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前兆
深い繋がり ☆
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体重をかけないように覆い被さられ、下腹部に重い熱の存在を強く感じる。
本能による反応か、お腹の奥が切なく疼いた。ここに収めて欲しい。そう淫らにねだっている。
「今すぐには挿れないから、大丈夫だよ」
「……はい」
恥じらいながらも小さく頷くセレスティアナの肌を、鎖骨から下へとアレクシスの舌先がなぞった。下腹部に顔を埋められると腰が跳ねた。制止するよりも先に太ももの内側にアレクシスの手が差し込まれ、両足を大きく開かせる。そのまま膝裏を支えて閉じられないように固定した。
「ゃ、ぁ……っ」
濃密な甘い匂いが届く。これが情欲の匂いだと知った。アレクシスの愛撫に応えて溢れ、淫らに誘う、セレスティアナという花の匂いだ。
「とめどなく溢れるこの甘い蜜の一滴さえ、僕だけのものにしてしまいたい」
尖らせた舌で秘裂を下から上へと大きく舐められ、セレスティアナは腰を弾ませた。今まで存在をまともに意識すらしたことのない小さな蕾に大きな官能を与え、どこか知らない場所へ連れて行こうとしているようでもあった。
「も……しちゃ、だめ……っ」
余裕がなくて子供の頃のような口調になる。
でも甘えた懇願してもアレクシスは一向にやめてくれない。それどころか、セレスティアナが吸われることに弱いとすでに理解しているから蕾を口に含んで吸った。
「可愛いね。どんどん溢れて来る」
「や……。言わな、で……」
アレクシスの舌に舐られたり突かれる度にセレスティアナの中に官能のうねりが巻き起こる。呑み込まれまいと必死に耐えても、セレスティアナをあざ笑うかのようにうねりの激しさが増すばかりだった。
「あっ、ゃ……あぁ――っ!」
とうとう限界を超えてセレスティアナを波が攫う。溢れた蜜がお尻を伝ってシーツを濡らすのが分かった。
「ひぁ……!」
初めての絶頂に震える身体に鈍痛が走る。閉ざされた胎内を何かがこじ開けながら侵入して来ていた。先程見たアレクシスの屹立だろうか。でも、大きさも太さもまるで違う気がする。
「ティアナの中に入ってるのは僕の指だから、落ち着いて、ゆっくりと息を吸って」
「アレク、様の……ゆ、び……?」
「そう。分かる?」
セレスティアナはこくんと頷いた。
正確に言えば、指だとは分からないけれど入っていることは分かる。しなやかな指先はゆっくりと優しくセレスティアナの中を開いて行った。
指が奥まで差し込まれた。再びアレクシスの舌が蕾を捉えて舐る。不慣れな快楽に翻弄される身体の中を指が探った。軽く折り曲げた指が蕾の裏側辺りを甘く引っ掻くと、また知らない感覚がセレスティアナを貫く。
「ぁ、ふ……っ。こすら、な……で……。そこ……っ」
「ティアナ、気持ちいいの? ここ、擦られるの好き?」
「分から、な……。ぁ、ぁ……っ。ひぁ……!」
淫らな水音を立てながら胎内をかき混ぜる指に、頭の中までかき混ぜられているみたいだった。
お互いの名前と、好き、気持ち良い、だめ、それらの数少ない言葉だけを残し、その他の意味を成した言葉がどんどんセレスティアナの中から消えて行く。
「アレク……さ、ま……。だめ、だめなの……」
アレクシスの指を食む狭い蜜壺が少しずつ綻んで来ていた。
「ぁぅ……っ」
より柔らかく広げる為に指が増やされる。
圧迫感で苦しいけれど痛みはない。身体が、アレクシスを受け入れる為に従順な反応を示している。
「つらい?」
「だ、いじょ……です……。で、でも、そこ……」
「ここが好きみたいだね」
「ぁ……だ、め……。そんな、したら……ぁっ、あ……!」
こらえきれずにセレスティアナは背中をのけぞらせた。蜜壺が激しくうねり、収縮する。精を絞る動きだ。本能がそれを分かっている。
「ティアナ……。――もう君の中に、挿れたい」
「来て、下さ……アレク様……」
アレクシスは目を細め、軽く唇を舐めた。彼も無意識なのだろうか。らしからぬ粗野な仕草に胸が高鳴った。誰も知らずにいることをセレスティアナだけが知っている。その特別感に歓喜が満ちた。
「君は魔力を無効化してしまうから痛みを癒してあげられないけれど……それだけ僕を強く深く、刻みつけられるね」
「ふ……ぁ……っ」
剣呑な言葉を口にしながらアレクシスは腰を押し進めた。
そういえば閨授業でも聞いた覚えがあった。
初めては女性は痛みを伴うけれど、男性が治癒魔法をかけてくれるから心配はしなくていい、と。だけどセレスティアナはアレクシスの魔力であっても、治癒魔法を受けられないのだ。
恐怖や痛みを感じるのが嫌だからではなく、アレクシスの魔力を自分だけは感じられないことをひどく寂しく思った。
鈍い痛みは消えない。でも逆に、それを知るのはセレスティアナだけなのだ。
「純潔を捧げたから、ティアナは僕に嫁ぐしかなくなってしまったね。もっとも――最初からそれ以外の選択肢はなかったけど」
「ぁ、ぁ……!」
夢中でアレクシスの背中に両手を回した。
素肌の触れ合いに心ごと溶けてしまいそうになる。強く抱きしめ合うこと自体が初めてで、その初めてがいちばん強い結びつきになったことに歓喜が溢れる。なのにお互いにこの幸せな瞬間を手放そうとしていたのだ。
「ティアナ……。すごい。――気持ちいいよ」
情欲に掠れた声で耳元に囁かれると、無意識に腰を浮かせて押しつける。
「わた……し、も……。アレ、ク様……。ぁ……ん……」
痛みがあるのに気持ちいいのも嘘じゃなかった。熱杭に貫かれ、胎内を擦られる度に甘やかな多幸感と快楽が身も心も満たす。
「動いて、下さ……。あ……っ。わたくしは、も……ぁ、大丈夫だから……っ、ん……欲し……」
「ティアナ……」
アレクシスの動きが少しずつ速められた。揺さぶられる度、セレスティアナは水面に浮かぶ葉っぱさながらに快楽を漂う。抱きしめ合っているのにどこか不安定で怖かった。口づけを交わし、濡れた粘膜が刺激し合うことでもたらされる感覚を追いかける。
明るい部屋の中で肌を曝し、淫らな水音とセレスティアナの啼き声を響かせながらお互いを求める行為は、きっと許されざるものだ。だけど止められない。セレスティアナには欲する権利が与えられているから。
「あ、ぁっ、ぁ――!」
セレスティアナはひときわ切なげな啼き声をあげる。応えるように蜜壺が激しく引き絞られ、あけすけなまでに吐精を促してねだった。
欲しがるまま奥深くに熱い飛沫を受けて腰が弾む。
注いだ場所を確かめるようにその薄い腹部をゆっくりと指先で撫で、アレクシスは唇の端を上げて笑った。
「ティアナ、愛してるよ。僕のティアナ。君は僕だけのもので、僕の婚約者も君だけだ」
「わたくしも……愛して……ます……。アレク様……」
「絶対に手放したりはしない」
甘く低い囁きを陶然と聞きながらセレスティアナは目を閉じた。
セレスティアナの髪を愛おし気に撫で、アレクシスはその青い目に酷薄な色を宿す。
「僕のティアナを傷つける身の程知らずな者共には、そろそろ思い知らせてやらないとね」
本能による反応か、お腹の奥が切なく疼いた。ここに収めて欲しい。そう淫らにねだっている。
「今すぐには挿れないから、大丈夫だよ」
「……はい」
恥じらいながらも小さく頷くセレスティアナの肌を、鎖骨から下へとアレクシスの舌先がなぞった。下腹部に顔を埋められると腰が跳ねた。制止するよりも先に太ももの内側にアレクシスの手が差し込まれ、両足を大きく開かせる。そのまま膝裏を支えて閉じられないように固定した。
「ゃ、ぁ……っ」
濃密な甘い匂いが届く。これが情欲の匂いだと知った。アレクシスの愛撫に応えて溢れ、淫らに誘う、セレスティアナという花の匂いだ。
「とめどなく溢れるこの甘い蜜の一滴さえ、僕だけのものにしてしまいたい」
尖らせた舌で秘裂を下から上へと大きく舐められ、セレスティアナは腰を弾ませた。今まで存在をまともに意識すらしたことのない小さな蕾に大きな官能を与え、どこか知らない場所へ連れて行こうとしているようでもあった。
「も……しちゃ、だめ……っ」
余裕がなくて子供の頃のような口調になる。
でも甘えた懇願してもアレクシスは一向にやめてくれない。それどころか、セレスティアナが吸われることに弱いとすでに理解しているから蕾を口に含んで吸った。
「可愛いね。どんどん溢れて来る」
「や……。言わな、で……」
アレクシスの舌に舐られたり突かれる度にセレスティアナの中に官能のうねりが巻き起こる。呑み込まれまいと必死に耐えても、セレスティアナをあざ笑うかのようにうねりの激しさが増すばかりだった。
「あっ、ゃ……あぁ――っ!」
とうとう限界を超えてセレスティアナを波が攫う。溢れた蜜がお尻を伝ってシーツを濡らすのが分かった。
「ひぁ……!」
初めての絶頂に震える身体に鈍痛が走る。閉ざされた胎内を何かがこじ開けながら侵入して来ていた。先程見たアレクシスの屹立だろうか。でも、大きさも太さもまるで違う気がする。
「ティアナの中に入ってるのは僕の指だから、落ち着いて、ゆっくりと息を吸って」
「アレク、様の……ゆ、び……?」
「そう。分かる?」
セレスティアナはこくんと頷いた。
正確に言えば、指だとは分からないけれど入っていることは分かる。しなやかな指先はゆっくりと優しくセレスティアナの中を開いて行った。
指が奥まで差し込まれた。再びアレクシスの舌が蕾を捉えて舐る。不慣れな快楽に翻弄される身体の中を指が探った。軽く折り曲げた指が蕾の裏側辺りを甘く引っ掻くと、また知らない感覚がセレスティアナを貫く。
「ぁ、ふ……っ。こすら、な……で……。そこ……っ」
「ティアナ、気持ちいいの? ここ、擦られるの好き?」
「分から、な……。ぁ、ぁ……っ。ひぁ……!」
淫らな水音を立てながら胎内をかき混ぜる指に、頭の中までかき混ぜられているみたいだった。
お互いの名前と、好き、気持ち良い、だめ、それらの数少ない言葉だけを残し、その他の意味を成した言葉がどんどんセレスティアナの中から消えて行く。
「アレク……さ、ま……。だめ、だめなの……」
アレクシスの指を食む狭い蜜壺が少しずつ綻んで来ていた。
「ぁぅ……っ」
より柔らかく広げる為に指が増やされる。
圧迫感で苦しいけれど痛みはない。身体が、アレクシスを受け入れる為に従順な反応を示している。
「つらい?」
「だ、いじょ……です……。で、でも、そこ……」
「ここが好きみたいだね」
「ぁ……だ、め……。そんな、したら……ぁっ、あ……!」
こらえきれずにセレスティアナは背中をのけぞらせた。蜜壺が激しくうねり、収縮する。精を絞る動きだ。本能がそれを分かっている。
「ティアナ……。――もう君の中に、挿れたい」
「来て、下さ……アレク様……」
アレクシスは目を細め、軽く唇を舐めた。彼も無意識なのだろうか。らしからぬ粗野な仕草に胸が高鳴った。誰も知らずにいることをセレスティアナだけが知っている。その特別感に歓喜が満ちた。
「君は魔力を無効化してしまうから痛みを癒してあげられないけれど……それだけ僕を強く深く、刻みつけられるね」
「ふ……ぁ……っ」
剣呑な言葉を口にしながらアレクシスは腰を押し進めた。
そういえば閨授業でも聞いた覚えがあった。
初めては女性は痛みを伴うけれど、男性が治癒魔法をかけてくれるから心配はしなくていい、と。だけどセレスティアナはアレクシスの魔力であっても、治癒魔法を受けられないのだ。
恐怖や痛みを感じるのが嫌だからではなく、アレクシスの魔力を自分だけは感じられないことをひどく寂しく思った。
鈍い痛みは消えない。でも逆に、それを知るのはセレスティアナだけなのだ。
「純潔を捧げたから、ティアナは僕に嫁ぐしかなくなってしまったね。もっとも――最初からそれ以外の選択肢はなかったけど」
「ぁ、ぁ……!」
夢中でアレクシスの背中に両手を回した。
素肌の触れ合いに心ごと溶けてしまいそうになる。強く抱きしめ合うこと自体が初めてで、その初めてがいちばん強い結びつきになったことに歓喜が溢れる。なのにお互いにこの幸せな瞬間を手放そうとしていたのだ。
「ティアナ……。すごい。――気持ちいいよ」
情欲に掠れた声で耳元に囁かれると、無意識に腰を浮かせて押しつける。
「わた……し、も……。アレ、ク様……。ぁ……ん……」
痛みがあるのに気持ちいいのも嘘じゃなかった。熱杭に貫かれ、胎内を擦られる度に甘やかな多幸感と快楽が身も心も満たす。
「動いて、下さ……。あ……っ。わたくしは、も……ぁ、大丈夫だから……っ、ん……欲し……」
「ティアナ……」
アレクシスの動きが少しずつ速められた。揺さぶられる度、セレスティアナは水面に浮かぶ葉っぱさながらに快楽を漂う。抱きしめ合っているのにどこか不安定で怖かった。口づけを交わし、濡れた粘膜が刺激し合うことでもたらされる感覚を追いかける。
明るい部屋の中で肌を曝し、淫らな水音とセレスティアナの啼き声を響かせながらお互いを求める行為は、きっと許されざるものだ。だけど止められない。セレスティアナには欲する権利が与えられているから。
「あ、ぁっ、ぁ――!」
セレスティアナはひときわ切なげな啼き声をあげる。応えるように蜜壺が激しく引き絞られ、あけすけなまでに吐精を促してねだった。
欲しがるまま奥深くに熱い飛沫を受けて腰が弾む。
注いだ場所を確かめるようにその薄い腹部をゆっくりと指先で撫で、アレクシスは唇の端を上げて笑った。
「ティアナ、愛してるよ。僕のティアナ。君は僕だけのもので、僕の婚約者も君だけだ」
「わたくしも……愛して……ます……。アレク様……」
「絶対に手放したりはしない」
甘く低い囁きを陶然と聞きながらセレスティアナは目を閉じた。
セレスティアナの髪を愛おし気に撫で、アレクシスはその青い目に酷薄な色を宿す。
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