ダンジョンで拾った卵から美少女が生まれたので、まずは役所に相談しました
鑑定結果は「生体反応なし・推定価値八百円」。
ダンジョンで拾った卵は、ただの置物のはずだった。
ところが三日後、こたつの中から生まれたのは、白い髪の女の子。
第一声は「はら、へった」。ご飯を食べさせ、布団を貸すと、今度は「つぎは、やくしょ」と言い出した。
夜勤勤めのE級探索者・三好航は、言われるままに市役所へ。
そこで告げられたのは、思いもしない事実だった。
「法律上、この子は今、あなたの所有物です」
スプーンは曲げる。ご飯は手で温める。なぜか俺の口癖まで知っている。
そんな子と六畳一間で暮らすには、どうやら届け出一枚では済まないらしい。
小心で几帳面な男と、生まれたばかりの不思議な少女。
二人の暮らしは、役所の窓口から始まる。
少し笑えて、心が温まる現代ダンジョン短編。
ダンジョンで拾った卵は、ただの置物のはずだった。
ところが三日後、こたつの中から生まれたのは、白い髪の女の子。
第一声は「はら、へった」。ご飯を食べさせ、布団を貸すと、今度は「つぎは、やくしょ」と言い出した。
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「法律上、この子は今、あなたの所有物です」
スプーンは曲げる。ご飯は手で温める。なぜか俺の口癖まで知っている。
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