白川

白川

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ファンタジー 連載中 長編
直した椅子が消えた。 その椅子を頼んだ父親のことを、娘はもう覚えていなかった。 魔法が失われて百年。 辺境の村で暮らす修繕屋の息子レトは、壊れたものを直すのが得意な、ごく普通の少年だった。 けれど、村で始まった奇妙な「欠落」は、やがて妹エナにまで及ぶ。 食卓から皿が一枚減り、父は娘を見て「どこの子だ」と尋ねる。 名前を書き残しても、思い出を語っても、妹は薄れていく。 「ここにいろ」 消えかけた手を握りしめたとき、百年間途絶えていた魔法が目を覚ました。 だが、救えたはずの妹は、レトから離れると再び消え始める。 二人は治療法を求め、失われた魔法文明の遺跡へ旅立つ。 なぜ魔法は消えたのか。 なぜ、誰も使えなかった力が自分に宿ったのか。 その答えを追う一方で、レトが訪れた土地では、止まっていた魔導具が動き始めていた。 これは、妹を救いたかった少年が、世界の秘密に触れていく物語。
24h.ポイント 256pt
小説 5,169 位 / 233,301件 ファンタジー 1,004 位 / 54,904件
文字数 44,129 最終更新日 2026.10.05 登録日 2026.09.29
ファンタジー 連載中 長編
東京二十三区には、それぞれ王がいる。 一年前まで、そんなものはいなかった。覚えているのは、俺だけだ。 恋人・澪が消えた夜から、東京は変わった。 彼女のスマートフォンに残された二十三の名前。それは、この街を支配する王たちの名前だった。 一周忌の朝、黒瀬玲司は、区境を越えて王の能力を借りる《越境》に目覚める。そして、真相を追う手段を得た彼に、王が殺意を向ける。 区王の能力説明には、一つだけ嘘がある。 その嘘を見抜けるかどうかが、生死を分ける。 澪に何があったのか。 なぜ王たちは、俺を殺そうとするのか。 答えを求め、玲司は次の区境を越える。
24h.ポイント 228pt
小説 5,868 位 / 233,301件 ファンタジー 1,178 位 / 54,904件
文字数 22,979 最終更新日 2026.10.05 登録日 2026.10.02
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