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第三十二章 新入生
千百九十二話 大掃除は計画的に
今年も残すところあと少しとなり、学園も年末年始休暇になりました。
僕は王城でお仕事があるので普通に王城に行っているけど、リズたちは王都で冒険者活動をしています。
年末なのでちょっとしたお手伝いを依頼する人が多くいるそうで、僕も明日はリズたちとともに冒険者活動をする予定です。
「無事に新しい年を迎えられるように、僕も頑張らないといけないですね」
「新しい年を平穏に迎えられるようにするのが、何よりも大切なことだ。年末の炊き出しも予定通り行う」
隣の席にいる宰相と話をしながら仕事を進めるけど、今年はできるだけ多くの知り合いに奉仕活動をお願いしています。
辺境伯領でも奉仕活動をするけど、ドラちゃんたちが張り切ってやろうとしているんだよね。
ミカエルたちも一緒だし、リボンちゃんもいるからドラちゃんがふざけるということはないでしょう。
さてさて、僕は資料ができたので陛下の執務室に行っています。
実は、陛下が執務机の後片付けをしているらしいので、様子も見に行きます。
今年はルーカスお兄様が陛下と一緒に働いていたけど、きっと何も無いということを祈りたい。
ガチャ。
「失礼しま……」
「貴方、いったい何をしているのよ!」
「あ、あの……」
ガチャ。
陛下の執務室に入ったら、王妃様が陛下を正座させて説教している最中でした。
反射的にドアを閉めちゃったけど、間違いなく執務机が片付いていないような気がします。
ガチャ。
すると、今度はルーカスお兄様が陛下の執務室のドアを開け、バツの悪い表情をしながら僕を執務室の中に招き入れてくれました。
「何回も片付けるようにと父上には言っていたのだが、残念ながら母上が来る前に片付けることができなかった。アイビーも注意をしていたんだがな」
どうやら陛下は、毎度の如く他の人が注意しても執務机の片付けを後回しにしたみたいだ。
毎年恒例の王妃様の説教となってしまっているけど、こればかりはどうしようもないですね。
「ルーカスお兄様、いつもの書類です。その、陛下はこのまま放置でよさそうですね」
「そうだな。気にしなくていい。アレクが持ってきた書類は、私の方で処理しておこう」
ということで、僕はルーカスお兄様に書類を渡して、宰相の執務室に戻りました。
陛下が一瞬僕の事をチラリと見たけど、僕には陛下を王妃様の説教から助ける事はできません。
しかも陛下はよそ見をしたのもあり、余計に王妃様の逆鱗に触れてしまったみたいです。
触らぬ神に祟りなしですね。
「戻りました」
「「「おかえりなさいませ」」」
宰相執務室に戻ると出迎えてくれたのは職員のみで、何故か宰相は姿がなかった
なんだろうなと思って、僕はローリーさんに話を聞いてみました。
ローリーさんも、本当にお腹が大きくなってきて、出産が近づいて来たと実感できますね。
「宰相は会議に出かけられました。商務卿と、何やら話があるそうです」
宰相の前任は商務卿だったので、時々相談に乗って欲しいと言われる事があります。
宰相は最初は前任のニース侯爵と話をしていたけど、途中からは僕に任せるって言っちゃったんだよね。
ジンさんたちも結構忙しいし、今は僕も学園に通っているから通信用魔導具を使って遠隔で仕事することが多いんだよね。
さてさて、今のうちにたくさん資料整理してっと。
カリカリ、カリカリ。
「できた!」
ドン!
宰相は一時間近く執務室に戻って来なかったので、その間に溜まった書類を一気に処理します。
宰相の執務机の上に処理した書類を置いて、後は僕も自分の机を片付けよう。
ガチャ。
「戻った……うおっ、これは何だ!?」
打ち合わせから戻った宰相は、自分の執務机にいっぱい置かれている書類の山に驚いていました。
でも、宰相なら直ぐに処理しちゃうと思うよ。
こうして、午前中のお仕事は無事に終わりました。
因みに、昼食時に笑顔の王妃様はいたけど陛下の姿はありませんでした。でも、誰もが王妃様に陛下のことを聞く勇気はありませんでした。
僕は王城でお仕事があるので普通に王城に行っているけど、リズたちは王都で冒険者活動をしています。
年末なのでちょっとしたお手伝いを依頼する人が多くいるそうで、僕も明日はリズたちとともに冒険者活動をする予定です。
「無事に新しい年を迎えられるように、僕も頑張らないといけないですね」
「新しい年を平穏に迎えられるようにするのが、何よりも大切なことだ。年末の炊き出しも予定通り行う」
隣の席にいる宰相と話をしながら仕事を進めるけど、今年はできるだけ多くの知り合いに奉仕活動をお願いしています。
辺境伯領でも奉仕活動をするけど、ドラちゃんたちが張り切ってやろうとしているんだよね。
ミカエルたちも一緒だし、リボンちゃんもいるからドラちゃんがふざけるということはないでしょう。
さてさて、僕は資料ができたので陛下の執務室に行っています。
実は、陛下が執務机の後片付けをしているらしいので、様子も見に行きます。
今年はルーカスお兄様が陛下と一緒に働いていたけど、きっと何も無いということを祈りたい。
ガチャ。
「失礼しま……」
「貴方、いったい何をしているのよ!」
「あ、あの……」
ガチャ。
陛下の執務室に入ったら、王妃様が陛下を正座させて説教している最中でした。
反射的にドアを閉めちゃったけど、間違いなく執務机が片付いていないような気がします。
ガチャ。
すると、今度はルーカスお兄様が陛下の執務室のドアを開け、バツの悪い表情をしながら僕を執務室の中に招き入れてくれました。
「何回も片付けるようにと父上には言っていたのだが、残念ながら母上が来る前に片付けることができなかった。アイビーも注意をしていたんだがな」
どうやら陛下は、毎度の如く他の人が注意しても執務机の片付けを後回しにしたみたいだ。
毎年恒例の王妃様の説教となってしまっているけど、こればかりはどうしようもないですね。
「ルーカスお兄様、いつもの書類です。その、陛下はこのまま放置でよさそうですね」
「そうだな。気にしなくていい。アレクが持ってきた書類は、私の方で処理しておこう」
ということで、僕はルーカスお兄様に書類を渡して、宰相の執務室に戻りました。
陛下が一瞬僕の事をチラリと見たけど、僕には陛下を王妃様の説教から助ける事はできません。
しかも陛下はよそ見をしたのもあり、余計に王妃様の逆鱗に触れてしまったみたいです。
触らぬ神に祟りなしですね。
「戻りました」
「「「おかえりなさいませ」」」
宰相執務室に戻ると出迎えてくれたのは職員のみで、何故か宰相は姿がなかった
なんだろうなと思って、僕はローリーさんに話を聞いてみました。
ローリーさんも、本当にお腹が大きくなってきて、出産が近づいて来たと実感できますね。
「宰相は会議に出かけられました。商務卿と、何やら話があるそうです」
宰相の前任は商務卿だったので、時々相談に乗って欲しいと言われる事があります。
宰相は最初は前任のニース侯爵と話をしていたけど、途中からは僕に任せるって言っちゃったんだよね。
ジンさんたちも結構忙しいし、今は僕も学園に通っているから通信用魔導具を使って遠隔で仕事することが多いんだよね。
さてさて、今のうちにたくさん資料整理してっと。
カリカリ、カリカリ。
「できた!」
ドン!
宰相は一時間近く執務室に戻って来なかったので、その間に溜まった書類を一気に処理します。
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ガチャ。
「戻った……うおっ、これは何だ!?」
打ち合わせから戻った宰相は、自分の執務机にいっぱい置かれている書類の山に驚いていました。
でも、宰相なら直ぐに処理しちゃうと思うよ。
こうして、午前中のお仕事は無事に終わりました。
因みに、昼食時に笑顔の王妃様はいたけど陛下の姿はありませんでした。でも、誰もが王妃様に陛下のことを聞く勇気はありませんでした。
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