深夜、コンビニ、全裸露出メス男子。──即生ハメ。

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午前2時

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「ふあぁ……」

 午前2時。
 丑三つ時の眠気に、俺はあくびを噛みしめる。ここは郊外のコンビニ。そして俺はここに長年勤めてる深夜勤のアルバイトだ。昨今の働き方改革で24時間営業が当たり前だったコンビニもお盆は休みを取るようになって、明日からここも1週間遅れの盆休みになる。長い勤務で高齢の店長から信頼されている俺は、あまりに客が来ないようだったら今日は俺の判断で店を閉めてもいい、と言われていた。
 そして0時からその客は未だにゼロ。ここらは爺ちゃん婆ちゃんが多くて元々深夜は滅多に人が来ない。外も車が走ってる気配がないし、お言葉に甘えて、今日はそろそろ店仕舞いにするか。来客がないことを見越して商品も大体は片付けてあるから、大して閉め作業も多くない。これで俺もしばらくは盆休み──そう思って座っていた椅子からよっこいしょと立ち上がると、それとほぼ同時に、自動ドアの扉が開いた。

「あっ……い、いらっしゃいませ~」

 まるで図ったようなタイミングに、俺は慌てて声を出す。客は男で黒マスク。若そうなナリだが夏のくせに長いコートを羽織っている姿は、どう見ても不審者だ。最近じゃ街ぐるみで店でも外でもハメ放題、ド変態大歓迎……なんてアダルトイベントもやってるって話があるけど、ここらでタイミング良くそんなイベントが開催されているわけでもない。男は品物を物色することもなく、俺の姿を確認するとまっすぐにレジへと立った。そして俺をまっすぐに見つめて、両手でコートを──外側へ、開いた。

「ッ……!♡♡♡」

 その瞬間、俺は絶句する。何故なら男はコートの中がほとんど全裸の格好で立っていたからだ。ビンビンに勃起したチンポにはゴムをつけて、脚にはニーハイも履いているものの、それ以外は完全に素っ裸。ガニ股に爪先立ちになって勃起チンポをアピールするように腰をゆるく前後へ揺らせるポーズと、マスクの下からでも聞こえるフッ♡フッ♡と鳴る吐息は、完全に発情している風体だ。正面から見てもデカケツだとわかる肉付きのいい身体を俺へと見せつけて、オス相手にここまでメス全開のナリを見せてくる姿に、俺の興奮も否応なく引き上げられる。目の前のメスへの欲望が、グツグツと沸騰する。

「っ……♡ちょっと……待ってろ」

 俺は相手を片手で制して、自動ドアを閉めて施錠をした。レジも鍵を掛けて、店内の電気も暗く落とす。……これで店に人は来ない。居るのはこのド変態と俺のふたりだけ。暗い中で、まだコートを開いて大人しく待っている、どこか健気にも見える姿に胸がキュン、と幽かに疼いて。
 俺はその男を──ゆっくりと、手招いた。

「ほら──来いよ。」













「なに?そんな男に犯されたかったの?♡」
「ふッ♡ふぅッ♡ふうぅ゛ッ♡」

 乳首をいじりながら耳元で囁いてくる相手に、俺はガクガクと頷く。コンビニの裏へ連れられて、後ろからアナルにチンポを押し付けられて。俺は店員の男と、もう今にもセックスをしようとしている。

「完ッ全にケツ縦割れじゃん♡男好き?チンポ、好き?♡」
「ふ♡ふッ♡んうぅ゛ッ♡♡♡」
「はッ♡素直に頷いちまって、かわい……ッ♡」
「お゛ッ!♡♡♡ほぉ゛ッ♡♡♡」

 俺の返事へ愉しそうにぱちんッ♡とケツを叩く動きに、全身が跳ねる。ムラついて仕方なかった全裸のカラダにようやくチンポをハメて貰える期待と興奮で、もう俺のゴムもタプタプだ。
 男は好き。チンポも大好き。スケベも、大好き。……でも今日は、誰でもいいわけじゃなかった。俺はずっとこいつを狙っていた。コンビニで見かけるたび、ずっとこいつに、チンポハメられたいって思ってた。ガンガンまんこ犯されて、ガツガツ腰ピストンされて、抱き潰されたいって思ってた。好みだった。タイプだった。こいつの顔を見るたび発情して、こいつのカラダを見るたび欲情して、接客して貰って買い物から帰るたびに、アナルまんこ弄り回してアクメしてた。その繰り返しで繰り返しでもう限界で。だから、この日をずっと狙ってた。こいつが深夜勤で、ここも盆休みに入る、そのタイミングを狙って。こんなハメ待ちしてマン媚びするのを。ずっとずっと。狙って、いた。

「そっか♡なら、ハメてやるよ♡もう誰も来ないからな♡好きなだけ、ハメ放題だぜ?♡」
「ふ♡ふぅ゛♡ふぅ゛ぅッ♡♡♡」

 ハメ放題、と囁かれて、もう身体が言うことをきかない。ねっとり腰をヘコつかせて自分からチンポをアナルにこすり付けながら、俺はケツの割れ目で下品な挿入のおねだりを、何度も何度も繰り返す。
 ほッ♡ほお゛ッ♡セックス♡セックスッ♡好みのオスとッ♡ずっと狙ってオスとッ♡ついにッ、せっくすぅ゛ッ♡♡♡あ♡あ゛♡チンポ♡チンポやっとハメられるッ♡名前も知らないのにずっと妄想してアナってたこいつのチンポぉ゛ッ♡やっとッ♡ハメて貰えるよぉ゛ッ♡お゛♡ケツうずくッ♡おまんこ響くッ♡あッ♡あッ♡クるよぉ゛ッ♡すきなオスのチンポっ♡♡♡まじでッ♡クるよぉ゛ッ♡♡♡

「お゛ッ♡このッ、自分からケツ振ってねだっちまって……ッ♡行くぞッ♡おら──ッ!♡」
「ほッ、ぉお゛ッ!♡♡♡ほぉお゛ッ♡ぉ゛おッ♡ん゛ッ、おぉぉ゛~……ッ!♡♡♡」

 男は俺の腰をグッと掴むと、一気に、挿入してきた。ローションを仕込んで準備万端にしてたムラつきマンコはなんの引っ掛かりもなく、ずっと待ってた男の勃起チンポを最奥まで挿入させる。凶悪なエラ張りのチンポがぞりぞりぞりぃッ!♡と腸壁を抉って奥までイくエグい刺激に、俺は一発でクソ雑魚アクメをキメた。ただの挿入だけでガニ股に脚ガックガック震わせて、デカケツブルッブルッ震わせながら、ゴムがびゅくびゅく跳ねるくらい激しい射精で、速攻で、トコロテンメスアクメした。

「お゛ッ♡お゛ッ♡ほおぉ゛ッ♡」

 おおぉ゛ッ♡ほぉぉ゛ッ♡んおぉぉ゛ッ♡♡♡チンポッ♡チンポキたぁ゛ッ♡チンポ♡すきなオスのデカチンポッ♡ハメただけでイっちゃったよぉ゛ッ♡♡♡ほぉ゛ッ♡しゅご♡チンポアクメッ、しゅごいの゛ッ♡まんこアクメッ♡しゅごいのぉ゛ッ♡♡♡お゛♡ぉ゛♡ら゛め♡しゃせぇとまんな♡とまんな゛ッ♡ごむ♡ごむあふれる♡ザーメンでッ♡ざこメスアクメざーめんでッ♡ごむッ♡あふれちゃうぅ゛ッ♡ほぉ゛♡らめ゛♡ずりゅずりゅおちてきた♡チンポからごむ♡ずりゅずりゅしてきた♡ぉ゛♡おちる♡ごむおちる♡チンポからごむおちてッ♡雑魚メスアクメでざーめん垂れ流したのッ♡オスに♡アピールしちゃうぅ゛ッ♡雑魚メスの雑魚アクメッ♡雑魚チンポの雑魚ザーメンでッ♡ぜんりょくでッ♡オスチンポに敗北宣言しちゃううぅ゛ッ♡♡♡ほぉ゛ッ♡ほぉ゛ッ♡ほおぉ゛ッ♡♡♡

「ん゛へッ♡へッ♡ほぉぉ゛……ッ!♡♡♡」
「ッ──♡♡♡」

 無様にアクメ射精を続ける俺のチンポから、許容量を超えて重みに沈んだゴムがべちゃ、と音を立てて床へと落ちる。床に垂れ流れされるザーメンと、まだアクメを続ける俺自身。それを見比べて、ずんッ!♡と男はもう一度、俺へチンポを突き立てる。

「お゛ッ、ほおぉぉ゛ッ!?♡♡♡」
「は……っ♡挿入だけでゴムずり落ちアクメして、めっちゃ雑魚メス♡こっちはまだ挿れただけだからな?♡脚しっかり力入れて♡責任持って、最後までエロマンコ使わせろ、よッ!♡」
「んぉ゛!♡♡♡ほぉ゛♡お、ぉおお゛ッ!♡♡♡」
「お♡乳首イジっとすげぇ締まる♡乳首好き?ん?♡アナるときもここイジってんだろ♡そうだろ?♡な?♡」
「お゛♡ぉ゛♡お゛ぉぉ゛ッ♡♡♡」
「あ~、ここ好きか♡弱点だろ♡な♡バレバレ♡マンコすげぇ吸い付く♡チンポにめっちゃ媚びてる♡かっわい♡マンコからオスに全媚びしてる♡」

 ほぉ゛ッ♡そうなの゛ッ♡そぉなのぉ゛ッ♡ぜんぶッ♡こいつにザコバレしちゃうの゛ッ♡ドスケベ弱点ッ♡アクメ弱点ッ♡雑魚メス丸出しで自分から差し出してッ♡イイトコッ♡すきなトコッ♡全部ッ♡じぶんからチン媚びしてバラしちゃうのぉ゛ッ♡♡♡ぉ゛♡チンポで前立腺ずっとグリグリされてるッ♡だいすきな乳首クリクリされてる゛ッ♡マンコ延々トントンされてッ♡ずっとドメス甘イキ、しでッ♡マンコもッ♡全身もッ♡こいつにオス媚びしてる雑魚メスの俺ッ♡も゛ぉなんにも隠せないのぉ゛ッ♡♡♡

「ほッ♡ほぉ゛っ♡ほぉ゛ッ♡」
「おッ♡マンコうねってきた♡またイく?♡あ?♡まぁた雑魚アクメ、する?♡」
「ッ♡っ♡ッ♡♡♡」

 する♡すりゅ♡このチンポでオス媚び雑魚アクメッ、すりゅ♡秒でイク♡即イク♡マンコ♡マンコもう準備してる♡射精待ってる♡こいつの射精まって♡アクメ準備シてるのッ♡シて♡シて♡なかだし♡まんこ射精♡シて♡このマンコ♡オスザーメンでトドメさしてッ♡マンコ♡チンポで全裸のドスケベメス♡ガチ屈服ッ♡させてえ゛ッ♡♡♡

「ッ──♡マンコで返事すんじゃねぇって♡ほら♡こっち向け♡キスハメ、するぞ♡」
「ふッ♡う゛♡ぁ♡あッ♡あぁ゛ッ♡♡♡」

 一度チンポを抜かれて、強制的に男のほうを向かされる。マスクを指で降ろされる。男とまっすぐ目が合って、その顔が、ゆっくり近づいてくる。
 あ♡あ♡キス♡キスハメッ♡こいつと♡すきな、おとことッ♡きすッ♡きす、はめぇ゛ッ♡きしゅ♡あ♡ぁ♡顔♡顔クる♡キスクるッ♡キスハメ♡キスハメ♡キスハメ、クるッ♡きす♡きしゅ゛ッ♡き、しゅうぅ゛ッ♡♡♡

「ふ♡ふぅ゛ッ!♡んッ♡ふぅぅ゛~……ッ!♡♡♡」

 唇が繋がるのと同時に、俺は、アクメした。男のカラダに、その首に、ガッシリ全力で両手を回して、ばかみたいにピッタリ密着して、俺は全身を震わせて、アクメした。なにひとつ射精を我慢できないバカチンポから男のカラダにザーメンが迸って、その制服をびゅくびゅくと、乱暴に濡らして、汚していく。
 あ♡あ゛ふ♡シた♡シてる♡シちゃった♡ぶっかけアクメ♡シてる゛ッ♡シてるのぉ゛ッ♡キス♡キスしたままッ♡キスハメした、ままぁ゛ッ♡すきなオスにッ♡マーキングッ♡ド下品ッ♡ぶっかけあくめッ♡シてるのッ♡シちゃ゛♡シちゃった、のぉ゛ッ♡♡♡

「ふッ♡ふぅ゛♡ふ♡ふッ♡」
「ん゛ふ♡ん゛ッふ♡ふ♡ふ♡ふぅ゛ッ♡♡♡」

 押し付け合った唇でベロベロ舌を絡めながら、挿入ったままのチンポをもっと、もっと、とねだるように腰を揺らす。わざわざこんなトコまでこのチンポ狙って全裸で来た俺の欲望は、こんな1回じゃ、ぜんぜん治まらないって。こんなスケベ狙うくらいにこいつのことを考えてた俺のキモチは、こんなたった1回じゃ、ぜったいッ、とまらない、って……ッ♡♡♡

「ん♡ふッ♡んぅ……ッ♡」
「んぅ♡んぁ♡ふッ、あぁ゛……ッ♡」

 ぢゅ♡ぢゅ♡と唾液の音を立てながら舌を離す。見つめ合ったまま舌同士を擦り合わせて、まだ腰もヘコヘコ揺らして、余韻で呼吸を塗りつぶす。そうすれば、俺をしっかり壁に押し付けて男は笑う。俺のドスケベな欲求も、奥に秘めたままの想いもぜんぶ、わかったような、顔をして……ッ♡

「──な♡ウチ来いよ♡休みの間ずっと、俺専用のチンポケースにしてやるから♡」
「あ♡ぁ♡あ゛ぁッ♡♡♡」

 あ♡ぁ♡家ッ♡いえぇ゛♡チンポケースッ♡休みの間ッ♡お盆中♡こいつの家でッ♡ずうっとッ♡こいつだけのッ、ドスケベ専用ッ、チンポけーすぅ゛ッ♡さ♡される♡されちゃうッ♡されちゃう、よぉ゛ッ♡俺のまんこッ♡このカラダぁ゛ッ♡こいつだけのッ♡すきに使われるッ♡ちんぽけーすッ♡にぃ゛……ッ♡♡♡

「……いいだろ?♡」
「んッ♡うんッ♡ぁッ、……ンッ!♡♡♡」

 俺が何度も、いいよ、いいよって頷くと、満足そうに男はもう一度俺へ唇を押し付ける。それはさっきよりもずっとずっと落ち着いた、熱さが伝わる深いキス。その唇に俺は夢中で舌を絡めながら、キュンキュンと締まるアナルがこいつだけのモノになる予感に、そっと……ココロの中を、疼かせた。
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