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第三十二章 新入生
千百七十六話 美術室に保管されていた作品が破壊されていた!
ところが、翌日学園の美術室でとんでもない事が起きてしまったのです。
それは、僕たちがクラスに着いた時にクラスメイトが慌てながら伝えてきました。
「た、大変だ! 美術室に置いてあった僕たちの作品が壊されているよ!」
「「「えっ!?」」」
あまりの話の内容に、僕たちは直ぐには理解できませんでした。
しかし、次の瞬間にはクラスメイト全員が教室から美術室へ走っていました。
もちろん僕も走っていて、リズとスラちゃんはみんなの先頭でした。
ガラガラ。
「「「あー!」」」
美術室に入った僕たちを待ち受けていたのは、何故か僕たちのクラスの作品置き場だけぐちゃぐちゃにされていた光景でした。
あまりの衝撃に、全員がその場で固まってしまいました。
その場にいた美術のおじいちゃん先生が、とんでもない事を教えてくれました。
「どうやら、無理矢理ドアの施錠を壊して美術室に入った者がいるようじゃ。そこまでして、破壊したのはアレク君たちのクラスの作品じゃ」
おじいちゃん先生もかなり無念そうな表情をしていたが、チラッと後ろのドアを見ると破壊されていた跡があった。
おじいちゃん先生曰く、夜間は学校の門自体が施錠されるので朝じゃないと美術室に入れないという。
「私のお人形さんが……」
「絵も、ボロボロにされちゃった……」
そんな中、クラスメイトが涙を流しながら壊されてしまった自分の作品を手にとっていた。
あと少しで完成して、文化祭で発表できるところだったのだ。
それ以上に、一生懸命に作った作品が破壊されて心が痛いのだろう。
僕の作った張り子のドラちゃんもボロボロに壊されたので、内心滅茶苦茶怒っています。
もちろん、この状況を許すわけにはいけません。
直ぐに、僕たちも動き始めました。
「ルーカスお兄様とアイビー様に、マジカルラットとアマリリスを借りる手配をしたよ。あと、ポッキーたちも呼び寄せるよ」
「ドラちゃんなら、とっても鼻が良いから直ぐに誰だか分かるよ。リボンちゃんも呼ぼう!」
ということで、マジカルラット部隊とドラちゃんたちを急遽呼び寄せる事になりました。
もちろん、美術室に駆けつけたヤザンさんやルーシーお姉様、学園の先生の許可も取っています。
マジカルラット部隊やドラちゃんたちも、無残に破壊された作品を見て心を痛めていました。
リボンちゃんは、ボロボロになったドラちゃんの張り子を見て怒り心頭です。
「私も、ピーちゃんに色々と調べて貰うよ。学園の木々にいる鳥さんに、不審者がいなかったか聞いてもらうね」
「ピィ」
ルーシーお姉様がピーちゃんにお願いしたのを皮切りに、マジカルラット部隊も色々と動き始めました。
ドラちゃんリボンちゃんも、ドア付近や作品に残った臭いを嗅いでいました。
捜索はみんなにお願いして、僕とリズは別の作業を始めました。
「ホームルームまで、みんなの作品の補修を手伝うよ。あと、みんなの分のマジックバッグも作るから、念の為に作った作品はその中に入れよう」
「リズも手伝うよ! みんなの作品を復活させるんだ」
僕たちは、手分けして作品の補修を始めました。
作品によっては直ぐに直せた物もあったけど、中には少し補修に時間がかかりそうな物もありました。
そして、気になった事が。
「うーん、僕の作った張り子のドラちゃんが一番破壊されているなあ。紙とノリでくっつければ直ぐに直るんだけど、何でだろうか……」
張り子のドラちゃんは粘土の基礎土台が残っているから、一から作るにしてもそんなに時間はかからないんだよね。
よく見ると、クラスの中でも出来の良い作品が酷いダメージを受けていました。
僕は一旦張り子のドラちゃんをアイテムボックスに回収して、そこから魔法使い用のマジックバッグを作り始めました。
幸いにしてうちのクラスはリズの魔力循環の結果全員魔法使いになったので、難しい汎用タイプは必要ありません。
こうしてホームルームまでの間、みんなで手分けして修復作業を続けました。
それは、僕たちがクラスに着いた時にクラスメイトが慌てながら伝えてきました。
「た、大変だ! 美術室に置いてあった僕たちの作品が壊されているよ!」
「「「えっ!?」」」
あまりの話の内容に、僕たちは直ぐには理解できませんでした。
しかし、次の瞬間にはクラスメイト全員が教室から美術室へ走っていました。
もちろん僕も走っていて、リズとスラちゃんはみんなの先頭でした。
ガラガラ。
「「「あー!」」」
美術室に入った僕たちを待ち受けていたのは、何故か僕たちのクラスの作品置き場だけぐちゃぐちゃにされていた光景でした。
あまりの衝撃に、全員がその場で固まってしまいました。
その場にいた美術のおじいちゃん先生が、とんでもない事を教えてくれました。
「どうやら、無理矢理ドアの施錠を壊して美術室に入った者がいるようじゃ。そこまでして、破壊したのはアレク君たちのクラスの作品じゃ」
おじいちゃん先生もかなり無念そうな表情をしていたが、チラッと後ろのドアを見ると破壊されていた跡があった。
おじいちゃん先生曰く、夜間は学校の門自体が施錠されるので朝じゃないと美術室に入れないという。
「私のお人形さんが……」
「絵も、ボロボロにされちゃった……」
そんな中、クラスメイトが涙を流しながら壊されてしまった自分の作品を手にとっていた。
あと少しで完成して、文化祭で発表できるところだったのだ。
それ以上に、一生懸命に作った作品が破壊されて心が痛いのだろう。
僕の作った張り子のドラちゃんもボロボロに壊されたので、内心滅茶苦茶怒っています。
もちろん、この状況を許すわけにはいけません。
直ぐに、僕たちも動き始めました。
「ルーカスお兄様とアイビー様に、マジカルラットとアマリリスを借りる手配をしたよ。あと、ポッキーたちも呼び寄せるよ」
「ドラちゃんなら、とっても鼻が良いから直ぐに誰だか分かるよ。リボンちゃんも呼ぼう!」
ということで、マジカルラット部隊とドラちゃんたちを急遽呼び寄せる事になりました。
もちろん、美術室に駆けつけたヤザンさんやルーシーお姉様、学園の先生の許可も取っています。
マジカルラット部隊やドラちゃんたちも、無残に破壊された作品を見て心を痛めていました。
リボンちゃんは、ボロボロになったドラちゃんの張り子を見て怒り心頭です。
「私も、ピーちゃんに色々と調べて貰うよ。学園の木々にいる鳥さんに、不審者がいなかったか聞いてもらうね」
「ピィ」
ルーシーお姉様がピーちゃんにお願いしたのを皮切りに、マジカルラット部隊も色々と動き始めました。
ドラちゃんリボンちゃんも、ドア付近や作品に残った臭いを嗅いでいました。
捜索はみんなにお願いして、僕とリズは別の作業を始めました。
「ホームルームまで、みんなの作品の補修を手伝うよ。あと、みんなの分のマジックバッグも作るから、念の為に作った作品はその中に入れよう」
「リズも手伝うよ! みんなの作品を復活させるんだ」
僕たちは、手分けして作品の補修を始めました。
作品によっては直ぐに直せた物もあったけど、中には少し補修に時間がかかりそうな物もありました。
そして、気になった事が。
「うーん、僕の作った張り子のドラちゃんが一番破壊されているなあ。紙とノリでくっつければ直ぐに直るんだけど、何でだろうか……」
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よく見ると、クラスの中でも出来の良い作品が酷いダメージを受けていました。
僕は一旦張り子のドラちゃんをアイテムボックスに回収して、そこから魔法使い用のマジックバッグを作り始めました。
幸いにしてうちのクラスはリズの魔力循環の結果全員魔法使いになったので、難しい汎用タイプは必要ありません。
こうしてホームルームまでの間、みんなで手分けして修復作業を続けました。
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