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第三十二章 新入生
千百二十六話 スラちゃんたちの偵察結果
お昼頃になると、偵察に出ていたスラちゃんたちがスラム街の教会に姿を現しました。
どうやら、偵察の成果はバッチリみたいですね。
「あのね、怪しいところを五ヶ所見つけたって。全部スラム街じゃなくて、普通の商店街だよ」
「普通の店にカモフラージュしていたのか。犯罪組織は中々頭の回る者がいるようだな」
リズの通訳にルーカスお兄様が返答していたけど、偽装工作をするだけの知識はあるんだ。
確かに、普通の人なら色々と騙されちゃうね。
でも、流石にスラちゃんたちは騙せなかったみたいです。
「あと、今夜一軒のお店を襲撃するみたいだよ。そこも分かっているって」
「となると、拠点プラス一ヵ所の合計六ヶ所の対応が必要というわけだな」
スラちゃん曰く、昨日大量に荷物を入荷した商会に強盗に入るみたいです。
何故そんな入荷情報を得たのかは、更に別の犯罪組織の拠点が関与していました。
「居酒屋で、冒険者が話している内容を分析しているんだって。情報を集める専門の犯罪組織もあるんだってよ!」
居酒屋は本当に普通の居酒屋で、そこに客として紛れ込んで酔っ払いの話している情報を精査しているそうです。
そこから得られた情報を元に、襲撃対象の商店を選んでいるらしいです。
依頼内容は本来は他人に喋っちゃ駄目なんだけど、お酒が入って気が大きくなっちゃうんだね。
作戦としては、今夜襲撃対象の商店を含む六ヶ所を制圧するのと、居酒屋で情報を入手している犯罪組織の構成員を捕まえる二面作戦が必要です。
「冒険者ギルドにも、いま一度冒険者への守秘義務の徹底を周知させよう。場合によっては、大量の荷運びの依頼は窓口のみの対応も検討しないとならないな」
ルーカスお兄様は冒険者ギルドへの対応も検討していたけど、結構やることはたくさんありそうです。
何れにしても、今夜作戦決行なのは間違いないですね。
そして、スラちゃんが別のことを教えてくれました。
「あのね、大教会でドラちゃんが回復魔法を使っているのが凄い噂になっているんだって。だから、大教会にたくさんの見物客が集まっているんだって。あと、ドラちゃんが調子に乗って雲さんに怒られちゃったんだって」
「「「ああ……」」」
リズが喜々としてスラちゃんの言っていることを通訳していたけど、僕も昼食の前に大教会に行ったけど凄い人の数だった。
とはいえ、軍の新兵も複数護衛についているので危ない状態ではなかった。
それに、レイカちゃんの従魔であるマジカルクラウドの雲さんも真面目な性格だから、ドラちゃんがふざけても大丈夫ですね。
ドラちゃんはマジカルラット部隊がいなくなって油断していたのもあるので、きっと効果抜群でしょう。
こうして、情報もうまく集まったので午後も奉仕活動を頑張りましょう。
スラちゃんたちも、昼食を食べたら再び偵察に向かいました。
「グルル……」
そして、夕方になってスラム街の教会から大教会に戻ると、そこには雲さんに怒られているドラちゃんの姿がありました。
どうやらある程度治療を終えて子どもたちと遊んでいたらしく、大はしゃぎしちゃったみたいです。
そこは、素直に雲さんに怒られましょう。
「「「いっぱいお手伝いしたよー!」」」
「あら、それは凄いわね」
「「「えへへ!」」」
そして、ミカエルたちはニコニコしながら僕たちに頑張りを報告していました。
アイビー様がニコリとしながらミカエルたちの頭を撫でていたけど、ドラちゃんという強力な集客能力があったので本当に大変だったみたいですね。
それでも、ミカエルたちは満足そうにしていました。
「サキさんも、ミカエルたちのことをありがとうございます」
「いえいえ、私こそ多くの人とお話ができて勉強になりました。それに、ミカエルちゃんたちが頑張ってくれましたから」
ミカエルたちと一緒に手伝ってくれたサキさんにも、僕からお礼を言いました。
ドラちゃん効果で集客力が半端なかったみたいだけど、聞き込みは十分にできたみたいです。
こうして大教会でサキさんたちと別れた僕たちは、一度王城に向かいました。
どうやら、偵察の成果はバッチリみたいですね。
「あのね、怪しいところを五ヶ所見つけたって。全部スラム街じゃなくて、普通の商店街だよ」
「普通の店にカモフラージュしていたのか。犯罪組織は中々頭の回る者がいるようだな」
リズの通訳にルーカスお兄様が返答していたけど、偽装工作をするだけの知識はあるんだ。
確かに、普通の人なら色々と騙されちゃうね。
でも、流石にスラちゃんたちは騙せなかったみたいです。
「あと、今夜一軒のお店を襲撃するみたいだよ。そこも分かっているって」
「となると、拠点プラス一ヵ所の合計六ヶ所の対応が必要というわけだな」
スラちゃん曰く、昨日大量に荷物を入荷した商会に強盗に入るみたいです。
何故そんな入荷情報を得たのかは、更に別の犯罪組織の拠点が関与していました。
「居酒屋で、冒険者が話している内容を分析しているんだって。情報を集める専門の犯罪組織もあるんだってよ!」
居酒屋は本当に普通の居酒屋で、そこに客として紛れ込んで酔っ払いの話している情報を精査しているそうです。
そこから得られた情報を元に、襲撃対象の商店を選んでいるらしいです。
依頼内容は本来は他人に喋っちゃ駄目なんだけど、お酒が入って気が大きくなっちゃうんだね。
作戦としては、今夜襲撃対象の商店を含む六ヶ所を制圧するのと、居酒屋で情報を入手している犯罪組織の構成員を捕まえる二面作戦が必要です。
「冒険者ギルドにも、いま一度冒険者への守秘義務の徹底を周知させよう。場合によっては、大量の荷運びの依頼は窓口のみの対応も検討しないとならないな」
ルーカスお兄様は冒険者ギルドへの対応も検討していたけど、結構やることはたくさんありそうです。
何れにしても、今夜作戦決行なのは間違いないですね。
そして、スラちゃんが別のことを教えてくれました。
「あのね、大教会でドラちゃんが回復魔法を使っているのが凄い噂になっているんだって。だから、大教会にたくさんの見物客が集まっているんだって。あと、ドラちゃんが調子に乗って雲さんに怒られちゃったんだって」
「「「ああ……」」」
リズが喜々としてスラちゃんの言っていることを通訳していたけど、僕も昼食の前に大教会に行ったけど凄い人の数だった。
とはいえ、軍の新兵も複数護衛についているので危ない状態ではなかった。
それに、レイカちゃんの従魔であるマジカルクラウドの雲さんも真面目な性格だから、ドラちゃんがふざけても大丈夫ですね。
ドラちゃんはマジカルラット部隊がいなくなって油断していたのもあるので、きっと効果抜群でしょう。
こうして、情報もうまく集まったので午後も奉仕活動を頑張りましょう。
スラちゃんたちも、昼食を食べたら再び偵察に向かいました。
「グルル……」
そして、夕方になってスラム街の教会から大教会に戻ると、そこには雲さんに怒られているドラちゃんの姿がありました。
どうやらある程度治療を終えて子どもたちと遊んでいたらしく、大はしゃぎしちゃったみたいです。
そこは、素直に雲さんに怒られましょう。
「「「いっぱいお手伝いしたよー!」」」
「あら、それは凄いわね」
「「「えへへ!」」」
そして、ミカエルたちはニコニコしながら僕たちに頑張りを報告していました。
アイビー様がニコリとしながらミカエルたちの頭を撫でていたけど、ドラちゃんという強力な集客能力があったので本当に大変だったみたいですね。
それでも、ミカエルたちは満足そうにしていました。
「サキさんも、ミカエルたちのことをありがとうございます」
「いえいえ、私こそ多くの人とお話ができて勉強になりました。それに、ミカエルちゃんたちが頑張ってくれましたから」
ミカエルたちと一緒に手伝ってくれたサキさんにも、僕からお礼を言いました。
ドラちゃん効果で集客力が半端なかったみたいだけど、聞き込みは十分にできたみたいです。
こうして大教会でサキさんたちと別れた僕たちは、一度王城に向かいました。
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