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新婚初夜に男に襲われた公爵令嬢エヴリーヌは、不義密通の罪を被せられた。反逆罪に問われた彼女の一族は処刑されるが、気付くと時間が巻き戻っていた。
あなたへの愛? そんなものとうに、砕け散ってしまいました。
文字数 20,294
最終更新日 2026.01.25
登録日 2026.01.17
王命で決まった婚約者に、暴言を吐かれ続けて10年。
逃れられずに結婚したカメリアに、実はずっと愛していたと言われ。
文字数 3,636
最終更新日 2026.01.24
登録日 2026.01.24
「王妃よ、そなた一体何が不満だというのだ」
「………」
「贅を尽くした食事、ドレス、宝石、アクセサリー、部屋の調度も最高品質のもの。王妃という地位も用意した。およそ世の女性が望むものすべてを手に入れているというのに、何が不満だというのだ!」
王妃は表情を変えない。何を言っても宥めてもすかしても脅しても変わらない王妃に、苛立った王は声を荒げる。
「何とか言わぬか! 不敬だぞ!」
「……でしたら、牢に入れるなり、処罰するなりお好きに」
「い、いや、それはできぬ」
「何故? 陛下の望むままなさればよろしい」
「余は、そなたを愛しているのだ。愛するものにそのような仕打ち、到底考えられぬ」
途端、王妃の嘲る笑い声が響く。
「畜生にも劣る陛下が、愛を騙るなどおこがましいですわね」
文字数 9,023
最終更新日 2026.01.14
登録日 2026.01.10
「…え」
まず聞こえたのは、成功だー!!といういくつもの歓声。それ以降は幾人もの声が混じりあい、何を言っているのか分からなかった。
私、白井瑠璃は、いつものように、出勤するために自宅のドアを開けただけだった。
いつものように、起床し、準備して、仕事が終われば帰宅し、そうした普通の、変わりない毎日を過ごすはずだった。
過去形になったこの日を、きっと忘れることはない。
文字数 16,278
最終更新日 2026.01.07
登録日 2025.12.16
そこは、寂れた村のある一角。ひっそりとした佇いに気付く人間は少ない。通称「招かれざる客を拒む店」。正式名称が知られていないため、便宜上の店名だったが。
静寂と平穏を壊す騒々しさは、一定間隔でやってくる。今日もまた、一人。
文字数 2,488
最終更新日 2026.01.02
登録日 2026.01.02
「おいで」と優しく差し伸べられた手をとってしまったのが、そもそもの間違いだった。
何故、あのときの私は、それに縋ってしまったのか。
生まれ変わった今、再びあの男と対峙し、後悔と共に苦い思い出が蘇った。
「我が番よ、どうかこの手を取ってほしい」
過去とまったく同じ台詞、まったく同じ、焦がれるような表情。
まるであのときまで遡ったようだと錯覚させられるほどに。
文字数 25,482
最終更新日 2026.01.01
登録日 2025.12.19
父に呼び出しを受け、執務室に赴いたリゼル。
理不尽に鍛錬を禁止されてしまうが、本人はどこ吹く風。
果たしてリゼルに、恋愛感情は芽生えるのか?
というお話。
文字数 2,081
最終更新日 2025.12.31
登録日 2025.12.27
闇の中を、一人歩いている。
目先も背後も見えない、広がるのはただ真っ暗な闇。
地獄への道は善意で舗装されている、とはどこで見た文言だっただろうか。
私の来た道は、善意では決してなかった。かといって、悪意でもなかった。
後も先もない、真っすぐに闇を進んできた。きっと、これからも。
文字数 2,673
最終更新日 2025.12.30
登録日 2025.12.30
勇者一行「魔王、聖女様は返してもらうぞ」
魔王「そもそも浚ってない」
聖女「平穏な生活をください」
それぞれ平行線をつっぱしる。
聖女は魔王様に匿ってもらうことにしました。
文字数 1,494
最終更新日 2022.07.27
登録日 2022.07.27
エスタシオン国には、四季を司る4人の聖女が存在する。大陸に季節をもたらし恙なく過ぎるよう、管理者としての役割を担っているが、聖女自体に特別な力はない。
選定は人によるものではなく、神の遺物と言われている腕輪が持ち主を選ぶ。複製不可能なその腕輪は、出自、身分、年齢、容姿は基準とならず、あくまでも当人の資質によって選ぶのだという。
四季を司る、4人の聖女の物語。
*最終的にはハピエンの予定でしたが、取り敢えず完結とします。
文字数 10,440
最終更新日 2022.07.18
登録日 2022.07.16
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