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第三十二章 新入生
千百七十三話 今日は王城での校外学習です
ドラちゃんの義妹のリボンちゃんがうちに来て早一週間、ドラちゃんの生活リズムはかなり変わってしまった。
流石に野良猫と一緒に寝るのは許可されたけど、寝坊することなく起こされて僕たちとの毎朝の訓練に参加しています。
リボンちゃんも朝の訓練に参加しているので、ドラちゃんもサボるわけにはいきません。
そして、意外とリボンちゃんちゃんはドラちゃんにかまって欲しくて後をちょこちょことついています。
とはいえ、そこは程々にしていますね。
因みにドラちゃんのお母さん曰く、リボンちゃんは元々別の飛竜のお母さんが産んだ卵から生まれたそうで、そのお母さんがたくさんの卵を産んじゃったから代わりにドラちゃんのお母さんが卵を孵して育てていたそうです。
ドラちゃんとリボンちゃんはこの辺の話を知っているけど、お互いにこんな関係が続いているそうです。
ぐーたらな兄としっかり者の義妹の関係は、当分続きそうです。
「もぐもぐもぐ。なーに、お兄ちゃん」
僕は思わず朝食のパンを頬張っているリズのことを見てしまったけど、周りの人曰く僕たちはしっかり者の兄と天真爛漫で猪突猛進な妹って感じらしいです。
リズは、赤ちゃんの頃からそんな感じだったよなあ。
さて、今日は校外授業だから準備もしっかりとしないとね。
ということで、僕たちは王城に寄ってから学園に向かいました。
「皆さん、おはようございます。本日、このクラスは王城の見学に行くことになっています。多くの人が働いていますので、失礼のないようにしましょう」
「「「はい!」」」
今日は、王城がどんなところなのかを見学する事になっています。
王城見学は昔から行っている校外授業で、一年生はザックリとした王城の案内をします。
学年が上がっていくと、より詳しい王城案内になるそうです。
「「わくわく」」
昔から王城に行っているリズとそもそもが王城暮らしの王女様であるエレノアは、みんなを張り切って案内しようと気合を入れていました。
でも、流石に生徒が生徒を案内するわけにはいかないと思いますよ。
キチンとした案内役を用意すると、僕も宰相から話を聞いています。
因みに、移動は僕のゲートではなく敢えて馬車だそうです。
これは、新兵が王城にたくさんの来客が来た時の為の訓練の一環だそうです。
ということで、忘れ物がないかを確認して教室から馬車乗り場に移動しましょう。
パカパカパカ。
王城の馬車降車エリアについた僕たちは、順に馬車から降りていきます。
軍の新兵が、先輩から指導を受けながら馬車を誘導していますね。
貴族の子弟は五歳の祝いで王城に来ているけど、町の子どもなどは初めて王城に来る人もいます。
「ここが、エレノアのお家なの」
「リズのおばあちゃんも住んでいるんだよ!」
エレノアもリズも、流石にその説明はどうかと思うよ。
間違ってはいないんだけど、ユーリカ先生もクラスメイトも反応に困っているよ。
そして、新兵も僕たちの護衛についたけど、これも訓練の一つらしいです。
本物の王女様がいるから、護衛も緊張すると思うけど。
更に、意外な人が僕たちの前に姿を現しました。
「リズちゃんは、いつ会っても元気いっぱいだのう」
「あっ、おじいちゃんだ!」
何故か、グロスター侯爵でもある僕のおじいさまが姿を現したのです。
リズはおじいさまの出現に喜んでいたけど、おじいさまは副宰相から国王補佐になったはずです。
もしかして……
「おじいさま、もしかして今日の僕たちの案内役ですか?」
「おお、そうじゃ。これでも、昔から何回も学園生を案内しておる。こうして優秀な生徒と触れ合うと、儂も負けてはならないと刺激をもらえるのだよ」
おじいさまは笑いながらこう言ったけど、何ともおじいさまらしい言い方です。
おじいさまの部下も一緒についているけど、それでもおじいさまは僕たちと一緒に回ってくれるそうです。
すると、更に軍の大幹部も姿を現しました。
「よし、揃っているな。ああ、儂はどちらかというと新兵がしっかりやっているかの確認だ」
僕たちの前に姿を現したのは、メアリの祖父でもあるカーセント公爵でした。
カーセント公爵も、副宰相から軍の顧問に異動になったはずです。
新兵は、何でこの人がここにいるのとビックリしていました。
メアリもビックリしていたけど、どうやら屋敷では何も聞かされてなかったみたいです。
ともあれ、これで全員揃ったことになりました。
流石に野良猫と一緒に寝るのは許可されたけど、寝坊することなく起こされて僕たちとの毎朝の訓練に参加しています。
リボンちゃんも朝の訓練に参加しているので、ドラちゃんもサボるわけにはいきません。
そして、意外とリボンちゃんちゃんはドラちゃんにかまって欲しくて後をちょこちょことついています。
とはいえ、そこは程々にしていますね。
因みにドラちゃんのお母さん曰く、リボンちゃんは元々別の飛竜のお母さんが産んだ卵から生まれたそうで、そのお母さんがたくさんの卵を産んじゃったから代わりにドラちゃんのお母さんが卵を孵して育てていたそうです。
ドラちゃんとリボンちゃんはこの辺の話を知っているけど、お互いにこんな関係が続いているそうです。
ぐーたらな兄としっかり者の義妹の関係は、当分続きそうです。
「もぐもぐもぐ。なーに、お兄ちゃん」
僕は思わず朝食のパンを頬張っているリズのことを見てしまったけど、周りの人曰く僕たちはしっかり者の兄と天真爛漫で猪突猛進な妹って感じらしいです。
リズは、赤ちゃんの頃からそんな感じだったよなあ。
さて、今日は校外授業だから準備もしっかりとしないとね。
ということで、僕たちは王城に寄ってから学園に向かいました。
「皆さん、おはようございます。本日、このクラスは王城の見学に行くことになっています。多くの人が働いていますので、失礼のないようにしましょう」
「「「はい!」」」
今日は、王城がどんなところなのかを見学する事になっています。
王城見学は昔から行っている校外授業で、一年生はザックリとした王城の案内をします。
学年が上がっていくと、より詳しい王城案内になるそうです。
「「わくわく」」
昔から王城に行っているリズとそもそもが王城暮らしの王女様であるエレノアは、みんなを張り切って案内しようと気合を入れていました。
でも、流石に生徒が生徒を案内するわけにはいかないと思いますよ。
キチンとした案内役を用意すると、僕も宰相から話を聞いています。
因みに、移動は僕のゲートではなく敢えて馬車だそうです。
これは、新兵が王城にたくさんの来客が来た時の為の訓練の一環だそうです。
ということで、忘れ物がないかを確認して教室から馬車乗り場に移動しましょう。
パカパカパカ。
王城の馬車降車エリアについた僕たちは、順に馬車から降りていきます。
軍の新兵が、先輩から指導を受けながら馬車を誘導していますね。
貴族の子弟は五歳の祝いで王城に来ているけど、町の子どもなどは初めて王城に来る人もいます。
「ここが、エレノアのお家なの」
「リズのおばあちゃんも住んでいるんだよ!」
エレノアもリズも、流石にその説明はどうかと思うよ。
間違ってはいないんだけど、ユーリカ先生もクラスメイトも反応に困っているよ。
そして、新兵も僕たちの護衛についたけど、これも訓練の一つらしいです。
本物の王女様がいるから、護衛も緊張すると思うけど。
更に、意外な人が僕たちの前に姿を現しました。
「リズちゃんは、いつ会っても元気いっぱいだのう」
「あっ、おじいちゃんだ!」
何故か、グロスター侯爵でもある僕のおじいさまが姿を現したのです。
リズはおじいさまの出現に喜んでいたけど、おじいさまは副宰相から国王補佐になったはずです。
もしかして……
「おじいさま、もしかして今日の僕たちの案内役ですか?」
「おお、そうじゃ。これでも、昔から何回も学園生を案内しておる。こうして優秀な生徒と触れ合うと、儂も負けてはならないと刺激をもらえるのだよ」
おじいさまは笑いながらこう言ったけど、何ともおじいさまらしい言い方です。
おじいさまの部下も一緒についているけど、それでもおじいさまは僕たちと一緒に回ってくれるそうです。
すると、更に軍の大幹部も姿を現しました。
「よし、揃っているな。ああ、儂はどちらかというと新兵がしっかりやっているかの確認だ」
僕たちの前に姿を現したのは、メアリの祖父でもあるカーセント公爵でした。
カーセント公爵も、副宰相から軍の顧問に異動になったはずです。
新兵は、何でこの人がここにいるのとビックリしていました。
メアリもビックリしていたけど、どうやら屋敷では何も聞かされてなかったみたいです。
ともあれ、これで全員揃ったことになりました。
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