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前兆
自分にしかできないこと ☆
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「殿下」
「呼び名もすっかりよそよそしくなってしまって、ティアナはもう僕のことが嫌い? だから婚約も解消したくなったのかな」
「そんな言い方……ずるい、です……」
「どこがずるいの?」
セレスティアナは唇を噛んだ。アレクシスを嫌いになってないと分かっているくせに気持ちを聞こうとしている。
「傷になってしまうから、唇を噛んではだめだよ、ティアナ」
アレクシスはセレスティアナの両手首を拘束する手とは逆の腕で、その唇をなぞった。
優しい仕草に泣きたくなる。セレスティアナはいやいやとかぶりを振り、懇願を口にした。
「手首の拘束を、解いて下さい……」
「絶対に僕から逃げたりしないって約束してくれる?」
「逃げたりなんて」
「でもティアナは僕との婚約解消を望んでるみたいだから、僕が安心できるまでは絶対に離さないよ」
「安心、できるまで……?」
「うん」
心を探るように彼の目を見つめれば、奥底に何かを抱えているような気がした。
『僕が見えるの?』
初めて会った日のアレクシスの言葉を思い出す。
(わたくし……〝アレク様〟が見えるんだわ)
そう。そういうことだったのだ。
誰しもが認める王太子という公人の奥に隠されたアレクシス個人を、セレスティアナは見つけられる。セレスティアナだけが、見つけられるのだ。
「また僕の名前を呼んで、ティアナ。僕を見つけ出せるのは君だけなんだ」
「アレク、様」
懇願に抗えなくて彼の望むまま名前を呼ぶ。途端にアレクシスは破顔して見せた。
「ティアナ。……ティアナ」
セレスティアナの名前を呼ぶ焦がれるような声に奥底から熱が湧き上がる。
今まで、自分がアレクシスをいちばん深く知っていると思っていた。だけど全てを知っているわけではないと、当たり前のことすら気がついていなかった。それなら、もっと知りたいと思う。
「たとえ世界が滅ぼうと婚約解消なんて、絶対にしない」
アレクシスは額に口づけを一つ落とした。
普段はそこで終わりだ。でも今日は終わらなかった。アレクシスの手がまぶたを閉じるよう促す。おとなしく従えば唇が重なった。
「っ、ふ……」
初めての経験に唇から戸惑いの声がこぼれた。驚きに小さく開かれたその隙間から、熱くぬめったものが咥内に侵入して来る。反射的に身体が震えた。でも、拒絶する意図はない。どうしたらそれが伝わるか迷い、セレスティアナは自ら口を開いた。小さな舌が絡め取られ、吸われる。
アレクシスの舌を受け入れているのだと気がつけば胸が激しく高鳴った。
もっと強く深く触れたい。
抱きしめて欲しい。
抱きしめたい。
不慣れながらも応えれば叶う気がしてセレスティアナは懸命にアレクシスを受け入れた。
「ん……。ぅ……」
身動ぎに手が動くと、押さえつけられてしまう。
我慢しきれなくて唇を離した。その行動に至った理由をアレクシスにすぐさま伝える。
「ぎゅって、して……」
心が急いているせいでひどく短い、甘えた言葉になった。
「アレク、様」
すぐ応えてくれると思ったのにアレクシスは何もしてくれない。
後押しするようにさらにねだる。
「っ、ティアナ……!」
激しくかき抱くように抱き寄せられたかと思えば再び唇が重なった。
ようやく自由を取り戻した腕でアレクシスの首に縋りつく。お互いが求め合うまま舌を差し出した。濡れた水音を立てながら擦りつけては絡め、貪るような口づけに夢中になる。
「ん、ん……っ」
さらさらと流れる髪をかき分けてアレクシスの手が後頭部を支えた。頭を固定され、逃げ場を失ったセレスティアは口づけでどんどん高められて行く。呼吸に荒さが混じり、知らない熱が下腹部に渦巻きはじめているのが分かった。
「ぁ……」
抱き合って口づけを交わしたまま、アレクシスが身を起こす。不安定な体勢になって咄嗟に強くアレクシスにしがみついた。弾みで唇が離れるとアレクシスは公室の奥にある続き部屋に繋がるドアへ向かう。
「どちら、に……?」
「仮眠用の、ベッドに」
短く答えるアレクシスの声はどこか掠れていた。はしたない言葉で表現するなら欲情の色が垣間見える。ドアを開け、窓のない続き部屋に入るとアレクシスの魔力による淡い光が灯った。
室内に置かれたベッドは仮眠用を目的としている為に、飾り気こそないけれど大きなものだ。二人一緒に向き合って座る体勢でベッドに乗り上げ、アレクシスはセレスティアナの身を包むデイドレスの背中のボタンに指をかけた。ゆっくりと一つずつ外して行く。
「あ……」
セレスティアナは羞恥に身を捩って消え入りそうな声をあげた。デイドレスを身体から抜き取られ、真珠さながらに美しく輝くきめ細かな肌が露わになる。コルセットにショーツは上質な絹のなめらかな光沢を帯び、純白に彩られた無垢な姿がそこにあった。
アレクシスはなおも手を止めることなく、背中側でコルセットを締め上げる紐も緩めて胸から腰にかけてを覆うそれすらも取り払ってしまう。
横たえられると冷たいシーツが素肌に触れた。だけど、セレスティアナにも宿った欲情を冷ますには至らない。それどころかショーツだけが残された身体は淫らな熱に浮かされる一方だった。
「すごく綺麗だ」
「あまり……ご覧に、ならないで……」
「初めて会った時の君は僕を精霊の王子様だと思ってくれたみたいだけど、僕はただの人間の男だから……ずっと、こうしたいと思っていたよ」
まろび出た二つの柔らかなふくらみを、繊細なガラス細工を扱うように手の中に包み込み、アレクシスはやわやわと揉みしだきはじめた。細くしなやかな指が肌に吸いつき、それだけで本来は二人で一つの存在だったような気がして来る。
ただ触れ合う快さだけでなく、セレスティアナの身体は従順に官能を覚えはじめてもいた。
「あ……っ。ん、ぁ……、ん……」
愛撫に合わせて胸が不規則に揺れ、その先端が手のひらで甘く擦られるごとに硬く尖る。強い刺激なのに、どこかひどくもどかしい。
アレクシスが手の位置をずらせば先端がのぞいた。普段は淡い薄桃色をした小さな乳首が赤みを増して尖っている。親指の腹が触れた瞬間、甘やかな痺れが全身を駆け抜けた。色形を変えた両の乳首をふくらみに埋めるように押し潰されて吐息がもれる。そのまま円を描く動きで表面をなぞられると、触れられてもいない下腹部が切なさを訴えた。
「呼び名もすっかりよそよそしくなってしまって、ティアナはもう僕のことが嫌い? だから婚約も解消したくなったのかな」
「そんな言い方……ずるい、です……」
「どこがずるいの?」
セレスティアナは唇を噛んだ。アレクシスを嫌いになってないと分かっているくせに気持ちを聞こうとしている。
「傷になってしまうから、唇を噛んではだめだよ、ティアナ」
アレクシスはセレスティアナの両手首を拘束する手とは逆の腕で、その唇をなぞった。
優しい仕草に泣きたくなる。セレスティアナはいやいやとかぶりを振り、懇願を口にした。
「手首の拘束を、解いて下さい……」
「絶対に僕から逃げたりしないって約束してくれる?」
「逃げたりなんて」
「でもティアナは僕との婚約解消を望んでるみたいだから、僕が安心できるまでは絶対に離さないよ」
「安心、できるまで……?」
「うん」
心を探るように彼の目を見つめれば、奥底に何かを抱えているような気がした。
『僕が見えるの?』
初めて会った日のアレクシスの言葉を思い出す。
(わたくし……〝アレク様〟が見えるんだわ)
そう。そういうことだったのだ。
誰しもが認める王太子という公人の奥に隠されたアレクシス個人を、セレスティアナは見つけられる。セレスティアナだけが、見つけられるのだ。
「また僕の名前を呼んで、ティアナ。僕を見つけ出せるのは君だけなんだ」
「アレク、様」
懇願に抗えなくて彼の望むまま名前を呼ぶ。途端にアレクシスは破顔して見せた。
「ティアナ。……ティアナ」
セレスティアナの名前を呼ぶ焦がれるような声に奥底から熱が湧き上がる。
今まで、自分がアレクシスをいちばん深く知っていると思っていた。だけど全てを知っているわけではないと、当たり前のことすら気がついていなかった。それなら、もっと知りたいと思う。
「たとえ世界が滅ぼうと婚約解消なんて、絶対にしない」
アレクシスは額に口づけを一つ落とした。
普段はそこで終わりだ。でも今日は終わらなかった。アレクシスの手がまぶたを閉じるよう促す。おとなしく従えば唇が重なった。
「っ、ふ……」
初めての経験に唇から戸惑いの声がこぼれた。驚きに小さく開かれたその隙間から、熱くぬめったものが咥内に侵入して来る。反射的に身体が震えた。でも、拒絶する意図はない。どうしたらそれが伝わるか迷い、セレスティアナは自ら口を開いた。小さな舌が絡め取られ、吸われる。
アレクシスの舌を受け入れているのだと気がつけば胸が激しく高鳴った。
もっと強く深く触れたい。
抱きしめて欲しい。
抱きしめたい。
不慣れながらも応えれば叶う気がしてセレスティアナは懸命にアレクシスを受け入れた。
「ん……。ぅ……」
身動ぎに手が動くと、押さえつけられてしまう。
我慢しきれなくて唇を離した。その行動に至った理由をアレクシスにすぐさま伝える。
「ぎゅって、して……」
心が急いているせいでひどく短い、甘えた言葉になった。
「アレク、様」
すぐ応えてくれると思ったのにアレクシスは何もしてくれない。
後押しするようにさらにねだる。
「っ、ティアナ……!」
激しくかき抱くように抱き寄せられたかと思えば再び唇が重なった。
ようやく自由を取り戻した腕でアレクシスの首に縋りつく。お互いが求め合うまま舌を差し出した。濡れた水音を立てながら擦りつけては絡め、貪るような口づけに夢中になる。
「ん、ん……っ」
さらさらと流れる髪をかき分けてアレクシスの手が後頭部を支えた。頭を固定され、逃げ場を失ったセレスティアは口づけでどんどん高められて行く。呼吸に荒さが混じり、知らない熱が下腹部に渦巻きはじめているのが分かった。
「ぁ……」
抱き合って口づけを交わしたまま、アレクシスが身を起こす。不安定な体勢になって咄嗟に強くアレクシスにしがみついた。弾みで唇が離れるとアレクシスは公室の奥にある続き部屋に繋がるドアへ向かう。
「どちら、に……?」
「仮眠用の、ベッドに」
短く答えるアレクシスの声はどこか掠れていた。はしたない言葉で表現するなら欲情の色が垣間見える。ドアを開け、窓のない続き部屋に入るとアレクシスの魔力による淡い光が灯った。
室内に置かれたベッドは仮眠用を目的としている為に、飾り気こそないけれど大きなものだ。二人一緒に向き合って座る体勢でベッドに乗り上げ、アレクシスはセレスティアナの身を包むデイドレスの背中のボタンに指をかけた。ゆっくりと一つずつ外して行く。
「あ……」
セレスティアナは羞恥に身を捩って消え入りそうな声をあげた。デイドレスを身体から抜き取られ、真珠さながらに美しく輝くきめ細かな肌が露わになる。コルセットにショーツは上質な絹のなめらかな光沢を帯び、純白に彩られた無垢な姿がそこにあった。
アレクシスはなおも手を止めることなく、背中側でコルセットを締め上げる紐も緩めて胸から腰にかけてを覆うそれすらも取り払ってしまう。
横たえられると冷たいシーツが素肌に触れた。だけど、セレスティアナにも宿った欲情を冷ますには至らない。それどころかショーツだけが残された身体は淫らな熱に浮かされる一方だった。
「すごく綺麗だ」
「あまり……ご覧に、ならないで……」
「初めて会った時の君は僕を精霊の王子様だと思ってくれたみたいだけど、僕はただの人間の男だから……ずっと、こうしたいと思っていたよ」
まろび出た二つの柔らかなふくらみを、繊細なガラス細工を扱うように手の中に包み込み、アレクシスはやわやわと揉みしだきはじめた。細くしなやかな指が肌に吸いつき、それだけで本来は二人で一つの存在だったような気がして来る。
ただ触れ合う快さだけでなく、セレスティアナの身体は従順に官能を覚えはじめてもいた。
「あ……っ。ん、ぁ……、ん……」
愛撫に合わせて胸が不規則に揺れ、その先端が手のひらで甘く擦られるごとに硬く尖る。強い刺激なのに、どこかひどくもどかしい。
アレクシスが手の位置をずらせば先端がのぞいた。普段は淡い薄桃色をした小さな乳首が赤みを増して尖っている。親指の腹が触れた瞬間、甘やかな痺れが全身を駆け抜けた。色形を変えた両の乳首をふくらみに埋めるように押し潰されて吐息がもれる。そのまま円を描く動きで表面をなぞられると、触れられてもいない下腹部が切なさを訴えた。
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