37 / 166
アイ2ー
しおりを挟む「なんだ まだいたのか」
ケッ!!!!!!!!!!!!!
アイツは 朝食も終わりの頃
やって来て 勝手に扉を開け
入って 来た
不法侵入 や。
出て行け よ
と までは そこまでは
まだ 強気で行けない 俺
しかし
しかっし
俺には アレが ある
どれだ
どれなんだ いや その
想い出? だけだけど
きのうの あの その
あのアレ
だけだけど。
いいの。
証明できなくても。
モノじゃないけど。
婚姻届とか
指輪とか なんか
プレゼントとかじゃ
ないんだけどよ。 順番 ちがくね?
カタチでは 見えないんだけどよ
ちゃんと あるのよ。
甘いのとの あれが。
まぁ
しかしな しかしだよ きみ
この
黒いヤツが来たことで 俺を
俺を 心配そうに見るこの 瞳
これ。
これさえあれば
やべ
死ねる。
だから 俺は アイツにな
「悪かったな。これからも、ずっと、居るけどな。」
って
言ってやったんだ。
……………………………………
「フン つまらん」
そう言ってカラスは
甘いのと 多分 仕事の話を始めた
どこそこの 誰が
どんな 何を 必要だとか
もっと こんなのが 欲しいとか
なんだか どこから聞いたのか
ちゅうもん が
増えてるとか
なんとか
よう分からんが そんな事を
言っていた。
そして ヤツは
俺をあの 金色の イヤミな 眼で
キロリと見て
「フン(せいぜい がんばれよ)」
的な 感じで 帰って行ったのさ。
俺 これ 勝った??
いや だから あいつ なんなの???
ケッ!
…………………………………………
そして ある日の 午後。
↑ここ ポイントな?
そう
俺は
そうして
俺 俺は
午後の 甘いのも 勝ち取っていた♡
えへ
えへへ
一日中 あまい
甘 甘 あま あま
あっま~い♡ いちにち なのよ。
ウヒヒ
いやそろそろ 刺されるかも知らん
真面目にな まじめ♡に。
でさ、なんと。
なんとね?
甘いのが とうとう
とう とう
お仕事の 話を 少し
少しだけ してくれたんだ。
多分、俺と 俺と一緒に作るつもりだから
だと思うんだけど しかし
そうなるとなんだか 責任重大な気がして
俺は ちょっと ちょ ちょっと
ビビって
いるのだ。
きっと 一緒に いるつもりだから
一緒に 作るつもりだから
教えてくれたのだと
思うのだよ。
そこそこ 重大な
いや とても 大事な こと
甘いのの しごと
それは やはり 優しい瞳に合う
人助けだったんだ。
………………………………
その日は机の上に 小さな小瓶←小さいからな
が また
並んでいた。
俺は初めて見たのだが
甘いのは その 小瓶の中身を
まず 一つ
ごっくんした
えっ 飲むの???
そうしてまたちょっと 外へ行って
すぐ戻って来た 甘いの
俺が あの やらかした
あの 甘いの泣かせた 例の小瓶
あの、家出の時のやつな。
どうやって なにを 入れてんのか
分かんないけど
どうやらそれは、その「ごっくん」したやつに
関係あるみたい。
そうしてその小瓶の中身と
その時々の 材料
森の中に あるらしい ハーブや
野草 きのみ
謎の物体
など 等等を
混ぜ混ぜして 完成♡
という 作業を
ふ た り で♡こなす 日々が
始まった。
小瓶、一つにつき ごっくんして
混ぜ混ぜするから そんなに沢山は出来ない
しかしながら
俺は
甘いのと 一緒なら 何をするのも楽しいし
一日中一緒にいられるし
なんなら
もっと もっと もーーーーーーーーーーっと
作ったって いいと 無邪気に
思っていたんだ。
うん。
とりあえず その 俺達の 毎日に
不都合は 何も
無かったのだ。
その
時点では、な。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
6
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる