この世界で生きていく
ギア王国に伝わる、歴史の絵本。そこには、三つの種族の物語が、事実に基づいて書かれていた。知能に優れた、人族。身体能力に優れた、龍人族。治癒魔法に優れた、精霊族が、暮らしていたところに、破壊の限りを尽くす者が現れ、三つの種族は、全知全能の宝玉を使い、協力して、封印した。また目覚めた時には、協力して封印しなければならない。だが、龍人族と精霊族は、人族と手を取ることを望んでいない、と。
主人公のロキは、ギア王国で暮らす、人族の男の子。サポートロボットのチィと、幼なじみの、精霊族と人族のハーフの女の子、ルカと共に、王国孤児院で暮らしていた。
十六歳になり、適正な職業につくことになる直前、ロキは、祖父からだと、懐中時計をもらう。同時に、ロキとルカに、ギア王国からの使者が訪れ、龍人族と、精霊族が暮らす、ヴィーヴル王国へ、外交員という名の、留学生として向かうことを命じられる。それと共に、破壊の限りを尽くす者を封印する、全知全能の宝玉の情報を集めることも、命じられたのだった。
これはロキとルカが心を成長させ、真実と向き合うまでのストーリー。
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