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魔女の薬
しおりを挟むうん?
ホワホワ やわらか
あたたかい ホワホワ
俺の 脳みそ も
ホワホワ
いい香り いい 匂い
ちかい 早く どこ?
俺の 俺のあの
甘い
やつ♡
スンスン動く 俺の鼻
近くに 温かい 気配
君の 温もりは どこだ
俺の おれ の
甘いの どこ??
あっ
あった♡
あったあった♡
チロリとペロリ ひとくちいただく
うん。 甘し。
もうひとくち も もも もう
ひとくちぃ?
あっ♡キタ
うん。 甘♡ 今日の 俺は ちょっとずつ
甘 甘 甘~~~い 甘いっ♡
味わっちゃうもんね♡
なんだ 今日
いつもより 甘くね?
キャッ♡
ごほうび かしら♡
俺今日 頑張った し
まぁ 上手くできたか 分かんねーけど
まだまだ 甘い 君のこと
読み取るのに時間かかるけど
でも
今日
俺たち
頑張ったよね?
だ か ら
いい かな
ち ちょ ちょっと
だけ♡
ね?
ダメ? ねえ
ねえ
ねぇ♡
「五月蝿い 」
あっ
ヤベ
おいでませ 窓さま
なにその
冷たい目♡
もっと
蔑んで その 眼尻の シワ
堪らん なんだろな 何故か神秘
特別なモノを 見た 気分
「ねぇ、あれさ?コショーだよね?」
俺はここぞとばかりに しつ もん
だって 甘いの 焚いた時
俺の目が 俺の
目が あ ぁぁぁぁぁぁ
ってな
なったんよ。
だからちゃんと おてがみ にも
「気をつけて」って
書いたんだけども。
でさ。
実際問題
ストーカーにコショーが効くのか
という俺の
至極当然な疑問
が
ございましてからに。
ええ。
訊いてみたので ございます。
窓は 面倒そうに また
目を細める
俺 それすきだから
意味ねーけど
「 これまで ひとにくすりは」
「よわいものだけ 」
「そう そうだんも無かったからな」
えっ
また 俺の所為 みたいな
色を宿した 窓。
うん。
でも、俺がここにいる所為で もしかしたら
森が。
あちらと こちらが
繋がり易くなっているのかも
しれんな。
うむ。
「 あの おりは つよい」
「まじょのくすり まじない お茶 」
「おまえ 知って くみあわせ る」
「しかし ひと に 」
「 どうでるか まだ分からぬ」
「ここでは BLACK PEPPER も」
「あちらでは どうかな。」
コワッ
そこだけ 流暢に 喋んないでくれる??
ぶるぶる ブルブル
とりあえず俺は
その 彼女からの おてがみ おへんじ
それが
無事 解決したとか なんか
いい感じの返事がくるように
祈る事しか出来なかった。
うむ。
まぁ言うても あのグチョグチョ
絶対ロクな奴じゃねーから
いっか。
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