巡り会い、繋ぐ縁
大学二年生の神谷 翼は、大学に通いながら一人暮らしをしていた。だが、ブラック企業でのアルバイトや、夢を追う友人の姿に追い詰められて、長期休暇を利用して、故郷である広井市緑島町へと戻ってくる。そこで翼が見たのは、隣町を覆い尽くすような黒いモヤ。元々祖母の遺伝で敏感な体質を持っていた翼は、それがとても危険なものだと分かった。
オカルト掲示板で、「緑風堂」を探せと助言を受けた翼は、まずは身を守るために、祖母とまわっていた氏神様の玉沖神社へとお参りに行く。そしていつも登っていた山岳信仰の山で、カラスに襲われていた、見た目がウォンバットの謎の生物を助けたことをきっかけに、緑風堂へとたどり着く。
架空の町を舞台にした、ローファンタジーの物語。
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