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第1章 神聖魔法を極めた聖女。魔法学校へ入学する
第30話 愛の成せる技?
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初めての休日を経て、再び学校が始まった。
ちなみに、アルフレッドの家でご飯を食べた事を除けば、何をして良いかも分からず、シロをモフモフして週末が終わってしまったので、次こそは休日を満喫したいところだ。
……と、そんな事を考えていると、
「では、これで朝のホームルームを終わるけど、二つ連絡事項があります。先ずは一つめだけど、前に話した魔法大会の学内予選が今日から始まります」
ヴィクトール先生から大会の話が出てきた。
「はっはっは。ようやく我が力を二年生や三年生に見せつけてやる事が出来るのだな」
「そう……ですね。えー、このクラスからは三人がエントリーしているのですが、学内予選の準決勝までは、非公開で行われます。それぞれの順番が来たら呼ばれますので、魔法訓練室へ移動してください」
先生の話によると、エントリーしたのは私とアルフレッドとマルクの三人で、非公開にする為なのと、エントリーしている人が多いのとで、授業中に予選が行われるらしい。
「それで、いきなりですが、マルク様が呼ばれているので、訓練室へ移動してもらえますか?」
「勿論だ。瞬殺してきてやろう」
いや、殺しちゃダメでしょ。
そんな指摘をする間もなく、マルクが颯爽と教室を出て行った。
「あれ? 先生、連絡事項は二つあるんですよね? マルクが出て行っちゃいましたけど、良いんですか?」
「あぁ、二つめの連絡事項はソフィアにしか関係無いからね」
「私……ですか?」
私だけに関係のある連絡事項って何だろう?
そんな事を考えながら、先生の言葉を待っていると、
「うん。何でも、学校内に不審者が現れたそうなんだ。どこから入ったのか、かなり朝早くにグラウンドの端に居てね。何をする訳でも無いんだけど、ジッと女の子を見つめてくるらしいんだ」
「え……何それ、気持ち悪いんですけど」
まさかの不審者情報だった。
確かに、これは私にしか関係なさそうね。
「話を聞いている限りでは、僕もソフィアと同じ様に気持ち悪いと思う。だけど、その不審者っていうのが、何でも、随分と若くてカッコ良い男らしくてね。女生徒の中には、見られても良いと言っている者もいるそうだ」
「えぇ……いくら見た目が良くても、そんな男性はちょっと……」
「ソフィアはしっかりしているから大丈夫だと思うけど、一応気を付けて。ちなみに生徒の証言によると、その男は自分の事を、愛の天使だなんて言っているらしいよ」
「――っ!? あ、愛の天使……ですか?」
「うん。ふざけているよね。まだ、捕まっていなくて、校内に居るらしいから、見たら先生を呼ぶように」
「は……はい。分かりました」
って、ちょっと待って!
この不審者って、どう考えてもシェムハザの事よねっ!?
元の世界へ還したはずなのに、どうなって居るのよっ!
一限目の授業が始まってしまったので、一先ずちゃんと受けて、休憩時間になると大急ぎで人気の無い場所――魔法訓練室の裏へ。
地面に魔法陣を描き、
「サモン! シェムハザ」
使い魔を呼び出す召喚魔法を使用した。
「ソフィアちゃーんっ! 呼んでくれないから、寂しかったよぉぉぉっ!」
「そんな事どうでも良いわっ! それより貴方! 一体、学校で何をしているのよっ!」
「学校で何をしているのか……って聞かれたら、目の保養かな。天界には俺好みの美少女が居なくてさ」
「そんなの知らないわよっ! あと、どうして私の使い魔なのに、呼ぶ前から学校に居たのよっ!」
「ふふっ……愛の成せる技かな。ソフィアちゃんに天界へ戻されても、俺はまたダンジョンの下層から、地上まで戻って……」
「リターン!」
「ちょ、ソフィアちゃんっ!? ダンジョンを地上まで登るって、結構面倒臭い……」
使い魔の契約状態で良かった。
今度から、定期的にリターンで天界へ追い返さなきゃ。
ちなみに、アルフレッドの家でご飯を食べた事を除けば、何をして良いかも分からず、シロをモフモフして週末が終わってしまったので、次こそは休日を満喫したいところだ。
……と、そんな事を考えていると、
「では、これで朝のホームルームを終わるけど、二つ連絡事項があります。先ずは一つめだけど、前に話した魔法大会の学内予選が今日から始まります」
ヴィクトール先生から大会の話が出てきた。
「はっはっは。ようやく我が力を二年生や三年生に見せつけてやる事が出来るのだな」
「そう……ですね。えー、このクラスからは三人がエントリーしているのですが、学内予選の準決勝までは、非公開で行われます。それぞれの順番が来たら呼ばれますので、魔法訓練室へ移動してください」
先生の話によると、エントリーしたのは私とアルフレッドとマルクの三人で、非公開にする為なのと、エントリーしている人が多いのとで、授業中に予選が行われるらしい。
「それで、いきなりですが、マルク様が呼ばれているので、訓練室へ移動してもらえますか?」
「勿論だ。瞬殺してきてやろう」
いや、殺しちゃダメでしょ。
そんな指摘をする間もなく、マルクが颯爽と教室を出て行った。
「あれ? 先生、連絡事項は二つあるんですよね? マルクが出て行っちゃいましたけど、良いんですか?」
「あぁ、二つめの連絡事項はソフィアにしか関係無いからね」
「私……ですか?」
私だけに関係のある連絡事項って何だろう?
そんな事を考えながら、先生の言葉を待っていると、
「うん。何でも、学校内に不審者が現れたそうなんだ。どこから入ったのか、かなり朝早くにグラウンドの端に居てね。何をする訳でも無いんだけど、ジッと女の子を見つめてくるらしいんだ」
「え……何それ、気持ち悪いんですけど」
まさかの不審者情報だった。
確かに、これは私にしか関係なさそうね。
「話を聞いている限りでは、僕もソフィアと同じ様に気持ち悪いと思う。だけど、その不審者っていうのが、何でも、随分と若くてカッコ良い男らしくてね。女生徒の中には、見られても良いと言っている者もいるそうだ」
「えぇ……いくら見た目が良くても、そんな男性はちょっと……」
「ソフィアはしっかりしているから大丈夫だと思うけど、一応気を付けて。ちなみに生徒の証言によると、その男は自分の事を、愛の天使だなんて言っているらしいよ」
「――っ!? あ、愛の天使……ですか?」
「うん。ふざけているよね。まだ、捕まっていなくて、校内に居るらしいから、見たら先生を呼ぶように」
「は……はい。分かりました」
って、ちょっと待って!
この不審者って、どう考えてもシェムハザの事よねっ!?
元の世界へ還したはずなのに、どうなって居るのよっ!
一限目の授業が始まってしまったので、一先ずちゃんと受けて、休憩時間になると大急ぎで人気の無い場所――魔法訓練室の裏へ。
地面に魔法陣を描き、
「サモン! シェムハザ」
使い魔を呼び出す召喚魔法を使用した。
「ソフィアちゃーんっ! 呼んでくれないから、寂しかったよぉぉぉっ!」
「そんな事どうでも良いわっ! それより貴方! 一体、学校で何をしているのよっ!」
「学校で何をしているのか……って聞かれたら、目の保養かな。天界には俺好みの美少女が居なくてさ」
「そんなの知らないわよっ! あと、どうして私の使い魔なのに、呼ぶ前から学校に居たのよっ!」
「ふふっ……愛の成せる技かな。ソフィアちゃんに天界へ戻されても、俺はまたダンジョンの下層から、地上まで戻って……」
「リターン!」
「ちょ、ソフィアちゃんっ!? ダンジョンを地上まで登るって、結構面倒臭い……」
使い魔の契約状態で良かった。
今度から、定期的にリターンで天界へ追い返さなきゃ。
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