな組み合わせになるかは本当に運次第です。
みんな、サンディが持っている抽選箱に手を入れていました。
すると、なんと一回戦から優勝候補同士の対戦になっちゃいました。
「「あっ……」」
「第一試合、三年生ルーシーさんと一年生レシステンシアさんです」
「ルーねーねー!」
エリちゃんが拍手しながら盛り上がっていたけど、二人は第一試合で当たることになりました。
思わず顔を見合わせていた二人だけど、表情はやる気に満ちていました。
「それでは、これからアップを行います。十分後に第一試合を開始します」
サンディがアナウンスすると、それぞれが散ってアップを始めていました。
ルーシーお姉様とレシステンシアさんは軽く手合わせしていたけど、両方とも動きはバッチリですね。
「うん! ほごしゃー!」
来賓席にみんなを連れて行くと、たまたまルーシーお姉様も開会式の準備を手伝っていた。
エリちゃんは満面の笑みでジンさんを指さして保護者って言っているけど、取り敢えず世話をする大人って意味で捉えていた。
そして、全員を来賓席に案内すると、エリちゃんはティナおばあさまに抱っこされてニコニコとしていました。
取り敢えず、来賓はこれでオッケーです。
後は、来賓挨拶をしてもらって試合観戦すれば大丈夫だね。
すると、軍務卿がこんなことを僕に言ってきた。
「アレク君は、残念ながら大会に参加しないんだよね。アレク君とリズちゃんが本気で手合わせするなら、衛星都市建設現場とかに行かないと駄目だね」
「あー、確かにそうだな。地形が変わる可能性もあるからな」
「ふにゅ?」
ジンさんも軍務卿の意見に同意していたけど、広いところだと余計リズが張り切っちゃうかもしれません。
ちなみに、ティナおばあさまは二人の話を聞いて苦笑していたけど、流石にエリちゃんは何のことだか分かっていなかったみたいです。
そうこうしているうちに、段々と色々なクラスが訓練場の周囲に集まってきました。
生徒会役員も集まってきたけど、みんなエリちゃんとネコちゃんの存在にびっくりしていました。
「ふふーん、今日はリズお姉ちゃんとサンディお姉ちゃんが張り切って実況中継をするんだよ!」
「たのしみー!」
リズがエリちゃんに腰に手を当ててドヤ顔でいるけど、僕としては暴走ストップ係のサンディの方が大変だと思います。
準備が整ったところで、開会式がスタートです。
すると、大会に出場する十六人が訓練場に上がりました。
「これより、剣術大会の本戦が始まります。まず、園長先生の挨拶です」
メアリのアナウンスで園長先生が訓練場に上がった瞬間、一斉にざわざわとし始めました。
今日も、園長先生のながーい話が待っているからです。
しかも、園長先生は自分が学生の時の武勇伝まで話し始めました。
実演までしていると、また腰を痛めますよ。
もう年なんですから、僕とリズの治療でも完治はできませんよ。
「くー、くー」
そして、気がついたらエリちゃんはティナおばあさまに抱っこされながらすやすやと眠っていました。
三十分も話していれば、小さな子は眠っちゃうよね。
パチパチパチ。
「ビクン!」
そして、急に話が終わって拍手が聞こえると、エリちゃんはビクリと目を覚ましました。
周りの人と一緒に拍手をすると、ここで来賓挨拶をすることになりました。
「がんばってねー!」
エリちゃんが元気いっぱいに挨拶すると、園長先生の時よりも大きな拍手が起こりました。
エリちゃんは僕の入園式でも元気よく挨拶をしていたし、覚えている人も多そうですね。
「では、これから対戦相手を決めるくじ引きを行います。出場者は、順にくじを引いて下さい」
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なので、どんな組み合わせになるかは本当に運次第です。
みんな、サンディが持っている抽選箱に手を入れていました。
すると、なんと一回戦から優勝候補同士の対戦になっちゃいました。
「「あっ……」」
「第一試合、三年生ルーシーさんと一年生レシステンシアさんです」
「ルーねーねー!」
エリちゃんが拍手しながら盛り上がっていたけど、二人は第一試合で当たることになりました。
思わず顔を見合わせていた二人だけど、表情はやる気に満ちていました。
「それでは、これからアップを行います。十分後に第一試合を開始します」
サンディがアナウンスすると、それぞれが散ってアップを始めていました。
ルーシーお姉様とレシステンシアさんは軽く手合わせしていたけど、両方とも動きはバッチリですね。
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