961 / 1,224
第三十二章 新入生
千百五十七話 今日は冒険者活動体験の校外学習です
しおりを挟む
無事に入園試験も終わり、合格発表まで少し時間があります。
その間に、皆が楽しみにしていた校外学習が行われます。
「お兄ちゃん、早く学園に行こうよ!」
朝から元気満々のリズが僕に文句を言っていたが、今日は僕たちの学年の学園生が辺境伯領に向かって冒険者体験をする事になっています。
リズは冒険者の先輩として皆に色々説明をしたいらしく、待ちきれない様子です。
でも、そんな少し不満そうな表情を僕に向けるリズに、僕は苦笑しながらあることを指摘しました。
「リズ、張り切っているのは良いけど、いつもの冒険者服を着ているよ。今日は制服で学園に行って、冒険者活動をする時は運動着に着替える事になっているよ」
「はっ、そうだった!」
リズはハッと大事な事を思い出したみたいで、急いで部屋に戻って着替え始めた。
そんなあわてんぼうなリズの姿を見て、僕は再び苦笑してしまったのだった。
「今日はどんな依頼をするのかな。とっても楽しみだね!」
「とっても楽しみなの。何をしようかな?」
学園についても、リズはエレノアと楽しそうにどんな依頼を受けるのかと話をしていた。
しかし、今日の僕達はただ単に依頼を受けるだけではありません。
「リズ、エレノア、学園生は冒険者活動の体験をするけど、僕達は先輩冒険者として皆のフォローをする事になっているんだよ。だから、先輩冒険者として皆に良い所をみせてあげないとね」
「「任せて!」」
リズとエレノアは、僕にやる気満々の声を上げていた。
皆のフォローをするのは、僕、リズ、エレノア、サンディ、メアリで、他の人は冒険者活動も浅い人が多いので冒険者活動の体験に回って貰います。
冒険者活動を全く経験したことがない人が多いので、レシステンシアさんやサキさんは冒険者活動をしながら周りのフォローに回って貰います。
勿論ジンさん達も僕達の事を手伝ってくれる事になっているので、何かあっても万全な体制をとっています。
教室内の他の場所でも、今日の冒険者活動の事を楽しそうに話しているクラスメイトの姿がありました。
ガララ。
「はい、皆さん席について下さい」
おっと、ユーリカ先生が教室の中に入ってきたのでお話はここまでですね。
僕達は、一斉に自分の席につきました。
「今日は、事前に連絡していた冒険者活動の体験を行う日です。どんな依頼であっても、必ず依頼人がいるということを忘れないで下さい。これは、どんな仕事にも通じる事ですので、忘れないようにして下さい」
「「「はい」」」
流石ユーリカ先生、いの一番にとても大切な事を説明してくれました。
冒険者活動は、たくさんの人の依頼と協力で成り立っているのを忘れちゃいけないね。
「それでは、これから更衣室で着替えてからグラウンドに集合します。冒険者カードなどの忘れ物をしないようにして下さい」
「「「はい」」」
ガララ。
ユーリカ先生の合図で、皆が一斉に立ち上がりました。
僕なんかは荷物は全てアイテムボックスに入れちゃえば良いのだけど、他の人はそんな事はできません。
特に、冒険者カードは忘れると依頼の受付が出来ないので要注意ですね。
では、僕も更衣室に向かいましょう。
リズとスラちゃんはいの一番で更衣室に向かったので、きっと一番最初に着替え終えるかもしれないね。
その間に、皆が楽しみにしていた校外学習が行われます。
「お兄ちゃん、早く学園に行こうよ!」
朝から元気満々のリズが僕に文句を言っていたが、今日は僕たちの学年の学園生が辺境伯領に向かって冒険者体験をする事になっています。
リズは冒険者の先輩として皆に色々説明をしたいらしく、待ちきれない様子です。
でも、そんな少し不満そうな表情を僕に向けるリズに、僕は苦笑しながらあることを指摘しました。
「リズ、張り切っているのは良いけど、いつもの冒険者服を着ているよ。今日は制服で学園に行って、冒険者活動をする時は運動着に着替える事になっているよ」
「はっ、そうだった!」
リズはハッと大事な事を思い出したみたいで、急いで部屋に戻って着替え始めた。
そんなあわてんぼうなリズの姿を見て、僕は再び苦笑してしまったのだった。
「今日はどんな依頼をするのかな。とっても楽しみだね!」
「とっても楽しみなの。何をしようかな?」
学園についても、リズはエレノアと楽しそうにどんな依頼を受けるのかと話をしていた。
しかし、今日の僕達はただ単に依頼を受けるだけではありません。
「リズ、エレノア、学園生は冒険者活動の体験をするけど、僕達は先輩冒険者として皆のフォローをする事になっているんだよ。だから、先輩冒険者として皆に良い所をみせてあげないとね」
「「任せて!」」
リズとエレノアは、僕にやる気満々の声を上げていた。
皆のフォローをするのは、僕、リズ、エレノア、サンディ、メアリで、他の人は冒険者活動も浅い人が多いので冒険者活動の体験に回って貰います。
冒険者活動を全く経験したことがない人が多いので、レシステンシアさんやサキさんは冒険者活動をしながら周りのフォローに回って貰います。
勿論ジンさん達も僕達の事を手伝ってくれる事になっているので、何かあっても万全な体制をとっています。
教室内の他の場所でも、今日の冒険者活動の事を楽しそうに話しているクラスメイトの姿がありました。
ガララ。
「はい、皆さん席について下さい」
おっと、ユーリカ先生が教室の中に入ってきたのでお話はここまでですね。
僕達は、一斉に自分の席につきました。
「今日は、事前に連絡していた冒険者活動の体験を行う日です。どんな依頼であっても、必ず依頼人がいるということを忘れないで下さい。これは、どんな仕事にも通じる事ですので、忘れないようにして下さい」
「「「はい」」」
流石ユーリカ先生、いの一番にとても大切な事を説明してくれました。
冒険者活動は、たくさんの人の依頼と協力で成り立っているのを忘れちゃいけないね。
「それでは、これから更衣室で着替えてからグラウンドに集合します。冒険者カードなどの忘れ物をしないようにして下さい」
「「「はい」」」
ガララ。
ユーリカ先生の合図で、皆が一斉に立ち上がりました。
僕なんかは荷物は全てアイテムボックスに入れちゃえば良いのだけど、他の人はそんな事はできません。
特に、冒険者カードは忘れると依頼の受付が出来ないので要注意ですね。
では、僕も更衣室に向かいましょう。
リズとスラちゃんはいの一番で更衣室に向かったので、きっと一番最初に着替え終えるかもしれないね。
637
あなたにおすすめの小説
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。
治療院の聖者様 ~パーティーを追放されたけど、俺は治療院の仕事で忙しいので今さら戻ってこいと言われてももう遅いです~
大山 たろう
ファンタジー
「ロード、君はこのパーティーに相応しくない」
唐突に主人公:ロードはパーティーを追放された。
そして生計を立てるために、ロードは治療院で働くことになった。
「なんで無詠唱でそれだけの回復ができるの!」
「これぐらいできないと怒鳴られましたから......」
一方、ロードが追放されたパーティーは、だんだんと崩壊していくのだった。
これは、一人の少年が幸せを送り、幸せを探す話である。
※小説家になろう様でも連載しております。
2021/02/12日、完結しました。
母は何処? 父はだぁれ?
穂村満月
ファンタジー
うちは、父3人母2人妹1人の7人家族だ。
産みの母は誰だかわかるが、実父は誰だかわからない。
妹も、実妹なのか不明だ。
そんなよくわからない家族の中で暮らしていたが、ある日突然、実母がいなくなってしまった。
父たちに聞いても、母のことを教えてはくれない。
母は、どこへ行ってしまったんだろう!
というところからスタートする、
さて、実父は誰でしょう? というクイズ小説です。
変な家族に揉まれて、主人公が成長する物語でもなく、
家族とのふれあいを描くヒューマンドラマでもありません。
意味のわからない展開から、誰の子なのか想像してもらえたらいいなぁ、と思っております。
前作「死んでないのに異世界転生? 三重苦だけど頑張ります」の完結記念ssの「誰の子産むの?」のアンサーストーリーになります。
もう伏線は回収しきっているので、変なことは起きても謎は何もありません。
単体でも楽しめるように書けたらいいな、と思っておりますが、前作の設定とキャラクターが意味不明すぎて、説明するのが難しすぎました。嫁の夫をお父さんお母さん呼びするのを諦めたり、いろんな変更を行っております。設定全ては持ってこれないことを先にお詫びします。
また、先にこちらを読むと、1話目から前作のネタバレが大量に飛び出すことも、お詫び致します。
「小説家になろう」で連載していたものです。
「俺が勇者一行に?嫌です」
東稔 雨紗霧
ファンタジー
異世界に転生したけれども特にチートも無く前世の知識を生かせる訳でも無く凡庸な人間として過ごしていたある日、魔王が現れたらしい。
物見遊山がてら勇者のお披露目式に行ってみると勇者と目が合った。
は?無理
【収納∞】スキルがゴミだと追放された俺、実は次元収納に加えて“経験値貯蓄”も可能でした~追放先で出会ったもふもふスライムと伝説の竜を育成〜
あーる
ファンタジー
「役立たずの荷物持ちはもういらない」
貢献してきた勇者パーティーから、スキル【収納∞】を「大した量も入らないゴミスキル」だと誤解されたまま追放されたレント。
しかし、彼のスキルは文字通り『無限』の容量を持つ次元収納に加え、得た経験値を貯蓄し、仲間へ『分配』できる超チート能力だった!
失意の中、追放先の森で出会ったのは、もふもふで可愛いスライムの「プル」と、古代の祭壇で孵化した伝説の竜の幼体「リンド」。レントは隠していたスキルを解放し、唯一無二の仲間たちを最強へと育成することを決意する!
辺境の村を拠点に、薬草採取から魔物討伐まで、スキルを駆使して依頼をこなし、着実に経験値と信頼を稼いでいくレントたち。プルは多彩なスキルを覚え、リンドは驚異的な速度で成長を遂げる。
これは、ゴミスキルだと蔑まれた少年が、最強の仲間たちと共にどん底から成り上がり、やがて自分を捨てたパーティーや国に「もう遅い」と告げることになる、追放から始まる育成&ざまぁファンタジー!
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
才がないと伯爵家を追放された僕は、神様からのお詫びチートで、異世界のんびりスローライフ!!
にのまえ
ファンタジー
剣や魔法に才能がないカストール伯爵家の次男、ノエール・カストールは家族から追放され、辺境の別荘へ送られることになる。しかしノエールは追放を喜ぶ、それは彼に異世界の神様から、お詫びにとして貰ったチートスキルがあるから。
そう、ノエールは転生者だったのだ。
そのスキルを駆使して、彼の異世界のんびりスローライフが始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。