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第三十二章 新入生
千二百二十二話 新しいお友達になれるかな?
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「それでは、結婚式についての話のすり合わせを行う。といっても、決まっている話の確認をするだけだ。ジンも警備に加わって厳重に行う。結婚式は王都の司教様とアレクが取り仕切り、司会はリズとサンディが行う予定だ」
陛下の説明を聞いた面々が、至極当然だとウンウンと頷いていました。
前にちょっと聞いていたけど、本当に僕が結婚式本番の手伝いをするんだ。
司教様も同席していたけど、僕にニコリとしていました。
いやいや、この国の王太子様の結婚式なんだからメインはあくまでも司教様ですよ。
そして、リルムが僕にあることを頼んできました。
「アレクお兄ちゃん、弟と妹がフラワーボーイとフラワーガールをやりたいんだって。いいかな?」
リルムは上目遣いで可愛らしく尋ねてきたけど、流石に僕には判断できません。
なので、責任者に決めてもらいましょう。
「うむ、当日の状況になるがいいのではないか? ルカとエドも張り切っておるし、皆知り合いだからな」
「あ、ありがとうございます!」
陛下だけでなく、王妃様もニコリとしながら頷いていました。
リルムはとても嬉しそうにお礼を言っているけど、賑やかな分なら全く問題ないよね。
その後も多くのことを確認しているけど、パレードに参加しない人たちは僕たちのゲートで移動します。
パレードにはポニさんたちも参加するみたいで、更にドラちゃんとリボンちゃんも飛行するみたいです。
何とも豪華なパレードですね。
そして、披露宴であるお願いをされました。
「アレクよ、プリンを作って納品するように。前に五歳の祝いで出したアレンジプリンが、とにかく大好評だったのでな」
陛下の言葉に、この場にいる人たち全員が頷いていました。
あの、何で僕のプリンがデザートのメインになるんですか!
でも、もちろん断れないので了承するしかありませんでした。
そして、披露宴の司会にルーシーお姉様が決まり、少し絶望的な表情をしていました。
僕的には、ルーシーお姉様なら司会もバッチリ大丈夫だと思いますよ。
こうして色々なことが決まり、後は担当者ごとに話し合うことになりました。
王国に来ている各国の来賓も、良い機会だから会談をするそうです。
ということで、僕はリルムをロンカーク公爵家に送ることにしました。
シュッ。
「「あっ、リルムちゃんだ!」」
「リズちゃん、エレノアちゃん!」
仲良し三人組は、会うなり直ぐに仲良く抱きしめ合っています。
サンディなんかはリルムの事を知っているけど、レシステンシアさんとサキさんはこの人誰って表情ですね。
高貴な人だというのは、直ぐに分かったみたいです。
「えっと、帝国皇女のリルムです。僕たちが四歳の頃からの知り合いで、ちょくちょく会っているんです」
「こ、皇女、ですか!?」
「はわわわ、ど、どうしよう……」
レシステンシアさんとサキさんは、リルムの存在を知ってかなり慌てていました。
とはいえリルムは明るい性格だし、直ぐにみんなと仲良くなると思いますよ。
「スラちゃん、一旦お昼前にリルム王城に連れてきてね」
スラちゃんも了解と触手をフリフリとしているが、スラちゃんは帝国にも簡単にゲートで行けちゃうんだよね。
みんながワイワイしているのを見て、僕は王城に戻りました。
僕も、お仕事を頑張らないとね。
陛下の説明を聞いた面々が、至極当然だとウンウンと頷いていました。
前にちょっと聞いていたけど、本当に僕が結婚式本番の手伝いをするんだ。
司教様も同席していたけど、僕にニコリとしていました。
いやいや、この国の王太子様の結婚式なんだからメインはあくまでも司教様ですよ。
そして、リルムが僕にあることを頼んできました。
「アレクお兄ちゃん、弟と妹がフラワーボーイとフラワーガールをやりたいんだって。いいかな?」
リルムは上目遣いで可愛らしく尋ねてきたけど、流石に僕には判断できません。
なので、責任者に決めてもらいましょう。
「うむ、当日の状況になるがいいのではないか? ルカとエドも張り切っておるし、皆知り合いだからな」
「あ、ありがとうございます!」
陛下だけでなく、王妃様もニコリとしながら頷いていました。
リルムはとても嬉しそうにお礼を言っているけど、賑やかな分なら全く問題ないよね。
その後も多くのことを確認しているけど、パレードに参加しない人たちは僕たちのゲートで移動します。
パレードにはポニさんたちも参加するみたいで、更にドラちゃんとリボンちゃんも飛行するみたいです。
何とも豪華なパレードですね。
そして、披露宴であるお願いをされました。
「アレクよ、プリンを作って納品するように。前に五歳の祝いで出したアレンジプリンが、とにかく大好評だったのでな」
陛下の言葉に、この場にいる人たち全員が頷いていました。
あの、何で僕のプリンがデザートのメインになるんですか!
でも、もちろん断れないので了承するしかありませんでした。
そして、披露宴の司会にルーシーお姉様が決まり、少し絶望的な表情をしていました。
僕的には、ルーシーお姉様なら司会もバッチリ大丈夫だと思いますよ。
こうして色々なことが決まり、後は担当者ごとに話し合うことになりました。
王国に来ている各国の来賓も、良い機会だから会談をするそうです。
ということで、僕はリルムをロンカーク公爵家に送ることにしました。
シュッ。
「「あっ、リルムちゃんだ!」」
「リズちゃん、エレノアちゃん!」
仲良し三人組は、会うなり直ぐに仲良く抱きしめ合っています。
サンディなんかはリルムの事を知っているけど、レシステンシアさんとサキさんはこの人誰って表情ですね。
高貴な人だというのは、直ぐに分かったみたいです。
「えっと、帝国皇女のリルムです。僕たちが四歳の頃からの知り合いで、ちょくちょく会っているんです」
「こ、皇女、ですか!?」
「はわわわ、ど、どうしよう……」
レシステンシアさんとサキさんは、リルムの存在を知ってかなり慌てていました。
とはいえリルムは明るい性格だし、直ぐにみんなと仲良くなると思いますよ。
「スラちゃん、一旦お昼前にリルム王城に連れてきてね」
スラちゃんも了解と触手をフリフリとしているが、スラちゃんは帝国にも簡単にゲートで行けちゃうんだよね。
みんながワイワイしているのを見て、僕は王城に戻りました。
僕も、お仕事を頑張らないとね。
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