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第三十二章 新入生
千百四十九話 ジンさんの関係者を名乗った冒険者の末路
冒険者ギルドに戻り、皆で集めた薬草を卸し担当のところに提出します。
「ほら、今日の報酬だ。良い先生についてもらったな」
ドスン。
「「「えっ!?」」」
冒険者ギルドのおじさんが、ニカッとしながらお金の入った袋をビックリしている新人冒険者の前に差し出しました。
毎度の事ながら、初めて薬草をいっぱい採った後の反応ってみんな同じなんだよね。
薬草も、単価は低いけどたくさん集まればそれだけの収入になります。
「どんな小さな仕事でも、コツコツとやればそれなりの報酬になる。最初は焦らずに頑張ることだ。一ヶ月もして冒険者ランクが上がれば、更に出来る依頼も増える。とにかく、焦ることなく着実にやれよ」
「「「はい!」」」
最後に、ジンさんが先輩冒険者らしく新人冒険者三人にアドバイスをしていました。
ひとまず、薬草採取はこれで終わりです。
この後は僕の屋敷に帰ってみんなで昼食なんだけど、その前に朝ジンさんの関係者を名乗っていた冒険者の件で冒険者ギルドから話があるそうです。
「お兄ちゃん、先に帰るね!」
「「「じゃーねー!」」」
リズ達は、僕とジンさんに手を振りながら一足先に屋敷に戻っていきました。
そして、僕とジンさんはギルドマスターの執務室に向かいました。
コンコン。
「「失礼します」」
「おう、忙しいところ悪いな。座ってくれ」
ギルドマスターの執務室に入ると、ギルドマスターは書類にサインをしながら机から顔を上げました。
僕とジンさんは応接セットのソファーに座り、ギルドマスターが仕事を終えるのを待ちました。
程なくして書類にサインをし終えたギルドマスターが、僕とジンさんの向かい側のソファーに座りました。
「朝ジンの関係者を名乗った馬鹿だが、結局詐欺罪で兵の所に行った。しかも、辺境伯領兵ではなく駐留している国軍の方だ。どうやら奴は色々なところでジンやアレクの関係者を勝手に名乗って色々とおこぼれを貰っていたみたいだな。冒険者ランクも低いし、ギルドの受付が確認すれば直ぐに発見できるレベルだ」
「「……」」
ギルドマスターから衝撃的な内容を教えてられ、僕とジンさんは思わずビックリした表情のまま固まっちゃいました。
まさか、常習詐欺をしていた冒険者だったなんて。
だから、あの詐欺冒険者は本物のジンさんに見つかって観念した表情になっちゃったんだ。
「貴族の関係者を名乗って複数箇所で詐欺をしていたから、もはや王国で裁くレベルの話になった。尋問を行った後、魔導船で王都に送られる予定だ」
「普通の冒険者が相手だとこんな事にはならないけど、俺らの関係者を名乗ったのが運の尽きだな。キッチリ反省してもらわないといけない」
ジンさんも、もう仕方ないって感じですね。
僕としてももう手の出せるレベルの話じゃなくなったし、後は軍と内務卿にお任せです。
学園入園試験後に行う学園生の冒険者体験とかも少し話したけど、こちらは何も問題ありませんでした。
こうして無事に話も終わったので、僕とジンさんはギルドマスターの執務室を出て冒険者ギルドを後にしました。
「冒険者体験の方が、あの馬鹿の話よりも重要なんだがな」
「しょうがないですよ、冒険者ギルドとしても勝手な行動をした冒険者の処罰の方が優先度が高いですから」
「流石にそりゃ分かっているぞ。まあ、俺も冒険者体験に参加するし、初めてじゃないから準備も出来ているか」
町を歩きながらジンさんと話をしたけど、辺境伯領の冒険者も学園生の冒険者体験を手伝ってくれるそうです。
勿論報酬も支払うし、冒険者としての実績にもなります。
辺境伯領の冒険者はとても優秀な人が多いし、きっと大丈夫だね。
そんな事を話していたら、あっという間に僕の屋敷に到着しました。
「「「遅いよー!」」」
僕とジンさんが屋敷の中に入ると、ちびっ子たちが庭でバーベキューをしていました。
後から来た僕とジンさんに文句を言っていたけど、どうやら待ち遠しかったみたいですね。
「エリも、お肉をよく噛んで食べるのよ」
「もぐもぐもぐ」
そして、公務を終えたアリア様とエリちゃんもいつの間にか合流していて、既にバーベキュー台で焼いたお肉を食べ始めていました。
僕とジンさんもみんなのところに合流して、焼き上がったお肉を食べ始めました。
今日はみんなたくさん動いたから、お腹ペコペコでたくさん食べていますね。
こうして、夏休み最後の一日はこんな感じで過ぎていきました。
明日から学園も再開するし、また騒がしい日々が戻ってくるね。
「ほら、今日の報酬だ。良い先生についてもらったな」
ドスン。
「「「えっ!?」」」
冒険者ギルドのおじさんが、ニカッとしながらお金の入った袋をビックリしている新人冒険者の前に差し出しました。
毎度の事ながら、初めて薬草をいっぱい採った後の反応ってみんな同じなんだよね。
薬草も、単価は低いけどたくさん集まればそれだけの収入になります。
「どんな小さな仕事でも、コツコツとやればそれなりの報酬になる。最初は焦らずに頑張ることだ。一ヶ月もして冒険者ランクが上がれば、更に出来る依頼も増える。とにかく、焦ることなく着実にやれよ」
「「「はい!」」」
最後に、ジンさんが先輩冒険者らしく新人冒険者三人にアドバイスをしていました。
ひとまず、薬草採取はこれで終わりです。
この後は僕の屋敷に帰ってみんなで昼食なんだけど、その前に朝ジンさんの関係者を名乗っていた冒険者の件で冒険者ギルドから話があるそうです。
「お兄ちゃん、先に帰るね!」
「「「じゃーねー!」」」
リズ達は、僕とジンさんに手を振りながら一足先に屋敷に戻っていきました。
そして、僕とジンさんはギルドマスターの執務室に向かいました。
コンコン。
「「失礼します」」
「おう、忙しいところ悪いな。座ってくれ」
ギルドマスターの執務室に入ると、ギルドマスターは書類にサインをしながら机から顔を上げました。
僕とジンさんは応接セットのソファーに座り、ギルドマスターが仕事を終えるのを待ちました。
程なくして書類にサインをし終えたギルドマスターが、僕とジンさんの向かい側のソファーに座りました。
「朝ジンの関係者を名乗った馬鹿だが、結局詐欺罪で兵の所に行った。しかも、辺境伯領兵ではなく駐留している国軍の方だ。どうやら奴は色々なところでジンやアレクの関係者を勝手に名乗って色々とおこぼれを貰っていたみたいだな。冒険者ランクも低いし、ギルドの受付が確認すれば直ぐに発見できるレベルだ」
「「……」」
ギルドマスターから衝撃的な内容を教えてられ、僕とジンさんは思わずビックリした表情のまま固まっちゃいました。
まさか、常習詐欺をしていた冒険者だったなんて。
だから、あの詐欺冒険者は本物のジンさんに見つかって観念した表情になっちゃったんだ。
「貴族の関係者を名乗って複数箇所で詐欺をしていたから、もはや王国で裁くレベルの話になった。尋問を行った後、魔導船で王都に送られる予定だ」
「普通の冒険者が相手だとこんな事にはならないけど、俺らの関係者を名乗ったのが運の尽きだな。キッチリ反省してもらわないといけない」
ジンさんも、もう仕方ないって感じですね。
僕としてももう手の出せるレベルの話じゃなくなったし、後は軍と内務卿にお任せです。
学園入園試験後に行う学園生の冒険者体験とかも少し話したけど、こちらは何も問題ありませんでした。
こうして無事に話も終わったので、僕とジンさんはギルドマスターの執務室を出て冒険者ギルドを後にしました。
「冒険者体験の方が、あの馬鹿の話よりも重要なんだがな」
「しょうがないですよ、冒険者ギルドとしても勝手な行動をした冒険者の処罰の方が優先度が高いですから」
「流石にそりゃ分かっているぞ。まあ、俺も冒険者体験に参加するし、初めてじゃないから準備も出来ているか」
町を歩きながらジンさんと話をしたけど、辺境伯領の冒険者も学園生の冒険者体験を手伝ってくれるそうです。
勿論報酬も支払うし、冒険者としての実績にもなります。
辺境伯領の冒険者はとても優秀な人が多いし、きっと大丈夫だね。
そんな事を話していたら、あっという間に僕の屋敷に到着しました。
「「「遅いよー!」」」
僕とジンさんが屋敷の中に入ると、ちびっ子たちが庭でバーベキューをしていました。
後から来た僕とジンさんに文句を言っていたけど、どうやら待ち遠しかったみたいですね。
「エリも、お肉をよく噛んで食べるのよ」
「もぐもぐもぐ」
そして、公務を終えたアリア様とエリちゃんもいつの間にか合流していて、既にバーベキュー台で焼いたお肉を食べ始めていました。
僕とジンさんもみんなのところに合流して、焼き上がったお肉を食べ始めました。
今日はみんなたくさん動いたから、お腹ペコペコでたくさん食べていますね。
こうして、夏休み最後の一日はこんな感じで過ぎていきました。
明日から学園も再開するし、また騒がしい日々が戻ってくるね。
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