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第三十二章 新入生
千百六十五話 イヨは無事に合格したかな?
「それでは、これから試験結果の発表を行います。自身の受験番号を確認し、自分のクラス並びに順位を確認したら体育館前の受付で手続きを行って下さい。なお、試験結果に異議がある場合は受付にいる先生に確認する様にして下さい」
先生が受験生に説明を行うと、わらわらと掲示板前に受験生が集まってきました。
受験生の中には親と共にやって来ている人もおり、結果を楽しみにしていました。
では、掲示板を覆い隠している布を外します。
僕を始めとした生徒会役員がはしごを使って布を外そうとしたら、ぴょいっとプリンとルーシーお姉様の従魔のピーちゃんが掲示板を隠す布を外すのを手伝ってくれました。
「「「おおー」」」
試験結果が表示されると、受験生から歓声が上がりました。
大方の予想通り、イヨは見事に首席合格でした。
筆記試験の成績がよく、なんといっても剣技と魔法の結果が受験生の中では圧倒的でした。
ミリアも第四席だったので、かなり頑張った方です。
剣技と魔法でイヨに劣った結果が、この成績なのでしょうね。
僕ははしごから降りると、イヨとミリアの所に歩み寄った。
「イヨ、首席合格おめでとう。数年ぶりに出た、学術、剣技、魔法の三つとも特待生判定だよ。ミリアも、よく頑張ったね。とても良い順位だよ」
「ありがとう」
「アレク様、ありがとうございます」
僕は二人の事を褒めたけど、イヨは無表情に見えて嬉しそうにも思えました。
ミリアも僕に返事をしているけど、第四席ならとても良い順位です。
これから頑張って、第三席以上を目指さないとね。
そして、他の受験生が僕に褒められているイヨとミリアの事を羨ましく見ていました。
あの、そんなに遠巻きに見ないで普通に話してきていいんですよ。
受験生の行動に思わず苦笑していると、イヨにビシッと指をさしている男子がいた。
青髪のツンツンな短髪で身なりの良い服を着ているから、間違いなく貴族の子弟ですね。
「お前が首席のイヨだな。俺は、第三席のガントル侯爵家のワーナーだ。次の試験では、お前を越えて俺が首席になる!」
「じゃあ、更にその上を行く」
昨年も見た気がするライバル宣言ですね。
イヨもそう簡単に負けるつもりはないみたいだし、男の子もイヨが平民でも気にしていないみたいだ。
そう考えると、今年の受験生は僕達の時みたいに問題を抱える人は本当にいないんだね。
「イヨは、手続きを済ませたら王城に行って教皇国ね。スラちゃんが一緒だとはいえ、気を付けて行ってきてね」
「分かった」
「あっ、私も王城に行きます。その、小さい時にとてもお世話になったので」
ミリアもイヨと一緒に王城に行くみたいだけど、以前実の父親に虐待されたのをルーカスお兄様とかと救出したもんね。
スラちゃんも、僕に任せろと触手をフリフリとしていました。
僕も、お仕事をやらないと。
「自分の受験結果を確認したら、体育館前に移動して手続きを行って下さい。たくさんの人が集まっていますので、順に移動しましょう」
「「「はい!」」」
受験生に声をかけて、ドンドンと体育館前に移動させます。
受付にはドラちゃんがいたけど、受験生も普通にしているしドラちゃんも普通にお仕事をしています。
何人かの受験生は、緊張しながらリズに話しかけていますね。
リズは、普通にニコニコしながら返事をしていたけどね。
イヨとミリアも、無事に手続きを終えてスラちゃんと一緒に王城に向かいました。
「ルーシーお姉様、昨年の僕達の受験時のあのドタバタ劇は一体何だったのでしょうか」
「本当よね。今年は、私たちの時よりもとても大人しくしているわ」
ルーシーお姉様も感心する程、今年の受験生は問題なく手続きをしていました。
大人しいと言えばそうなんだけど、それでも僕達としてはありがたかったです。
こうして、全くトラブルが起こることなく手続きは済んでいきました。
後は、一ヶ月後の合格者に対する入学説明会ですね。
「疲れた……」
夜、無事にティナおばあさまとオカマさんに合格報告を終えたイヨが、ヘロヘロな状態でいた。
ティナおばあさまは普通に良かったねと褒めていてミリアと共に何もなかったのだけど、オカマさんに合格を報告した時は物凄かったらしい。
オカマさんは、イヨが首席合格と知って号泣しながら抱きしめて頬ずりしたらしい。
中々凄い光景だけど、イヨもオカマさんが純粋に喜んでいるので何も言えなかったという。
ミリアと共に美味しい昼食をご馳走になったらしいが、精神的に疲れ切ってしまったらしい。
こればっかりは何も言えないし、一日寝ればイヨも復活するはずだよね。
先生が受験生に説明を行うと、わらわらと掲示板前に受験生が集まってきました。
受験生の中には親と共にやって来ている人もおり、結果を楽しみにしていました。
では、掲示板を覆い隠している布を外します。
僕を始めとした生徒会役員がはしごを使って布を外そうとしたら、ぴょいっとプリンとルーシーお姉様の従魔のピーちゃんが掲示板を隠す布を外すのを手伝ってくれました。
「「「おおー」」」
試験結果が表示されると、受験生から歓声が上がりました。
大方の予想通り、イヨは見事に首席合格でした。
筆記試験の成績がよく、なんといっても剣技と魔法の結果が受験生の中では圧倒的でした。
ミリアも第四席だったので、かなり頑張った方です。
剣技と魔法でイヨに劣った結果が、この成績なのでしょうね。
僕ははしごから降りると、イヨとミリアの所に歩み寄った。
「イヨ、首席合格おめでとう。数年ぶりに出た、学術、剣技、魔法の三つとも特待生判定だよ。ミリアも、よく頑張ったね。とても良い順位だよ」
「ありがとう」
「アレク様、ありがとうございます」
僕は二人の事を褒めたけど、イヨは無表情に見えて嬉しそうにも思えました。
ミリアも僕に返事をしているけど、第四席ならとても良い順位です。
これから頑張って、第三席以上を目指さないとね。
そして、他の受験生が僕に褒められているイヨとミリアの事を羨ましく見ていました。
あの、そんなに遠巻きに見ないで普通に話してきていいんですよ。
受験生の行動に思わず苦笑していると、イヨにビシッと指をさしている男子がいた。
青髪のツンツンな短髪で身なりの良い服を着ているから、間違いなく貴族の子弟ですね。
「お前が首席のイヨだな。俺は、第三席のガントル侯爵家のワーナーだ。次の試験では、お前を越えて俺が首席になる!」
「じゃあ、更にその上を行く」
昨年も見た気がするライバル宣言ですね。
イヨもそう簡単に負けるつもりはないみたいだし、男の子もイヨが平民でも気にしていないみたいだ。
そう考えると、今年の受験生は僕達の時みたいに問題を抱える人は本当にいないんだね。
「イヨは、手続きを済ませたら王城に行って教皇国ね。スラちゃんが一緒だとはいえ、気を付けて行ってきてね」
「分かった」
「あっ、私も王城に行きます。その、小さい時にとてもお世話になったので」
ミリアもイヨと一緒に王城に行くみたいだけど、以前実の父親に虐待されたのをルーカスお兄様とかと救出したもんね。
スラちゃんも、僕に任せろと触手をフリフリとしていました。
僕も、お仕事をやらないと。
「自分の受験結果を確認したら、体育館前に移動して手続きを行って下さい。たくさんの人が集まっていますので、順に移動しましょう」
「「「はい!」」」
受験生に声をかけて、ドンドンと体育館前に移動させます。
受付にはドラちゃんがいたけど、受験生も普通にしているしドラちゃんも普通にお仕事をしています。
何人かの受験生は、緊張しながらリズに話しかけていますね。
リズは、普通にニコニコしながら返事をしていたけどね。
イヨとミリアも、無事に手続きを終えてスラちゃんと一緒に王城に向かいました。
「ルーシーお姉様、昨年の僕達の受験時のあのドタバタ劇は一体何だったのでしょうか」
「本当よね。今年は、私たちの時よりもとても大人しくしているわ」
ルーシーお姉様も感心する程、今年の受験生は問題なく手続きをしていました。
大人しいと言えばそうなんだけど、それでも僕達としてはありがたかったです。
こうして、全くトラブルが起こることなく手続きは済んでいきました。
後は、一ヶ月後の合格者に対する入学説明会ですね。
「疲れた……」
夜、無事にティナおばあさまとオカマさんに合格報告を終えたイヨが、ヘロヘロな状態でいた。
ティナおばあさまは普通に良かったねと褒めていてミリアと共に何もなかったのだけど、オカマさんに合格を報告した時は物凄かったらしい。
オカマさんは、イヨが首席合格と知って号泣しながら抱きしめて頬ずりしたらしい。
中々凄い光景だけど、イヨもオカマさんが純粋に喜んでいるので何も言えなかったという。
ミリアと共に美味しい昼食をご馳走になったらしいが、精神的に疲れ切ってしまったらしい。
こればっかりは何も言えないし、一日寝ればイヨも復活するはずだよね。
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