文字の大きさ
大
中
小
1,013 / 1,396
第三十二章 新入生
千二百九話 冒険者活動にゲストが来ました
そして、明日から学園が再開するんだけど、メイちゃんとリラちゃんの弟のケンちゃんとレオンちゃんの冒険者登録をすることになりました。
僕たちは学校に行く準備を前日のうちに済ませ、今日は一日フリーです。
残念ながら、王家の面々はカレン様も来てルーカス様とアイビー様の結婚式の打ち合わせを行っています。
なので、特別ゲストということでこの人がやってきました。
「その、宜しくお願いします……」
「「「よろしくー!」」」
特別ゲストは、カレン様と一緒に王国にやって来たセリーヌ様でした。
セリーヌ様は結婚式の補助をすることになっているのだけど、そのやり方自体はいつもの結婚式と変わりありません。
なので、エリちゃんと一緒にやってきました。
因みに、ルカちゃんとエドちゃんは勉強の為に最後まで参加する事になり、ブーブーと文句を言っていたそうです。
念の為に、護衛としてポニさんたちとドラちゃんとリボンちゃんも一緒についていきます。
「そ、双翼の天使様のお屋敷では、飛竜も飼われているのですね……」
「でも、ドラちゃんはそこまで強くないよ」
「リボンちゃんの方が全然強いんだよ」
セリーヌ様が同行するドラちゃんとリボンちゃんにびっくりしていたけど、ミカエルとブリットが即座に否定します。
ドラちゃんも普通に強いんだけど、周りにいる人たちが強すぎるんだよね。
因みに、セリーヌ様は薬草採取などを行うために冒険者登録してあるそうです。
ではでは、さっそく冒険者ギルドに向かいましょう。
「おねーちゃん、登録できた!」
「僕も冒険者だよ!」
冒険者登録が無事に終わると、ケンちゃんとレオンちゃんはニコニコしながらメイちゃんとリラちゃんのところにやってきました。
メイちゃんとリラちゃんにじゃーんと冒険者カードを見せているのが、とても可愛らしいですね。
セリーヌ様も、ほのぼのとした光景に思わずニコリとしていました。
すると、冒険者たちが不思議そうに僕たちの方に近づいて来ました。
「おいアレク、あの姉ちゃんは誰だ?」
おお、どうやらセリーヌ様の姿を見て誰かと思っているみたいですね。
ケンちゃんとレオンちゃんは辺境伯領での炊き出しを手伝ったりしているから、冒険者たちも何となく覚えていたそうです。
「カレン様の次の聖女様のセリーヌ様です。今日はルーカスお兄様とカレン様が結婚式の打ち合わせに来たので、一緒についてきたんです」
「そういえば、今年結婚するんだっけな。月日が経つのは早いものだな」
冒険者たちがしみじみと話をしているけど、ルーカスお兄様が小さい頃から成長を見ていたもんね。
すると、セリーヌ様が少し不思議そうに冒険者に問いかけていました。
「み、皆さま、ルーカス様のことをご存知なのですか?」
あっ、そうか。
普通は王太子様であるルーカスお兄様に、冒険者が会うことはないもんね。
といいつつ、普通に王女様のエリちゃんがこの場にいるけどね。
「ルーカス様は、市民の生活を勉強すると言ってたまに冒険者活動していたぞ。薬草採取だけでなく、町中での依頼もしていたな」
「学園に行っても、校外学習で冒険者活動に来たぞ。王都でも冒険者活動していたらしいし、王城にいるだけでは分からないことを習ったと言っていたぞ」
「そ、そうなのですね……」
冒険者たちが色々なことを話しているけど、みんなニコリとして話しているからセリーヌ様もかなりびっくりしちゃっていました。
辺境伯領の冒険者はとても気さくで能力も高いし、それに町の人もどんどん話しかけてくれるんだよね。
だから、色々な情報を集めやすいんだよね。
「リズも、三歳の頃から冒険者活動したんだよ。色々なところに行って、色々な勉強をしたんだ!」
「リズ様も、その様な体験をされていたんですね。私も、もっと人々に近づいた方が良さそうですわ」
僕たちの場合は、冒険者活動の方が貴族生活よりも早かったんだよね。
でも、多くのことを学んだのは間違いありません。
セリーヌ様も、色々考えていますね。
僕たちは学校に行く準備を前日のうちに済ませ、今日は一日フリーです。
残念ながら、王家の面々はカレン様も来てルーカス様とアイビー様の結婚式の打ち合わせを行っています。
なので、特別ゲストということでこの人がやってきました。
「その、宜しくお願いします……」
「「「よろしくー!」」」
特別ゲストは、カレン様と一緒に王国にやって来たセリーヌ様でした。
セリーヌ様は結婚式の補助をすることになっているのだけど、そのやり方自体はいつもの結婚式と変わりありません。
なので、エリちゃんと一緒にやってきました。
因みに、ルカちゃんとエドちゃんは勉強の為に最後まで参加する事になり、ブーブーと文句を言っていたそうです。
念の為に、護衛としてポニさんたちとドラちゃんとリボンちゃんも一緒についていきます。
「そ、双翼の天使様のお屋敷では、飛竜も飼われているのですね……」
「でも、ドラちゃんはそこまで強くないよ」
「リボンちゃんの方が全然強いんだよ」
セリーヌ様が同行するドラちゃんとリボンちゃんにびっくりしていたけど、ミカエルとブリットが即座に否定します。
ドラちゃんも普通に強いんだけど、周りにいる人たちが強すぎるんだよね。
因みに、セリーヌ様は薬草採取などを行うために冒険者登録してあるそうです。
ではでは、さっそく冒険者ギルドに向かいましょう。
「おねーちゃん、登録できた!」
「僕も冒険者だよ!」
冒険者登録が無事に終わると、ケンちゃんとレオンちゃんはニコニコしながらメイちゃんとリラちゃんのところにやってきました。
メイちゃんとリラちゃんにじゃーんと冒険者カードを見せているのが、とても可愛らしいですね。
セリーヌ様も、ほのぼのとした光景に思わずニコリとしていました。
すると、冒険者たちが不思議そうに僕たちの方に近づいて来ました。
「おいアレク、あの姉ちゃんは誰だ?」
おお、どうやらセリーヌ様の姿を見て誰かと思っているみたいですね。
ケンちゃんとレオンちゃんは辺境伯領での炊き出しを手伝ったりしているから、冒険者たちも何となく覚えていたそうです。
「カレン様の次の聖女様のセリーヌ様です。今日はルーカスお兄様とカレン様が結婚式の打ち合わせに来たので、一緒についてきたんです」
「そういえば、今年結婚するんだっけな。月日が経つのは早いものだな」
冒険者たちがしみじみと話をしているけど、ルーカスお兄様が小さい頃から成長を見ていたもんね。
すると、セリーヌ様が少し不思議そうに冒険者に問いかけていました。
「み、皆さま、ルーカス様のことをご存知なのですか?」
あっ、そうか。
普通は王太子様であるルーカスお兄様に、冒険者が会うことはないもんね。
といいつつ、普通に王女様のエリちゃんがこの場にいるけどね。
「ルーカス様は、市民の生活を勉強すると言ってたまに冒険者活動していたぞ。薬草採取だけでなく、町中での依頼もしていたな」
「学園に行っても、校外学習で冒険者活動に来たぞ。王都でも冒険者活動していたらしいし、王城にいるだけでは分からないことを習ったと言っていたぞ」
「そ、そうなのですね……」
冒険者たちが色々なことを話しているけど、みんなニコリとして話しているからセリーヌ様もかなりびっくりしちゃっていました。
辺境伯領の冒険者はとても気さくで能力も高いし、それに町の人もどんどん話しかけてくれるんだよね。
だから、色々な情報を集めやすいんだよね。
「リズも、三歳の頃から冒険者活動したんだよ。色々なところに行って、色々な勉強をしたんだ!」
「リズ様も、その様な体験をされていたんですね。私も、もっと人々に近づいた方が良さそうですわ」
僕たちの場合は、冒険者活動の方が貴族生活よりも早かったんだよね。
でも、多くのことを学んだのは間違いありません。
セリーヌ様も、色々考えていますね。
感想 306
あなたにおすすめの小説
【完結】20年後の真実
ゴールデンフィッシュメダル公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。
マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。
それから20年。
マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。
そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。
おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。
全4話書き上げ済み。
婚約者が心酔している盲目の聖女は私ですが
オトナシマソラ血を見ると倒れてしまうため、目隠しをして治療をしていたら「盲目の聖女」と呼ばれるようになってしまった聖女セレナ。
幼馴染の婚約者アレンは、セレナ=盲目の聖女だと気づかず、彼女を冷遇し婚約破棄を言い出す。
婚約を解消したセレナは、過保護な神官見習いのルカに溺愛され、新たな道を歩むことに。一方、夜会でついに真実を知った元婚約者はすべてを失い絶望するが、もう手遅れで……。血が苦手な訳あり聖女の逆転ラブストーリー
※本作品はになろうにも掲載しています小説家
捨てられた赤ちゃんを拾ったら、創世神様でした。世界を救うより、お父さんを幸せにしたいそうです
由香山で捨てられていた赤ちゃんを拾い、家族として育てることを決めた青年。
その日から、枯れた大地は実り、病は癒え、伝説のもふもふ神獣たちが次々と家へ集まってくる。
実はその赤ちゃんの正体は、この世界を創った創世神だった。
「いっぱい育ててくれてありがとう。今度は私がお父さんを幸せにする番だよ。」
これは、神様が初めて手に入れた”家族”との、優しくて温かな奇跡の物語。
私の息子を“愛人の子の下”にすると言った夫へ──その瞬間、正妻の役目は終わりました
放浪人政略結婚で伯爵家に嫁いだ侯爵令嬢リディアは、愛のない夫婦関係を「正妻の務め」と割り切り、赤字だらけの領地を立て直してきた。帳簿を整え、税の徴収を正し、交易路を広げ、収穫が不安定な年には備蓄を回す――伯爵家の体裁を保ってきたのは、いつも彼女の実務だった。
だがある日、夫オスヴァルドが屋敷に連れ帰ったのは“幼馴染”の女とその息子。
「彼女は可哀想なんだ」
「この子を跡取りにする」
そして人前で、平然と言い放つ。
――「君の息子は、愛人の子の“下”で学べばいい」
その瞬間、リディアの中で何かが静かに終わった。怒鳴らない。泣かない。微笑みすら崩さない。
「承知しました。では――正妻の役目は終わりましたね」
私を追い出した結果、飼っていた聖獣は誰にも懐かないようです
天宮有 子供の頃、男爵令嬢の私アミリア・ファグトは助けた小犬が聖獣と判明して、飼うことが決まる。
数年後――成長した聖獣は家を守ってくれて、私に一番懐いていた。
そんな私を妬んだ姉ラミダは「聖獣は私が拾って一番懐いている」と吹聴していたようで、姉は侯爵令息ケドスの婚約者になる。
どうやらラミダは聖獣が一番懐いていた私が邪魔なようで、追い出そうと目論んでいたようだ。
家族とゲドスはラミダの嘘を信じて、私を蔑み追い出そうとしていた。
水魔法しか使えない私と婚約破棄するのなら、貴方が隠すよう命じていた前世の知識をこれから使います
黒木 楓 伯爵令嬢のリリカは、婚約者である侯爵令息ラルフに「水魔法しか使えないお前との婚約を破棄する」と言われてしまう。
異世界に転生したリリカは前世の知識があり、それにより普通とは違う水魔法が使える。
そのことは婚約前に話していたけど、ラルフは隠すよう命令していた。
「立場が下のお前が、俺よりも優秀であるわけがない。普通の水魔法だけ使っていろ」
そう言われ続けてきたけど、これから命令を聞く必要もない。
「婚約破棄するのなら、貴方が隠すよう命じていた力をこれから使います」
飲んだ人を強くしたり回復する聖水を作ることができるけど、命令により家族以外は誰も知らない。
これは前世の知識がある私だけが出せる特殊な水で、婚約破棄された後は何も気にせず使えそうだ。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
【流血】とある冒険者ギルドの会議がカオスだった件【沙汰】
一樹とある冒険者ギルド。
その建物内にある一室、【会議室】にてとある話し合いが行われた。
それは、とある人物を役立たずだからと追放したい者達と、当該人物達との話し合いの場だった。