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第三十二章 新入生
千百七十七話 犯人の調査開始!
「アレク様、その、私たちの作品を修復してくれて本当にありがとうございます」
「気のせいか、修復前よりも良い作品になった気がします……」
ホームルーム前にみんな教室に帰ったのだけど、手分けして動いたのである程度の修復ができた。
これなら、放課後にもう一度修復作業を行えばかなり元の形に近づけることができる。
「その、アレク様の作品が一番壊されていたのに、本当に申し訳ありません」
「僕の作品は、簡単に直るから全然大丈夫だよ。それに、ローラーブレード型魔導具もあるしね」
クラスメイトが申し訳なく言ってきたけど、僕の張り子ドラちゃんの修復はそんなに時間がかかりません。
というか、この際だからもう少しパワーアップした物を一から作ろうかなと思ったりもしています。
例えば、リボンちゃんも一緒に作ったりしてね。
因みに、スラちゃんとプリンは一緒に戻ってきたけど、マジカルラット部隊は今日一日かけて偵察を行います。
そして、リボンちゃんがドアを壊して更に作品を壊した犯人の臭いを確認していて、ドラちゃんは壊れたドアのところに立って警備員みたいにしています。
この学園の生徒はみんなドラちゃんの事を知っているし、立て札を持っているので直ぐに何をしているか分かりそうです。
「うー、みんなの作品を壊すなんて許せないよ! プンプンだよ!」
「アレクお兄ちゃんの作品が、一番ボロボロだったの。お父様とお母様に言わないと駄目かな?」
僕たちの仲間もみんなプンプンなんだけど、リズはともかくとしてエレノアは流石にやり過ぎな気がします。
しかし、既にルーカスお兄様には話がいっているので、陛下や王妃様たちにも今回の話が伝わっているかもしれません。
そして、僕の作品を壊されて偉い人たちが怒っていると一気に噂が学園中に広まったのです。
ホームルーム前には全クラスに話が伝わったそうで、更に先生によってクラスに注意喚起がされたのもあり、自分の作品を守ろうとする人もかなり出てきました。
そんな中、この人の登場によって今回の事件のレベルが一気に上がりました。
それは、一限目の休み時間の時でした。
ガラガラ。
「あっ、ルーカスお兄様。アイビー様も、カレン様もどうしたんですか?」
「今回の件で調査に来た。器物損壊もそうだが、学園への不法侵入もある。人がいない時間に起きたから、王国側としても今回の件を問題視している」
ルーカスお兄様は、正式に王国側の調査としてやってきたんだ。
近衛騎士や軍も引き連れていて、今回の件を調べているそうです。
たまたま教皇国の用事で前日から王国に泊まっていたカレン様も、ルーカスお兄様についてきたそうです。
そして、クラスメイトの机の上には修復中の作品があり、みんなで直していました。
更に、アイビー様に言われてバラバラになった張り子ドラちゃんを机の上に出しました。
「これは酷いわ。アレク君が一生懸命に作った作品を、ここまで徹底して破壊するなんて……」
「皆さんが丹精込めて作った作品を壊すなんて、皆さんが本当に気の毒です……」
アイビー様は滅茶苦茶に壊されたドラちゃんを見て憤慨していて、カレン様も修復中の作品を見て悲しんでいました。
そんな中、ルーカスお兄様が僕に話しかけてきました。
「アレク、壊された作品の傾向として特に出来の良い作品なのは間違いないな」
「僕もそう思っています。僕の張り子ドラちゃんはともかくとして、リズやエレノアたちの作品を除くととても良いものですから」
「何となく、犯行動機が読めてきた。アレクも分かっていると思うがな」
実は、僕もルーカスお兄様と同じく犯行動機が読めていました。
間違いなく、文化祭に関することですね。
後は、マジカルラット部隊とリボンちゃんの調査結果を待つばかりです。
「気のせいか、修復前よりも良い作品になった気がします……」
ホームルーム前にみんな教室に帰ったのだけど、手分けして動いたのである程度の修復ができた。
これなら、放課後にもう一度修復作業を行えばかなり元の形に近づけることができる。
「その、アレク様の作品が一番壊されていたのに、本当に申し訳ありません」
「僕の作品は、簡単に直るから全然大丈夫だよ。それに、ローラーブレード型魔導具もあるしね」
クラスメイトが申し訳なく言ってきたけど、僕の張り子ドラちゃんの修復はそんなに時間がかかりません。
というか、この際だからもう少しパワーアップした物を一から作ろうかなと思ったりもしています。
例えば、リボンちゃんも一緒に作ったりしてね。
因みに、スラちゃんとプリンは一緒に戻ってきたけど、マジカルラット部隊は今日一日かけて偵察を行います。
そして、リボンちゃんがドアを壊して更に作品を壊した犯人の臭いを確認していて、ドラちゃんは壊れたドアのところに立って警備員みたいにしています。
この学園の生徒はみんなドラちゃんの事を知っているし、立て札を持っているので直ぐに何をしているか分かりそうです。
「うー、みんなの作品を壊すなんて許せないよ! プンプンだよ!」
「アレクお兄ちゃんの作品が、一番ボロボロだったの。お父様とお母様に言わないと駄目かな?」
僕たちの仲間もみんなプンプンなんだけど、リズはともかくとしてエレノアは流石にやり過ぎな気がします。
しかし、既にルーカスお兄様には話がいっているので、陛下や王妃様たちにも今回の話が伝わっているかもしれません。
そして、僕の作品を壊されて偉い人たちが怒っていると一気に噂が学園中に広まったのです。
ホームルーム前には全クラスに話が伝わったそうで、更に先生によってクラスに注意喚起がされたのもあり、自分の作品を守ろうとする人もかなり出てきました。
そんな中、この人の登場によって今回の事件のレベルが一気に上がりました。
それは、一限目の休み時間の時でした。
ガラガラ。
「あっ、ルーカスお兄様。アイビー様も、カレン様もどうしたんですか?」
「今回の件で調査に来た。器物損壊もそうだが、学園への不法侵入もある。人がいない時間に起きたから、王国側としても今回の件を問題視している」
ルーカスお兄様は、正式に王国側の調査としてやってきたんだ。
近衛騎士や軍も引き連れていて、今回の件を調べているそうです。
たまたま教皇国の用事で前日から王国に泊まっていたカレン様も、ルーカスお兄様についてきたそうです。
そして、クラスメイトの机の上には修復中の作品があり、みんなで直していました。
更に、アイビー様に言われてバラバラになった張り子ドラちゃんを机の上に出しました。
「これは酷いわ。アレク君が一生懸命に作った作品を、ここまで徹底して破壊するなんて……」
「皆さんが丹精込めて作った作品を壊すなんて、皆さんが本当に気の毒です……」
アイビー様は滅茶苦茶に壊されたドラちゃんを見て憤慨していて、カレン様も修復中の作品を見て悲しんでいました。
そんな中、ルーカスお兄様が僕に話しかけてきました。
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「僕もそう思っています。僕の張り子ドラちゃんはともかくとして、リズやエレノアたちの作品を除くととても良いものですから」
「何となく、犯行動機が読めてきた。アレクも分かっていると思うがな」
実は、僕もルーカスお兄様と同じく犯行動機が読めていました。
間違いなく、文化祭に関することですね。
後は、マジカルラット部隊とリボンちゃんの調査結果を待つばかりです。
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